なんだかさぁ、ライジングぼけで糞ずまりになり、
いよいよたまらん気持ちとなる。
さらに野中広務の差別の本読み、泣く。
そして困り果て胸苦しく
だめだ、このままでは
よし、映画だ。

大好きなトモロヲ作品ということで。
私の小学生の頃、ちょうど青春はブームだった。
森田健作やら村野武範の頃だ。
青春青春と、青春っていうものが何なのかも知らん小学生も
テレビドラマにモロやられた。
なんかわけわからんが憧れ、高校生くらいになったら
なんかわからんがすごいことになると信じてた、ものだ。
その憧れの対象のかたがたの時代の青春、という感じ。
ディランなんかをリアルに感じるっつー。
けど、結局は時代のズレはそう関係なく思いはいつもみんな大差ないんだなー、と。
やっぱ学生時代は文科系はヘタレくさく、だったらヤンキーの方がまだ何かすっきりとしたものがある気がしてたのは事実だ。
ほんと、モヤモヤだった。
変わりたいとも思ってたし
まねして悪ぶってみたりもしたけど、なんか中途半端で。
・・・いまもかわらんが・・・
そんな感じ、だから見たいと思ったのかもしれないが。
けど、このイヌ君はベロっと変わったんだ。
人間、ひょんなことから変われるんだよな。
コイツ、気づいて、顔つき変わったもん。
唐突なほど、歌、変わり、
キター!て感じ。
そこんとこがいい、映画だった。
見てよかった。出てる人みんなイイ。
なによりラスト、「どうしようかな」村八分の曲。
もしかしてコレ聞くために行った気もする。
ディランもじっくり聞きたくなった。
持ってるんだけどレコードで、
もらったんだけどその頃マジ聞きしなかった。
かっこ悪いかっこよさがロックだぜ、ということ。
なんかいい。
見てよかったー。
気分良くなりジーパン衝動買いしたら
それにおまけについてた日本手ぬぐいに
「色即是空」の文字
おおー。

0