2014/12/9  22:18

全国が注目する群馬5区…江戸時代さながら世襲同士が低次元権力闘争を繰り広げる群馬の政治風土  政治とカネ

■12月2日に公示され、現在中盤戦に差し掛かっている今回の衆議院総選挙ですが、選挙直前まで、群馬県の自民党県連では、群馬1区と5区の立候補者の公認をめぐり、ひと悶着がありました。


 群馬5区の場合は、今年10月20日から話題沸騰の小渕優子・前経産相の議員辞職が焦点でしたが、「逃げる選択肢はない」などと意味不明の理由で、何が何でも出馬することになり、自民党の県連も追認する形で落ち着きました。

 一方、群馬1区でも、前衆議院議員・佐田玄一郎の出馬をめぐり、昨年6月に週刊誌が同氏の女性問題をスキャンダルとしてスクープしたことがあります。
※6月27日と同29日のブログを参照ください。↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1062.html
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1063.html

 そのため、佐田玄一郎が議員としての品位に欠けるということで、県連が公認をためらったことから、一の関係者の間から、中曽根大勲位の孫を推薦する動きが出ました。

 ところが、この動きを逸早く察知して、猛烈に批判を始めた人物がいました、参議院議員・山本一太です。

■群馬県の国会議員は、現在、群馬2区の衆議院議員・井野俊郎を除く全員が2世、3世議員となっています。列挙して見てみましょう。

○群馬県選出の衆議院議員
 ・第1区:佐田玄一郎(参議院議員佐田一郎の孫)
 ・第2区:井野俊郎(34歳、2012年11月に伊勢崎市議会議員を辞職し、同12月の衆院総選挙に出馬し当選。元来、第2区は大臣職経験2回で自民群馬県連の重鎮の笹川堯の基盤(7回当選)。笹川の引退で井野が公募で2区支部長となる
 ・第3区:笹川博義(右翼のドン笹川良一の孫。第2区の笹川堯の三男。なお、3区では1996年から谷津義男が当選していたが、2009年の衆院総選挙で落選。この時、大票田の太田市の自民党関係者が、館林出身の谷津の立候補を嫌い、太田市長の清水聖義を擁立する動きがあったため、谷津が清水聖義に出馬を断念させるために、裏金工作を館林市長・安樂岡に持掛け、1億円の土地を館林市土地開発公社に5億円で購入させた疑惑が取りざたされている)
 ・第4区:福田達夫(福田赳夫首相の孫、福田康夫首相の息子)
 ・第5区:小渕優子(衆議院議員小渕光平の孫、小渕恵三総理の娘)
○群馬県の参議院議員
 ・中曽根弘文(衆議院議員中曽根康弘の息子)
 ・山本一太(草津町長山本泰太郎の孫、参議院議員山本富雄(元農林水産大臣)の息子)

■このように世襲議員のオンパレードとなっているうえに、今回の群馬1区をめぐるブログ・バトルで、はからずも世襲同士の論戦が展開されました。マスコミもこの様子を報じました。

**********産経新聞 12月1日(月)19時0分配信
中曽根親子を徹底批判する山本一太参院議員 「場外乱闘、炎上」の“背景”
 自民党の衆院群馬1区の公認調整をめぐり、党群馬県連が前職の佐田玄一郎元行政改革担当相を「公認したくない」となり、中曽根康弘元首相の孫で中曽根弘文元外相の長男、康隆氏を推す動きがあった。最終的には、党本部が「佐田氏でも勝てる」として同氏を公認したことで、一応の決着をみた。
 ところが、群馬1区の公認問題で群馬県選出のある国会議員が、ブログで徹底した「中曽根批判」を繰り広げた。前沖縄北方担当相の山本一太参院議員だ。康隆氏もブログで反論すると、山本氏は「倍返し」のように反応。山本氏が仕掛けた激しい「場外乱闘」は、群馬県連内に「余計なしこり」を残すことになった。56歳で参院当選4回を数えるベテラン政治家の山本氏は、32歳で「大勲位の孫」で弘文氏の秘書歴1年数カ月の康隆氏に何と攻撃したのか。
 群馬1区の公認調整をめぐり、県連内には佐田氏に代わって康隆氏を推す動きがあった。康隆氏も衆院解散翌日の11月22日、群馬1区から自民党公認で出馬したいと申し出た。
 山本氏は、康隆氏の出馬が取り沙汰される前からブログで「反中曽根」を展開していた。
 一貫している主張は「同一県内に親子が国会議員になってはいけない」というものだ。実は、小渕優子前経済産業相の議員辞職が取り沙汰され、週刊誌などが康隆氏の群馬5区出馬の可能性を報道したときから始まっていた。群馬1区の公認問題に関しては、11月の21日から24日にかけて「衆院群馬1区、(弘文)県連会長の長男擁立には断固反対する!」と題した投稿を10回にわたり集中掲載し、批判のトーンも上がった。
 例えば、21日夕にアップした「その3」はこんな内容だ。
 「佐田氏のスキャンダルが発覚した後、急に(?)仕事をやめて父親の秘書になり、前橋を回り始めた現職の参院議員である県連会長の長男を、単に『ブランドがあるから』とか、『県連会長の長男だから』とか、『イケメンだから』とか、そんな理由で公認候補として急遽(きゅうきょ)、擁立するようなことに賛成できるわけがない」
 佐田氏のスキャンダルとは昨年6月に「週刊新潮」に報じられた女性問題を指す。このとき佐田氏は責任をとって衆院議院運営委員長を辞任している。
 康隆氏は同日、「中曽根弘文ファミリー」のブログで反論に出た。
 勤めていた外資系証券会社に辞表を出したのは佐田氏のスキャンダルが明るみに出る前であり、政界を目指す意思決定と佐田氏のスキャンダルは無関係だと主張。「事実と異なることや、他人に誤解を与えるような内容に関しては、しっかりと訂正・謝罪をしてもらう必要がある」と抗議した。
 山本氏は23日、「その7」で「明らかに不注意だった。事実関係の確認が不十分だったことを反省している」と受け入れ、前出の記述を一部書き直した。しかし、康隆氏の擁立に反対する立場であることに変わりはなく、記述の辛辣(しんらつ)さは激しくなった。
 「その8」では、康隆氏の反論のブログに関し、秘書の言葉を引用する形で「上から目線」だと批判し、「父君と同じ選挙区で19年間、国会議員をやっている目上の人間に対して、『最低限の礼節』というものはあってしかるべきだと思う。しかも、康隆氏は父君の秘書という立場なのだ」と糾弾した。ブログで抗議してきたこと自体についても「ひとことで言うと、とても殺伐とした、ギザギザで冷たいアプローチだ」と切り捨てた。
 山本氏が康隆氏をここまで攻撃するのは、「政治は『ファミリー独占ビジネス』ではない」とする「訴え」の他にも、2つの理由があるとみられている。
 一つは、今年8月の県連会長選で、選挙戦の必要性を訴えていた山本氏が条件が整わなかったために立候補できず、弘文氏の無投票3選が決まった経緯があること。もう一つは、山本氏自身が衆院へのくら替えをひそかに望んでいるとされていることだ。
 この点について、山本氏は「中曽根県連会長に対する個人的感情で書いているわけではない」「自分は、参院から衆院にくら替えして群馬1区から出ようなどとは、全く考えていない」といずれの説も一蹴する。
 自民党内には山本氏について「一政治家としてはやり過ぎだ」との声が少なくない。康隆氏についても「党にどれほど貢献してきたのか」と冷ややかに見る向きもある。
 康隆氏は24日のブログでこう記した。
 「政治の重要性を再認識すると共に現実の政治は甘いものではなく、命がけで取り組む覚悟が必要だという事も改めて痛感しました。しかし厳しさを知った上でも、国政の場で全身全霊を捧げて働きたいという気持ちが一層強まって参りました。今後、もし挑戦の機会を与えられるならば、浅学非才の身ではありますが、持てる力の限りを尽くし、皆様と共に群馬と日本の未来を切り開いて行きたいと考えます」
 一方の山本氏は、25日に公認問題が決着しても、翌26日のブログでこう記した。
 「このドラマはまだ終わっていない。遠くない将来、新たな局面に突入する可能性もある」
 「康隆氏には何の恨みもない」と綴ってきたが、敵愾心はあらわだ。27日のブログでは、群馬1区候補の人材発掘にも意欲をみせた。

