2014/12/18  23:09

高松市職員による不正開票事件に見られる我が国行政の選挙態勢の深刻なモラルとレベルの低下  政治とカネ

■衆議院総選挙が終わり、異常気象に見舞われている日本ですが、香川県高松市では、昨年7月の参院選挙以来、同市の職員らによる不正な開票操作をめぐるゴタゴタが続いています。この一連の状況をみると、いかに我が国の選挙が不正だらけであるかがわかります。この背景には、公選法そのものに対する行政や司直などの判断基準がいい加減であり、もし公選法で行政職員が起訴されたとしても、実質的には執行猶予になるため、なんの抑止にもなっていないことが挙げられます。


 この一連の事件は、昨年7月21日の参院総選挙をめぐって香川県高松市で行われた市職員らによる公選法違反行為ですが、その背景には組織ぐるみで長年行われてきたという事情がうかがえます。このような選挙をめぐる行政の不正行為は、高松市に限らず、全国津々浦々で相変わらず行われていると断言できるでしょう。

 安中市でも今年4月19日の市長選投開票日に、なりすまし投票事件が発生し、安中市の選管が安中署に通報したものの、公選法違反をした人物の処罰を求めるための告発をしませんでした。このため、当会が安中市選管になりかわり、安中署に告発をしましたが、なぜか受理されず、「市の選管から事件の通報を受けて以来、ちゃんと操作をしているから、告発してもらうまでもない」ということで、「だが、せっかく提出しに来ていただいたのだから、写しだけは取らせてほしい」ということで、結局、受理の形はとられませんでした。

 安中市の場合は、19年前に発覚したタゴ51億円巨額詐欺横領事件のあと、1995年11月の出直し市長選でタゴ事件の真相解明に消極的な候補が当選しました。その10年余り後の2006年4月には、タゴと親密な関係にあった人物が、松井田町との合併市長選に出馬し当選を果たした後、2期8年間、市長を務めました。このため、事件の風化に拍車がかかってしまいましたが、ようやく今年4月にタゴ事件の真相解明に前向きな人物が市長職についたのです。

 この19年の間、市長選だけでも6回実施されましたが、選挙のたびに思うことは、公明正大を標榜する選挙キャンペーンと実態は、全く反対だということです。

■さて、高松市の事件を見てみましょう。同市の場合、選管が投票結果をパソコンで自由に操り操作したばかりか、票を減らし、白票を加え、票に書き込みもしていたのです。この事件の顛末に関して、次のブログを読むとよくわかります↓
全国どこでも起こり得る【選管ぐるみの不正選挙】内部告発で暴露 考察T/高松
http://lituum.exblog.jp/22882066
全国どこでも起こり得る【選管ぐるみの不正選挙】内部告発で暴露 考察U (上)/ 高松
http://lituum.exblog.jp/22987590
全国どこでも起こり得る【選管ぐるみの不正選挙】内部告発で暴露 考察U (下)/ 高松
http://lituum.exblog.jp/22987667/

 事件のあらましは次の通りです。

 2013年7月21日に行われた参議院選挙で、白票の水増しを指摘する告発情報が同8月2日に高松市に寄せられたため、高松市が調査した結果、白票の水増しの事実はなかったことを同8月13日に発表していました。ところが、その後、別の関係者からの告発で、票の改ざんの疑惑が発覚し、2014年2月、地検が全ての票を押収し調査した結果、6月25日に高松地検が公職選挙法違反容疑(投票増減罪)で3名を逮捕し、その後の捜査でさらに3名の容疑者が追加され、7月15日に高松市選管の次の6名を「票操作」の容疑で起訴しました。
1. 山地容疑者(高松市選挙管理委員会(前)事務局長):公職選挙法違反(投票増減)と刑法の封印破棄罪で起訴。
2. 大嶋容疑者(元高松市財務局税務部長):比例区の票を計算(投票増減)
3. 山下容疑者(消防局次長):比例区の票を計算(投票増減)
4. 岡容疑者(高松市選管事務局選挙課課長補佐):刑法の封印破棄罪で在宅起訴
5. 坂川容疑者(高松市選管事務局選挙係長):刑法の封印破棄罪で在宅起訴
6. 藤沢容疑者(高松市選管事務局管理係長):刑法の封印破棄罪で在宅起訴

 最初に浮上した不正は、2013年7月21〜22日の開票作業で「投票総数が300票余り足りない」ことが判明したため、山地、大嶋、山下の3容疑者が、集計済みだった白票400票を二重にカウントさせ、未集計の白票71票をそのまま集計済の票に混ぜることによって、白票を329票水増ししたことです。

