松井田との一体化の醸成はどこへ? 岡田市長の公約と現状  困ったちゃん岡田前市政

■岡田義弘候補が合併市長選挙を征して、初代の新安中市長に就任してから2年と2ヶ月が経過しました。選挙戦で岡田候補は、松井田町との一体化の醸成を重視するとして、松井田地区重視の姿勢を強調しておりましたが、当選後は、別人のような様変わりを見せています。
その一例として、岡田市長は、当選後2ヶ月あまり経過した時点で、群馬建設新聞のインタビューに対して、次のように答えています。なお、インタビュー内容は群馬建設新聞2006年7月7日付け紙面から引用しました。


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仮称・安中中央駅を新設、ほ場整備で新市街地形成

 旧松井田町との新設合併に伴う新安中市の市長選で、初代市長に当選した岡田義弘氏(67)。旧市長ら4氏との激しい選挙戦となったが、市民は市議・県議を通し議員31年の豊富な経験を支持、新市のかじ取りを託した。行政課題とされてきた多目的ホールの建設や住宅団地の建て替えなどは凍結を表明。その一方で、JR信越本線安中駅と磯部駅間に(仮称)安中中央駅を新設し、ここを南の玄関口として位置づけ新市の新たな市街地を形成していく考えを明らかにした。人口減や道路・下水道の整備、市街地の活性化など、これらの課題に対しどのような施策を展開するのか。ビジョンを聞いた。

【新市のかじ取りについて】
 「一番重要だし、大切な部分。それにはまず融和だと思っている。合併は合理化だから、市営施設の使用料が有料だったものが無料になれば合併の成果と言える。しかし、無料だったものが条例改正によって有料になってしまっている。これを無料に戻し市民の負担を減らすことが融和の第一歩」

【松井田町を含めたまちづくりを展開することになる。具体的な施策は】
 「都市計画決定されて区画整理事業を実施することが決まっているにも関わらず、一般住宅やアパートが建設されてしまっている安中土木事務所の西側から安中駅付近の広大な土地一帯をほ場整備する。宅地関連については区画整理はせず、農地を区画整理事業に準じるほ場整備を早急に実施していく。公有地を生みだし南・北口の駐車場、碁盤の目のように道路を整備するほか、安中駅と磯部駅間に(仮称)安中中央駅(同市安中)を建設し、新市街地を形成する。ここに企業などを誘致して、活性化を図る。ほ場整備にはまず地権者の同意が必要なので、担当部署に意向調査を支持している。今年度中に基礎調査を実施する。現在の中心市街地については、早急に空き店舗や空き地を調査し、県の補助制度を活用して市民の憩いの場としていきたい。振り返っていただけるような街並みを創出していく。これから退職を迎える首都圏を中心とした方々は自然回帰を望んでいるので、その受け皿を松井田町に整えていく。また、農地を譲り受けたり、市で整備したり、家庭菜園を楽しめるような仕組みをつくり、活性化を図っていきたい」

【西毛広域幹線道路に対する考えは】
 「東毛広域幹線道路は90%以上完成したが、残りの部分については何年かかるのかは分からない。県や市町村においても財政に余裕がない中、西毛広幹道も少しずつ整備が進められている。厳しい状況だが、安中市に関わる部分については精力的に県に要望していく。ただ、役所前の通りについては過去の背景から難しいところもあるので、市民の理解を得ながら話し合いを積極的に実施していく」

【合併して各地域に格差が生じるといった懸念の声もある。今後、住民参加の市政運営が重要になると思うが】
 「各地区で良い考えを持っている方々がたくさんいる。しかし、今までは各地区でそれらを話し合ったり提案する場がなかった。各行政区(102)に活性化委員会を組織して、その中から行政に提案してもらえるような形を創っていきたい。各行政区に例えば100万円を交付して、この中で様々な取り組みを実施できるようにする。6万4000人の英知を結集する土台を整えたい。これが、街を愛し誇れる第一歩になれば安いもの。こういう思い切ったことをしていかないと都市間競争で生き残れない。地域で眠っている知恵や考えを表に出し、どう活かしていくかが行政の役割だ」

【行政課題となっている新幹線安中榛名駅の周辺整備、住宅団地の建設などについて】
 「まず、多目的ホールの建設計画については一時期凍結し、新市街地の整備に比重をかけていく。原市団地、松井田町の渡戸団地建て替えなども凍結する。市営住宅を整備すると民間アパートを圧迫してしまうことになる」

【公共事業についての考え】
 「産業道路に匹敵するような事業については、引き続き継続していくが、財政状況を見ると新設道路は現時点で考えられる状況ではない。下水道は安中幹線をまずは促進し、磯部幹線を早急に着手したい。ただ、下水道が未整備となっている旧松井田町については、単独で実施することを検討していかなければならない」

【建設業界に望むことは】
 「事業量が激減するなかでこそ、さらに技術を磨いていただきたい。より良い芸術作品をつくるという意気込みで挑んでほしい。土木や建築事業は無限だと思う」
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■新聞記者から「松井田町を含めたまちづくりの具体的な施策は?」と質問されているのに、岡田市長の回答は、自分の牧草小屋(違法に選挙事務所として使用中)のある安中土木事務所の付近から安中駅付近の広大な土地一帯をほ場整備することで、頭がいっぱいらしい。また、岡田市長と親しかった51億円事件で身代わり逮捕された元職員が進めていた西毛広域幹線道路と、それに関係する安中駅と磯部駅間の(仮称)安中中央駅構想や、周辺の新市街地形成計画についても、復活を明言している。しかし、肝心の松井田地区への施策としては、「首都圏の退職者のために受け皿整備」「松井田町の渡戸団地建替凍結」「下水道未整備なので単独で実施」と言及したのみです。
岡田市長は選挙戦で各行政区に一律100万円の補助金を出すと公約しており、このときのインタビューでも公約を確認した形の発言をしていました。しかし、その後どうなったのか住民への説明が全くありません。公共事業等を進める場合の地区の同意書を書いてもらうために、各地区の代表区長らには、手厚い優遇を行っているのでしょうが、住民の意向はどうでもよいのかもしれません。
あるいは、岡田市長得意の台詞「そのような公約などした覚えがない」とおっしゃりたいのかも。

【ひらく会政策部】
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