2014/10/21  23:07

大同有毒スラグ問題を斬る!…上層路盤材(1)高崎渋川バイパスに大量使用の有毒スラグと倉嶋通達第3号の恐怖  スラグ不法投棄問題

■群馬県の渋川土木事務所管内で施工中の高崎渋川バイパスですが、群馬県HPでは、この道路の事業概要として、次のように説明しています。
http://www.pref.gunma.jp/07/j07500007.html
「主要地方道高崎渋川線は県内の交通の要衝である高崎市と渋川市を連絡するとともに、県中央部を南北に縦貫する重要路線です。近年の交通量の増加に伴い、朝夕の通勤通学時間帯は甚だしい交通渋滞を生じているため、大規模バイパスとして整備を行っており、現在、渋川土木事務所では3期工区に事業着手しています。」
全体計画図:http://www.pref.gunma.jp/contents/000239923.pdf


 この高崎渋川バイパスの工事に、佐藤建設工業が供給した「有害スラグ混合砕石」及び「有害スラグを混入した上層路盤材・盛土材」が大量に使用されていることが、関係者の情報で判明しています。既に1期2期工事は完了していますが、「上層路盤材にスラグが入っている様子なら見ることができる」との情報が当会に寄せられたため、当会の虎の子のプロジェクト名「リットン調査団」が先週16日の夕方、さっそく調査に向かいました。

 場所はこちらです


クリックすると元のサイズで表示します
それにしても日が落ちるのが早くなった。「明るいうちに現場に到着するか心配だなあ〜」などと話しながら車を進めていると、辺りはどんどん薄暗くなり、果たして有害スラグが見つかるか不安になる。

クリックすると元のサイズで表示します
バイパスに入ると舗装が波打っていて、車が船に乗っているようにゆっくり上下しているのがわかる。ここにもエージング不足の有害スラグが使われているのか?

クリックすると元のサイズで表示します
現場到着。本当に薄暗い。だが、最近のカメラは意外と明るく映る。技術の進歩はすばらしい。ここは、吉岡町にある高崎渋川バイパスの大藪信号。

クリックすると元のサイズで表示します
中央分離帯部分に草が生い茂り、秋になって枯れて見えるが、草が生えていない部分がある。

クリックすると元のサイズで表示します
ブロックの中の石を拾って、ご存知フェノールフタレインの試薬をかけてみると…。

クリックすると元のサイズで表示します
あら〜〜真っ赤に。有害スラグだ!サイズはどれも30ミリ以下で、上層路盤材だ。だが全て有害スラグではない。土壌汚染法に抵触しないよう、天然砕石と混合してある。

■ご覧のように、中央分離帯で有害スラグが発見されたことから、高崎渋川バイパスで、有害スラグが大量に不法投棄されている事実が裏付けられました。

 今回、その中に有害スラグが混入されたことを確認できた上層路盤材についてですが、高崎渋川バイパス工事では天然砕石を使用することが、仕様書で指定されているはずです。

 この理由として、バイパス造成のような大規模な工事では、再生粒度調整砕石30-0を必要量手当てすることが困難であることと、また、そもそもこの再生粒度調整採石を製造している業者が、群馬県に少ないことが挙げられます。また、製造された製品の品質も劣悪だそうです。

 天然砕石で指定されている上層路盤材に、有害スラグを不法投棄することは、今やブラック文書として有名になった、あの「倉嶋通達」(平成22年6月と10月に発信)でさえ認めていません。しかし、一旦、業者に都合の良い、この「倉嶋通達」という“お墨付き”が出されてしまうと、業者はそれをきっかけに、歯止めが利かなくなり、どんどんエスカレートして悪事を進めてしまいます。

 上層路盤材に有害スラグをジャンジャン混入しておいても、後から「流通している骨材について」とお墨付きをもう一度出してもらえばいいのですから、さぞかし心配することはなかったことでしょう。いや、もしかしたら、既に“お墨付き・その3”が出される直前だったのかもしれません。

■大同特殊鋼と佐藤建設工業、そして有害スラグ不法投棄を後押しする群馬県県土整備部上層部様が、上層路盤材にまでスラグを使った流通実績を拡げようと画策している様は、平成25年12月渋川市議会定例会一般質問の答弁に見ることができます(末尾資料1参照)。

 渋川スカイランドパーク遊園地の駐車場の改修工事において、なんと、再生粒度調整砕石30−0(RM30)として設計に組み込まれたというのです。

 群馬県渋川市の近くにはRM30を製造する中間処理業者はありません。ですが、大同特殊鋼側は、渋川市建設課に再生粒度調整砕石30−0(RM30)を設計に組むことを認めさせ、同等品として有害スラグ混合砕石を納入したのです。同市建設部長様も大同側と調整したことを認めています。

 渋川市建設部長様は優秀な公務員です。廃棄物処理法を勉強していない訳はありません

 流通したという実績の事実をでっち上げるために、大同特殊鋼と調整し、再生砕石を上層路盤材に指定し、偽装再生砕石を納入することを認めたのです。

 このスカイランドパークの再生粒度調整砕石30−0事件は、流通既成事実を作るための大芝居なのです。この定例会における一般質問で、市議が質問しなければ、今頃、群馬県県土整備部上層部様により、「倉嶋通達(その3)」が、平成22年6月のその1、平成22年10月のその2と同じように、またもや発信され、「有害スラグ混合砕石と再生粒度調整砕石30−0(RM30)とは同等とみなす」「設計変更の対象にしない」と声高らかに宣言されたことでしょう。

■さて、この「再生粒度調整砕石30−0の同等品」については、その後の渋川市議会で問題になっています(末尾資料2参照)。

 「再生粒度調整砕石30−0の同等品」は、大同特殊鋼と鉄鋼スラグ協会が、日本中の鉄鋼業界各社の優秀な頭脳を結集しバックアップを得て作り出した、「有害スラグ混合砕石」です。

 有害スラグを更に細かく砕き、何にでも混ぜやすいように30ミリにしておいて、天然砕石30-0と混合したものです。

 有害スラグは、製造ロットごとにフッ素濃度を測定し、天然砕石との混合比率が決められ、土壌汚染対策法に抵触しないようコントロールされているはずでした。

 しかし件の渋川市議が、渋川市の一般質問での答弁に食い下がり、渋川市に調べさせたところ、
「渋川スカイランドパーク駐車場舗装補修工事で材料を支給しました上層路盤材の試験結果では、第2駐車場の六価クロムについては0.02ミリグラムパーリットル未満、フッ素については1.7ミリグラムパーリットルであります。第6駐車場の六価クロムは0.02ミリグラムパーリットル未満、フッ素については1.0ミリグラムパーリットルであります」
となってしまったのです。

 フッ素は浸出試験結果が「0.8」を超えると、有害と判断されます。渋川市がスカイランドパーク駐車場の上層路盤材を測ったら、「1.7」と大きく基準をオーバーしてしまったのです。

クリックすると元のサイズで表示します
クリックすると元のサイズで表示します
渋川スカイランドパーク遊園地の舗装の下地に使われた上層路盤材の調査時の写真。駐車場のアスファルト舗装の脇を掘り、試薬をかけると赤く反応。有害スラグ混合砕石30-0が不法投棄されている証拠。