 2回目に判明した不正は、一連のつじつま合わせのため、無効票の箱に未使用の投票用紙を箱に交ぜたことです。この際に使用したのは2010年の参院選の投票用紙でした。投票用紙そのものも、行政では一般的に増し刷りしているので、わざわざ古い参院選の用紙を使う必要性はありません。両方とも見た目はほぼ同じで選挙年が入っていませんが、未使用の投票用紙も確定票と同様に票数を記入して保管しなければならないことから、時期が古くなった以前の投票用紙のほうが、不正がバレしにくいと考えたのかもしれません。

 ところがその後、未集計の有効票312票が発見されたことから、最初の「トラブル」は勘違いだったことが判明しました。ところが、すでに白票を増やしていたため、発見された追加票を集計させずに集計済みの票に混ぜたことから、2回目の不正が行われたのでした。

 2回目の不正の手口は、2013年8月2日に「白票が水増しされた」と告発情報が市に寄せられたため、選管職員3名は8月初旬〜中旬にかけて、高松市役所11階の高松市選管部屋で、有効票箱の入った箱のガムテープを剥がして開けて、封印を解き、特定候補者の185票を無効票箱に移し替えたことです。

 高松市の調べによると、選管職員3人は、参院選終了後の7月下旬から地検が箱を押収する今年2月までに11回書庫に入っていました。昨年8月7日だけは2時間を超えて書庫に入っており、この際に箱を探して11階に運んだとみられています。

 2回目の工作を行った2013年9月には書庫を訪れた記録がなく、持ち出した箱をそのまま11階に隠していた可能性が指摘されています。そして、同9月には、無効票が入った段ボール箱を開け、2010年7月の参院選で未使用のまま保管されていた投票用紙331枚を混ぜました。

 その一方で、無効票327票を取り出してシュレッダーにかけ破棄したのです。さらに、今年1月には無効票の段ボール箱を開封し、内の白票322票に文字などの書き込みを入れました。また、票の入った箱は高松市役所地下1階で保管されていました。これらの一連の不正は、いずれも、水増しの発覚を防ぐ隠蔽工作とみられています。

**********四国新聞社2014年6月25日22:33
白票増加疑いで高松市職員逮捕/参院選の開票で
 高松地検は25日、昨年7月にあった参院選で、比例代表の開票の際、集計済みの白票約300票を再度入力させ白票を増やしたとして、公選法違反(投票増減)の疑いで、当時高松市選挙管理委員会事務局長だった市農業委員会事務局長の山地利文容疑者(59)ら3人を逮捕した。
 他に逮捕されたのは、いずれも市職員で得票集計係だった、団体職員大嶋康民容疑者(60)と市消防局次長の山下光容疑者(56)。
 逮捕容疑は昨年7月22日、高松市の体育館で集計作業中、共謀してパソコンに集計入力済みの白票約300票を、担当者に再度入力させ、白票を増加させた疑い。

**********四国新聞社2014年7月18日09:47
香川県選管、「0票」疑問視/高松・票不正操作
 昨年7月の参院選比例代表の開票をめぐり、高松市選管職員らが票を不正操作したとされる事件で、県選管が7月22日未明の開票確定直後に、衛藤晟一氏(自民)の得票が0票だったことに疑問を持ち、市選管の担当職員に電話で問いただしていたことが17日、分かった。県選管によると、応対した職員は、票の水増しを隠蔽(いんぺい)する偽装工作を行ったとして、封印等破棄の罪で在宅起訴された3人のうちの1人で、「間違いありません」と答えたという。
 県選管によると、高松市の比例票が確定したのは22日午前2時10分ごろ。その後、県選管内で、衛藤氏の得票が0票だったことを疑問視する声が上がったため、同3時半ごろ、市選管に電話で問いただしたところ、同50分ごろに担当職員から「開票作業は終了し、0票で間違いありません」との返事があった。
 昨年7月の参院選比例代表では、自民党から29人が立候補したが、高松市の得票が0票だったのは衛藤氏のみ。衛藤氏は全国で約20万票を獲得し当選した。県選管は「2007年の参院選で高松市の獲得票が432票だったこともあり、今回の0票は不自然だと思ったが、票の確定は開票管理者である高松市に権限があるため、そのまま総務省に報告した」としている。
 また、当時高松市選管事務局長だった山地利文被告(59)と市選管職員3人が行ったとされる選挙後の隠蔽工作で、職員の1人が「隠蔽工作の当日に、山地被告から白票の水増しや衛藤氏への投票を未集計にしていたことを知らされた」と話していることが、関係者への取材で分かった。
 最初の隠蔽工作とされる時期は市の内部調査の時期と重なっており、山地被告が不正発覚を恐れ、部下の職員3人に隠蔽工作を指示した疑いがさらに強まった。
 高松市選管によると、17日朝、選管職員3人のうち、在宅起訴後に連絡がつかなかった2人から市選管に電話があり、「皆さんに迷惑かけて申し訳ない」などと謝罪したという。

