私は、カウンセリングを一緒に勉強していたある方から、
「私は私」
ってまゆまゆさんは書いてるけど、ブログで色んな事書いているのは
「実は、心からはそうは思いきれていないんじゃないの?」
と言われた事がありました。
その言葉を聞いて
「そんな事はないんだけど、ある意味あたっているかもしれないな」
と正直思いました。
「若かりし頃の大学時代を、不潔恐怖がない状態で5分でもいいから、過ごしてみたかった」
「みんなと同じようにサークル、アルバイト、デート、コンパ・・・と、みんなが当たり前にしている楽しみを味わいたかった。(手洗いと下痢に追われる日々だったので)」
「子供時代、子供らしい事をもっといっぱい経験したかった・・・・」
「家庭内暴力なんてない家庭で怯えずに生活したかった・・・・」
書き出したらきりがないくらい、昔は、こういった過去の事に対する思いに心が覆われて、何も踏み出せない自分がいました。
でも、今は
あまり、過去の事を思い返しても辛くないんですよね。いい思い出ではないんだけど、どちらかといえば、いい思い出の方に傾いた部分に、入っています。
ただね。矛盾する事だけど、上記とまったく相反する思いを持っているのも事実なんです。
辛くはなくなったし、
「過去の事は、もういいや」
なんだけど、でも、できたら
「当たり前に周りのみんなが過ごしている生活を、少しでも味わいたかったな」
というのは、私のもう一つの正直な気持ちなんですよね。
この気持ちは一生持ち続けるものだと思います。
人の心に相反する思いが存在するのは、不思議な事ではないですよね。
人の心なんて、スパッと両極端に割ることなんて出来ないと思うのです。
何かの拍子に、いろんな思いが沸き起こってくるのも、人間じゃないのかなぁ・・・・
そういった思いを正直にこれからも書いていきたいなと思っています。
カウンセラーも人間なので、みなさんとなんら変わりなく、日々色んな感情に襲われています。
ただ、カウンセラーとしての私が気をつけなければいけない事は、その私自身の「今ここ」での、心の状態に私自身がしっかりと気づいた上で、カウンセリングに向わなければいけないという事だと思います。

0