遥かなるジブチへの途(その2)  国内外からのトピックス


■2年9か月ぶりのジブチで、最初に驚かされたのは信号機の数でした。以前はジブチ市内には信号機が殆どありませんでした。記憶ではゼロだったと思います。ところが、今回ジブチ空港から市内に向かって走ってみると、まず空港の入り口のロータリー交差点(ランナバウト)を手始めに、宿泊ホテル脇の交差点に至るまで、交差点に全部LEDの信号機が設置されていたのです。
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宿泊ホテル脇の信号機。全て太陽電池で駆動している。日照に恵まれる酷暑の国にふさわしいシステムだ。


 ジブチ市内の交差点に交通信号機が突然現れたのは2011年8月ごろでした。それが、いまでは市内の十字路やT字路のいたるところにあるのです。もともと主要な交差点はロータリー式ですが、一か所のロータリー交差点に信号機がいくつも取り付けられています。

■これだけ短期間に信号機が普及した背景は、やはり自動車の増加です。信号機がこれだけ取り付けられていても、朝昼の出勤・退勤時間はやはり市内の中央部で渋滞が発生するほどです。

 歩行者用の信号機も付いていますが、青信号にならないものも沢山あります。最初は故障しているのかなと思いましたが、余りにも沢山の歩行者用信号機が青信号にならないので、「常に赤信号のつもりで、自分で左右の交通状況に十分気を付けて自己責任で道路を渡るように」という深い意味があると解釈することにしました。

 それにしても、わずか2年間で、運転する側もよく馴染めたと感心するばかりです。やはり最初は、「道路が空いているのになぜ赤信号で停止しなくちゃならないんだ」と思っていたドライバーたちも、次第に、信号機のおかげで、一定の時間がくれば、安全に先に進めるという利点を理解してきたに違いありません。

 なぜ、僅か2年間でこれほどジブチに車が増えたのでしょうか?それは、やはりこの国が海賊対策として世界各国からの支援を積極的に受けてきていることや、内陸国のエチオピアの唯一の玄関港として、物流拠点としての重要性がますます高まっていること、ドバイ資本の流入により、金融センターとしての拠点づくりが着々と進行していることなどが挙げられます。

【ひらく会情報部・ジブチ取材班・この項続く】
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タグ: ジブチ 信号機 ワジ



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