**********日刊ゲンダイ2014年11月28日
世襲議員の山本一太氏 中曽根ファミリーに執拗な世襲批判
 類は友を呼ぶということか。狂乱首相の盟友を気取る山本一太参院議員が、同じ群馬の“大勲位ファミリー”にカミつき、波紋を広げている。
 政治資金問題で一時は出馬が危ぶまれた小渕優子(群馬5区)の後釜に中曽根元首相の孫、康隆氏の名前が取り沙汰されたことにブログで猛反発。これに康隆氏が「非常に不愉快であり、即刻の訂正と謝罪を要求する」と応戦し、異例の事態となっているのだ。
 山本議員が「衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!」と題したブログを投稿し始めたのは、衆院が解散した21日。地元の上毛新聞が「前橋の経済界で康隆氏の擁立を求める声がある」と報じたことに<賛成できない!(キッパリ)><(県連会長の弘文参院議員と)親子で群馬の7つの国政の選挙区の2つを独占することになる><政治は『ファミリー独占ビジネス』ではない>と反対の姿勢を鮮明にした。
■山本議員も父親の地盤引き継ぎ
 大勲位の孫も黙っていない。中曽根ファミリーのブログで<事実と異なる事や、他人に誤解を与えるような内容に関しては、しっかりと訂正・謝罪をしてもらう必要がある>と反論。すると、山本議員はすぐに<ビックリしたのは、康隆氏が唐突にブログで抗議して来たこと><自分が同じ立場だったら、先ずは相手にアポを取って会いに行く>と投稿し、ナント、24日の「その10」までブログでネチネチ“口撃”を続けた。
 政治が「ファミリー独占ビジネスではない」のは当然だが、山本議員の父・富雄氏も農相や参院幹事長を歴任。本人もリッパな世襲議員なのに「自分はいいけど、他人はダメ」とはハチャメチャだ。
「地元では以前から、山本議員が衆院鞍替えを希望しているという話をよく聞いた。1区に中曽根さんの孫が出てくれば進路を断たれる。執拗に反対しているのはそのせいじゃないか」(市民オンブズマン群馬)
 山本事務所に真意を聞こうにも「質問用紙を送れ」と注文した後は、質問状を送ってもナシのつぶて。つくづく安倍首相の取り巻きにはイカれたやつしかいない。

**********毎日新聞 2014年11月25日群馬版
2014衆院選:中曽根康隆氏が出馬を希望 ブログで応酬、山本一太氏「断固反対」
 中曽根康弘元首相(96)の孫、康隆氏(32)が24日、衆院群馬1区から自民党公認での立候補を目指しているとブログで明らかにした。これに対し同党の山本一太・前科学技術担当相(56)=参院群馬選挙区=がブログで「擁立には断固反対する!」と論陣を張り、康隆氏との間で応酬が繰り広げられている。
 康隆氏は、元外相で自民党県連会長の中曽根弘文参院議員(68)の長男。昨夏から弘文氏の秘書を務め、衆院選出馬を目指して準備を進めてきた。一方、山本氏は今月下旬からブログで「政治は『ファミリー独占ビジネス』ではない」と繰り返し批判。康隆氏が「人を誹謗(ひぼう)中傷し、おとしめる内容だ」と反発すると、山本氏は一部の事実誤認を認めて修正した上で「何の実績もない人をブランドだけで選ぶのは反対だ!」と改めて強調した。ブログでは「明日、議員バッジを外してもいい覚悟」と、自らの衆院選出馬を示唆する記述もしている。
 弘文氏は24日、毎日新聞の取材に「事実誤認もあり、息子は抗議した。一連のブログの内容は一方的で失礼だ」と話した。山本氏からは取材依頼に対する回答を得られなかった。【吉田勝、角田直哉】
**********

■こうした世襲議員同士の利権争いを見ていると、本当に群馬県という土地柄の政治風土の劣化を感じさせます。

 誰が考えても理不尽なのは、国に設置されている議会その他の議決機関を組織し、その議決に加わる資格を有する者が世襲の人物であることです。これではまるで江戸時代の封建制社会です。

 選挙で選ばれるから民主主義国家だといっても、候補者が世襲ですから、それ以外の人物がいくら上を目指しても、可能性がなく、諦めてしまうのです。これでは、国が衰退していきます。

 どうしてもよくわからないのは、自民党員として群馬県内で政治を志す美佐さんが、自ら、世襲制を容認してしまっており、国政に打って出ようとしても、その芽を自分たちで摘んでいる格好にしてしまっているからです。

 代議士の秘書として研鑽を積んで、市町村議会に出馬し、そこで経験を積んで、県議会に打って出ても、国政には出られないわけで、仕方がないから首長になるしかありません。知事の場合は、国から出向してきた行政マンが先取りする場合も多く、結局、地元の自治体の市町村長が関の山です。しかし、大統領並みの権限を持つ首長になり、利権を謳歌できれば、それはそれである程度のガス抜きになるのかもしれません。しかし、国政に打って出て国を動かしたい、という大志は実現できません。

■一方、世襲側としては、「国家老」のような取り巻きから親が「殿」「姫」呼ばわりされているのを見て育つうちに、自分も周りからチヤホヤされるにつれて、大望より先に。政治家が天職だと勘違いしてしまうのです。

 本来、自民党員の中から、こうした封建的な構図に疑問を持つ人物が現れてもよさそうなのに、そうした輩は見えません。世襲議員に擦り寄って、利権のおこぼれに預かろうとする連中ばかりでは、日本の将来を背負って立つという気概のある若者はいなくなり、政治に無関心になるのも無理はありません。群馬5区のみならず群馬選挙区での結果が、自民党政治の縮図を示すことになれば、ますます全国の皆さんの失笑を買うことでしょう。

【ひらく会情報部】

※参考資料
【山本一太のブログ】※「気分はいつも直滑降」から
時代錯誤の「親子による議席独占モデル」
2014-11-14 15:34:52

 来週、衆院が解散される公算が高い。 12月中旬か下旬には、投開票日を迎えるだろう。 正直言って、これほどの急展開は予想していなかった。 まさに「電光石火」のオペレーションだ。(ふう) 
 こうした状況を受けて、ここ数日、地元の親しい議員や首長、支持者の方々から、次々に「同じ質問」が飛び込んで来ている。 先ほども院内の蕎麦屋で、同郷の某議員から同じことを聞かれた。 「こんな話を耳にしたんですが、どう思いますか?」と。
 いい機会なので、この際、山本一太の考え方を(改めて)明確にしておきたい。 これは、オープンな県連会長選挙の実施と同様、ずっと以前から口にしている一貫した主張だ。 一時の個人的感情ではない。
 なかなか変わらない日本の政治文化にも、変化の兆しはある。 国政選挙の候補者を民主的なプロセスで決める「公募のメカニズム」も、全国的に定着しつつある。 過去のブログにも書いたように、能力と意欲のある人物なら、(世襲であろうとなかろうと)開かれた手続きの中で候補者に選ばれ、党の公認で選挙に出馬することに何の問題もないと思う。 
 ただし、いかなる事情があろうと、今時、同じ都道府県の小選挙区の複数の議席、あるいは衆院と参院の議席を(同時期に)「親子で占める」などという前近代的なことは「あってはならない」と考えている。 政治はファミリー独占ビジネスではない。 最近、電話で言葉を交わした仲良しの県議も、若手市長も、「そこは一太さんと同じ認識です。他の人もそうだと思いますよ!」と話していた。
 時代の流れとともに、政治に対する有権者の意識も変わっている。 中選挙区時代とは、衆参の事情も異なっている。 まさか、生まれ育った故郷の群馬県で「時代錯誤のビジネスモデル」が現出するようなことはないと信じている。 が、あんまり聞かれるので、念のため自分のスタンスをハッキリと書いておきたい。
 (後略)