■優秀な頭脳を揃えた大企業の社員の皆様が犯しやすい、典型的なミスをしてしまったのです。それは、「組む相手を間違えてしまった」ことです。

 大企業のクレバーな社員の皆様は、「自分たちのようなインテリが言うことに対して、逆らう輩はいないはず」「自分のようにきっと周りの人も優秀であるはずだ」「世の中にバカはいない」「言って聞かせば絶対わかるはずだ」と、思い込んでしまっていたのです。

 しかし極めつけのブラック企業である佐藤建設工業は、大企業の優秀な頭脳集団の想像を絶する自分勝手でおバカなノーコン集団だったのです。

■かくして、大同特殊鋼の混合比率は守られるはずもなく、杜撰に混合され、結果、「有害スラグ粒度調整砕石同等品」になってしまったのです。

 スカイランドパーク駐車場の上層路盤材で渋川市議会が有害性を認めたように、同等品の有害スラグ製品が、高崎渋川バイパスにも大量に不法投棄されているのです。

 なお、名高いブラック文書である県土整備部発出の「お墨付き」については、次のブログを参照してください
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1408.html#readmore

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄調査チーム・この項続く】


※末尾資料1
【平成25年 12月 定例会(第4回)】12月11日−一般質問−04号

                                            午後1時
○副議長(吉田利治議員) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
  通告の順序により、1 スラグ問題について。2 全国学力テスト及び学習状況調査について。3 支所機能のあり方について。4 公共事業の設計基準について。
  25番、角田喜和議員
  (25番角田喜和議員登壇)
◆25番(角田喜和議員) 通告に基づき、4点質問いたします。
  1点目は、6月、9月に引き続き、スカイランドパーク駐車場のスラグ処理について質問いたします。まず、工事が完了している第2、第6駐車場の上層路盤材について、設計書ではスラグ混合砕石を材料支給として受け入れる内容になっています。この支給材料はどこから入れたのか、まず1点目で質問をいたします。
  (中略)
  細部については自席にて質問いたします。
○副議長(吉田利治議員) 吉田建設部長。
  (建設部長吉田 久登壇)
◎建設部長(吉田久) まず、駐車場補修工事の支給材はどこから納入したかというご質問であります。
  渋川スカイランドパーク第2、第6駐車場の舗装補修工事の設計に当たり、舗装損傷の原因となりましたスラグ砕石の納入業者であります大同特殊鋼が残存膨張試験を行った結果、品質管理基準を満足できなかったため、市として路盤材を入れかえることとしたことは、今年度の議員の一般質問や10月に開催していただきました議員全員協議会でご説明させていただいたところです。上層路盤材はどこから搬入かというご質問でありますけれども、現在大同特殊鋼で生産していますスラグ入り再生砕石は、舗装の下層路盤材として群馬県内の公共工事にも使用されております。しかし、上層路盤材としての使用実績が少ないため、昨年の12月でありますが、大同特殊鋼から使用の依頼がありました。こうしたことから、渋川スカイランドパーク第2、第6駐車場補修工事における上層路盤材については支給材として施工条件に明示させていただき、大同特殊鋼から納入をいたしました。
  (中略)
◆25番(角田喜和議員) それでは、まず1点目から質問させていただきます。
  ただいま建設部長より設計書のとおり、これについては施行条件明示のとおりに大同特殊鋼から支給材料は入れたということが確認できました。それでは、今回大同特殊鋼から支給を受けた、路盤材として搬入された、設計書ではスラグ混合砕石30―0、スラグ砕石SC30ではないかと思いますが、こういうことでありますが、この路盤材に入れた資材は安全だということの証明はあるのかどうか、これについては当初土壌汚染対策法に基づいて土壌調査をしたら不純物が入っていた、六価クロム、フッ素等が入っていたという事実がありました。そのことに基づき、きちんと調査をしたのか、その辺についてまず最初に確認をとりたいと思いますが、その辺の調査はとれていますでしょうか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) ただいま質問を受けましたが、土壌汚染対策法において対策はできたのかということでありますけれども、以前の議会でも答弁させていただきましたけれども、土壌汚染対策法に該当した部分については市道金井大野線の部分でありまして、今議題になっています第2、第6の駐車場補修工事については廃棄物の処理及び清掃に関する法律に該当しまして、今回こういった形で整理する形になっております。
  また、今ご質問の安全だという証明でありますけれども、本工事の着手前に環境基準への適合性については、前橋にあります環境分析センターの材料試験成績表を提出させまして、特定有害物資が環境基準値以下であること、また土木資材として適合性についても、群馬県建設技術センターの試験結果を提出させて確認をしております。
  なお、現在製品化されているスラグ砕石は、環境基準や土木資材としてJISに規定されている基準を全て満足しておりますので、安全性については問題がないと判断しておりますので、よろしくお願いします。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) ただいまの説明では、安全なものだということで確認がとれているということでありました。
  設計書の中で見ると、この舗装の指示については再生粒調砕石30、これはスラグ混合砕石を使うということで間違いないですよね。そのところだけ確認させてください。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) はい、間違いありません。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) ここにスカイランドパークの駐車場舗装補修工事で使った材料の試験結果報告書があります。これは、議長に情報公開に基づいて資料の提供を受けたものであります。この中身を見ますと、ここに記載されている材料名は、再生粒度調整砕石30―0、RM30と記述されております。私は、これは多分同等なものだということは何となくわかりますが、スラグ混合砕石SC30ではないのですよね。このところは確認はとっていますか、どうでしょうか。とれているかどうかだけで結構です。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) これは粒度調整砕石、私のほうで大同と調整したものであるということであります。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 粒度調整砕石ということで確認がとれているということでありました。
  試験結果報告書、これを皆さんにお配りできませんが、この中では再生粒度調整砕石RM30なのです。RM30って何ですか。リサイクル砕石ではないですか、どうでしょうか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) これは、ここにありますように、再生粒度調整砕石を通称RM30ということであります。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) Rがつくということはどういう認識でしょうか。
  このRというのは、土木の専門家にも聞きました。それから、調査している会社にも聞きました。これは、リサイクル砕石のことをいうのですよという回答が返ってきました。そうなると、ここで市が指定した再生粒度調整砕石は、スラグ混合砕石ではないではないですか。同等なものだと思いますけれども、これは違うものではないですか。そういう中で、私が思うのに、リサイクル砕石だとすれば、RMとあるのですから、コンクリートがまざったリサイクル砕石ではないですか。そうなったときに、リサイクル砕石は大同さんはつくれないのですよね。あそこは副産物、有価物ということで、産業廃棄物ではありませんから。そうなると、RM30、リサイクル砕石は販売する資格がない、またそういったものを加工する、その資格もないと私は思うのです。そういう業者、そういうところがこのRM30を幾らただで渋川市に提供するからといっても、公共工事に果たして使っていいのかどうか、ここが問われると思うのですが、市の見解はいかがですか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) 大同特殊鋼から搬入とありますけれども、それは某建設工業が粒度調整等をして、製品として適合するように加工したものでありますので、大同から直接工事現場に搬入したということでなく、製品として某建設工業がきちんと粒度調整をしたものということでありますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 大同特殊鋼さんが某会社に頼んでそこから搬入したということでありますが、その某会社はリサイクル砕石をつくれるプラントをお持ちですか、どうでしょうか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) 持っているものと承知しております。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 持っていると承知している。持っていなかったらどうしますか。産業廃棄物法違反になるのですよ。確認とっているのですか。
  某会社については、移動式のクラッシャーランはあるという話は聞いています。クラッシャーランのあるプラントは持っていないのです。プラントは持っていない会社がこういうものをつくれるのですか。つくれるはずないではないですか。そこをやっぱりきちんと調査すべきだし、こういうやる前に確認をとっておくべきだったと思いますが、これはリサイクル砕石の製造する資格もない、また中間処理も資格もない業者です。それが、あたかもきちんとした納めたものが渋川市が指定した、上層路盤材ですよ、設計書で指定したものと今部長答えましたから、指定したものと違うものが検査に出されて報告書で上がってきているのではないですか。これでいいのですか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) プラント、それから中間処理については、まだ確認が足りていない部分があったかと思いますので、再度確認をとっておきます。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 確認がとれていないということですから、至急確認をとってください。
  私は、この業者については資格がない、中間処理業務の資格もない、それから再生粒調をつくる、そういったものができない業者だと思います。そういうところですから、中間処理の資格もなく、試験報告書がなぜ、ゆえに出せるのですか。例えばこの業者がどこからか買ってきて入れたというのならば納得いきますけれども、買ってきて入れたふうはないではないですか、今の部長の答弁でも。そうなりますと、今ここに舗装の路盤材として搬入されたものは環境分析センターが調査して、これはこの試験結果については指定廃棄物であっても基準値以内だからいいということは崩れるではないですか。もう一度ここのところの第2、第6駐車場に運び込まれている、もう処理されているこの駐車場の提供されたスラグについてサンプルをとって調査を行うべきです。やりますか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) サンプルをとる前に、先ほど言いました中間処理の資格、それからプラント等の資格についてまずは確認したいと思います。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) それは大至急、今でも職員に、調べれば、群馬県調査すればすぐわかりますから、それはこの時間内でも結論は出ると思います。その第2、第6駐車場、サンプルとって調査してください。再度聞きます。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) 調査については前向きに検討していきたいと思います。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) やりますと言えないのですか。前向きに検討というのは、普通は先送りしてほとんどやらないということと同じことなのです。やると言ってください、こんな重要な問題なのですから。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) 費用もありますので、いろいろ協議しまして、何とか善処するようにしたいとは思います。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 予算措置しなくても、予備費で幾らでもこの点についてはできる部分だと思いますから、ぜひ善処でなくて、やってください。
