2014/9/23  23:19

大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・不法投棄現場(その10)榛東村白子の海ソーラーポート  スラグ不法投棄問題

■榛東村では、ソフトバンクソーラーで得た知見やノウハウをもとに、もう一つのソーラー発電所「榛東村白子の海ソーラーポート」(出力500kW)を設置しています。

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白子のり榛名工場の看板の下に榛東村白子の海ソーラーポートの表示。


 ソフトバンクのソーラー発電所は、榛東村の土地を榛東村の出費で整地し、ソフトバンクに安価で貸しているのに対し、白子のり発電は株式会社白子榛名工場(通称白子のり)の遊休地を20年契約で借り、榛東村農業用水維持管理基金を利用して設置されました。

 太陽光発電所の建設・運用ノウハウがなかったとはいえ、最初からソフトバンクの力を借りなくてもできたような気もするのですが・・・。

■ところで、今回も吉岡町の方から、大同有毒スラグによる水源汚染の影響調査の過程で、こちらのソーラー発電所についても、情報を提供いただきましたので、さっそく報告いたします。

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株式会社白子の門。

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門前の水族館を建設するために26年前に取得された遊休地に、白子の海ソーラーが平成25年7月に設置された。それにしても、群馬の山の中に水族館とはバブリーだ。26年前はそういう時代だった。

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こちらは白子の海ソーラーの門、奥の白いフェンスとの間に、ソフトバンクソーラーで見たのと同じく、赤い砕石が見える。

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よく見ると、門の支柱のコンクリートにサビ浮石が一つ鎮座ましましている。こちらのソーラーパネルの下は草がはえている。赤い砕石にはサビ浮石が多数見えるが、中に入れないのは残念。

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榛東村が白子の海ソーラーポートの稼働を祈念して作ったパンフレットの写真。

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このパンフレットの裏にも、なぜか、ソフトバンクソーラーの建設合意調印式の写真があり、佐藤社長が英雄として祭り上げられている。説明書きには「左から佐藤建設工業(株)佐藤社長(造成等で多大なご貢献を賜る)とある。)


■逆有償取引で有害スラグを榛東村に寄付した佐藤社長は、本来であれば廃棄物処理法で厳罰に処せられるところですが、なぜか榛東村では英雄となりました。写真には、この世の春を謳歌するかのように得意満面の佐藤社長の雄姿が写っています。

 身体が弱く、免疫力の乏しい、有害物資の影響を受けやすい周辺や下流に住む住民にとっては、極寒の冬が続きます。一刻も早く、榛東村役場の皆さんは、原因者である佐藤建設工業と、有毒スラグを意図的に排出して佐藤建設工業だけに供給していた大同特殊鋼に、撤去を命じてください。

 なお、今回の現場の位置は次の地図を参照下さい。


■このように、大同特殊鋼の産業廃棄物(鉱さい)である有毒スラグを、このように不法投棄することにより、浮いたお金が逆有償取引という形で佐藤建設工業に流れ込んでおります。たとえ。無料で有毒スラグを提供しても、佐藤建設工業にはちゃんと手残りがあるわけです。

 この事実を隠して、本来遮断型処分場に持ってゆかなければならない有毒スラグを、榛東村のエコ事業実施場所に不法投棄したとなれば、廃棄物処理法違反でお縄ちょうだいになるかもしれないのに、なんと榛東村の英雄まで登りつめるとは・・・。

 ここで、平家物語の一節が脳裏に浮かびます。

〜おごれる人も久しからず
 ただ春の世の夢のごとし〜

 はたして、佐藤建設工業は平家のような運命をたどるのでしょうか。それとも・・・。

■いやいや、我々群馬県民は、なぜ平家が驕るようになったのか、その原因にも目を向けなければなりません。産業廃棄物のスラグを混合した砕石を、「再生砕石」と同等品として扱うと、お墨付きを出して、この不法投棄事件の後押しをした群馬県庁内の人物の存在を忘れてはなりません。

 役所の本質を露呈してしまった今回の事件は、群馬県の県土全体がサンパイ最終処分場になってしまうかもしれない、という重大な課題を県民に突きつけています。

 一刻も早い告発が必要ですが、平成26年9月22日の県議会での環境森林部長と県土整備部長の答弁を聞く限り、まだまだ解決の糸口は見えそうにありません。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄調査チーム・この項続く】

