只今縦覧中の安中市岩野谷地区3番目の廃棄物処分場計画・・・意見書には必ずページ総数を記載しよう  全国のサンパイ業者が注目!

■現在、安中市岩野谷の大谷地区の灌漑用ため池のすぐ上流に関東でも指折りの大規模なサンパイ最終処分場の設置が計画されています。滑ツ境資源によるこの大規模サンパイ計画は岩野谷地区にとって、サイボウ環境鰍フ一般廃棄物処分場、東邦亜鉛活タ中製錬所校内のサンパイ場に続いて3つ目の廃棄物最終処分場に当たります。この他、大谷地区では廃棄物中間処理施設もあり、さらに計画中のゴミ処分場がいくつも水面下でうごめいています。
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環境資源の大規模サンパイ場のイメージ図。浸出水は隣接する灌漑用ため池(右上に見える)に注ぎ込まれる。


 さて、岩野谷で3つ目の処分場となる可能性のある環境資源のサンパイ場は、平成25年10月22日付で、群馬県に、本申請となる設置許可申請が出され、平成26年6月17日(火)〜7月16日(水)までの1か月間の平日のみ県庁、高崎市台町の西武県民局、そして安中市の安中土木事務所の3か所で縦覧中です。そこで当会もさっそく内容を確認すべく県庁を訪れました。

 内容は「申請書」と「生活環境影響調査」の2分冊となっており、それぞれ約1000頁と500頁ほどの分量になります。
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縦覧中の申請書類一式。一部黒塗り個所あり。

■群馬県のホームページにも環境資源のサンパイ場の申請書の縦覧について掲載されています。

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http://www.gunma-sanpai.jp/gp04/002.htm
2−1 設置許可申請書を縦覧中の最終処分場
(設置許可申請書は県庁廃棄物・リサイクル課又は環境森林事務所若しくは環境事務所で閲覧できます)
事業者名:滑ツ境資源
種類:管理型
設置場所:安中市大谷字新山1259-2 ほか
許可申請書提出日:平成25年10月22日
埋め立てる廃棄物の種類:産業廃棄物:燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず、鉱さい、ばいじん、がれき類、13号廃棄物
縦覧期間:平成26年6月17日から平成26年7月16日まで
縦覧場所:廃棄物・リサイクル課(県庁16階南)027-226-2861、西部環境森林事務所(県高崎合同庁舎4階)027-323-5530、安中土木事務所
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業者の設置許可申請書。
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http://www.pref.gunma.jp/04/e1600109.html
産業廃棄物処理施設設置許可申請書を縦覧しています(6月17日から7月16日まで)
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律(昭和45年法律第137号)第15条第1項の規定による産業廃棄物処理施設設置の許可の申請があったので、同条第4項の規定により次のとおり告示し、当該申請書及び生活環境に及ぼす影響についての調査の結果を記載した書類を公衆の縦覧に供します。
 なお、この告示に係る廃棄物処理施設の設置に関し利害関係を有する者は、縦覧期間満了の日の翌日から起算して2週間を経過する日までに、群馬県知事に生活環境の保全上の見地からの意見書を提出することができます。
1 申請者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあってはその代表者の氏名
 群馬県安中市岩井310番地2  株式会社環境資源 代表取締役 鬼形忠雄
2 廃棄物処理施設の設置の場所
 群馬県安中市大谷字新山1259番2、外9筆
3 施設の種類
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行令(昭和46年政令第300号。以下「政令」という。)第7条第14号ハに規定する管理型最終処分場
4 処理する廃棄物の種類
 燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、紙くず、木くず、ゴムくず、金属くず、ガラスくず、コンクリートくず、陶磁器くず、鉱さい、がれき類、ばいじん及び政令第2条第13号に掲げる廃棄物
5 申請年月日
 平成25年10月22日
6 縦覧の場所
 群馬県環境森林部廃棄物・リサイクル課、群馬県西部環境森林事務所及び群馬県安中土木事務所
7 縦覧の期間
 平成26年6月17日から同年7月16日まで

