2013/8/16  23:48

タゴ事件発覚から18周年・・・地方自治体史上最高額の横領事件に安中市民はどう対処したか(会報17号)  安中市土地開発公社事件クロニクル


■会報17号は平成7年10月10日に発行されました。このころになると、市役所も市議会も、そして群馬銀行もいよいよ緊張感が増してきました。安中市は同年10月10日にタゴ事件に関する臨時広報2号を発行し、その中で、それまで市民には負担が掛からないと強弁していましたが、とうとう「市に負担が生じることも考えられます」と前言を翻す記事を掲載しました。
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 会報17号の内容は次のとおりです。

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■市政をただす安中市民の会  会報17号(上)
連絡事務所TEL/FAX:81-0364 平成7年10月10日発行

群銀が一部受取拒否!公社による正規借入分利子支払

群銀から公社理事長宛に9月22日付「ご融資金の利払い日到来についてのご案内」として不正借入分も含んだ融資残高47億6569万6千円の利息9366万4664円の支払い期限が10月2日に来た。
■群銀からの案内によると、このうち偽造口座開設後の平成2年度以前分の融資残高は42億8926万3千円で利息が8410万9901円。平成2年度以前分の蔽資残高は4億7643万3千円で、利息は955万4763円となっている。
■一方、土地開発公社の決算上では、群銀からの借金残高は10億1690万4千円であり、これに対する支払い利息は1851万4920円となっているらしい。従って、群銀と公社との間には融資残高で37億4879万2千円の差があり、利息額で7414万9744円の差がある。
■公社は10月2日に公社の帳簿に基づき上記の1851万4920円を群銀に支払おうとし、多胡被告の不正借り入れ分の利息7414万9744円は支払わなかった。
■ところが群銀が受取ったのは、公社と群銀双方で貸出し残高と借入れ残高が一致する約1400万円だけ。群銀は金額の合わない残りの約500万円の受取を拒否。公社側は受取拒否された分を前橋地力法務局の頴碍支局に供託した。
■群銀は請求した利息と、実際に支払いのあった金額の差額分について近日中に督促状を送付する一方で、遅延損害金14%は請求しない方針と言われている。
■以上の経過から公社が帳簿に基づく正規借入残高分と考えて払った利息が、個々の金銭消費貸借契約について群銀側の帳簿にある貸出残高と一致していないことが判明。これにより公社の表帳簿自体にも疑問があることが露呈。今後の成りゆきが注目される。

「市に負担が生じます」!臨時広報2号の今さらナンダ

安中市は10日付けの広報あんなか10月号と共に、臨時広報2号を発行した。市を揺るがせる大事件をなぜ広報あんなかに一緒に掲載しないのか理解に苦しむところだが、6月25日に発行された臨時広報に続いて、ほぼ100日ぶりの市からの情報提供ということで内容について関心が集まっている。7日の各紙も、臨時広報2号で「市に負担が生じることも考えられます」と市がこれまでの見解をいともあっさり修正したことを報じた。
■当会でも早速入手し、内容を見てみたが、全てこれまでに当会が各地区の市民報告集会や会報で説明や指摘をしてきたものばかり。目新しい箇所はひとつもなく、当会の会報が市役所内部にまで浸透していることがこれで証明された。
■当会が懸念するのは、市側がこの大事件の深刻さと重大性の本質を市民に知らせようとせず、今回の臨時広報2号でもアイマイ表現に終始している点。「市に負担が生じることも考えられます」などと悠長なことを言っててよいのだろうか?事態を正確にとらえるなら「市に負担が生じます」と書くべきではないのか?
■また、犯行の手口について、偽造と変造の手口を紹介しているが、手口2の変造で「金壱千五百五万四千円也」に漢数字を書き加え「金弐億壱千五百五万四千円也」とある、ここで、なぜ「弐億」の字が極端に小さいのか?「金」と「壱」の字の間隔が、漢数字を書き加えた方がなぜ広がっているのか?市民は理解に苦しむばかりだ。