群馬1区の公認問題で期待される中曽根県連会長のリーダーシップ
2014-11-20 11:41:54

 午前11時過ぎ。 東京から高崎に向かう新幹線車中からのブログ。 連日、地元紙の一面で報じられている衆院群馬1区の佐田玄一郎衆院議員の公認問題に関して、前橋市や利根沼田地域の支持者の方々から、何度も電話がかかって来ている。
 複数の地元県議、市議、経済人、後援会幹部等と言葉を交わしたが、出て来るのは厳しい意見ばかり。 特に、女性部の反発は凄まじい。 詳しいことは書かないが、これは「よほどの事態」だと思う。(ため息)
 携帯が鳴る度に、こう話している。 「どんな状況になろうと、自民党が県都前橋を含む選挙区で議席を失うようなことだけは、避けなければなりません!」と。
 こんな時こそ、中曽根県連会長のリーダーシップで事態の収拾を図っていただきたいと思う。 思い出して欲しい。 新たな県連会長を選出するにあたり、自分は「オープンな県連会長選挙」を強く望んでいた。 が、国会議員の推薦人1名が確保出来なかったために、「選挙にエントリーする」ことさえ出来なかった。
 中曽根県連会長が正式なプロセスを踏んで県連会長に再任されたことに、異論を唱えるつもりはない。 新たな体制の下で県連が一致結束して、来たるべき衆院選や来年4月の県議選に立ち向かわねばならないのも当然だ。
 それはそうとして、中曽根県連会長が今のポジションを維持出来たのは、佐田玄一郎氏が県連会長選挙立候補に必要な国会議員の推薦人を引き受けたからだ。 あの時、山本一太も出馬の意志を表明し、県議の推薦人枠を確保していた。 あの状況の中で、中曽根会長(ー県連会長候補)の国会議員の推薦人になる可能性があったのは、佐田玄一郎氏だけだった。 その意味で言うと、中曽根県連会長は佐田衆院議員に「恩義」があるはずだ。
 (後略)

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その1
2014-11-21 00:19:52

 (前略)
 衆院群馬1区の現職差し替え問題は、調整が続いているようだ。 昨日、自民党前橋支部の緊急役員会で、佐田玄一郎氏の公認推薦を見送ることが決定された。 午後、前橋支部の代表者が党本部で茂木敏充・選対委員長に会い、支部からの公認推薦をしない方針を伝えた。 この流れを踏まえて、今日は群馬1区関係の県議が会議を持ったと聞いている。
 群馬県選出の自民党参院議員として、19年のキャリアを積み上げて来た。 故郷群馬を愛する政治家として、1区の公認問題に関する自分の正直な気持ちを書いておきたい。 
 本日の地元紙(上毛新聞)の記事によると、「前橋経済界の一部(?)に中曽根県連会長の長男を擁立すべきとの声があるが、県連内には『群馬県内で同時期に親子が国会議員の議席を独占する状況は認められない』という慎重論が強い」とのこと。 この県連内の意見は健全だ。 申し訳ないが、中曽根会長の長男を(佐田氏の代わりに)立候補させることには賛成出来ない!(キッパリ)
 過去のブログに何度も書いた。 政治は「ファミリー独占ビジネス」ではない。 群馬県の7つの国会議員の選挙区議席(参院2、衆院5)の2つ(約30%)を「親子で占める」などという前近代的なシステムは、到底、県民、いや国民の理解を得られない。 だいいち、今時、群馬からこんな古臭いビジネスモデルを発信するようなことをやってはならない!
 中曽根弘文県連会長の長男である康隆(やすたか)氏には、何の恨みもない。 だいいち、本人のことを全く知らない。 何度か会釈を交わした憶えはあるが、実際に言葉を交わしたことは一度もない。 確かにルックスはいいし、経歴も立派だ。 優秀な人材なのかもしれない。
 が、しかし、これは本人の資質がどうのという問題ではない。 そうでなくても、康隆氏が急に仕事を辞めて中曽根参院議員の秘書になり、前橋市を回り始めたことについては意地悪な見方をする人も結構、いる。 「佐田玄一郎氏のスキャンダルを見て、これはイケるとやって来た。人の弱みにつけ込むようで嫌な感じだ」と。
 実際、今から数ヶ月前、大臣在任中に出席した前橋市の企業人による会合の席で、ある社長がこんなことを言っていた。 「一太さん、次の衆院選は佐田さんじゃなくて、中曽根さんの息子が出るんかい?いや、オレのところに本人が挨拶に来たんだよ!前橋から出馬するのかと聞いたら、『はい、佐田先生の後に!』って言ってたんだよな!」と。 
 昨日、ある場所で遭遇した自民党の某幹部がつぶやいていた。 「こんな状況の中で、康隆氏を無理やり出馬させるようなことをしたら、本人の将来にもマイナスだよなあ…」と。 全く同感だ。
 国政選挙の候補者を決めるのは党本部だ。 自民党前橋支部は、「現職の佐田玄一郎衆院議員の公認推薦を出さない」という決定を茂木選対委員長に報告した。 この報告を踏まえ、選挙区での情勢も分析した上で「現職を差し替えるかどうか?」は党本部が決定するという流れだと思っていた。 茂木選対委員長も当然、そういう認識だと思う。 
 ところが、少し前に、自民党前橋支部が「後継の候補者を独自に決めようとしている」みたいな未確認情報が飛び込んで来た。 事実とは思えないが、この話にはちょっぴり驚いた。 一歩間違えると、党本部との対立構図が生まれかねない展開になるからだ。 
 前橋支部の役員(?)が、中曽根県連会長に対して、「県連会長を辞任し、かつ2年後の参院選挙に出ないと誓えるなら、長男の公認を前橋支部で後押ししてもいい!」と打診したという噂も! もちろん、根も葉もないゴシップだと信じている。(笑)
 (後略) 

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その2
2014-11-21 02:53:55

 (前略)
 前回のブログ(その1)の中で、衆院1区の候補者差し替え問題に関して「ある噂」が飛び交っていると記した。 それは、「自民党前橋支部の某役員が中曽根県連会長に対して、『ご本人が県連会長を辞任し、かつ2年後の参院選挙に出ないと誓約すれば、前橋支部として長男の公認を認めてもいい!そのつもりはあるか?』と打診した」という話だ。
 もちろん、ガセネタに決まっている。 が、万一事実だったとしたら、とても奇異なやり取りという気がする。(笑) だって、そうでしょう。 「私は2年後に国会議員を辞める。その代わり、今回、息子を国政選挙に立候補させて欲しい。2人が県内で同時期に国会議員をやるのは2年間だけだ!」 世の中に、そんな馬鹿な約束をする政治家がいるわけがない。(笑X2) 
 だいいち、2年だろうと3年だろうと、群馬に「ファミリー独占ビジネス」の状況が現出することに変わりはない。 え? 口に出すのもバカバカしいが、県連会長のポストと候補者差し替え問題とは何の関係もない。
 もっと驚いたのは、「たとえ党の公認が得られなくても、県連推薦があれば、中曽根会長の長男(康隆氏)は出馬する肚を固めている」みたいなストーリーを意図的に流しているひとがいることだ。 こんなことが伝わったら、茂木選対委員長は絶対に怒ると思う、な。(笑) 国政選挙における党本部の候補者公認決定権をないがしろにするかのような動きだもの。 が、この「県連推薦なら出馬説」も事実無根だと信じている。
 中曽根会長の長男の擁立について、県連内で異論が強いのは紛れもない事実だ。 事実、複数の県議や首長が、「親子で2議席独占はおかしい。一太さんと同じ感覚だ」と話していた。 それを考えると、前橋選出の県議全員が「康隆氏の擁立で動いている」とはとても思えない。 ふと思った。 仮に中曽根県連会長への上記のような打診があったとすると、(俄かには信じられないが)、それは前橋支部の総意で行われたことなのだろうか、と。
 ブログを書きながら、今、ハッと気がついた。 候補者差し替え騒動の一方の当事者になってしまっている中曽根県連会長を呼ばないのは当然としても、なぜ、群馬1区の関係者の一人である参院議員山本一太が、支部関係者の会議に呼ばれないのだろうか、と。 自分は、参院から衆院に鞍替えして前橋1区から出ようなどとは、全く考えていない。 加えて、前橋も利根沼田地域も大事な選挙区だ。 ちなみに、過去の群馬の国政選挙の歴史の中で、群馬1区全体の得票率が7割を超えたのは、恐らく自分だけだ。 
 いずれにせよ、群馬1区の公認候補は党本部が決定する。 他方、地方支部の意見は、出来るだけ決定に反映して欲しいとも思う。 それを言った上で、党本部と1区の自民党支部関係者の方々に、改めて次の4つのことを強くお願いしておきたい。
1.群馬衆院1区の公認候補決定にあたっては、党本部による情勢分析のデータ(世論調査による候補者の支持率等)を十分に勘案して欲しいこと。
2.現職候補者の差し替え問題を決着させる前に、群馬県連として、佐田玄一郎氏の釈明(謝罪?)と今後の政治活動に対する思いを聞く何らかの機会を設けてもらうこと。
3.仮に候補者差し替えを行う場合には、親子による県内議席独占という状況を避けるため、中曽根県連会長の長男は候補者から外すべきであること。
4.現職候補を差し替えるかどうかは党本部の決定事項。公認問題がどう決着しようと、党本部の決定に従わず、県連推薦で分裂選挙をやるような事態は何としても避けてもらいたいこと。
 前述したように、自分は衆院群馬1区への鞍替え出馬など、毛頭、考えていない。 ただし、公認候補選びが「全く筋の通らない形」で進められるような事態になった時だけは(その可能性はないと信じているが)、政治家として様々な選択肢を考えざる得ない。 これだけは、ハッキリ宣言しておく。
追伸:正直言って、山本一太後援会の中でも、佐田玄一郎衆院議員に対する見方はスゴく厳しい!(ため息) 群馬選出の他の国会議員も、県会議員も同じ感触だろう。 それでも、佐田玄一郎氏は、「謝罪すべき点は謝罪し、最後まで推薦を得られるよう努力したい!」と言い続けている。
 あまり余分なことを言うと、また物議を醸すかもしれない。 が、自分が中曽根県連会長なら、「今回、長男は出馬させない!」と明言しているところだ。 そりゃあ、そうだろう。 過去のブログでも触れたが、中曽根弘文氏が県連会長に再任されたのは、佐田玄一郎衆院議員が県連会長選挙立候補に必要な国会議員の推薦人を引き受けたからに他ならない。 これは「恩義」だと思う。 ましてや、県連会長は中立的に揉め事を収めねばならない立場なのだ。
 え? どっちがいい悪いの話ではない。(笑) 中曽根会長と自分は、性格や考え方が違うということだ。

