高山 優希(日ハム5位指名)投手 (大阪桐蔭出身)
蔵の入団前評価:☆☆ (中位指名級)
高校時代は、130キロ台中盤〜140キロ台前半ぐらいで、なんだか捉えどころのない投手でした。そうかと思ったら、突然150キロを出したりと、その力が一体何処にあるのか掴みづらかったです。それでも大型左腕だけに、ビシッとしてきたら面白いことになるかもと
☆☆ の中位指名級の評価をしたのを覚えています。
そんな高山投手ですが、1年目は一軍の登板なし。二軍でも、
5試合で僅か4回2/3イニング 0勝0敗0S 防 9.64 の成績にとどまります。
その登板の少なさは、1年間身体作りとフォーム固めに費やしたとのこと。特に大きな故障をして、実戦経験を積めなかったという情報は入っていません。
サンプルは少ないのですが成績を分析すると、4回2/3イニングで被安打4本と、被安打率87.0%と やや打たれ気味(サンプルが少なすぎますが)。四死球は8個で、イニングの倍近くであり、コントロールが定まっていなかったことがわかります。奪三振は3個で、1イニングあたり0.65個とまさに平均レベル。これではやはり、防御率が9点台になっても致し方ありません。
被安打や奪三振は、投球回数が少なすぎるのでなんとも言えません。しかし四死球は、少ないイニングだとはいえ、投球回数の倍近いのはまずいです。フォーム固めのため、まだ思いどうり投げられなかったということでしょうか。この辺は、2年目に向けて改善したいポイント。
こと高卒ルーキーとはいえ、ほとんど投げられなかった上に、成績もイマイチ。まだまだ良くなるとは思いますが、1年目としては残念な結果に終わったという感じがします。
蔵の印象:✕ (2年目は実戦経験を積みたい)

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