なぜリベラル派は退潮しているのか、という問いかけがよく聴かれる。
しかしながら、ワタクシは自分がリベラル派であるというなら、その「リベラル」という言葉を何とかしてくれという気持ちがある。少し前までは、保守か革新かという色分けがなされていたけれど、ワタクシは「革新」という言葉にも少々抵抗があった。
憲法改正には反対するのがリベラル派であり革新だとするなら、まあ確かにリベラルで革新なのかもしれない。
しかし、革新という言葉は戦後は社会党や共産党の支持者を指すようになったけれど、アレは戦前は「革新官僚」とかいう言葉として使われたんじゃないだろうか。だからなんだかひっかかるものがあるのだ。
逆に昨今言われるリベラルとは、英語的なリベラリズムと何か違う気がする。もっとも、英語のリベラルは必ずしもいい感じに使われてはいないように思われる。ましてネオ・リベラルなんぞは・・・。
アタクシの政治的・思想的立場はじゃあなんだろうかといえば、西欧的社会民主主義に近いかも。そして、やや緑の党的でもある。つまり、社民主義と緑の中間ぐらいなのでありましょうね。少なくとも、リベラルじゃないよ。

0