**********四国新聞社2014年7月14日09:55
中央選管、高松で調査へ/市選管・票の不正操作事件
 昨年夏の参院選比例区で高松市選管職員らが票を不正に操作したとされる事件をめぐり、中央選挙管理会は23日、事実関係を調査するため、職員を近く高松市に派遣する方針を決めた。関係者を事情聴取し、再発防止策を講じる。中央選管は地方選管に助言や勧告をする権限があるが、調査のために職員を派遣するのは異例。
 管理会で神崎浩昭委員長は「有権者の貴重な1票を選挙結果に生かせなかったことは誠に残念」と遺憾の意を表明。開催後には、「なるべく早く調査を始めたい。結果を踏まえ、9月中には再び会合を開いて対応を検討する。過去にない事態で、再発すれば選挙そのものの信頼がなくなる」と記者団に強調した。
 総務省によると、遅くとも9月までに現地調査に職員を派遣するという。市選管は「事件の究明のため、調査には全面的に協力したい」としている。
 高松地検の起訴状などによると、起訴された市選管職員らは、昨年7月の参院選比例代表で、自民党の衛藤晟一首相補佐官の得票が実際には300票以上あったにもかかわらず、ゼロと集計した。
 同地検はことし7月、投票総数が約300票足りないと思い込み、白票を水増しする形で衛藤氏の得票を集計しなかったとして、公選法違反の罪で当時の市選管事務局長ら3人を起訴。別の市選管職員3人も封印等破棄罪で在宅起訴した。

**********四国新聞社2014年8月7日09:30
総務省職員が8日現地調査/高松市の票不正操作
 昨夏の参院選で高松市選挙管理委員会職員らが票を不正に操作したとされる事件で、総務省は6日、職員による現地調査を8日に行うと発表した。
 同省によると、現地調査は、選挙部管理課長ら3人が担当。8日は午前中に香川県選管を訪れた後、午後から市選管事務局で一連の事件の事実確認などの聞き取りを実施する予定。
 現地調査は、中央選挙管理会が7月下旬に開いた会合で事実関係を調査するために実施を決めていた。

**********四国新聞社2014年8月9日
中央選管が現地調査/高松市選管票不正操作
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聞き取り後、取材に応じる杉原課長=高松市役所
 昨年夏の参院選で高松市選管職員らが票を不正に操作したとされる事件で、中央選挙管理会が派遣した総務省の職員が8日、市選管事務局を訪れ、当日の開票状況など事実関係の聞き取り調査を行った。
 同省選挙部管理課の杉原弘敏課長ら職員3人が来県。中央選管による現地調査は異例で、市選管への聞き取りは3時間余りにわたって非公開で行われた。
 終了後に取材に応じた杉原課長によると、調査では、当日の比例区の開票作業の流れや事件の概要、市選管の調査委員会が協議中の知事選に向けた改善策の進ちょく状況などを確認した。特に、票の水増しなどの不正が行われたとされる集計作業や集計用機器に関して詳しく聞いたという。
 杉原課長は「この問題には選挙を執行する側としてきっちり対応する必要があるため、直接出向いて事実関係を聞いた。確認した内容は整理し、中央選管に報告する」と述べた。
 中央選管では、今回の報告や刑事裁判の状況を踏まえた上で、選挙の信頼回復に向けた対策を検討する。

**********四国新聞社2014年9月13日09:34
厳正開票、全国で徹底/中央選管、総務省に要請
 中央選挙管理会は12日、高松市選挙管理委員会による昨年7月の参院選での不正開票事件を受け、全ての都道府県選管に対し、厳正な開票作業の徹底を働き掛けるよう総務省に求めた。総務省は近く都道府県選管に要請する。
 中央選管は先月、高松市選管職員への聞き取り調査を実施したことを踏まえ、再発防止策を協議した。管理会の会合後、神崎浩昭委員長は「開票作業の在り方については各選管の考え方があるだろうが、適切な開票が行われることが何より重要」と強調し、「今回のような不正が起きない具体的な施策も検討していただきたい」と述べた。