生活環境保全上の見地からの意見書の提出について
1 意見書の記載事項
  意見書を提出する者の氏名又は名称及び住所並びに法人にあってはその代表者の氏名
  意見書を提出する対象事業の名称
  施設設置に関して利害関係を有する理由
  生活環境の保全上の見地からの意見
   ※なお、記載事項は日本語で記載すること。
2 意見書の提出方法及び提出先
  意見書は、持参又は郵送により次のいずれかの場所に提出することができる。
   群馬県前橋市大手町一丁目1−1 群馬県環境森林部廃棄物・リサイクル課
   群馬県高崎市台町4−3 群馬県西部環境森林事務所
3 意見書の提出期間
  平成26年7月30日まで
このページについてのお問い合わせ
環境森林部廃棄物・リサイクル課
〒371-8570 前橋市大手町1-1-1
電話 027-226-2861 FAX 027-223-7292
haikirisaka@pref.gunma.lg.jp
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■現在、申請書の内容について詳しく分析中ですが、ざっとみたところ、次の点がポイントとして挙げられます。 ←赤字は当会コメント

1.着工予定:平成26年2月10日 ←既に半年が経過しているが、あくまで予定なので適当に記載してあれば役所に文句は言われない。
  施用開始:平成28年4月1日 ←サイボウ環境処分場工期からすれば2年余りあれば可能か。
2.面積:30,794u
  埋立容量:144,924㎥
3.浸出水処理能力:200㎥/日
  浸出水処理施設から産出する汚泥は埋立地内で処分する。
4.滑ツ境資源の役員構成
  代表取締役 鬼形忠雄 ←安中市上後閑の不動産業者。
  専務取締役 角田 穣 ←群馬県環境局長OBの中島信義の懐刀として、サイボウ環境の処分場設置手続で文書偽造行使事件の火消しの立役者。
  取締役(常務) 石原正巳
  取締役   岡村譲二 ←静岡県静岡市清水区大内16−1にある中間処分業兼産業廃棄物収集運搬業者のオーツービジネス椛纒\者。
  監事役   須藤良人 ←高崎市乗附町の税理士で、予定地の山林所有者。
  取締役   藤江哲彦 ←静岡県沼津市五月町20−17にある不動産業者の潟Wャパンホールディングスの代表者。
  取締役   岡村知洋 ←オーツ―ビジネス竃員。最終処分場技術管理士として登録。
  取締役   江口由佳子 ←オーツ―ビジネス竃員。
5.計画予定地明細書
  地番/所有者名/地目/現況/地籍(u)/購入・借地(予定)の別
  大谷字新山1259-2の一部/須藤良人/山林/山林/42,630.40/借地
  大谷字新山1259-9/高林松枝/田/田/1,722.00/借地
  大谷字新山1259-12の一部/須藤良人/山林/山林/1,910.00/借地
  大谷字新山1259-15の一部/安中市/道/道/456.49/払下げ予定 ←既にこの市道は用途廃止されいつでも払下げ出来る状況にある。
  大谷字新山1259-18の一部/高林正吉/田/田/565.00/借地
  大谷字新山1259-26の一部/須藤良人/山林/山林/2,604.00/借地
  大谷字新山1260の一部/須藤良人/山林/山林/8,155.46/借地
  番地なし/安中市/道/道/371.06/用途廃止予定
  番地なし/安中市/道/山林/420.75/付け替え予定
  番地なし/安中市/道/道/6.26/既存道路
   計          58,841.42u
6.施設の設置等に要する資金
  用地費:1億500万円(700万円×15年) ←稼働期間15年分の借地料。
  造成費:23億円(最終処分場工事)
  建物費:11億円(浸出水処理施設工事) ←造成・建物費合計34億円はサイボウ環境の処分場の時と同じ金額。
  工作物費:造成費に含む
  機械装置費:建物費に含む
  重機備品費:3500万円(バックホウ1台、ブルドーザー1台)
  その他:−
   計   35億4000万円
7.施設の維持管理に要する資金
  保守管理費:6500万円/年(浸出水処理施設メンテナンス費)
  電気代、水道代、燃料費等:2500万円/年
  人件費:2000万円/年(事務員1名、運転手(特殊)1名、その他臨時作業員)
  その他:その他諸経費1000万円/円
   計   1億2000万円/年
8.資金の調達方法
  自己資金:1億円
  制度融資:28億円(政府系金融機関)
  金融機関借入:7億円
  その他:−
  (注)金融機関等の油脂照明を添付する必要はないこと。
9.資金調達書類
  オーツ―ビジネス有限会社の商業登記簿添付。
  同社の本店:静岡市清水区大内16番地の1
  会社設立年月日:平成9年6月17日
  目的:産業廃棄物処理業、工場内清掃作業、労働者派遣事業、建物解体業、前各号に附帯する一切の業務
  発行可能株式総数:60株
  発行済株式の総数:60株
  資本金の額:300万円
  役員:取締役:岡村譲二、岡村美義、岡村知洋、江口由佳子
   代表取締役:岡村譲二
9−1.金銭消費貸借契約関係
 @藤江哲彦から1億4115万円(平成25年5月31日締結、弁済期日平成26年12月30日、利息年15%)
 Aオーツ―ビジネス有限会社から2億836万6000円(平成25年5月31日締結、弁済期日平成26年12月30日、利息年15%)
 B岡村譲二から1480万円(平成25年5月31日締結、弁済期日平成26年12月30日、利息年15%)
 C鬼形忠雄から1459万5000円(平成25年5月31日締結、弁済期日平成26年12月30日、利息なし) ←同一人物が双方代理で契約。民法上無効?
 D角田穣から600万円(平成25年5月31日締結、弁済期日平成26年12月30日、利息なし)
 E中島信義から300万円(平成25年5月31日締結、弁済期日平成26年12月30日、利息なし)
 F伊東功から300万円(平成25年5月31日締結、弁済期日平成26年12月30日、利息なし)
9−2.融資申込書
  群馬県信用組合板鼻支店あて250万円(平成25年12月25日申込、諸経費支払資金として、返済期限平成26年12月25日、利息年3.15%、連帯保証人:鬼型忠雄、須藤良人)
10.環境資源の商業登記簿
  商号:株式会社環境資源
  本店:群馬県安中市下後閑1414番地→(平成18年5月13日移転)群馬県安中市岩井310番地2
  会社設立の年月日:平成18年5月26日
  目的:1.一般廃棄物、産業廃棄物の最終処分場の建設、運営、管理
     2.一般廃棄物、産業廃棄物の収集、運搬
     3.不動産の所有、売買、賃貸借、交換、仲介及び管理
4.前各号に附帯する一切の事業
  発行可能株式総数:240株
  発行済株式の総数:60株
  資本金の数:300万円
  役員:取締役:鬼形忠雄
     取締役:角田穣
     取締役:中島信義(平成25年6月15日辞任) ←元県庁林務部長・環境局長
     取締役:石原正巳(平成21年2月1日就任)
     取締役:岡村譲二(平成22年2月18日就任)
     取締役:藤江哲彦(平成24年5月28日就任)
     取締役:岡村知洋(平成25年6月15日就任)
     取締役:江口由佳子(平成25年6月15日就任)
     代表取締役:鬼形忠雄
     監査役:須藤良人(平成22年6月10日退任、平成25年6月15日就任)

