次の総選挙がいつかは総理のみが決められるわけだけど、どっちにせよ、民主党が大敗するのは間違いがない。
では自民党が政権復帰なのか?ワタクシは、そう思っていた。いくら自民も民主も人気ないにせよ、小選挙区制は得票率30数パーセントで議席率70%が可能な制度だからだ。
ところが、多くの選挙記事を見ると、自民は第一党になるものの、公明党を加えても過半数に満たないという予測が多い。
ホントだろうか?そのわけは、大阪維新の会が関西を中心にかなりの議席を獲得するということを計算に入れているということらしい。
しかし、維新の会は今国会議員もいない、大阪府や大阪市を中心にした地方議会の会派にすぎない。ということは、政党助成金もないわけだし、資金はどこにあるのだろう?
大阪市長が個人的にそんなにたくさんのカネがあるわけはない。もちろん、個人的にはかなりの収入があるタレント弁護士だったわけだけど、一つの政党で国政選挙に挑戦するといったら、供託金を用意するだけでかなり膨大なカネが必要になる。
もし選挙になれば、まあ大阪や関西で候補者は立てられて、しかも市長が個人的に応援に入ればブームにはなるかもしれない。
しかし、全国的にかなりの数の候補を擁立なんてムリじゃないだろうか?
それとも、だれか某氏が個人的に資金を用立てるのだろうか?
どうも維新の会をダシにして、面白い話をしたてあげているだけのような気がしないではない。
まあ仮に、大阪維新の会を中心において政党連合みたいなものができて、自民で民主でもない勢力が固まり、それなりの議席が得られて、自民が公明と組んでも過半数が取れないとすれば、民主党の残骸と大連立が出来上がるわけか?
まあいずれにせよ、日本の将来はクラーイとしか言いようがないけどね。

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