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その3
2014-11-21 12:23:18

 (前略)
 参院本会議の冒頭、佐藤ゆかり参院議員の議員辞職願いが了承された。 12月の衆院選挙に大阪11区から自民党公認候補として立候補するためだ。 大阪府連は党本部への公認申請を決めている。 
 佐藤ゆかり氏の議員辞職の理由は「一身上の都合」ということになっていた。 が、実質的には(党が認めた)「参院から衆院への鞍替え出馬」に他ならない。 なるほど、こういうケースもあるんだ、な。
 さて、地元紙(上毛新聞)によれば、前橋経済界に「中曽根弘文県連会長の長男である康隆氏を衆院群馬1区に擁立すべきという声がある」とのこと。 正確に言うと、康隆氏の出馬を後押ししているのは、中曽根会長を支持している前橋の経済人だと思う。 少なくとも、山本一太を応援してくれている前橋の企業人の間に、そういう意見はない。
 実際、佐田玄一郎後援会の元幹部から、「中曽根会長の長年の支持者であるある前橋の某社長から、『康隆氏を出したいので、佐田さんを何とか下ろしてくれないか』と頼まれている」と聞いた。 前橋の経済界全体が、県連会長の長男をこんな強引なやり方で立候補させる意向であるとは、到底、思えない。
 もう一度、自分の考えを整理しておく。 山本一太は群馬県選出の自民党参院議員として、苦しい時も一度も自民党を離れることなく、18年間、政党人としての筋を貫いて来た。 この間、地元のあらゆる選挙で応援に飛び回り、自民党県連の活動にも様々な貢献をして来たと自負している。 その自分が、全県1区の参院議員として衆院群馬1区の動静に強い関心を持つのは当然だ。 公認候補を誰にするかということは、県都前橋を含む群馬1区全体の未来にかかわることなのだ。
 自民党前橋支部の幹部の方々の苦しい立場はよく理解出来る。 衆院選挙の公示まで10日余りとなったこの時点で、公募のプロセスを実施することは事実上、不可能だろう。 「が、だからと言って、現職の参院議員である県連会長の長男で、人柄も考え方も全く知らないひとを、単に『ブランドがあるから』とか、『県連会長の長男だから』とか、『イケメンだから』とか、そんな理由で公認候補として急遽、擁立するようなことには、残念ながら賛成出来ない。しかも、結果として、親子で群馬の7つの国政の選挙区の2つを独占することになるのだ。」
 加えて言うが、中曽根康隆氏とは一度も話したことがない。 人間性も考え方も全く知らない。 普段は東京の議員会館事務所にいるようだが、挨拶に来たこともない。 群馬で18年、政治家をやっている自分でさえそうなのだ。 他の国会議員や地元の自民党関係者が康隆氏のことをよく知っているはずがないではないか。
 あ、そろそろ昼食に行かないと。 この続きは栄養補給の後で。
追伸:今日の上毛新聞1面にも、群馬1区の候補者差し替え問題が取り上げられている。 前橋支部長である中澤県議の「時間はないが、今は差し替えを認めてほしいと党本部に求めている段階。候補者擁立作業は党本部の判断の後になる」というコメントが紹介されていた。
 まさか、この段階で、中曽根県連会長が(誰かを介して?)身内である長男の立候補に関して茂木選対委員長に何らかの働きかけをしているようなことがあるはずがない! 何かの間違いだろう。

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その4
2014-11-21 14:17:58

 昨日、自民党前橋支部長の中沢丈一県議と電話で話をした。 衆院群馬1区の候補者差し替え問題に関する自分の考えを、まっすぐに伝えた。 
 群馬県議会の重鎮である中沢県議の名誉のために言っておくが、このブログに書いているのは、中沢支部長から聞いた話ではない。 真面目で誠実な中沢県議は、常に慎重に言葉を選ぶ。 この問題をめぐる細かい経緯は一切、聞いていない。 自分自身のルートで得た情報を踏まえて、メッセージを発信しているのだ。
 このブログに何度も書いた。 国政選挙の候補者の公認権は党本部にある。 党本部が群馬1区の現職候補差し替えを決定しようと、現状のまま選挙に突っ込もうと、党本部の方針に従って「公認された候補者」を全力で応援する。 それが山本一太の明確なスタンスだ。
 前橋支部の役員は、茂木選対委員長との会談の中で、「群馬1区の支部長を差し替えて欲しい。その場合の候補者は現時点でまだ見つかっていない」という趣旨のことを言ったそうだ。 が、本当にいないのだろうか?!
 たとえば、前橋には自民党所属の3人の県議がいる。 ベテランの中沢県議、行動力抜群の狩野県議、新進気鋭の安孫子県議。 このうちの誰が公認候補になったとしても、皆で決めて、全員で力を合わせれば、必ず「勝てる候補」になるだろう。 自分だって、全力で支援する! 
 山本龍・前橋市長の鞍替えは難しいと思うが、候補者としての資質は十分だ。 市議の中に「志のある人」はいないのだろうか? 群馬2区の井野としろう衆院議員は、伊勢崎市の若手市議だった。 公募で公認候補になったのだ。
 県都前橋には、立派な経済人が大勢いる。 やる気と発想力のある若手経営者は、必ずいるはずだ。 何しろ、前橋から世界のトップを狙う若手起業家だって輩出しているスゴイ街なのだ。(ニッコリ) 前橋の未来がかかっている候補者選びなのだ。 「オレ(私)がやらなくて、誰がやる!」と手を挙げる人はいないのだろうか?!
 たとえ現時点で知名度がなくても、地盤と看板がなくても、群馬1区を発展させる情熱と構想を持ったチャレンジャーにチャンスを与えたらいいではないか! 使命感と行動力があれば、政治家として必ず進化する。 前橋に住み、前橋を愛するひとを選んだらいいではないか!! もちろん、即戦力として使える人物を擁立するという考え方も否定はしない。

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その5
2014-11-22 11:43:06

 (前略)
 今日、地元秘書からある報告を聞いた。 益々、覚悟が固まった。 「不条理な流れ」は、身体を張って阻止しなければならない!  「明日、議員バッジを外してもいい覚悟」を心の中で繰り返した。 
 本日は、午前9時から下仁田町で開催された「全国ねぎサミット2014」の開会式に出席。 来賓として祝辞を述べた。 青森から京都まで、全国のねぎ産地関係者のテントがひしめき合っていた。 皆さん、来県、ありがとうございます! 力を合わせて、「国産ねぎ」の魅力を内外に発信しましょう!!
 移動中の車の中で携帯が鳴った。 仲良しの某市長からだった。 「衆院前橋1区の差し替え問題は、一太さんと全く同じ意見だ!」と言ってくれた。 自分と同じ感覚を持つひとは、県連内にも大勢いると思う。
 自民党前橋支部の役員の方々に、ぜひ、お願いしたい。 国政選挙における候補者の公認を決めるのは党本部だ。 党本部の結論を待ち、代表者会議(?)の全員の意見を聴いて、民主的に対応を決めて欲しい。 間違っても、「分裂選挙」をやるような事態は避けていただきたいと思う。