  私がこの間こだわっているのは、中間処理業という法律にのっとった資格を持った業者が製造したものかどうか、もう一つこだわるのは、廃棄物をリサイクルできるという法律にのっとった資格を持っている業者が製造したものでなくてはならないはずなのです。この現場において、この法律にのっとったリサイクルですよね。RM30ですから、そのリサイクルを製造する人がいないにもかかわらず、リサイクル混合砕石、それを製造したかのように見せかけた。見せかけたのです、これは、この試験結果報告書。このところはきちんと襟を正させる必要もあるし、やる必要があると思います。
  次に行きますが、この間10月の全員協議会の場でも報告ありましたが、庁内に建設部だけではなくて、環境関係の市民部と合同の庁内内部の検討委員会ができていると聞いていますが、どういう調査を目的に、また調査はどこまで進んでいるのか、説明をお願いします。
○副議長(吉田利治議員) 都丸市民部長。
  (市民部長都丸一偲价邸ヒ
◎市民部長(都丸一次法.好薀梓愀犬猟敢困砲弔い討里桓遡笋任瓦兇い泙后」
  このスラグ砕石対策調査委員会につきましては、10月15日に発足をいたしました。設置の目的につきましては、公共事業実施の際に使用されましたスラグ砕石の状況を調査、確認し、今後の対応について協議するとともに、環境汚染を防止し、市民の健康を守り、庁内の連携及び情報の共有等を通じた総括的な対策を迅速に講ずるために設置をしたものでございます。これに基づきまして、市が施行し、使用したスラグ砕石の使用状況調査を実施をいたしました。全体の調整ということで、分析を含めて事務局を環境課に置いて進めてきております。調査結果につきましては、あす、12日にスラグ対策調査委員会を開催し、その後13日開催の市民経済常任委員会協議会におきまして報告をいたします。その後、そのほかの議員にも資料配付をする予定となっております。
  なお、スラグ砕石が使用されたと確認をされた場所につきましては、今のところ市道が24路線、林道が2路線、遊歩道2路線、駐車場9カ所、集水ます1カ所、合わせて38カ所でございます。地区別に申し上げますと、渋川地区は21カ所、伊香保地区1カ所、子持地区4カ所、赤城地区12カ所でございます。工事名、それから施行場所、施行年度、推定使用料等につきましては、市民経済常任委員会協議会において報告をさせていただきたいと思います。
  このほか試料採取を行ったものについては、環境分析室で随時分析中であります。11月末現在で採取が行われたのは23カ所、その中の4カ所で分析が終了しているところです。これらの内容につきましても市民経済常任委員会協議会で報告をさせていただき、その後資料配付をいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 調査中で、全体で38カ所、これについては市民経済常任委員会の中で明らかになるということでありますが、そののちにお示しいただければと思います。
  それでは次に、スラグの関係でいきますが、当時大同特殊鋼株式会社からぜひ優良路盤材として使ってくれという申し入れがあったのは平成7年当時ということで、6月の私の一般質問で建設部長より答弁がありました。この中で、材料についてまだ防じん処理がしていなかったのですけれども、それは防じん処理のことは置いておきまして、その材料はどういう経過で入ったのか、またそれはその当時有償で入れたのか、無償だったのかお聞かせください。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) 今議員が言われましたように、前も答弁させていただきましたけれども、平成7年から平成8年ごろに、渋川市に対し納入業者からスラグ砕石の使用について依頼がありました。再生資源利用促進の観点から使用した経過があります。
  有償かどうかということでありますけれども、聞いている範囲の中では有償であったかと思いますけれども、よろしくお願いします。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 今説明を求めたところ、聞いている範囲ということで、有償であったということで答弁がありました。
  私は、このところは重要な問題だと思います。そのところは後ほどまたしますが、この中で前回の9月の質問の中で、設計での搬出量が1,100トンだったと、それが大同特殊鋼から最終処分場に運び込まれたのは816トンと、約300トン減ってしまいました。この約300トンの不足していますが、不足分はどこに処理したのか、その後調査をしたのか伺いたいと思います。どうでしょうか、そのところは。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) ただいま数量の差についてでありますけれども、舗装補修工事発注に当たりましては、掘削土量は体積、ボリュームで管理しておりました。重量で管理する必要なく、重量の計測はしておりません。そうした中、先ほど言いましたように、平成7年から平成8年当時、路盤材として施工した厚さ20センチ、それに今回施工しました面積を乗じまして598立米ということで舗装補修工事の数量を出しております。また、廃棄物処理業務委託での起工数量は、ここで出しましたスラグ砕石のボリュームに単位体積、重量を掛けまして、約1,000トンということで発注しました。廃棄物処理業務委託での最終処分場への処理数量は、マニフェストにより管理されています。結果、816トンとなったということであります。この差についてということでありますが、スラグ砕石の経年による含水比等の減少等考えられ、単位体積重量が減少したものと考えられますが、発注時の重量はあくまでも想定でありまして、その差が出ていますけれども、実質は816トンであったということでありますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) ごまかさないでください。これは余り時間かけたくないのでさっとしますけれども、設計当初から単位体積重量というのは、水分を含んだときと乾燥したとき、市が計算したの1.82ではないですか。1.82で計算したと言ったではないですか。それにもかかわらず、1.82より軽くなる、これは軽くならないのです、単位体積重量というのは。砂が幾つ、例えば関東ローム層だったらば1.3とか、そういうふうに単位体積重量、圧縮した重量というのは決まっているのですから、割り戻すと448立米しか処理されていないということになるのです。この点についてはもうこれ以上触れません。結果これしかなかったというのでは通らない話だと私は思います。
  それでは、大同特殊鋼より出されるスラグの搬出量、ここ数年間どのくらいか確認してありますか。確認してあったらば、数字をお示しいただきたいと思います。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) 大同特殊鋼からの搬出量ということでありますけれども、私のほうで確認した範囲では、平成24年が2万2,295トンです。平成23年が2万9,278トン、平成22年が2万7,015トン、平成21年が2万1,419トン、平成20年が3万2,656トン、こういった数字を聞いております。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) ありがとうございました。
  この中で、有価物として処理された部分と、それから使えなかった部分の内訳というのはわかりますか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) それに関しては、うちには資料ありませんので、よろしくお願いします。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 8月に片づけたのは群馬県の指導によって片づけたと思います。これについては土壌調査を行った、その結果処分したものと理解してよろしいでしょうか。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) ただいまの質問、済みません、よく最後が聞き取れなかったのですけれども、処分したものというのは。
  市では、県の指導に従って最終処分場へ、現場から出たものについては全て最終処分場へ処分したということで確認しております。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) ですから、土壌汚染対策法に基づいて、群馬県の指導により調査したということで理解をいたしました。
  その中で、土壌汚染対策法の中では8条の2項で、汚染土壌の処分規定があるのはご存じでしょうか。この規定に照らせば、市は大同特殊鋼と協議して、大同特殊鋼に処分費を出してもらうべきと考えますが、市の認識を市長に伺います。
○副議長(吉田利治議員) 阿久津市長。
  (市長阿久津貞司登壇)
◎市長(阿久津貞司) それでは、角田議員のご質問にお答えを申します。
  9月議会定例会でもご説明申し上げましたけれども、大同特殊鋼株式会社につきましては費用負担を求められないということ、できないと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 市長、いいですか。私は、市長をいじめたくて聞いているのではないのです。市長、これは法律で8条の2では、原因者による費用を請求できると書いてあるのです。市長がどう判断するかを聞いているのではないのです。この法解釈を聞いているのです。私は、この土壌汚染対策法に書いてあることを聞いているのですが、その法律にのっとって聞いているのですが、再度求めます、市長。
○副議長(吉田利治議員) 建設部長。
◎建設部長(吉田久) 済みません。先ほど土壌汚染対策法と言っていますけれども、今回の2、6駐車場については、繰り返しになりますけれども、廃棄物処理及び清掃に関する法律という中で県から指導をいただいております。
  また、費用負担を求めることについては、損害賠償の請求でありまして、損害賠償の請求原因には債務者の債務不履行または不法行為があります。今回の案件においては、道路用鉄鉱スラグがJIS環境安全基準に追加されたのは平成25年であり、駐車場整備当時は適法な製品であり、債務不履行や不法行為を主張することは難しいと考えております。債務不履行の一種であります瑕疵担保責任についても、スラグ砕石の使用は適正な手続を経て、路盤材として使用したものであり、市はスラグ砕石の使用を指示し、承認していることから、瑕疵担保責任を問うことはできませんので、スラグ砕石の処理費を損害として賠償請求することは難しいと判断しております。
○副議長(吉田利治議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 市長に、それでは最後に聞きます。
  今私は、ここに入ったものはRM、リサイクル砕石だという、その業者の資格があるかどうか、まだ調べはついていませんか。まだそういう、来ていませんね。そういう中で、工事が終わっている第2、第6駐車場の入れられた、指示したものと違うものが入っている、これに対しての結果報告でも、セーフですけれども、ぎりぎりですから、再度市長、このところ市の責任で調査する考えはありますか。調査してください。
○副議長(吉田利治議員) 市長。
◎市長(阿久津貞司) 調査するということで担当部へ指示していますので、よろしくお願いいたします。

