私の
前回の記事について、
木村貴氏が反論してきた。
正直言って、あえて突っ込みを入れる必要も無いなとは思うんだけど、一応突っ込みを入れておきます。
政治と道徳とは別物であると同時に、分かちがたく結びついてゐる。
これは後付けだね。
こういう事はもっと前から言っておくべきだった。今ごろになって姑息に軌道修正するのはみっともないと思う。後からだったら何とでも言える。
さて私の親なり妻なり子なりがAと云ふ責任能力ある人間から虐殺されたとして、私が報復の爲に、自ら、或いは現實的には國家と云ふ代理人を通じ、Aを殺す事は、道徳的に是認されるべきか。當然是認されるべきであらう。
「國家と云ふ代理人を通じ、Aを殺す事」というのは死刑執行の事なんだろうけど、死刑制度だって木村的道徳論を敷衍すれば、死刑執行人は、国家に命令されて嫌々囚人を処刑するわけだから、「自由意思」は無いということになり、つまりは「没道徳的」だということになると思うのだが。
政治と道徳の関係については、前回書いたので今回は書かない。
あともう一人私を批判している人がいるようだけど、相手にする値打ちも無いと思われるので無視することにする。

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