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その6
2014-11-22 23:18:03

 (前略)
 「衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!」というシリーズをその5まで書いた。 誤解のないように言っておくが、「政治はファミリー独占ビジネスではない。親子で県内の国会議員の議席を独占するなどということは、今の時代に逆行する」というのは、「オープンな県連会長選挙の実施」と同様、山本一太の一貫した主張だ。 そして、この感覚は県連内でも多くの人に共有されている。 
 だから、このシリーズは、中曽根県連会長に対する個人的感情で書いているわけではない。 ましてや、長男の康隆氏には何の恨みもない。 だいいち、康隆氏のことは全く知らない。 何しろ、一度も言葉を交わしたことがないのだ。
 ブログのタイトルは少し刺激が強かったかもしれない。 が、インパクトが必要だった。 自分が「あってはならない」と思う状況が、あっという間に出現する可能性があったからだ。 ある人物から「分裂選挙」という言葉が発せられたことにも危機感を持った。 だから、「何が起こっているのか?」を県内外に知らせ、この流れにストップをかける必要があった。 
 さて、中曽根県連会長の「ファミリーブログ」のことは、4年前の参院選挙の時にチラッと聞いた憶えがある。 が、これまで一度も読んだことはなかった。 今晩、初めてそのブログにアクセスしてみた。 地元秘書から、「康隆氏がブログで一太さんのシリーズに反論しています。反論というより、抗議ですね!」と聞いたからだ。
 最初、ブログの内容を電話で聞いた時は、「いちいち反応するのはやめよう!」と思っていた。 理由は2つある。 ひとつは、「20歳も歳の離れた康隆氏に再反論するなんて大人気ない」と思ったこと。 もうひとつは、そんなことをしたら、週刊誌に格好の材料を与えることになると考えたことだ。 
 今日だけでも、「直滑降ブログ」を読んだ2人の週刊誌の記者から、事務所や携帯に連絡が入って来ている。 用件は「群馬1区の候補者差し替え騒動」だ。 今週発売の(選挙公示前の)某週刊誌には、必ずこの問題に関する記事が掲載されるだろう。 マスコミは持ち上げた後、必ず落とす性質がある。 いつも康隆氏に好意的なコメントが並ぶとは限らない。 将来のある康隆氏に、少しでもマイナスになるような展開は避けたいと思った。
 が、しかし、康隆氏のブログを読んで、考え方が変わった。 本人のブログで公に反論され、抗議を受けているのに、何も答えなかったら「逃げた」ように思われてしまう。 ここはきちっと返信することに決めた。
 若い中曽根康隆氏を出来るだけ傷つけないように、冷静に、表現には気をつけながら、しかし「山本一太の率直な思い」を書かせてもらう。 ふうむ。 なかなか難しい…なあ。(笑)
 あ、その前に熱いお茶をもう一杯、飲む。 心を落ち着かせないと。

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その7
2014-11-23 01:28:34

 (前略)
 中曽根県連会長の長男である中曽根康隆(なかそね・やすたか)氏のブログをもう一度、読み返してみた。 康隆氏の主張は、以下の記述に凝縮されている。 
「ご自身のブログで何を書こうと自由だが、事実と異なる事や、他人に誤解を与えるような内容に関しては、しっかりと訂正・謝罪をしてもらう必要がある。」
 康隆氏の文章は、全体的にかなり注意深く書かれている。 が、こんなことをわざわざブログで発信するなんて、よほど悔しい思いをしたに違いない。 
 康隆氏は政治家ではない。 マスコミでいろいろ書かれたり、他人のブログで評価されたりすることには、慣れていないはずだ。 確かに自分は感情的な人間だ。 気持ちが高ぶると、ブログの言い回しがかなり激しくなる傾向がある。 自分の発した言葉が、20歳以上も年の離れた康隆氏のプライドを傷つけたとしたら、そこは申し訳なかったと思う。
 さて、康隆氏が訂正と謝罪を求めているのは、自分がシリーズその3で書いた以下の部分だ。
「佐田氏のスキャンダルが発覚した後、急に(?)仕事をやめて父親の秘書になり、前橋を回り始めた現職の参院議員である県連会長の長男を、単に『ブランドがあるから』とか、『県連会長の長男だから』とか、『イケメンだから』とか、そんな理由で公認候補として急遽、擁立するようなことに賛成出来るわけがない。」
 康隆氏は、ブログでこう指摘している。
「私がそれまで勤めていた会社に辞表を出したのは5月中旬。最終出社日は5月最終日。佐田衆議院議員のスキャンダルが明るみにでたのは6月。私は純粋に自分の政治への「志」が固まったから会社に辞表を出したわけで、スキャンダルとは全く無関係である。」
 康隆氏に関して、地元に「群馬1区を集中的に回っている。狙いは明らかだ!」とか、「他人の弱みに付け込んでいるように見える!」という声があるのは事実だ。 が、しかし、康隆氏の説明が事実なら、「佐田氏のスキャンダルが発覚した後、急に(?)仕事をやめて父親の秘書になり…」という件は事実と異なる記述ということになる。
 山本一太のブログは、「感情にまかせて書いている」ように見えるかもしれない。 が、実はかなり慎重に表現を選んでいる。 常にギリギリのところでブレーキを利かせているつもりだ。 しかしながら、康隆氏から示された上記の文章に関しては、明らかに不注意だった。 事実関係の確認が不十分だったことを反省している。 この点は、康隆氏に率直にお詫びしたい。 さっそく、この部分は次のように訂正する。
「が、だからと言って、現職の参院議員である県連会長の長男で、人柄も考え方も全く知らないひとを、単に『ブランドがあるから』とか、『県連会長の長男だから』とか、『イケメンだから』とか、そんな理由で公認候補として急遽、擁立するようなことには、残念ながら賛成出来ない。しかも、結果として、親子で群馬の7つの国政の選挙区の2つを独占することになるのだ。」
 ただし、康隆氏のブログの中の「人を誹謗中傷し、人をおとしめる内容のものを、社会的立場と責任のある方が公然と書くことは如何なものか」という部分には、大いに異論がある。 というか、これこそ、言われなき中傷だ。 
 山本一太は欠点だらけの人間だ。 自分で言うのも何だけど、「人格者」にはほど遠い。(ガクッ) でも、卑怯なことはしない。 自分が間違ったと思う時は、ちゃんと非を認めて謝る。 ウソをついて誰かの足を引っ張ったり、保身のためにお世話になったひとを裏切ったり、そういう恥ずかしいことはしない! ましてや、ブログで「他人を誹謗中傷し、おとしめる」ようなことをやるわけがない!
 そもそも、よほどの理由がない限り、ブログで「誰かを名指しで批判する」ことは極力、やらないと決めている。 時々、「激しい言霊」が口をついて出てしまうことはある。 たった1人にしか分からない「言葉のミサイル」を「政敵」に向けて飛ばすこともある。 が、怒りを爆発させる時には、常に理由がある。 政治の世界は「不条理の塊」なのだ。
 次回のブログでは、今回の康隆氏の反応について、自分の率直な感想を述べる。 ひとつだけ、康隆氏に言っておきたいことがある。 批判ではない。 山本一太の正直な意見だ。 あ、腹筋と背筋の時間だ。
追伸:あーあ、こんなにマジに反応したら、週刊誌のいいネタになっちゃうなあ。(苦笑)