(以下省略)

※末尾資料2
【平成26年3月定例会(第1回)03月12日―一般質問―07号】


○副議長(茂木弘伸議員) 
  通告の順序により、1 スラグ問題について。2 非正規職員の雇用状況について。
  25番、角田喜和議員。
  (25番角田喜和議員登壇)
◆25番(角田喜和議員) 通告に基づき一般質問を行います。まず、1点目はスラグ問題について、2点目は非正規職員の雇用状況についてであります。
  まず、1点目、去る1月28日付の毎日新聞の1面に、大同特殊鋼の鉄鋼スラグの問題が掲載されました。以下、大同特殊鋼を大同と省略させていただきます。記事では、大同が建設業者にスラグを販売するとき、建設業者が支払う販売額より高い費用を大同が支払っていました。こうした取引を逆有償取引というそうです。その後NHKが同様のニュースを報じ、翌日の上毛新聞にも大きく記事が掲載されていました。また、これも報道によりますと、大同が加盟する鐵鋼スラグ協会という上部組織が大同に与えていた品質保証の認証を取り消したそうです。さらに、先月2月19日には、衆議院の予算委員会の場で維新の会の国会議員が大同のスラグ問題を取り上げ、経済産業省や国土交通省も調査をしていることを明らかにしました。スカイランドパーク駐車場舗装工事に関連して、大同から供給を受けた路盤材から基準値を超える六価クラムやフッ素が含まれていたことが渋川市の調査で明らかになりました。私は、昨年の6月議会以来、市民の安全や健康被害を守る立場から土壌の汚染問題を取り上げてまいりましたが、こうして国を巻き込むような大きな問題に発展してしまったわけであります。
  そこで、まず最初に市長にお伺いをいたします。こうした報道や国の調査について、渋川市長としてどのような認識をお持ちなのか、また国や県などとの関係機関との連携をどのように進めてきているのか、お答えをお願いをいたします。
  続きまして、2点目は
  (中略)
  細部については自席で行います。
○副議長(茂木弘伸議員) 阿久津市長。
  (市長阿久津貞司登壇)
◎市長(阿久津貞司) それでは、角田議員のスラグ問題につきましてのご質問にお答えを申し上げます。
  先ほど大同特殊鋼のスラグ問題につきまして市長はどのような認識を持っているかというご質問、また国、県との連携はどのようにしているかというご質問でございますので、お答えをいたします。大同特殊鋼の販売に関する取引の問題につきましては、会社の内部問題でございますので、市としてのコメントする立場ではございません。また、地元企業がこのような問題の状況にあることにつきましては、大変残念に思っております。同社のスラグ砕石を国が使用し、渋川市と同じ状況にあることについて、国、また県との連携は非常に大事なことだと認識をしております。昨年来、県とは相談、情報収集を重ねてきましたが、今後国の調査結果も出ると思いますので、それを待って国、県との情報交換、今後の対策など、連携を進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。
○副議長(茂木弘伸議員) 五十嵐総務部長。
 (中略)
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) まず、1点目のスラグ問題についてから質問を順次進めてまいります。
  市長は、この問題は内部問題であるということでコメントできないということでありました。私は、大同特殊鋼、大同と言わせてもらいますが、との取引内容云々についてはこの場所で触れるつもりは毛頭ありません。私は、この間渋川市が大同から受け入れた路盤材、この処理がどうだったのかということについて質問をしていく予定であります。まず、昨年の9月決算議会、12月議会でも質問してまいりましたが、市長や当局はこの間の大同の鉄鋼スラグ、これについては産業廃棄物という認識ではなく有価物であると、その有価物を大同から受け入れて路盤材その他に使っていた、そういうようなことであると私はこの間の答弁の中で感じているのですけれども、その大同側の主張をそのままうのみにしていたようなところもありますが、しかし今回報道でも明らかになったように、大同がその廃棄物を有価物に偽装していた疑いが浮上しているのですよね。これは、国会の予算委員会では茂木敏充経済産業大臣が明確に偽装だと指摘をしています。そのところで市長、また市当局、今でも大同のスラグ、これを産業廃棄物ではなく有価物と、こういう認識をしているのかどうか、そのところだけで結構ですので、お答えをいただきたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 都丸市民部長。
  (市民部長都丸一徳登壇)
◎市民部長(都丸一徳) スラグについて有価物と認識をしているかどうかというご質問でございます。現在施工されている場所につきましては、スラグ砕石を路盤材に使用するため有価物として購入をしたものということで、今も路盤等の形状を維持するための役割を果たしているものと思います。現段階では、たとえ有害物質を含んでいるということがありますけれども、廃棄物には該当しないものと思います。これらを処分する段階で、廃棄物処理法にのっとり適正な処理をするということで考えております。
○副議長(茂木弘伸議員) 市長。
◎市長(阿久津貞司) 先ほど担当部長からお話がありましたけれども、そういうことですので、よろしくお願いいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) この中に有害物質が入っていることが確認されても産業廃棄物でなく有価物だという認識、これを確認をいたしました。
  昨年の12月に、市の調査委員会での報告がされております。伊香保保育所など11カ所の検査結果が明らかになっています。この問題で、渋川市は今回の3月の市議会で補正予算の繰越明許、これが出されましたが、その170万円何がし、その説明の中で検査方法を改めたい、検査をやり直すと発表をしました。先ほど言いました12月13日に市民経済常任委員会協議会で示されたもの、これは私ども議員にも配られておりますが、この示された38カ所のうち11カ所は分析済みなのです。その全てから基準値を超える六価クロムやフッ素が検出された。残りについては分析中ということになっておりますが、新たな検査方法はこれからするとしても、分析中になっていたところの分析結果はどうだったのかお示しをいただきたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) 調査結果につきましては、本来ですと今月3日開催の市民経済常任委員会協議会でお示しをする予定でございました。しかしながら、県との調整あるいはアドバイスを受ける中で、スラグ砕石については現状では廃棄物ではなく土壌汚染対策法に規定する土壌でもないということから、その分析方法について改めて確認をした結果、JISの品質基準に基づく分析方法で行うべきということでアドバイスをいただきました。今まで進めてきたスラグ砕石の分析方法が廃棄物処理法、それから土壌汚染対策法の規定に基づくものであったことから、再度スラグ砕石を評価するための分析方法により、分析をし直してまいりました。分析に必要な試料の採取が必要であったことから、現在報告できるまでの結果が整っておりません。本議会の会期中、予定では3月20日、市民経済常任委員会協議会を開催していただきまして、改めて報告をさせていただきたいと考えております。
  それから、補正の関係でございますけれども、これはスラグ砕石が舗装の路盤材として使用されている箇所の分析でございます。採取に必要な専用の機器が必要だということで、過日ご議決をいただきました補正予算で業者委託をして対応したいと考えております。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 改めて検査をし直しと、それについてはJISの中でやり直すということでありました。これについては、またこの後、後段で質問いたしますが、私の12月議会での一般質問で、もう既に平成25年4月30日に工事が終わったスカイランドパーク第2、第6駐車場の舗装工事について、これの路盤材については大同から材料を供給を受けて、そして舗装したという説明がありました。それについて、私は再度この部分、供給を受けた中身について、心配だから調査をするようにということを市長にもお願いをしました。これについて、市長も再検査を早急にさせるということで答弁いただいておりましたが、そのところの結果はどのような結果が出ているのかお示しをいただきたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 吉田建設部長。
