YMOやべえ。何かの拍子にいきなりやたらめったら立体的にきこえてきた。初期のライヴ盤。中沢新一と細野晴臣の霊場をめぐる対談集『観光』の内容がわーっと曼陀羅になってたちあがる感じ。コンピュータはヒトの大脳を再現しようとしていて、テクノは比喩を使わずダイレクトに形而上の世界をあらわせるということや、日本列島の地図上で霊場をマークしていくと一本のラインになること、細野さんのスタンスは「完全に向こう側に行ってしまうのでなく、山に入って真言の髄のようなものに触れて里へ戻って音楽をやる」のだというようなこと、なぜ「イエロー」なのかということなど。
こう書くとある日神のお告げがきこえて新興宗教立ち上げちゃった人みたいだなー。頭狂ってきたのかしら。YMO教か。遅いよねー。
あのくらい才能があって、ああいう曲作れて音楽の在りように変質を起こせたらどんなにわくわくするだろう。クラフトワークはテクノを作った。よく知らないが、ブルースやフォークやロックの生成の仕方とはたぶんまったく違う突然変異的なやり方で。クラフトワークは偏執狂的なところがいいが、YMOの世界の見方をガラッと変えてしまうようなあの先鋭さに今は参っている。だからこそ長くやらないで散開したんだろうな。
つーかもしもベースが弾けたならYMOを弾くでしょう♪だ。ベースなのだ。かっこいいよう!曲名は一向に把握してないが。
もうひとつ感激したこと。赤いりんごを皮ごとジャムにすると胸がときめくほどかわいいピンクになる!!!知ってた?わたし知らなかった!食感もしゃりっとしたのが残っておいしい!
いつになく果物を買っている。完全にエバさんに影響されておる。りんごなど長野のばーちゃんから送ってきてもせいぜい一個食べるくらいだったのに、今年はもういくつも自分で買っている。親戚のうちから送ってくる巨峰も皮むきがめんどくってほとんど食べなかったのが、皮ごと食べればいいとわかり食べるようになった。皮はジャムにするといちばんおいしい部分になるんだなあ。りんごもスモモもそうだ。あと巨峰は日本酒飲みながら食べると特別おいしい!皮の渋みと日本酒が合う!でも巨峰も日本酒も高いから頻繁にはやれん。
ディルとイタリアンパセリの苗が虫の息。セリ科は難しい。。シソ科とアブラナ科は育てやすい、いいやつら。エアプランツを買った。ピンクの花穂?がついている。咲くかな。