泰山鳴動してネズミ1匹!10月の市役所人事処分

事件に関連して、市や公社の人事管理のズサンさが指摘されている、市は10月1日付で犯人の上司らを異動させたが、これでは市民の批判をかわしきれないとみて、犯人の直接の上司だった公社事務局長と同次長を2ケ月間10分の1の減給にする懲戒処分を行った。あわせて、関係職員も1日付で処分を受けた。
処分の対象者は、多胡被告が犯行を始めた1982年以降の上司9名、関係職員8名の計17名。処分の内訳は懲戒処分8名、文書での厳重注意が9名となっている。役職の内訳は部長級4名、課長級9名、課長補佐級4名。これだけの大事件のわりには緩い処分と言わざるを得ない。民間なら懲戒免職や減俸、左遷など、とくに上層部に対してもっと厳しい処分が行われるのが通例。ここにも市のナアナア体質が読み取れる。
――――――――――市政をただすスローガン秀作集(9)――――――――――
この社会 あなたの税が 生きている ⇒ 多胡事件 あなたの税で シリぬぐい
――――――――――開かれた 見える政治を 市民の手で――――――――――

市役所3階ルポ 魑魅魍魎も脱帽! ドキュメント不信任提出

9月27日の市議会一般質問で殆どの議員が公社事件に対する市長責任を追及する態度に終始【詳しくは10月1日付会報号外】。なかには助役の固い辞意を受け、助役・収入役(病気入院中、辞意を固めているといわれ入院前に役所デスクの私物をひとつ残らず片付けていたという)と両翼をもがれた市長でどうする気か!と血も涙もない追及をした議員もいた。これに対し「助役が極力(辞任を)思いとどまってほしい」との小川市長の情けない答弁。
■須藤助役は「多胡被告への監督責任と市長を補佐できなかった責任を感
じた。9月20日の群銀とのトップ会談で事後処理への一応の道筋をつけた」ことで22日に一度市長に辞表を提出。ところが夕方市長から突き返され辞任は振り出しに。一般質問で突かれた助役は改めて議会閉会後の辞任を明言した。
■一般質問では殆どの議員が市長の管理責任、政治責任を厳しく追及。議会は急速に市長批判へと傾いた。市長の6月以来の頑なな「多胡個人の詐欺説」「市には損害はない説」等の論拠が群銀への利子支払期限を迎えて限界にきたのと、議員らが支持者から「議員は何してる」の批判を浴び、市議選を目前に控えて市長との心中か、保身かを考えた末の選択と考えられる。
■こうして議会最終日の前夜、「市長不信任案可決」への秒読み開始。保守系ベテラン議員を中心に不信任票の取り纏めが図られた。当初は市民クラブのベテラン議員が議場で提案説明に立つ手筈だった。議長を除く出席議員数23名の内18名の賛成がないと不信任案は可決されないが一時は可決確実というところまで票読みが進んだ。市長も「可決した場合には従う」との態度だった。
■しかしここからが小川市長の二枚腰の強さ。この夜どんな動きがあったのか知る由もないが、翌29日には9時開会の議会が大幅に遅れ、水面下の駆け引きが続いている事を窺わせた。非公式の席で市長側は議員に強力に働きかけ「事後処理の見通しが立った時期に自ら進退を決める」とし、10月中の辞任を想像させる発言まで加えて土俵に残った。一転これを辞任表明と善意に解釈する流れが支配的になり、広上議長らが「いま市長の首を取っても政治空白を招き混乱するだけ」などと説得した結果、新政会8名全員が不信任反対の意向を固めるなど不信任可決の目はなくなった。
■問題は不信任そのものの上程を潰そうとする動きがあったこと【議案提出には3名必要】。前日まで不信任提案者を確約していた保守系ベテラン議員さえもが「不信任は出ないだろう」と語ったところを見ると、態度を変えない共産党議員以外の同調者への切崩しが進んでいたものと思われる。

市民クラブ消滅!安中のルビコン川は渇れていた?

