ヒラリー・クリントンとドナルド・トランプのどちらかを選べというのは、イシハラの息子と松原仁のどちらかを選べという東京の某小選挙区の有権者の気持に近いのかもしれない。「鼻をつまんで、よりましなほうを選べ」とはいうものの、苦痛以外の何者でもない。
共和党の重鎮といわれる人々が、今回ばかりは民主党のクリントンに投票すると公言している。
こうなると、もしかしてこれは共和党による民主党乗っ取り作戦の一環なのかもしれない、などと妄想が膨らむ。
経済成長というおいしい「エサ」のない民主主義は、結局のところ、炉心溶融を起こして一つになってしまうということなのかもしれない。

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