  (建設部長吉田 久登壇)
◎建設部長(吉田久) スカイランドパークの第2、第6駐車場、材料支給でしました上層路盤材の試験結果でありますけれども、渋川スカイランドパーク駐車場舗装補修工事で材料を支給しました上層路盤材の試験結果では、第2駐車場の六価クロムについては0.02ミリグラムパーリットル未満、フッ素については1.7ミリグラムパーリットルであります。第6駐車場の六価クロムは0.02ミリグラムパーリットル未満、フッ素については1.0ミリグラムパーリットルであります。この試験結果は、フッ素の値が道路用鉄鋼スラグの環境安全基準を超えております。今後大同と協議してまいりたいと考えております。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 第2、第6駐車場の再舗装したところからも基準値以上のフッ素が検出されたということが今明らかになりました。私は、その前段で市民部長からJISに、これは県と協議をして、これは土壌でもない、土壌汚染対策法でも該当しない、それから産業廃棄物にも該当しないのだということでした。それで、JISでやるということですが、検査をやり直すこの直接の理由は今言ったようなことかと思いますけれども、今度の検査、どういう検査をして、これまでの検査とどのように違うのか具体的にお示しをいただきたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) 今までの分析方法につきましては、土壌汚染対策法に基づくものでございまして、スラグ砕石を2ミリメートルのふるいでふるって、通過したものを試料としておりました。したがって、スラグの固まりについては、分析の対象となっていなかったということであります。しかしながら、スラグ砕石につきましては、固まりから砂状のものまでありますので、この全てを検査する必要があるということであります。よって、固まりも含めた形での検査ということで、検査方法を変えたということでございます。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 検査方法を変えたというのが今説明がありましたが、今回の渋川市の再調査について私は群馬県の廃棄物リサイクル課並びに環境保全課、こういったところにも聞きましたが、再調査をJISの規格でやりなさいなんていう依頼などしていないと話しています。でも、前段では県と調整中で、検討した結果JISの何号ですか、そこでやるということになったというのでしょう。でも、県はそんな指導はしていないと、再調査をしなさいなんて依頼などしていないというのですよ。また、JISの規格と、またスラグを所管している経済産業省産業基盤標準化推進室、そういった指導は一切していないと話しています。電話で確認をとりました。
  そこでお尋ねいたしますが、再検査を指導したのは一体どこの役所のどなたなのか。その方は、本当にJISで再検査をしろと言っているのですか。それを具体的に、県と協議している、また上部団体と協議ということですから、具体的にお示しを願いたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) 昨年来土壌汚染対策法の担当課であります群馬県の環境保全課等と相談を何度か重ねてまいりました。スラグ砕石が現状では廃棄物ではなく土壌汚染対策法に規定する土壌でもないということから、分析方法を再確認したほうがよいとの助言、いわゆる法律的な指導ということではございません。助言なりアドバイスを受けまして、市で再確認をいたしました。これは、経済産業省へ確認をいたしました。その結果、再分析を決定したものでございます。再検査のいわゆる指示を上部団体から受けたというものではございません。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) では、どことどこに相談したらアドバイスを受けたのですか、担当者は。
  分析方法を指示されたのではないと。アドバイスを受けたのでしょう。具体的に言います。経済産業省技術環境局基準認証ユニット基準認定政策課、それからその中の環境生活標準化推進室、これはスラグを直接扱うJISの担当部局です。産業基盤標準化推進室、ここも同じく扱う機関です。これJISの機関です。ここでもそういう指示、アドバイスはできないのですよと、そう言っているのです。それきょうも確認しました。ですから、どこがそういう指示をしてこういう検査方法に変わったのかを聞いているのです。だって、そうでなければあえて検査方法を変える必要ないではないですか。そこがやっぱり重要だと私思うのですよね。繰り返しになりますけれども、経済産業省の担当の話によると、市が再検査のときに使うJIS、補正予算のところの質疑の中でJISのどういう番号かというのは明らかになっておりますから、ここで私が申し上げますが、JISのK0058―1並びにJISのK0058―2、これはスラグ製品に対しての出荷前にその品質がJIS規格に適合しているかどうかを検査する方法なのだそうです。よく聞いてください。そこに転がっている石ころ、あ、これスラグだから、このJIS規格で検査してみましょうという検査ではないのです。だから、つまり一旦土に埋めて使用していたスラグの検査ではないということをはっきり私言われました。「議員さん、何言っているんですか」と、「これは、あくまでも製品管理、品質をやるための検査なんですよ」と。その検査の中で、数値については産業廃棄物法、または土壌汚染対策法、これに対しての先ほど数値示されました溶出試験と含有量試験、それは同じ数値を使っているだけですと。だから、その結果をよしとして何でもしていいのではありませんということなのです。土に埋めたものを拾い出して検査をしていいなんていう、そういうことができますよなんて、経済産業省がこんな検査方法を市にアドバイスするはずないではないですか。そう担当者の方は言っています。私は、この検査方法、JISのK0058―1並びに2について調べました。そしたらば、私が調べたのですからね、渋川市が意図的に再調査をして数値を少なくするようにしているのではないのかと、こう疑わざるを得ないのです。簡単に言いますと、この検査では今までの検査より低い数値が出やすい検査なのだそうです。少し専門的な話になるのですが、これまでの市が露出しているところの検査をやって、11カ所から六価クロムもフッ素も基準値以上が出ていた、その検査でやらずに何で改めてこれやるのか。それは土でもない、産業廃棄物でもないからって、そんなへ理屈通らないですよ、これは。その中では、表面に近い部分だけを検査する、それ質問でもありました。それについて2ミリのふるいにかけてやるのだそうですが、今これからやろうとしている、今検査しようとしているこれについては、使用済みのスラグ、埋められているものには雨水にさらされたり、いろいろな部分で表面から六価クロムやフッ素が溶け出していますよね。だから、真ん中が濃くて、表面が薄くなったり、例えば雨に流されてほとんどなくなっている。市がやろうとしている検査は、毒物が流れて出やすい表面の部分だけを検査する方法なのです、これ。だから、先ほども言いましたけれども、経済産業省の役人がこんな方法を渋川市にアドバイスすることはないと言っている、それが裏づけられました。どこから出したかというのは私はわかりませんけれども、やはりこの検査のやり直しは意図的に低い数字を出しているとしか思えないのです。こんなことを市が単独で考えつくというと私も疑問なのです。これについては、鐵鋼スラグ協会の中の道路用スラグ環境安全品質、その検査方法を導入するための指針というのがインターネットで見られます。その中にもちゃんとこのJISのK0058―1と2を使いなさいというのはあります。ただし、これは埋まっていたものではなくて、ちゃんとした製品が安全かどうか確認した上で出荷しなさいという中身になっています。私は、繰り返しになりますけれども、その辺についてこの新たな検査方法を持ち出して無理やり再検査しようとしているとしか思えません。また、これについては、これは大同からこういうふうにしたほうがいいのではないか、こういう方法もありますよというので助言を受けているのかなとも、こういう疑いも持たざるを得ないのです、今のこの検査方法を変えるというのは。
