菊沢 竜佑(ヤクルト6位指名)投手 (相双リテック出身)
蔵の入団前評価:未確認
あんまり覚えていないのですが、立教大時代は時々神宮で投げていた投手。卒業後は、米独立リーグを経験したり、戻ってきて軟式のチームに所属していたという異色の経歴の持ち主。28歳とプロ入りも遅く、1年目からある程度戦力になって欲しい投手でした。
そんな菊沢投手の1年目は、
1軍で2試合で3イニングに登板し、0勝0敗0S 防 6.00 と即戦力の期待には応えられず。
二軍でも、31試合 3勝4敗0S 防 7.09 という成績に。
成績をもう少し詳しくみてみると、39回1/3イニングで被安打は48本、被安打率は122.1%とイニングを遥かに上回っています。これでは、防御率も7点台なのは致し方ないでしょう。
四死球は22個で、四死球率は 56.0% 。いつもいうように、四死球の目安は投球回数の1/3以下。そういった意味では、かなりコントロールもアバウトだったことがわかる。奪三振は25個で、1イニングあたり0.64個と平均的。とくに、二軍の打者を抑え込むほどの決め手があるわけではなさそうだ。
すべてのファクターでかなり厳しい数字が並んでおり、年齢も考えると2年目に何処まで上積みが見込めるだろうか? こと即戦力が望まれた選手だけに、残念な1年だったと評価せざるえないだろう。
蔵の印象:✕ (今年が最後の覚悟で)

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