2007/2/16

マリーアントワネットの愛した香り  香りの癒し部屋

先日映画「マリーアントワネット」を見てきました。
感想を書くと違う話になるので、
「映像を楽しむ映画」とだけ書いておきましょう(笑)
さてさてそういうわけで今回は
ベルサイユ宮殿を飾った香りのお話です。

フランスの香りの歴史
フランスルイ王朝の国王ルイ14世は香料好きで知られ
「かつて見た中でも最も芳しい帝王」と書き記されているほどです。
国王は自ら用いる香料を調香するために
特に許されたものしか入れない「王の私室」に、
専属の調香師を迎え入れてたそうです。
続くルイ15世の宮廷は「芳香宮」と呼ばれ、
宮廷サロンに集う人は毎日異なる香料を使うのが習慣となっていました。

この時代の香りの商品
香水、オーデコロン、におい手袋、白檀で作られた匂い扇子、
ジャスミン、チュベローズ、ヒヤシンス、
カーネーションの香りをラードに吸い取らせたポマードやポプリなどがありました。


ロココの三代美女
「英雄色を好む」と言いますが、
18世紀のベルサイユと言うのはまさにハレンチ天国。
18世紀のフランスで産まれたロココ様式は、
ルイ15世の愛妾ポンパドール婦人、
ベルバラでもお馴染みのデュ・バリ伯爵夫人、
ルイ16世の王妃マリーアントワネットの
三貴婦人の趣味に負う所が大きいとされています。
「国王の寵愛を受けた」…言葉は綺麗な風ですが、
早い話がフランス王妃マリーアントワネット以外の二人は愛人ですから、
国王もやりたい放題の羨ましい時代だったんですねー。
ロココ様式全盛のベルサイユ宮殿は、
優雅で繊細な美を身上とし、
ドレスは明るい色合いの絹が好まれ、おしゃれを楽しみ、
毎日違う香りの香水を愛用した貴婦人達の芳香で満ちていました。

●ポンパドール婦人(1721〜1764)
美術品への優れた審美眼を持ち、芸術家達を援助する。
麝香の香りでルイ15世の心をとらえた熱心な香水の愛好家で、
彼女の力によってグラース(香りの街と呼ばれる南仏)の手袋と香水は多いに発展し、産業と言えるほどになった。


●デュ・バリ婦人(1743〜1793)
恵まれた美貌と肢体で伯爵夫人にのし上がり
ベルサイユ宮殿に出入りするようになった。
龍涎香(リュウゼンコウ)の香りでルイ15世を魅了し王の寵妃となる。


●マリーアントワネット(1755〜1793)
彼女が嫁いだ頃のフランス宮廷は貴族文化の絶頂期にあり、
マリー・アントワネットは、
当時のヨーロッパ貴族が愛用していたムスク動物系香料を混ぜた非常に濃厚な香り
(単品で使うとむしろ悪臭)よりも、
花やハーブなどの植物系香料から作られる軽やかな香りの現代の香水に近い物を愛用し、
貴族たちの間でも流行した。
入浴の習慣がなかったフランスにその習慣を広めたのもマリーアントワネットで、
バラバイオレットの香りを愛し、これを自分の香りと決めていました。


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