かつては新宿から西側に向けて都市化が進んだ。
しかし例えば京王線や小田急線の多摩ニュータウンは、いまでは住民の高齢化が問題になっている。
資産家の高齢者は、かつては東京西部の住宅地に家を構えたが、今では中央区、葛飾区などのかつての湾岸地域の高層マンションなどに転居している。
東京の住宅開発は、いつのまにか西でなく、東方面の再開発地域に進んでいる。
とはいうものの、あくまでも高齢者の中の資産家、富裕層の話であるから、数としてはそれほど多くはない。
だが、金額からすればバカにならないものになるだろう。
まあ、いずれにせよ地方都市のみならず、東京もどこへ行っても老人ばかりの社会になっている。

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