垂直ジェッターＣＨＩＫＥＮ！ＭＥＭＯ

ー街に音が流れる。
凄いこっぱやい時間から飲んじゃって９時前に解散した。おいおい早くねーとコーヒーショップに寄る事にした。
耳に音。窓の外に人の流れ。
「−音が流れてる…」とふと思った。
映画みたいだ。
ここは地下。天井が低い。
あ、おんなじスカジャン着てる少年。
背広のおっさん。
外国のオンナ。
背の低いカップル。
向かいの店の通用口からオンナが出てくる。
開けたドアの向こうが暗い。店じまいだ。
気づけばここも店員さんが掃除を始めてる。
さあて、帰るとするか。
ふと窓の外、ひとりニコニコしながら歩く女の子。
なんかあったな、と自分もニヤニヤ思う夜の街。