変な時間に目が醒めて飯喰って。
宮沢章夫の2005年の作品『不在』に憑かれ続けているので、
作中の、利根川で死体が発見された日7月11日には、
これから1年生きようか死のうか考える日にしている。
来年7月11日までは死んでも生きると決めた。
『不在』というのは小説のタイトルで、
関連した作品として芝居の『トーキョー/不在/ハムレット』と、
映画『Be found dead 〜川〜』がある。
で、〜川〜を観て、死体発見のシーンで、
「あれなんでこんなにオフィーリアに似てるんだろう」と
今さら思ったら、ハムレットがテーマだったのだった。
芝居観てない&ハムレットよく知らないからわかんなかった。
そう、あのシーンはどうしたってオフィーリアに似せる必要があったのだろうな。
知らんけど、
北関東の17歳の女はあのような青い楚々としたワンピースは着ないだろうし、
川のあの辺にはあんなにうつくしく植物が繁っていない。
http://www.u-ench.com/fuji/tah.html
写真右下には無敵の観葉植物モンステラまでいるもんね。
ずっと、何故章夫ともあろう人が大切な死体シーンに
雰囲気重視の青いワンピース着せたり川に植物投げ込んだりするのか、
という違和感があってひっかかっていたのだが、
あそこはあのようでなくてはいけなかったのだ。
しまむらで買ったギャル服着て川に浮いてても、ハムレットだと誰も思わない。
確か章夫は「ハムレット不在のハムレット」をやる、ということと、
「天皇不在の天皇制」ということについて何か言っていた気がする。
作中で不在となっていたのは秋人というキタカンのワル(っぽいやつ)
だが、ハムレットを勉強したらもっと発見があるのだろう。
とにかく、あの違和感がどういうことなのかちょっとわかったので
すっきり。少し寝ます。
あああーーーっ!
8月3日の円盤ライヴの共演は、ホライズン山下山下宅配便、大橋裕之、たぐちさんのレコード寄席?でっす!!!
大橋さんが描いた円盤Tシャツ、すっげいかわいいよね!
買うべ買うべー(キタカン風に)。
で、エーツーいつもより長めに時間いただいたので、
4年に1回の「アノ日」にする予定。
オラオラオラオラ!観に来てください…