■以上のように、事業者は既に相当額の資金をつぎ込んでいますが、この中で注目されるのは、10年ほどまで、群馬県庁で環境部門のトップだった幹部職員のOBである中島信義が、事前協議が終了する目途がついた平成25年6月15日に環境資源の取締役を退任したかわりに、300万円の資金提供者として、このサンパイ場の推進を図っていることです。

 この中島信義と、同じく取締役の角田穣のコンビが、現在、群馬県環境森林部長の青木勝とともに平成19年4月1日に稼働開始に漕ぎ着けたのが、岩野谷地区で最初となったサイボウ環境のゴミ処分場でした。

 今回も、この強力な布陣で、これまでスムースに事前協議を経て、本申請まで計画を推進してきています。最終処分場の設置許可は群馬県に権限があるため、しかも、サイボウ環境の処分場という実績があることから、住民側がどのような反対運動を展開しても、官業癒着(今回の場合はとくに元上司と現役の部下の関係に注目!)の絆が強固なため、地元住民の苦労は並大抵ではありません。

■また、廃棄物の運搬業務の許認可権限を持つ安中市においても、平成26年4月まで、業者と強い関係を維持していた市長が、市道の用途廃止をするなどして、業者の計画の後押しをしてきました。

 幸い、4月の市長選で市長が変わったため、安中市側の対応は変わることが期待されていますが、実際の安中市の実務担当の幹部職員は、前市長のときのままであるため、地元住民にとって安心はできません。

 明日、午後7時から地元の岩野谷公民館で安中市による出前講座として、このサンパイ場計画の現状と今後の見通しに関する討論が行われます。当会も、関心をもって参加する所存です。

■なお、この計画の利害関係者は意見書を7月30日までに提出できますが、意見書には必ず提出した書類の枚数を書きましょう。さもないと、群馬県環境森林部の廃棄物・リサイクル課では、勝手にページ番号を消去したり、あるいはページごと勝手に廃棄してしまい、それらを受け取っていないなどと後でとんでもないことを主張しかねないためです。

【ひらく会情報部】
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