いっやあ!ガール7、いいすよ!!今日搬入に行って参りましたけどもねー、素晴らしくガチャガチャで毒っけがあって泣けてくるような作品群です。
ぜったい、適当なグループ展に出るよりガール7でやった方が輝く。
この展示を考えてくれたあるさんはすげーなー。わたしは素晴らしい作品に囲まれて、砂を吐くしじみのように貧しげな本をひっそりと(でもなく)置かせてもらいました。悪意と愛着と自意識に満ちた、無駄に何かを網羅した本です。「利根川通信」というタイトルです。 自分ではとてもいとおしい本になりました。買わなくてもいいからお店で読み耽ってくれたら幸せです。
たぶんこの本より、まとめ役の方が比重高かった気がする。蚤のオナラのようなリーダーシップを発揮することに恥ずかしさを感じて、適当なおちゃらけを連発してしまい、そのことにまた軽く凹むという。。ゲスな倉庫ノリのまま来ただけって話もあるけどな。
でもガール7に出会えてとても嬉しいよわたしは。
改めて紹介。
MIKIちゃん
すごくガーリーで、ビビッドで、ピリッとした緊張感のあるオブジェ、絵、ブローチ。うらやましいセンス。本人はポヨポヨしすぎなラブリーガール。
mamecoちゃん
エネルギーに満ち満ちた服たち。ぜひとも、本店のショーウィンドウと、ニヒル牛2の展示看板がわりの特製ブルマを見てください!単なる衣服を軽々と超えて、人の心をはばたかせる作品としてそこにあるから!
黒崎由梨さん
エッチングのような雰囲気のあるモノクロの絵。鉛筆とペンで描いているそうです。不安になるようなタッチに、ぐいぐい引き込まれます。
Facid.
フさんと呼んでいます。ドライかつハードな質感でいて、たまらなく繊細なアクセサリー。本物の羽根や天然石などが封じ込められている。情景、記憶、詩の断片を思わせる。男性にも人気が出そう。
サバーカイコーシュカ
栗原さん姉妹による布小物。ぶりぶりのラブリーではなく、絶妙なズレ感がスーパークールな刺繍のかずかず。ラプンツェルや赤ずきんの刺繍最高です。
姉妹のあいだでひっそり親密に交わされてる共通言語みたいのを垣間見る気がする。
内田るんちゃん
バンドイベントのオーガナイザーの、さすがの視線による架空レコードレーベル。アーティスト名もジャケットもレビューも全てでっちあげ。ちょうどいいユルさがリアリティを醸し出しています。ジャケットのコラージュセンスに、乙女心とパンク心が漂います。並べて見ているとたのしくなってきます。
そして当初の予定では2月24日までだった当展示ですが、アンコールとしましておっさん7と合同で一週間延期してやるそうですよ!
何か別のものも作って追加しようかしらん。
とりあえず〆切クリアってことで、バレンタインに気持ちをシフトチェンジします。
あとマクドナルド喰います。いやっほう!