昨日 選挙へ行った話を書いたのですが、今日は私が 選挙権を初めて獲得した頃の話を書いてみたいと思います。
強迫性障害の症状が(OCD)が特に醜かったのは、私が 成人する前後の頃の事でした。
「成人」「二十歳」
自分が これらを迎えるにあたって私は、とても苦しい思いでいた事を覚えています。
今日から大人・・・と言われても、自分の毎日の生活は、大人どころか、人間らしさのかけらもない生活だ・・・とその時感じていたからです。
(あー ここで ´生活だったからです´ではなく、´感じていたからです。´という書き方をしたのは、今の私の視点から見ると、強迫症状に追われる毎日でも、すごく頑張って生活していたなぁと、今なら思えるからです)
日常生活もままならない生活。幼稚園行くか行かない子でも、当たり前のように出来る事が、簡単に出来ない生活。
私は、この時、とても自分の事を卑下していたし、周りの青春を謳歌している子達を見ては、みじめな思いを味わっていました。
そんな中の、´選挙権の獲得´だったのです。
私この時 決めたんですよ。私には何もないって感じていたから、何か出来る事がある、という、´何か´が私は、欲しくてたまらなかったんだと思います。
「わたしは棄権しないぞ〜。何がなんでも投票して社会に参加するぞー」ってね。
どこかに行こうとすると、何か始めようとすると、下痢に繋がり、それが不潔恐怖の症状へと繋がっていく・・・・・
当時はこんな感じだったですから、 当然投票所へ行くにも、何度もトイレに駆け込んだり、投票先で ´下痢になったらどうしよう´ という 恐怖が常について回り、投票しに行くには、相当の気持ちの奮い立たしが 必要だったんですよね。
あーでも、下痢の症状は、私の場合現地へ行ってしまえば、(出かけるという一番の恐怖を通り過ぎれば)比較的落ち着いていく・・・。
この事を 普段の自分の行動体験から 知っていたとこがあるので、
´エイっやー´と 行動して行く時に、この体験は役に立ったし、どんどん自分の積み重ねになっていったとは、思います。
そして、いつもなんですが、やってみたり、行ってしまえば
「何だ 対したことないじゃない・・・」
そう感じる事が 多い事も 体験的に知っていましたから、これは、次への行動に いつも繋がりましたね。
なんだか、選挙権の獲得の話と いうか、ちょっと 違う話になりましたね。
そういえば^^ 昨日開票速報みながら、 民主の鳩山さんの事を (余計なお世話で)考えてしまいました。
鳩山さんの事というか、私の事なんだけれど・・・・(^◇^)
もし 私が鳩山さんだったとしたら (総理というものが 現実になり・・・・)
「えー? そういえば、ひょっとし 自分が 総理大臣??? わーわーわー 荷が重すぎて、嫌だぁ どうしよう〜 (ー_ー)!!」
て、なりそうだなぁと 思ったんです(^.^;;;; 言う方や追う方は楽だけど、言われる方は 大変だものね。(だから 私は政治家にはなりません(冷汗))
でも、民主さんには、景気回復 期待します(`´)。
あっ 話は 戻しますが、私ね、はじめて投票に行った時、 毎日新聞だったかな?に
出口調査をされたんですよ。
簡単に質問に答えるだけなのだけど、当時の自分は最低な人間と 卑下する状況下では、こんなささいな経験は、小さな嬉しさを感じさせてくれ、とても小さなものだけど、満足感も味わえた事を覚えています。
あっ でも同時に、
「なんだ これぐらいのことで、こんな大変な思いするなんて・・・」
そんな思いも 持っていたのは 事実なのですが、小さな満足感だったとしても 積み重ねって大事なんだろうなぁって、 今になったら 思います。
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