  それで、再度聞きますが、今回のJISのK0058―1と2、この検査が今までの検査より適しているという理由、あったら教えてください。この方法でないといけない、このものにするという。お願いをいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) 先ほども申し上げたかと思いますけれども、従前やっていた試験方法というのはいわゆる土壌汚染対策法によるものでございまして、スラグの下の土壌を検査する方法だったのです。今回スラグ類の化学分析試験方法というもので実施をしているわけですが、これはスラグそのものを検査する方法なのです。そういうことで、従前と違う方法でやっているということです。ですから、従前の方法でやったものについては、下の土壌についてはその試験方法でいいわけですけれども、上のスラグについては今回のJISのK0058―1、それから2、この方法で行うべきだと。これは市で判断をしたわけです。これは、いわゆる検査、分析をする前のスラグの試料をつくる方法なのです。これがJISで決められておりまして、こういうものにのっとって、いわゆる2ミリのふるいにかけたものだけでは正しい数値が出ないだろうと我々は考えました。スラグも含めた形で分析をしたということでございますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) おかしいですよ。そこに入っているのは、スラグでなくてスラグ砕石といって、大同から出されたものと、あと山砂ですか、自然砕石、それがまざっているのですから、一体のものではないですか。何でそのスラグだけを探し出してスラグを検査するのですか。一体のものではないですか。どうなのですか。私は、今渋川市が行う検査、誰も指示をしていない、自分で、でも上層部に確認したのでしょ、そしたらそういうアドバイスを受けて市がやろうと。そのアドバイスでJISのK0058がいいですよと言ったのは、だからどこのどなたなのですか。それを答えてください。そのアドバイスがなければ、今までの土壌検査で、土壌対策汚染法の検査で進むわけだったのだから。変わったところがわからないのです。再検査で無駄な時間を費やすことよりも、安全対策をすべきではないかと私は思います。市の見解を求めます。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) 議員はスラグだけをはかっているというお話をされましたけれども、そうではなくて、いわゆる試料をとることによって周りもとれるわけですから、スラグそのものだけではなくて一体的にとれるわけです。それを一緒に分析をするという形になります。
  それから、経済産業省については、市で確認をいたしましたけれども、担当者名までは私は承知をしておりませんので、よろしくお願いいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 市は再検査ということで、それは担当はわからないということであります。とりあえず12月定例会で報告のあった検査結果について、ではそれをもとに質問を組み立て直します。
  結果の出た11カ所は、いずれも先ほど言いました六価クロムもフッ素も環境基準を超えていました。さらに、土壌にもフッ素による汚染が広がっていることが判明しております。私は、当然撤去や舗装などの措置をとるものだと思っていましたが、行われたのは、この市民経済常任委員会協議会に出された報告書の一番上に掲載されておりますが、伊香保保育所だけでした。
  それで聞くのですが、撤去や除去、舗装などの処置が全箇所で行われていないのは何なのか、どうしてか、また今後行う予定があるのかお示しをください。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) 撤去や除去、舗装などの処理が全箇所で行われていないというお話でございます。土壌汚染対策法による措置の中で、子どもが利用する可能性が高い施設、例えば幼稚園、保育園の砂場ですとか園庭、こういうところは早急に措置すべきところとして挙げられているところです。今回の調査の中で伊香保保育所の駐車場がありますけれども、これに準じた形で優先をして12月中にアスファルト舗装を行ったものでございます。ほかの場所につきましては、それぞれ分析を今急いでおりますけれども、こういう結果に基づいて措置の優先度を総合的に検証して、優先度を順次決定をしていきたいと思っております。優先度を確定するための項目というのがありまして、乳幼児の利用頻度、施工土地の種類、隣接地の利用状況、それからスラグ砕石の使用形態、また利用頻度ですとか施設の種類、住宅までの距離なども考慮して決定をしたいということでございます。
  土壌汚染対策法に定める、準拠して行う予定でありますけれども、有害物質が溶け出した地下水を飲用することによる健康被害を防止する対策といたしましては、原位置不溶化、不溶化埋め戻し、それから原位置封じ込め、遮水工封じ込め、遮断工封じ込め、スラグ砕石土壌の撤去などが挙げられております。それから、有害物質を直接摂取することによる健康被害を防止する対策といたしましては、3センチメートル以上のアスファルト舗装、それから50センチメートル以上の盛り土、表面をシートで覆った上での立入禁止措置、土壌の入れかえ、スラグ砕石土壌の除去ということが挙げられております。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 子どもが利用する砂場だとか、その他触れるところについては、またその優先順位を確定しながらやるということでありましたが、私はこの11カ所の報告が公表された翌日の12月17日付の上毛新聞を見て思わず目を疑ったのですよね。市は健康に直ちに影響はないとしているという記事でした。今部長が答弁したように、直ちにはしみ込んでいって水源には届かないかもしれない、そういう状況ですよね。でも、2月19日の衆議院の予算委員会の話になりますが、環境省の平岡英治官房審議官が六価クロムやフッ素について答弁しています。平岡さんは、「六価クロムやフッ素は、適切な環境管理措置を実施するよう努めなければならない物質」と説明しています。つまり危ない物質なので、厳重に管理しなければならない物質だと言っているのです。これについては、カドミウム、鉛、六価クロム、ヒ素、水銀、セレン、フッ素、ホウ素、こういった環境安全基準等々がありますが、こういったものがそこに露出したり、子どもに触れないからいい、安全だとPRするのは、これ根拠のない安全性を広めることで大変危険な行為だと私は思うのですが、その辺についての見解もお示しいただきたいと思いますが、これについて危なくない、危なくないということを余りにも強調されるので、六価クロムについて、国際がん研究機関という組織があるのですが、WHOの、世界保健機構の外部組織なのです、その機関が発がん性のある物資についてランク分けしているその一番注意しなければならないランクの中に六価クロムが入っているのです。また、危険度の高いダイオキシンなども同じ第1グループに入っているのです。フッ素については、歯に塗ったり、そういうのはいいとされていることが昔は言われました。歯磨きにも配合されているのはいいというのは、それは歯磨き粉に使われているのはppmといって何万分の1の、そういった規制されている、こういう基準だからいいというのです。今示されているのは、ppmの単位ではなくてもっと大きい単位ですよね。こういう中で、骨の異常だとかフッ素症ということも中国ではあるのだそうです。県内では、例えば草津では硫黄のそういった関係で子どもの歯がもろいという、そんな調査結果なども出ているような話を聞いたことがありますが、とにかく国の調査機関がフッ素は大変だということで環境基準が求められて、土壌や水質への影響を防ぐようにしているのです。先ほどの質問と一緒に、これ市長に伺いたいのですが、私は早急にこの汚染対策、汚染防止措置を行うべきと考える一人なのです。いかがでしょうか。また、住民の不安解消のために住民説明会を開いたり、汚染が判明した場所のホームページの公表など、ここは危険だから余り入らないでくださいとかと、そういう紹介するなども検討すべきだと私は思っているのですけれども、その見解をお示しいただければと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 市長。