27日4時間遅れで午後1時に開会した最終議会。補正予算絡みの議決事項の消化と小西百条委長からの調査委中間報告の後、市長不信任決議案が長沢・原田・柳沢吉保・沢の4議員を提案名として提出された。冒頭長沢議員の提案理由説明に続き、議員3名が賛成・反対の各討論。
■不信任賛成の討論に立った原田議員は「度重なる多胡被告への人事異動計画にも市長が待ったをかけ、さらにエリート職員養成の自治大学校へ推薦したり、事件発覚後も百条委の調査へ横槍を入れるなど、市民の怒りと不信を招いた。損害はないとする頑なな態度に、助役の労で事後処理への道筋ができてきたのも事実。市への損害を最小限に食い止める為にも新市長がその任にあたるべき」とした。
■保守系市民クの柳沢吉保議員も市長の取組み姿勢を批判。市民の信頼は望めず市長不適格として賛成討論。
■あれれ?と思ったのは社会党山口議員の反対討論。一般質問では苛斂誅求をきわめる厳しい責任追及を見せただけに注目された。「償いは多胡が銀行にすることになった」【この真相は会報16号の通り】と市民に一部誤解を与えかねない発註や、一般質問での「一定の見通しができた時点で自身で身を退く」とした市長答弁を引用。「2期目を思いっきりやろうとした矢先の大事件」と同情を示し「市長にも人格と人権がある」とした上で「不信任案可決は議会の歴史に汚点を残す」とまで言及し、三役不在による市政への影響を考えたとはいえ、「断崖絶壁に立つ市長を指で押して奈落の底へ落としてよいものか」と結び不信任反対を表明。
■採択の結果、不信任提案者4名のみ賛成。反対19で否決。否決後市長は「不名誉極まりないが私の人徳のなさの結果」として口では反省しきり。
■前日迄は可決が支配的と見られていただけに、不信任潰しの議員懐柔工作は水面下ですこぶる活発だったようだ。市民クの某議員は「裏切られた」と憤慨。このシコリもあってか、所属議員による中傷ビラ事件前までは、議会最大会派9人の勢力を誇り市長を支えてきた名門(?)市民クラブも脱会者が相次ぎ、今期引退を表明している萩原岩次会長のみの二人会派となり消滅の見込み。
■一方「裏切られた」と憤慨の議員も、既に市民クを脱退した議員らで旗揚げした新会派に合流。一同11月の市議選を睨んで巻土重来を果たそうと躍起。まさに魑魅魍魎(チミモウリョウ)の世界。
■市長は進退について全員協議会の席上「事後処理の見通しが立った時期に辞職する」と発言。これを受けて議員らは「10月中の辞職と理解」し「11月の新年度予算編成には関わらないとの確証を得た」など手前味噌に言質を取ったことを強調。引換えにシコリの残る不信任を回避した。
■古代ローマの将軍シーザーが「もう後には引けない」覚悟で元老院への反逆を意味するルビコン川の渡河を決断した時、世界の歴史は大きく変わった。どうも安中のルビコン川は渇れていたらしく渡河したかどうか確認すらできない。
■これ迄の市長や議員らの動向を見ると、市長が三枚腰で土俵に残ることもあり得るという観測が捨てきれないがどうだろうか?

