アタシは、安倍政権のアキレス腱はアメリカだと感じていた。第一次安倍内閣のときも、アメリカ議会から従軍慰安婦問題で批判が出たことがあったからだ。
案の定、議会資料で安倍はとんでもない右翼政治家呼ばわりされることになった。それ以前に、オバマ大統領との会談も先延ばしにされ、共同記者会見も拒否された。尖閣問題でも、とにかく中国との間に余計なトラブルを起こしてくれるなということで、敬遠されている。
しかしながら、維新の会の代表である橋下サンがこともあろうに従軍慰安婦問題でコケるとは予想外だった。しかも、橋下サンのおかげでなんとなく安倍サンがまともに見えてしまう展開になっているんだから不思議だ。
自民党の中からは、あんなヤツと俺たちを一緒にするなみたいな言い方をされている。
参院選の前に都議選がある。その結果をみないとなんともいえないだろうが、おそらく維新の会は大敗する見通しだという。
そして、それがそのまま参院選の結果につながる可能性が高い。参院選はたとえ自民が大勝しても、公明党が消極的のままでは、憲法改正の3分の2を確保するのは難しいだろうと思われる。
なんだか暗闇に明かりが見えてきた感じか。まあ油断は禁物。この際、憲法改正を望まない人々は、ハシモトさんは徹底的に叩いて政治的に再起不能に陥らせるべきだろう。
まあしかしながら、これでますます日本の政治家は、アメリカの虎の尾を踏むことを恐れるようになるのかなあ。

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