などと気軽な世迷い言を言っていた日が懐かしい。
先週は暑さと仕事量の多さと無能重役の暴走のせいで心底草臥れ果てた。
初心取り戻すべきと、何年も前に作った倉庫ソングを思い出してみたら、長ったらしいがメロディはそれっぽくてよくできた曲だった。
にしても、あの頃は完全に特殊な萌え仕草だと思って半笑いで眺めていた他人の動作を、気づくと自分もやってることにびっくりだ。人が引いてるハンドリフトやパレットや動いてるコーターを見るとつい飛び乗る。そして肩につかまって移動する。仔犬の乗った木の押し車みたいに思ってたのに。
7月20日前後で、倉庫で働き始めて丸4年経ったことになる。
ずいぶん成長もしたが磨耗もした。
働く時間と日数が増えると、週末が本当に輝いて感じる。
そして先の週末はもうね、ものすごい輝きを放っていた。うーふーふーふーふーふー(ドラえもん笑い)。
買っちゃった。指輪。ココマコムーンという大変に狂っていてデコラティウ゛でかっちょいい指輪を作られる方がいる。まだお会いしたことはないが話に聞くだに面白そうな方だ。
その方の、「恐竜の卵」と名付けられた指輪を買ったのさ。1万3千円さ。ここ一番の思い切った買い物を、ぷらっとニヒル牛2に行ったはずなのにしてしまった。
そりゃもう、そりゃもうあんた。ぎらんぎらんでんがな。スワロフスキービーズのかがやき。金の爬虫類がまだらに光る卵を抱いている。さらにじゃらじゃらと細い鎖がいっぱい垂れてんの。
日頃ぎらぎらしたくてたまらないわたしに、この指輪は大変似合うのですね。わたしが指輪を見つけたというより、指輪がわたしを呼んだのですね。と豪語してはばからない感じにさせてくれるのですね。どう写真を撮っても実物の100分の1くらいにしょぼくなってしまいそうなので文章だけで自慢します。
キヨシローもココマコムーンつけてるからな。リーベさんを差し置いてお揃いだぜ。うーふーふーふーふーふー。