◎48億円事件とそれを許した市当局や市議会に関するあらゆる情報はTEL/FAX:81−0364へ!◎

■市政をただす安中市民の会  会報17号(下)
連絡事務所TEL/FAX:81-0364 平成7年10月10日発行

原市地区で開いてます!市民集会報告≪郷原東部集会所≫
■10月5日(木)原市の郷原東部集会所で報告会を開催。市民19名が参加。熱心な意見が沢山出た。
●ただす会のご苦労ぶりがよく解る説明会だ。我々市民も無関心なフリをしてたわけではない。やはり皆心配してる。今迄にこういう大問題に直面レなかったため市民もどうしてよいか分からないのだと思う。
●5〜10年間に亘って、不正な金が一人の者によって使われた。公共のために必要な金なら市民として犠牲になるが今回は違う。犯人ひとりの問題として考えるのではなく、5〜10年の間に犯人がまわりに散財した相手もいる筈。犯人の周りで酒を飲んだり一緒に連れ出したりした者らは、なぜ表に出て来ないのだろう?
●事件の責任を取り市三役がある程度減給したという。我々の世代は戦争当時から苦労した。国の為に税金を支払い大事をしてきた。薩摩芋の茎をかじったあの悲惨な生活も日本国民の為とあえて苦労してきた。この苦労を事件の穴埋めの為にさせられるのは絶対反対!事件で甘い汁を吸った人の財産は剥奪すべきだ!
●私は一主婦として無関心だった。代償の大きい事倅だが、教えられるものもあると感する。この機にマイナスをプラスに転化すべきだ。日常の行政に対して何をどうするか?そういう考えで仕事をしてくれる人を選ぶことが今度の選挙で絶対に必要。大事な1票を行使するのは私たち市民の義務であり責任だ!
●会報を配っているが誰も読まず、ゴミを配っている感じ。会報の字が読みにくい。先日新聞折込された新生安中のビラや共産党広報はちゃんと読める。ワープロの字が細かい。これでは情熱が実を結ばない!
●事件に絡んで吉田洋氏の話が巷で沢山出ている。ただす会はなぜかこの件に触れない。甘い汁を吸った人間こそ糾弾すべきだ。会報では犯人の家族が軽井沢で豪遊などと伝聞を載せている。真実は真実と言いながら、他人がもし(デマを)言えば告訴するぞ、というのがただす会の姿勢か![故吉田洋の件は市民良識に委ねる。会報は市政をただす市民の意見を伝え合う手段。情報と言論の場を持だない市民の耳目の役割を果たしたい]
●市会議員の中に何人も(事件)関係者がいるという噂を開いている。火のない所に煙は立たぬ。市民はそれを言わないだけ。言ってもどぅにもならないと思っているから。
●市民の代表の市議会がだらしない。事件直後6〜7月からもう立看板を出してる。真相解明が一番大事と思う。市長の集会に何回か行ったが、一部の人が「市長ばかり責めなくてもよかろう。道義的責任で真相解明はできない」などと言うのを聞いた。
■熱い討論が続く中、集会参加の山口繁市議から閉会寸前に次のような発言と意見表明があった。
●ただす会の説明はほぼ正しいが若干遣ぅ。例えば、公社理事長が市長だという決まりは定款にない。理事長は公社の理事の中から選出。
●市民からは負担を軽くするだけか?なぜゼロにしないのか!とお叱りを受けた。私も公社当事者として火の粉をかぶりながら、どうやっていいのか試行錯誤してきたが、(来る市議選には)市民の審判を仰いで当選する為の努力をする。
●百条委では市長は多胡と一緒にゴルフに行ったのかという質問も出た。事件の真相についてはある程度金の動かし方とか手法が分かってきた。刑事事件ではごまかした手法(詐欺)のみ問われるだけ。今後の公判でもこれ以上のことは出ないと思う。来年1月あたりに司法で刑事事件の裁断が下る。
●10月9日に群銀と公社と多胡の弁護士間で多胡の財産弁済等で調印する。弁護士同士で問題を詰めて、民事も進むかどうかわからぬが、群銀の裏口座や多胡名義の預金残高計約4億円が群銀に弁済されることになる。37億のうち7億が元金の返済に充てられており6億が裏口座で群銀が儲けた金利。これが民事でどう配分されるかだ。残りは多胡の使った22・4億円。これをどう減らすかだ。多胡の今ある地所は親の代から因縁ある場所だが、この他喫茶店など財産処分して群銀に受け取ってもらうことになる。
●9日に公社と群銀が調印すれば-一気に手続きが進むかも。民事になっても、裁判長の仲裁で和解の方向に進むと思う。9月20日に市長が群銀の頭取と会い互いに解決の方針を確認し合った。ケンカ別れという見解にはなっていない。市民のケガをいかに少なくするかだ。しかし犯罪として起きたから(被害)ゼロにはならぬ。どう克服してゼロにするのか?裏で秘密裡に仲裁したり政治的に案分することもありうるが我々の手は届かない。法の場で行くと思う。解決方法について、ただす会で何か名案があったら教えてくれ。
●不信任否決について、市長は全協の場で見通しがついたら辞めると言い、私はそれを信じ.た。あえて断崖絶壁から市長を突き落とすことはあるまいと判断した。4・7万市民が怒っているが感情でものを言わないでくれ。市長には管理責任、使用者責任、道義的責任があるが法的な罪状はない。人には人格がある。人道的人権的立場から不に任決議に反対した。
[市長や議員の人権を言うが市民の人権は誰が守るのか?市民の人権を守るのは議員の役目のはず]
―――10月は原市地区で座談会を開いてます★毎晩7事半から★ぜひお出かけ下さい!―――
10日(火)正善集会所(4区) 12日(木)八本木集会所(4区) 17日(火)並木団地集会所
19日(木)簗瀬集会所 24日(火)原市3区住民センター 26日(木)原市2区住民センター
―――――次回定例集会10月15日(日)午後7時半〜 於:安中公民館―――