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その8
2014-11-23 11:45:21

 さて、ここからは、中曽根県連会長の長男で秘書の「中曽根康隆氏」のブログに対する感想を書く。 少し厳しい言い方になってしまうと思うが、率直に自分が感じたことを書いておきたい。
 「衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!」の7本のシリーズを、改めて読み返してみた。 事実関係が不正確だった部分については、潔くお詫びした上で、訂正した。 が、康隆氏を「誹謗中傷している」記述など、全く見当たらない。 全て自分自身の評価と意見だ。
 それを断った上で、ひとこと言わせてもらう。 今回の康隆氏のブログには、2つ驚いた点がある。 ひとつ目は、ブログ全体に貫かれているあまりに高飛車なトーン。 ふたつ目は反論の手法だ。
 最初に康隆氏の反論を見つけて連絡してきた地元秘書は、ちょっぴり怒っていた。 「反論を書くのはいいと思いけど、とにかく『上から目線』なんです。一太さんに対して、失礼だと思うな!」と。 昨晩、初めて康隆氏のブログを読んで、「なるほど」と思った。
 康隆氏のブログでの言葉を幾つか抜き出してみよう。
「ご自身のブログで何を書こうと自由だが、事実と異なる事や、他人に誤解を与えるような内容に関しては、しっかりと訂正・謝罪をしてもらう必要がある。」
「事実を確認せずして、周囲に誤解を与えるような断定的な言い回しをされる事は非常に不愉快であり、即刻の訂正と謝罪を要求する。」
「感情的なブログに対して何を言っても無意味であるが、名誉を毀損される様な記述に関してはしっかりとこの場を借りて述べさせて頂く。」
「個人のブログで個人の考えを発信する事は自由であると思うが、何を書いても良いというものではないと思う。人を誹謗中傷し、人をおとしめる内容のものを、社会的立場と責任のある方が公然と書くことは如何なものかと思う。」
 誤解のないように言っておくが、国会議員が偉いなんて思っていない。自分で言うのも何だが、あちこちで威張り散らすようなタイプではない。 親しい同僚議員は皆、そうだけど、山本一太を「先生」などと呼ぶ秘書は皆無だ。 
 それでも、父君と同じ選挙区で19年間、国会議員をやっている目上の人間に対して、「最低限の礼節」というものはあってしかるべきだと思う。 しかも、康隆氏は父君の秘書という立場なのだ。
 昨日、スマホで康隆氏のブログをチェックしたという親しい県議がこう話していた。 「一太さん、康隆さんのことはよく知らないけど、中曽根県連会長の秘書でしょう?国会議員じゃないですよね。この高圧的な物言いは、すごく無礼だと思います。プライドが高いのかもしれないけど、何か勘違いしている気がするよなあ!」 山本シンパの県議の言葉とはいえ、同じ感覚を持つひとは多いと思う。
 もうひとつビックリしたのは、康隆氏が唐突にブログで抗議して来たことだ。 ひとことで言うと、とても殺伐とした、ギザギザで冷たいアプローチだという印象を持った。 人間的な温かみが感じられない。 
 性格が違うと言えばそれまでだが、自分が同じ立場だったら、先ずは相手にアポを取って会いに行く。 きちっとコミュニケーションを取りながら、自分の主張を伝えただろう。 その中で「響き合うもの」があったかもしれない。
 そもそも、自分が康隆氏なら、父君の秘書になった直後から、地元選出の国会議員、県会議員を一人一人訪ねて挨拶する。 理由はシンプル。 「志」を遂げるために必要だからだ。 父君と同郷の参院議員と、未だにひとことの会話も交わしたことがないということ自体、普通ではない。 今回のやり取りを通じて、ただの一度も言葉を交わしたことのない康隆氏の性格、行動パターン、考え方の本質が少し垣間見えた気がした。
 さあ、もうこれくらいにしておこう。 目的地に向かう時間だ。
追伸:念のため、最後にもう一度、ハッキリと言っておく。 このブログのシリーズは、一時的な感情や好き嫌いで書いているのではない。 時代状況も、国民の意識も、大きく変わっている。 「群馬県から、時代に逆行する『親子による国会議員・議席独占モデル』を発信するようなことがあってはならない。県連改革にも反する!」 もう何年も前から、そう言い続けて来た。 これは、政治家山本一太の一貫した持論だ。
 中曽根康隆氏は、若くて、将来を嘱望される人物なのだろうと思う。 が、今回、群馬衆院1区の候補者差し替え騒動の中で、現時点では自民党に対する貢献の実績もない康隆氏(=現職参院議員である県連会長の長男)を、急遽、公認候補として擁立することには(申し訳ないが)賛成出来ない。 

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その9
2014-11-24 01:45:13

 (前略)
 政治家・山本一太は、コソコソ計略を練ったりしない。 群馬衆院1区の候補者差し替え問題でも、ど真ん中の直球を投げ込んだ。 「親子による県内の議席独占は時代に逆行する!」「公認の基準はこれまでの自民党への貢献であるべき。この点で何の実績もないひとをブランドだけで選ぶのは反対だ!」という2つの主張を、堂々とブログに書いた。 加えて、県連関係者にも(様々な形で)自分の意見を伝えて来た。
 最初のポイントである「県内の選挙区国会議員7議席のうちの2議席を親子で独占する」ことに対する違和感は、県連内(というより県内)の多くのひとに共有されていると思う。 2番目の持論である「公認の基準」に関しては、党本部も全く同じ認識だと信じている。 
 明日は確か党本部への公認申請の最終日だ。 午前8時30分(?)から前橋市内で選対委員会を開き、自民党県連としての対応を取りまとめるらしい。 
 どんな議論が行われ、どのような結論が導き出されるのかは分からない。 前回、中沢前橋支部長等が党本部を訪ねた際には、茂木選対委員長に対して、「前橋支部として現職支部長の公認推薦はしない。が、具体的な候補者はいない」と報告したとされている。 
 その後の前橋支部と党本部との話し合いの中で、「たとえば前橋支部のほうで新たに候補者を探すとか、前回の話し合いとは異なる方針への転換があった場合、まずそのことを党本部に報告し、その上で改めて協議を進める」という流れになっていると聞いている。
 現在までに、方針転換の話し合いが行われたとは聞いていない。 ということは、仮に前橋支部の総意(?)として、明日、急に新しい候補者を党本部に推薦するようなことがあったとしても(いくら何でもそれはないと思うが)、党本部が公認する可能性はないと思う。 いずれにせよ、公認の決定権を持っているのは党本部だ。
 明日の選対会議には、県連執行部も出席するとのこと。 織田沢幹事長、南波選対委員長も参加するということだ。 少なくともこの2人がいれば、一部の前のめりな見解に引っ張られるようなことはない。 民主的な運営をしてもらえるだろう。(ニッコリ) 
 この際、群馬1区の県議の方々はもちろんのこと、県連執行部の皆さんにも、お願いしておきたい。 衆院群馬1区の公認問題に関しては、県連メンバーの一人であり、群馬選出の自民党参院議員を19年、務めて来た山本一太の意見もぜひ、議論の参考にしていただきたいと思う。
追伸:
1.「あってはならない!」と思う流れは止まっていない。 まだまだ綱引きは続きそうだ。 最後まで緊張感と覚悟を持って、事態の推移を見守っていきたい。
2.「候補者差し替え問題」に関して、最も重要な要素は「世論調査の支持率」だ。 大事なのは、具体的なデータに基づく冷静な分析だと思う。

衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!:その10
2014-11-24 20:55:09

 (前略)
 さて、本日の地元紙(上毛新聞)の2面の囲み記事に、「山本一太とある人物のブログの応酬」が取り上げられている。 淡々と事実関係を綴った中立的な内容だ。 が、ある意味、過去に聞いたことがない現象だと思う。(苦笑)
 午前中、前橋の自民党県連本部で「選挙対策会議」が行われた。 前橋支部に対して「複数の公認申請」があり、そのことも議題に上ったそうだ。
 県連の対応は決まったらしい。 が、政治は、最後まで何が起こるか分からない。 依然として(いろいろな意味で)「予断を許さない状況」だと認識している。 正式に決まったら決まったで、また反発が出るだろう。 どんな展開になるかは予測出来ない。 間違っても、「分裂選挙」のような事態にはならないことを祈っているが、今後も「政治家としての覚悟」を問われる場面は続きそうだ。(ふう) 
 さて、福田達夫衆院議員は、父君の総理秘書官だった頃から、地元の国会議員や県議等と交流を重ねていた。 必要に応じて、時の総理に地元の要望を繋いだりしていた。 時には、大沢知事とも群馬の将来ビジョンについて語り合っていたらしい。
 達夫氏は、首相秘書官時代も謙虚で礼儀正しかった。 真面目で気さくな人柄は、すでに県内の多くのひとの信頼を得ていた。 福田達夫衆院議員には、将来、日本を担う政治家に成長して欲しい。 同郷の先輩議員として、心からそう願っている。
 自民党が野党だった時代、県連の一部の人たちから、「元首相の秘書である福田達夫氏の参院比例区への擁立論」が持ち上がった時期があった。 そのココロは、「大沢知事と戦って敗れた前知事が、参院比例区に出馬する。前知事の当選を阻み、群馬での比例票の上積みを図るために、達夫氏に比例区で(群馬代表として)立候補してもらったらどうだろうか?」ということだった。
 あくまで水面下の議論で、大きく広がることはなかった。 が、ある時、ある県議から「一太さんはどう思う?」と聞かれ、こう答えた。 
「私も達夫氏のことは好きですが、親子で議席独占みたいな構図になることに対しては、一般の県民(有権者)から反発があると思います。比例区と言っても、ほとんど群馬の票に頼るわけですから。達夫氏の将来を考えても、プラスには働かない。私は反対です!」と。 
 何しろ、尾身幸次元財務相の在職中に、参院比例区に立候補したあの優秀な尾身朝子氏(尾見元大臣の長女)でさえ、当選に届かなかったのだ。
 山本一太の考え方は、直接、達夫氏にも伝えた。 思ったとおり、時代の流れに敏感な達夫氏本人は、そんなことは露ほども考えていなかった。 
 後で分かったことだが、達夫氏出馬の可能性を福田康夫元総理に打診したひともいたようだ。 が、福田元総理は受けなかった。 同時期に親子で議員をやるなどという発想は、最初からなかったのだと思う。 実際、福田元首相は、自民党が政権を奪還した昨夏の衆院選挙の前に選挙への不出馬を表明した。 周囲に惜しまれつつ、政界をスパッと勇退した。
 福田元総理の引退表明を受けて、後継候補を決めるための公募が実施された。 選考委員会のメンバーでもあった自分も、応募者の書類審査、面接に参加した。 県連大会での決意表明も聞いた。 その上で、福田達夫氏を強く推したのだ。
 笹川たかし元衆院議員(元自民党総務会長)は、そもそも息子の博義(ひろよし)氏を自らの地盤である「群馬衆院2区」から出すつもりはなかった。 事実、国政選挙に3度挑戦していた博義氏は、その後、群馬3区で県議として実績を積み、達夫氏と同じように、公募による審査で自民党の公認候補に選ばれたのだ。
 (中略)
 え? 衆院への鞍替えが山本一太の長年の悲願だって?!(笑) 本当に衆院への転出を狙っていたとしたら、他にもチャンスはあった。 面倒臭いので、いちいち書かないけど…。 
 つまり何が言いたいのか? 今回、中曽根康隆氏の擁立に反対したのは、中曽根県連会長との間に確執(?)があるからではない。 政治は「ファミリー独占ビジネス」ではない。 相手が誰であろうと、「群馬の選挙区議席7つのうちの2つを親子で占める」ということには、100%、異論を唱えていたはずだ。
 (後略)

群馬衆院1区公認問題をめぐる幻のシナリオと消えていない可能性
2014-11-25 18:53:20

 本日の地元紙の1面に、衆院群馬1区の「候補者差し替え問題」が大きく取り上げられている。 見出しは、「衆院選で自民:1区佐田氏公認へ〜申請の中曽根氏長男見送り:支部、候補者示せず本部一任」だ。 
 なるほど、県連が党本部に誰の公認申請もせず、本部に一任したとなれば、必然的に前職優先の原則で佐田玄一郎氏が公認されるという流れになる。
 過去のブログにも書いた。 どんな結果になろうと、党本部の決定を受け止める。 その上で、自民党参院議員として「出来ること」をやる。 これが政治家・山本一太の基本的なスタンスだ。
 記事によると、中曽根弘文県連会長の長男である康隆氏が、党前橋支部に公認申請していたらしい。(驚) 当然、多くのひとは、これが県連会長の意志だと捉えているはずだ。 
 同じ上毛新聞の記事で、「群馬1区支部と県連は、昨日、これを踏まえて協議し、前職である佐田玄一郎氏も康隆氏も公認推薦しないことを決め、党本部に対応を一任した」と説明されている。 康隆氏の推薦に関しては、「肯定的な意見の一方、『県内で同じ時期に親子が国会議員を務める状況は認められない』との慎重論が強かった」となっている。
 なるほど、「群馬の政治をファミリー独占ビジネスにしてはならない!」というのは、県連の大勢の意見だったんだ、な。(ホッ) そうじゃなかったら、「慎重論が強い」という表現は使えないもの。 
 事実、「ブログのこの箇所を修正しろ!」「失礼だ!」みたいなクレームはあっても、上記の「親子で県内選挙区の7議席のうちの2議席を独占するのは時代に逆行する」という主張への反論はどこにも見当たらない。 口に出すかは出さないかは別として、多くの人たちがそう感じているからだと思う。
 同日の朝日新聞の群馬版の記事では、中曽根県連会長の「出る意志があって、公認の人が決まっていないわけだから。いろいろ備えている」というコメントを紹介している。 
 この記事によると、中曽根県連会長の事務所関係者は「『あくまで公認候補として出たいという意思表示だ』と述べ、公認が得られない場合の対応については『白紙』としている」そうだ。 「白紙」というのは、公認が得られない場合も、康隆氏が出馬する可能性があるということだろうか?!
 同じ朝日の記事では、中沢丈一県議(前橋支部長)の次のような言葉も掲載されていた。 「様々な意見があってまとまらなかった。(党本部が佐田氏を公認した場合は)一任したので協力するという考えになる」と。
 これまでの様々な情報を総合的に考えてみると、衆院群馬1区で「保守分裂の選挙になる」可能性は消えていないと思う。 自分が最も危惧していたシナリオは次のようなものだ。
「自民党群馬県連が衆院群馬1区で現職以外の候補者を公認申請する(納得のいく候補者をオープンな手続きで選んだのならあり得る話だ)→これに対して党本部が県連の申請を退け、現職の公認を決定する→これを不満とした県連が公認申請した候補者を県連推薦の独自候補として出馬させる→保守分裂選挙になる→県連推薦の候補者が勝ち、自民党に入党する。」
 保守分裂の選挙で、野党候補が漁夫の利を得る場合もあるだろう。 どんな結果になったとしても、大きな火種が残ることは間違いない。 仮に「県連推薦独自候補」というシナリオを練っていたひとがいたとしたら、山本一太のブログは「極めて邪魔な存在だった」ということになる。(笑)
 が、現時点で、少なくとも「上記のようなストーリー」は無くなった。 県連が誰の公認申請もせず、対応を党本部に一任したからだ。 党本部が決定した自民党公認候補に対して、県連(または前橋支部?)が誰かを擁立し、「県連が推薦する独自候補」として戦わせるという選択肢が消えたからだ。
 残る可能性はただ一つ。 自民党群馬県連会長の長男である康隆氏が、群馬1区から無所属で立候補するということだ。 現職の公認が正式に決まれば、それはそれで、県内(世間?)からワッと不満の声が出るだろう。 その流れに乗って、何かが起こるかもしれない。
 何度も言っているように、誰かに何かの恨みがあるわけではない。(笑X2) が、(いくら何でもそれはないと思うが)万一、県連会長の長男である康隆氏が無所属で出馬するという事態になった場合には、自分も政治家として必要だと思う行動を取る!!

【中曽根康隆のブログ】※「中曽根弘文ファミリー日記ブログ」から
2014-11-21 16:48
山本一太参議院議員のブログについて [長男・中曽根康隆]

こんにちは、康隆です。
群馬県選出の山本一太参議院議員がブログ内で私の事をシリーズ化して書いている。
タイトルは「衆院群馬1区、県連会長の長男擁立には断固反対する!」。
既にシリーズ4まである。
ご自身のブログで何を書こうと自由だが、事実と異なる事や、他人に誤解を与えるような内容に関しては、しっかりと訂正・謝罪をしてもらう必要がある。
以下、当該ポイント(シリーズ「その3」においての以下の部分。)
「佐田氏のスキャンダルが発覚した後、急に(?)仕事をやめて父親の秘書になり、前橋を回り始めた現職の参院議員である県連会長の長男を、単に「ブランドがあるから」とか、「県連会長の長男だから」とか、「イケメンだから」とか、そんな理由で公認候補として急遽、擁立するようなことに賛成出来るわけがない。」
http://ameblo.jp/ichita-y/entry-11955084624.html
→私がそれまで勤めていた会社に辞表を出したのは5月中旬。最終出社日は5月最終日。佐田衆議院議員のスキャンダルが明るみにでたのは6月。
私は純粋に自分の政治への「志」が固まったから会社に辞表を出したわけで、スキャンダルとは全く無関係である。
事実を確認せずして、周囲に誤解を与えるような断定的な言い回しをされる事は非常に不愉快であり、即刻の訂正と謝罪を要求する。
感情的なブログに対して何を言っても無意味であるが、名誉を毀損される様な記述に関してはしっかりとこの場を借りて述べさせて頂く。
個人のブログで個人の考えを発信する事は自由であると思うが、何を書いても良いというものではないと思う。人を誹謗中傷し、人をおとしめる内容のものを、社会的立場と責任のある方が公然と書くことは如何なものかと思う。