◎市長(阿久津貞司) 健康問題につきましては、現在のところ市で把握している水道水源、井戸から六価クロム、フッ素検出等は出ていないという検査が出ております。そういうことで担当からコメントしたということでございますので、誤解のないようにしていただきたいと思っております。
  また、現在スラグの砕石土壌が今ありますけれども、基本的には順次3センチの舗装をしながら覆っていくということが基本になろうと思いますので、そういう形で一つ一つ順番をもって進めてまいりたいと思いますので、よろしくお願いします。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 今部長から答弁があったということで、市長も水道水源は安全なのだということを言いましたが、これについて六価クロムもフッ素もほんの少しなら健康被害はないのだ、こう言っているように聞こえるのです。だって、これはそうではないのだと環境省所管の国立環境研究所の中でもしっかりと言っているわけですから、一日も早くそれは被覆するなり、撤去するなり、それが必要なのです。環境被害はないというのであれば全然問題ないと思いますが、被害がないという根拠がないではないですか。ただ、今あっても届いていない、水源には届いていないからいいのだと。では、そこに放置しておいていいのかという問題なのです。例えば市長もそうですけれども、部長もそうですけれども、ここにいる皆さん全てですよね、自分たちにお孫さんがいる方がいっぱいいるのではないかと思います。スラグが露出している公園で遊ばせてみてください。そこで遊んでいたら、ずっと遊ばせていたら六価クロムがあるとわかっているそこで遊ばせますか。例えば県外からスカイランドパークに遊びに来て第7駐車場、第5駐車場に車をとめた、お子さんが知らずに石ころを拾って、その拾った手を例えばなめたとします。それでも、それがあなた方の、私も孫がいますが、孫、子どもだったらどうしますか。危険だからさわるな、すぐ手を洗え、そうではないですか。違いますか。やっぱりこういったことで物事に対処しなくてはならないと思うのです。
  そこで、別の角度でちょっとしていきたいと思いますが、この問題の発端となったスカイランドパークのスラグ処分費用、これに2,480万円の費用が投じられました。私は、以前の質問の中でも発生原因者である大同にこうした費用は請求すべきだと再三求めてきました。しかし、市長は拒否をしてきました。そして、新たに昨年12月に伊香保保育所の駐車場、12月24日に工事が終わっていましたが、舗装工事が行われていました。
  そこでお聞きをしますが、伊香保保育所の舗装工事、これは一体幾らの費用がかかったのかお示しをいただきたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 保健福祉部長。
  (保健福祉部長後藤 晃登壇)
◎保健福祉部長(後藤晃) 伊香保保育所の駐車場の舗装工事でございますけれども、工事費につきましては217万3,500円でございました。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 伊香保保育所の舗装工事、スラグが埋められて使われていたのは駐車場全体でなく、場所がわかりますので言いますが、入り口に松の木がある松の木の根元の南、西側になるのかな、そこにずっと帯状にあったところですけれども、全体を被覆して舗装をしたということで217万3,500円ということでありました。このところの工事についても、一部の新聞報道によると、この伊香保保育所の工事については保護者にも何ら説明がないまま工事が行われたとありました。こうした報道は事実なのか、また報道後この保護者に対してどのような説明をして理解を得られているのかお示しいただきたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 保健福祉部長。
◎保健福祉部長(後藤晃) 工事が12月下旬の土日中心で施工できるということでございましたので、工事前に保護者説明は行いませんでした。工事完了後に一部新聞で報道されたことから、保護者の不安解消を図る必要はあるということで役員会を開催していただきまして、そこで説明をし、またその後保護者全員に対して説明用の文書を配付させていただきました。なお、保護者からの説明等に対する意見等はございませんでした。
  以上でございます。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 事後報告でも、きちんとそのてんまつについて説明会を開いてということでありました。こういうのは、後手後手ではなくて、何でもそうですけれども、早目早目の対策が功を奏するわけですから、きちんとした対応をしていただきたいと思います。
  この辺で先ほどの質問の中でインターネット等渋川市に公表しろという、ホームページでの公表を検討すべきだということについて、私にはどうするかということは説明がなかったのですが、その辺も含めて見解を再度聞いておきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) 先ほど優先順位を決めて順次対応という話をさせていただきましたけれども、これにつきましても市民の不安解消ということがありますので、調査の結果がまとまり次第ホームページ等に掲載をして周知を考えております。よろしくお願いいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 結果をホームページに載せるということでありましたが、先ほどの伊香保保育所のように今後も撤去や舗装工事、いろいろなものを進めれば費用がかさんできます。これについても4月以降はもう消費税は8%に上がるわけですから、その場合市はこの費用を今後どの程度になると予想しているのか、またその費用はどのような財源で支払うつもりなのか、計画、考えがありましたらばお示しいただきたいと思います。
○副議長(茂木弘伸議員) 市民部長。
◎市民部長(都丸一徳) スラグ砕石を撤去処分ということになりますと、廃棄物として廃棄物処理法の規定により処分をすることになります。調査結果では、推定使用量が1万300立方メートル、総重量が1万9,000トンという見込みでございます。処分料の前例でいきますと、1トン当たり約3万円ということで、処分料だけでも5億7,000万円ということになります。そのほか、その下の土壌に汚染が進んでいた場合には、そちらへの対応ということが出てまいります。財源については、一般財源で対応するということになります。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 今後の状況を見ながら、全体では約5億7,000万円の費用がかかるだろうと。これは、あくまでも市民経済常任委員会の協議会の中で示されたこの数量ですね。これからもっともっと調査すればふえてくる可能性だってあるわけです。
  今質問させていただきますその対応について、                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                          
               