◎この会報に対する賛否のご意見は、実名でお限励せください、紙面上の匿名は希望に応じます◎

市政をただす安中市民の会からのメッセージ

<安中市土地開発公社巨額詐欺事件について>
市政の歪が温床! ただすのは市民の権利と義務

 今年5月発覚した安中市土地開発公社巨額詐欺事件は、天下に安中の恥をさらし、市民は虚仮(こけ)にされている。本件は、多年にわたる市政の歪と、一職員の野望と、両相まって発生したもので、どちらか一方だけでは起き得なかった。事件のあらましは次のとおりである。

―――――これまでになく 空前絶後 これからもない―――――
 本来、市民に奉仕すべき市役所職員が、奉仕どころか市民を踏み台にし、自分が服務する開発公社理事長の公印を盗用し、安中市長を保証人とし、自分の野望(週1千万円規模の華美生活)のため、10年間に48億円をだまし取った。しかも、この職員は「有能」と評価され、同じ職務に15年間留まり、傍若無人に振る舞い、監査も機能しなかった。
―――――ことばでは 言語道断 現せない―――――
 市政の主体である市民には、これをただす権利と義務がある、

<市政をただす市民の会の目的>
市民の自覚で 市政をただす!

 市政の歪は天然現象ではなく人為である。歪ませた第一の責任は歴代市長にあり、第2の責任は市会議員と公社役員にある。第3の責任、というより根本的責任は、このような市長、議員を選んだ市民にある。
 しかし、市長は当初、私達の公開質問状に対する回答書(6月29目)に「“安中市政のひずみ”“ゆがんだ市政”との表現は、貴会独自の見解であり、遺憾の意を表明する」と結んで歪を認めなかった。
 議長もまた、議会の調査特別委員会の正副委員長と、ただす会の代表との対談に同席し「あなた方は、会報で議会(議員)はノーテンキと書いているが、その根拠を示せ;と迫った(9月4日)。
 ことばは多少品格を欠くが、これはマスコミが使った言葉で、市況感情にピッタリだ。議長は、行政を監視すべき議会が、歳費をもらいながら10年間も問題にしなかったノンキさ、無責任を自覚していないと言わざるを得ない。
 このように、市長、議員がその責任を回避しているとき、地方自治の主体である市民まで、わがことと考えず、考えても内にこもらせていたのでは、歪をただす糸口もない。
 私たちは、このような見地から、市民の自覚を訴えて立ち上がったのである。

<ただす会の活動>
真相解明・責任明確が 正常化の根底

 当市の現状を憂えて、いくつかの団体、個人が立ち上がった。目指すところは市政の正常化だが、その方法はそれぞれ異なって当然だ。私たちは、市政を正すためには、先ず、真相も究明し、責任の所在を明確にすることが前提だと考えている。それなくして、民主的な正常化はあり得ない。
 市民は、不祥事件の真相、原因、48億円の行方を質(ただ)したい。責任の所在を糾(ただ)したいと思っているが、それをただす力がない。唯一の頼みは議会の調査特別委員会(百条委員会)だが、9月29日、発表された報告書を見ると、「本件に関係する方を特定したり、不正金額がどこへ流れているか等は調査の対象とすることはできないわけでございます」とある。
 私たちの最も知りたい、責任の所在とお金の行く先は、調べられないという。
 責任の所在を明らかにしないということは、もし、仮に、事後処理が市民にのしかかった場合、手当をもらって職にあった責任ある者と、一般市民は平等に負担することになる。
 一職員の十余年にわたる豪遊のツケを、彼に給金を払っていた市民が支払うなど、絶対に承服できない。
 平成7年10月         市政をただす安中市民の会
                  事務局長 関口八郎
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【ひらく会情報部・タゴ51億円事件18周年記念調査班】

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