私の近所での話なのだけど、 何の障害かわからないのだけど、たぶん 知的障害の方なのかな?と 思われる お嬢さんが いらっしゃいます。
彼女は、家の前によく出ておられるのですが、 私は最初 全然関心がなかったので、ただただ前を 素通りするだけだったのです。でも
何度が 前を通るうち彼女の方が 私の顔を 覚えてくださったみたいなのです。
通るたびに、
「あーこんにちは〜」
「やーやー」
って感じに 満面の笑顔で、´また会えたね〜´って感じに表現してくれるようになり、
たまたま 違う道で 見た時には、
「おーー」
って 感じに、 ´こんなとこでも会えたね´びっくり〜 という思いを、私に表現してくださいました。
毎回の、彼女のその表情・しぐさに、
恥ずかしがり屋なため、^^普段どうしても無愛想になりがちな私も、自然に頬が 緩むようになり、
前を通る時には、
´また会えるかな?´
そんな期待を持ち、歩くようになっていました。また
「なんか雰囲気が心地いい、 彼女の事 なんとなく 好きだなぁ」
そんな思いもいつしか芽生えていました。
毎日 社会で生活していると、
完璧にしないと・・・
人の期待に応えて行かないと・・・
評価してもらえる、何かを成し遂げないと・・・
と言う風に、 何かをしていかないと、
人から、認めてもらえない、・・受け入れてもらえないと考えがちで、 社会的評価を重要視しがちな面がありますよね。
だけど、なんか 彼女を見ていると、そうじゃないんだなぁと いうことが 思いだされます。
人の印象って、
何かを完璧に受け答えする事ではなく、
その方の体全体から かもしだされる表情、雰囲気、 で決まっていくんだなぁ、て彼女との出会いで、あらためて確認した感じです。
彼女のあいさつは、一般社会でただ形式的にしているあいさつとは、違う温かさを感じるんですよね〜。
ここまで書いて思い出したのですが、
強迫性障害に苦しみ、 必死で大学に通っていた頃、
正門前に常駐されている 警備員さんに いつも 心をなごまされる思いになっていた経験を 思いだしました。
他の警備員さんは 無表情なのですが、この方だけは 一人一人に対して、
めいいっぱいの、笑顔 あいさつで 応えてくださり、いつも心地いい思いを私は感じていました。
症状のため、ギリギリの思いで、 辿りいた時や、授業を終えた時、 彼の温かい雰囲気は、私の癒しになりました。
まゆまゆのカウンセリングルーム/相談室
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