                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                           
               
                                                                         
            
                                                         
土壌汚染対策法の第8条に、土壌の汚染の撤去をした、除去をした後の費用についての記述があります。これも前にもやりました。ここでは汚染原因者に対する処置費用を請求できると書かれています。また、民法の不法行為の規定の中でも、発生から20年以内であれば損害賠償の請求が可能なのです。それなのに、前回は大同に請求できる費用を市で負担するということになりました。これは、その当時の市長の答弁では、もう瑕疵担保期限が切れているとか、それから損害賠償請求権の問題がありましたけれども、これについて民法の規定でもきちんと請求できる、費用を負担できるとなっているのですよね。これまで私は大同特殊鋼が雇用や固定資産税などのいろいろな面で渋川市に大きく貢献していたこと、私も一市民としてもこれは承知をしております。だからといって、これからどんどん膨らむ費用を大同に請求しないで、なぜ渋川市民が負担しなければならないのか、この辺について改めて市長に大同にいろいろな、これから伊香保保育所の舗装でもお金かかっているわけですから、大同特殊鋼に負担を求めるべきと私は思いますが、その辺についてどうなのか、市長にお伺いをいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 市長。
◎市長(阿久津貞司) それでは、角田議員に前にも9月、12月議会でも答弁させていただきましたけれども、大同特殊鋼株式会社に費用負担を求めることは今のところ考えておりません。
  なお、大同特殊鋼株式会社から今回のスラグ問題に関し何らかの協力をしたい旨の申し出を受けておりますので、今後はその対応を検討していきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 大同特殊鋼には請求はしないと。今大同から市に何らかのお手伝いをしたい、何らかの形で市に協力をしたいということは、撤去費用、そういったものについて見合うお金を出すという、そういう何らかのお手伝いということを言ってきているわけなのでしょうか。そのところはいかがですか。
○副議長(茂木弘伸議員) 市長。
◎市長(阿久津貞司) 先ほど申し上げましたように、何らかのお手伝いということは舗装の代金も一部入っているのではないかと我々は予測していますけれども、まだ各論の議論はしておりません。そういう考えを持っているという話を聞いておりますので、市といたしましてもそういうことであればご協力をお願いしたいということで今進めてきておりますので、よろしくお願いいたします。
○副議長(茂木弘伸議員) 25番。
◆25番(角田喜和議員) 大同特殊鋼からこういう問題に発展して国会議員までが質問する、こういう状況になって初めて何らかの形で渋川市にお返しをしたいという、そんな話をしてくる。私は、最初言ったように、これは大同特殊鋼に責任があるのだと言っているのです。民法上の不法行為に対する損害賠償請求、それから土壌汚染対策法の不法投棄という解釈では、その上位法令から来ているのだから、きちんと何らかの方法で対応していくことを待つのではなくて、市として法的根拠に基づいて損害賠償請求なりやるべきだと私は思います。それを市長に要求して一般質問、もう時間ですから、終わりにいたします。申しわけありません。2問目の臨時職員、この問題についてはそっくり残ってしまいましたので、6月議会の中でまず第1番目にさせていただければと思っております。
  以上で終わります。
○副議長(茂木弘伸議員) 以上で25番、角田喜和議員の一般質問を終了いたします。
  18番、茂木弘伸の一般質問は、都合により取り下げることといたしました。
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