※関連情報
**********広報しんとう2013年7月号
http://www.vill.shinto.gunma.jp/koho/1307/02.pdf
 八州高原に誘致したソフトバンク榛東ソーラーパークが発電を開始して1年が経過した7月1日、榛東村白子の海ソーラーポートの発電が開始となりました。これは村が行う発電事業で、株式会社白子榛名工場の用地(7,100u)をお借りし、太陽光パネルを2,338枚設置した発電所です。この発電の開始に先立ち、現地にて榛東村白子の海ソーラーポート運転開始式を執り行いました。式では、用地を提供いただいた株式会社白子様と施工業者であるシャープ株式会社ソーラー事業本部様へ阿久澤村長から感謝状が贈呈されました。
 この様子はTBSテレビなどで大きく取り上げられるなど、榛東村が行う復興支援策であり、榛東村自然エネルギーの推進に関する条例で規定する原発の代替エネルギーの普及推進に寄与する発電所として誕生しました。
 ●所在地榛東村山子田2504-1
●敷地面積7,100u
●出力規模572.18kW
●予想年間発電量 約60万kWh/年
●施工 シャープ株式会社
●施工費195,300,000円
 村長は式辞で、村の財源確保にも通ずる施設でもあり、太陽の恵みを享受できる施設として長く村民と愛していきたいと語りました。
 また、この榛東村白子の海ソーラーポートには、平常時は売電し、災害時等の停電時に非常用電源として利用できる危機管理太陽光発電所を併設しています。この施設も経済産業大臣の設備認定を受けた発電所であり、自治体が太陽光で自立発電所を運営する初めての発電所と言われています。
 いよいよ本村は、高い発電効率の太陽光発電事業をめざします。企業を対象としたメガソーラー技術講習会をこの6日㈯、7日㈰に開催し、併せて住民見学会を開催したところ、多数ご参加いただき太陽光発電への理解を深めていただきました。
 詳細のわかるパンフレットは、毎戸配布をする予定となっております。今しばらくお待ちください。

**********広報しんとう2013年6月号
http://www.vill.shinto.gunma.jp/koho/1306/09.pdf
「榛東村白子の海ソーラーポート」は7 月1 日㈪運転開始となります
○村有太陽光発電所誕生
 村では、ソフトバンク榛東ソーラーパーク(以下、「メガソーラー」という。)の誘致によって得られた知見と福島原子力発電所事故による代替エネルギー確保の必要性、発電所新設費は榛東村農業用水維持管理基金(以下、「基金」という。)の運用、すなわち、揚水ポンプ電気代等で減少が続く基金を少しでも長く利用できるように、安全かつ効率的に運用という基金条例第4条を旨として、同じく企業誘致した株虫q榛名工場による、地域貢献・社会貢献として約25年前に水族館建設の予定地としていた社用地をお借りして発電事業を開始します。
○発電事業と村有地
 事業は、太陽の持つ光と熱のエネルギーのうち、光のエネルギーを電気エネルギーに変換して発電します。その発電したエネルギーを東京電力に売電するためには、そこに東京電力の電柱があり、その電気を送電できる容量のある(送)電線が敷かれていることが必須となります。村内には、村有地もあり、この送電容量の確保できる場所を調査いたしましたが、現在の発・送電ともに東京電力が行っている法律の下では、適地が見当たりませんでした。
○事業実施決定と事業費
 この事業は、議会総務文教常任委員会、全員協議会、臨時議会、定例議会と議論を重ね、議決を持って事業化されました。本発電所は原発の代替エネルギーとしての機能と、経済産業大臣が20年間42円という固定価格で電気を買い取ることを認定した太陽光発電所を新設いたします。
○認定発電所
 「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」で、榛東村白子の海ソーラーポートは500kWの経済産業省の設備認定を受けました。(予想発電量12,000,000kWh(20年間)×42円/kWh(税込み価格))
○榛東村白子の海ソーラーポート新設工事
 八州高原での発電事業の技術的実績、長期にわたって創出される発電量実績を熟考し、シャープ椛セ陽電池モジュールとその配線技術をもって新設することの村提案に議会の承認をいただいた平成24年12月20日において42円の固定価格を確保できる国内唯一であろう工事業者として、シャープ1社を地方自治法施行令第167条の2第1項第2号及び第5号(根拠法令)による随意契約によって工事を発注いたしました。固定価格はこの4月から、想定どおり37・8円/kWhに減額されています。
○榛東村太陽光危機管理発電所
 本村は、震災の復興支援策の一つとしてメガソーラーを誘致いたしましたが、普段は42
円で売電し、災害停電の時には自立発電に切り替え、情報収集等のための電源となる低圧の太陽光発電所も併せて設置いたしました。詳細については次号以降お伝えしていきますが、この42円の認定も最終日ぎりぎりに経済産業省の設備認定(6・8kW)を取得できました。
○住民見学会並びに太陽光発電技術相談会
 7月6日㈯、7月7日㈰の両日に開催いたします。各日とも午前9時から午後3時で実施いたします。6日の午後は、主に企業・建設業者を対象として発電所を施工したシャープ鰍フ技術者の説明を受けられます。希望する会社は、6月27日㈭までに村自然エネルギー推進対策室までお申し込みください。企業・建設業者の参加者へは、太陽光発電所技術見学修了証などの受講証明書を交付する予定です。
 また、当日は屋根に設置する太陽光発電の仕組みや住宅での発電相談などについても詳細をご案内できるコーナーを設けますので、ご関心のある方はこの機会をご利用ください。
 駐車場は、株虫q榛名工場内をお借りする予定ですが、係員の指示に従って楽集センターなどの駐車場を利用していただく場合がありますので、あらかじめご了承ください。
▼お問い合わせは、総務課自然エネルギー推進対策室(☎54―2211 内253)へ
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