2014-11-24 14:20
私の、衆議院選挙・群馬1区での出馬について [長男・中曽根康隆]

私、中曽根康隆は11月22日にこの度の衆議院議員選挙に於いて、群馬県衆議院小選挙区第一区より自由民主党の公認を得て立候補致したい旨、1区前橋支部に正式に申し出を行いました。
それを受けて本日24日の午前、前橋支部の会議及び、群馬県連選挙対策部会議が開催されましたが、会議に於いては党本部の選挙対策委員会へ公認申請する候補者についての決定はできず、公認問題については党本部に一任することになりました。
私としては機会が与えられるのであれば、郷土群馬と国家の発展のために全身全霊で頑張らせて頂きたいという強い決意をもっておりましたが、群馬県連が党本部へ一任することにより、私への公認は難しい状況になってまいりました。
多くの方々から応援の声を頂きましたことに深く感謝申し上げますとともに、引き続きご指導賜りますようお願い申し上げます。

2014-11-24 15:19
私の思い [長男・中曽根康隆]

先週金曜日のブログで「自分の政治への『志』が固まったから会社に辞表を出した」と書きましたことに対し大勢の皆様からご意見や激励を頂きました。有難うございます。突然の発信でしたので驚かれた方も多く「もっと詳しい説明を」という声を多数頂きましたので自分の「思い」を書かせて頂きます。
ここ暫く新聞、週刊誌上などで群馬県下衆議院議員候補として名前が出ました。が、現職の自民党所属国会議員がいらっしゃる内は、当然のことながら手を上げるわけにはきません。本日このタイミングでブログを書きましたのは、21日に解散となり、私の立場でも自分の意志をオープンにできる環境となったからです。
私は、「私の体には国家が入っている」と言っている祖父と、毎日深夜まで書類に目を通し努力を重ねる父の姿を子供の頃から見て育ちました。親から独立し、社会に出て自分なりに色々な経験を積み、改めて二人を見ますと、「志」を高く持ち、国の為に力を尽くす姿から学んだ事は多くありました。皆様に選ばれ負託を受け、公人としての責任の重さを胸に、愛国心を持って働くことを無言のうちに教わりました。そんな中で、いずれ自分も祖父や父がお世話になっている群馬の為、日本の発展の為に働きたいという思いを強く持つに至りました。
数年前よりこの道を歩みたいと父に相談致しましたところ「そんなに甘いものではない」と一蹴され、以後もなかなか聞く耳を持ってくれませんでした。しかし昨年5月に5年間勤めていたJPモルガン証券株式会社に辞表を出し、まず退路を断ってから改めて父に頼み、なんとか秘書として事務所に置いてもらいました。本籍は群馬でも東京生まれの私は、すぐにでも地元に入り一つでも多くの事を知りたい気持ちで一杯でした。しかし父が私を秘書とする条件は「東京の議員会館の事務所に勤務し、地元には入らないこと」でした。もし機会が与えられれば挑戦したらよいが、今、現職自民党国会議員がおられる状況であまり動き回るべきでない、との判断でした。
また、永田町の議員会館には地元からのお客様もお見えになりますので、暫く経ちますと「東京に長男が秘書として勤めている」と知られるところとなりました。父は全県下に後援会があり、熱心に政治活動を支えて下さる方がいて下さり、祖父の代からご支援頂いている方も多いですし、また、父の前回の選挙の時に私自身も選挙区を回り多くの方々に父のお願いを致しましたので、各地域の役員さんには秘書になった報告はした方が良いと思い、ここ一年は週に一度位の割合で県下各地域を廻らせて頂いています。未だ半ばで全地域は伺えていません。
秘書として現場で働いたこの一年半で各地域の皆様にもお会いし多くの事を学び、経験させて頂きました。政治の重要性を再認識すると共に現実の政治は甘いものではなく、命がけで取り組む覚悟が必要だという事も改めて痛感しました。父が「甘いものでない」と反対したことを実感しています。しかし厳しさを知った上でも、国政の場で全身全霊を捧げて働きたいという気持ちが一層強まって参りました。今後、もし挑戦の機会を与えられるならば、浅学非才の身ではありますが、持てる力の限りを尽くし、皆様と共に群馬と日本の未来を切り開いて行きたいと考えます。
以上、私の「思い」を述べさせて頂きました。

2014-11-25 19:10
公認問題についての御礼とご報告 [長男・中曽根康隆]

こんにちは、康隆です。
11月19日に自民党群馬県連1区支部役員の皆様が党本部の茂木選対委員長に対し、「群馬1区の佐田玄一郎支部長を差し替えて欲しい」旨の要請を行いました。当日の支部での会議の中で、佐田先生が公認されない場合の候補者として私の名前が挙がったこともあり、「今後、佐田先生が公認されず新たな公認候補を擁立することがあるなら、私も郷土と日本の発展のために力を尽くしたいという強い気持ちがある」旨を、11月22日に1区の中沢支部長にお伝えをしていました。
1区支部の役員の皆様はじめ県連役員の皆様には、限られた時間の中で、公認問題ではご協議を重ね、大変なご苦労を頂きましたが、昨日(25日)、党選対本部では佐田玄一郎先生を今回の衆議院選挙群馬1区の公認候補者と決定致しました。
今回のことに関しまして、私に対し多くの皆様からご意見や激励を頂きましたことに深く感謝申し上げます。
私の「群馬と国のために働きたい」という思いは変わりません。今後も参議院議員中曽根弘文秘書として父の政治活動を支えてまいります。皆様には忌憚ないご意見とご指導を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
取り急ぎご報告と御礼を申し上げます。
平成26年11月26日
中曽根 康隆

2014-12-01 10:57
これからも、一歩ずつ。 [長男・中曽根康隆]

今回の衆院選群馬1区の自民党公認を巡っては皆様に大変ご迷惑をおかけいたしました。またご心配のお言葉も頂きました。
自民党群馬県連、自民党本部の最終的な決定が下された今、それを受け止めて、前を向いて精進していく所存です。
今回の解散にあたり、私は、
「群馬を元気にしたい。日本を元気にしたい。日本をここまでの経済大国、また平和な国にしてくれた先人に感謝し、これをより良い形にして次世代に残していきたい。その架け橋として役に立ちたい」
という想いで、自民党群馬県連に対して、もし推薦候補不在の事態であればお力添えをいただきたいと、若輩者ながら声を上げさせていただきました。私のその判断には、多くの応援・ご支援、ときに厳しいご批判もいただき、改めて自分の置かれた立場、成すべきことへの想いを強くいたしました。
私は、物心ついた時から、常に国の未来の事を最優先に考える祖父や父を見てきて、自分も同じ様に国家の為、すなわち今生きている我々とこれから生まれてくる日本人の為に何か出来ないかと強く思うようになりました。また、「意思や想いだけでは何も変わらない。行動しなくては何も始まらない。」という現実とも向き合ってまいりました。だからこそ今回、覚悟を決めて手を挙げさせていただきました。
父は現職の参議院議員ですが、私は私のタイミングで一個人として志を持ち、決断をいたしました。
私には「群馬」から日本を良くしたい、という強い想いがあります。生まれも育ちも違うのに何故「群馬」にこだわるか。それは祖父や父がこれだけお世話になった人々に恩返しがしたいからです。綺麗事を言うな、とお叱りを受けるかもしれません。ただ、故郷がない私にとって群馬は特別な場所であり、自分のアイデンティティに組み込まれている大切な場所なのです。
今回、非常に短い時間の中で、それでも多くの仲間を作ることができました。これからの群馬、日本を支えていく子供達が「群馬は凄いんだ。日本は凄いんだ。」と胸を張って誇りを持って生きていける、そんな環境作りを共にしていける仲間達です。
いずれにしても、ひとえに私の力不足が故に今回この様な結果となったこと、各方面の皆様にご迷惑をおかけする結果となりましたことをお詫び申し上げます。今後、自分にできることは郷土群馬を回りながら、1人でも多くの皆様と触れ合い、お話を聞かせて頂くと共に、機会を与えていただけるのであれば元総理の孫や元外務大臣の息子ではない、「中曽根康隆」という1人の人間の志をお話させていただくことだけです。
日本は今、大転換期を迎えています。その中に生きる若者として「後世に何を残したいか。どんな日本を描いていくか。」この大きすぎる責任に真っ正面からぶつかっていき、少しでも群馬に、日本に恩返しができたら幸いです。
引き続き皆様の絶大なるご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。
中曽根 康隆
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タグ: 政治 カネ 世襲



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