土曜日は3つの講座を受講した。
中でも吉角講師の海上講習、柴田講師の陸上講習は秀逸の内容であった。
元々このお二方は技術経験とも優れたシーカヤック界の現役指導者である。
普段はそれぞれ伊勢志摩、伊豆と九州からは遠方で指導をされているので、
九州のシーカヤッカーはなかなか指導を受けるチャンスがない。
こちらから習いに行けばベストだろうが、
なかなかそこまでシーカヤックにお金をつぎ込むことは
家族の理解もえられない方々が大半ではなかろうか。
そういった講師陣の指導が直接受けられる機会が持てるのがアカデミー
ならではである。
吉角講師の実技指導は本当に基本的なことなのだが、
パドルだけに頼らないシーカヤックのコントロールについて
わかりやすくポイントを押さえた実技の練習であった。
なんだか私のように長いことやっている者でも
基本の部分で消化しきれていないことが多々あることに気がついた。
画像は日曜日の会場実技指導の様子から
柴田講師のツーリング中の安全確保に関する講習もなかなか参考になった。
風・潮・波をいかに読むか?潜在的危険をどう考えるか?
師は腕も確かだが、知識も豊かであり、話もうまい。
期待通りであった。
アカデミーだからと言って勉強や講習ばかりではない。
シーカヤッカー同士の交流や友達作り、お遊びの要素もたくさんあった。
楽しくなくちゃ意味がないからね。
話題の4人艇コンコルドの試乗も楽しいお遊びだった。
サザレンメンバー3人に元レーシング選手のT先生を加えた4人で漕いでみたが、
驚異的なダッシュを感じた。4人艇でしか味わえない世界がそこにはありました。