**********四国新聞社2014年10月1日10:23
白票水増し「先輩から聞いた」/高松地裁公判
 高松市選管による昨年夏の参院選比例区での不正開票事件で、公職選挙法違反(投票増減)の罪に問われた、当時の得票計算係の大嶋康民(60)、山下光(56)の両被告の第2回公判が30日、高松地裁(野村賢裁判長)で開かれた。検察側は証拠調べで、白票の水増しを発案した経緯について、「飲み会の席で先輩から、白票を水増しして帳尻合わせをすることがある、と聞いたことがあった」などとする大嶋被告の供述調書の内容を明らかにした。
 検察側の冒頭陳述によると、2人は開票作業で約300票足りないと誤信。つじつま合わせで大嶋被告が白票水増しを提案し、共犯とされる前市選管事務局長の山地利文被告(59)が承諾した、としている。
 検察側は公判で、「300票足りないのは異常で、持ち帰り票では処理できない。一から点検することは考えたくなかった」との大嶋被告の調書を朗読。大嶋被告は相談した山下被告が白票での処理を示唆したほか、先輩から以前に白票水増しの話を聞いたことがあり、白票なら当落に影響がなく、ばれにくいとして、「水増し以外ない」と考えた、とした。
 また、山地被告が白票水増しを承諾した理由について、「高額な票の自動読み取り機も導入し、再集計となればマスコミに大々的に報道される。これまでも、予定より遅くなると批判されてきた」などと述べた同被告の調書も読み上げた。
 一方、検察側は、別の得票計算係の職員が作業当日に票の水増しに感づいていたにも関わらず、その後の市の内部調査に「何のことか分からない」と事実に反する説明をしていたことも指摘した。
 起訴状などによると、市選管職員らは、昨年7月の参院選比例代表で、自民党の衛藤晟一氏の得票が実際には300票以上あったにもかかわらず、ゼロと集計した。高松地検はことし7月、投票
総数が約300票足りないと思い込み、白票を水増しする形で衛藤氏の得票を集計しなかったとして、公選法違反罪で当時の市選管事務局長ら3人を起訴。別の市選管職員3人も封印等破棄罪で在宅起訴した。

**********四国新聞社2014年12月11日10:32
高松市選管3人有罪/地裁判決、票不正操作
 昨夏の参院選をめぐる高松市選管の不正開票事件で、票を保管した箱を開け開票時の不正の隠蔽(いんぺい)工作をしたとして、封印等破棄の罪に問われた当時の市選管職員3人=休職中=の判決公判が10日、高松地裁であった。野村賢裁判長は「選管職員の立場を利用した組織ぐるみの犯行。厳しい非難に値する」などとして、岡弘哲(53)、坂川昌史(52)の2被告に懲役10月、執行猶予3年(いずれも求刑懲役10月)、藤沢優被告(42)に懲役8月、執行猶予3年(求刑懲役8月)を言い渡した。
 一連の事件では、前市選管事務局長の山地利文被告(59)ら6人が起訴されており、今回が初の判決。
 判決理由で野村裁判長は「複数回にわたり投票結果に手を加えた悪質な犯行」などと指摘。一方で「山地被告の指示で犯行に加担した」と述べ、従属的な立場だったと認定。さらに藤沢被告は、犯行に加わった回数が少なく「関与の程度は低い」とした。弁護側はいずれも控訴しない方針。
 判決によると、3人は山地被告と共謀の上、参院選の開票作業での白票水増しなどを隠蔽するため、昨年8月から3回にわたり、封印された票の段ボール箱を開け、票を移し替えたり、廃棄するなどした。
厳粛に受け止める
 大西高松市長の話 判決を厳粛に受け止め、あらためて市民の信用を失墜したことに関しておわびする。判決内容を精査した上で速やかに厳正な処分を行いたい。

*********四国新聞社2014年12月15日08:22
国民審査118票を持ち帰りで処理/高松市、投票者より少なく
 昨年7月の参院選での不正開票事件後、初の国政選挙となった高松市。14日は今夏の知事選同様、開票所にビデオカメラによる“監視の目”が設けられ、専任職員が巡回する厳戒ムードの中、作業は進んだ。
 小選挙区、比例区とも、ほぼ予定通りの時刻で終了したが、15日午前0時半過ぎ、1区分の最高裁裁判官の国民審査の票数が、投票者数より118票少ない事態が判明。数字が大きいため、専任職員の指示で担当職員全員が開票所内を探したが見つからず、持ち帰り票として処理した。前回の持ち帰り票は39票だった。
 同市は1区と2区にまたがるが、急な解散で広い開票所が確保できず、高松一高の二つの体育館を使い分けて実施。手狭なスペースで人の流れが重複しないよう、レイアウトを工夫するなどして本番に臨んだ。
 午後9時すぎの作業開始とともに、各体育館に1台ずつ設置したカメラの撮影をスタート。不正を監視したりトラブルの相談に応じる専任職員2人も、職員の作業を小まめにチェックして回った。

**********四国新聞社2014年12月17日09:43
問い合わせ70件/高松市選管、国民審査117票不足
↑最高裁裁判官の国民審査の投票用紙を捜す高松市の職員ら=15日午前0時25分、香川県高松市桜町↑
 衆院選の投開票日(14日)に行われた最高裁裁判官の国民審査で、高松市の香川1区の票数が投票者数より117票少なく、持ち帰り票として処理したことをめぐり、期日前投票を利用した市民からの問い合わせが市選管に相次ぎ、16日だけで約70件に上った。
 市選管によると、問い合わせの大多数は「期日前投票に行ったのに、国民審査の投票用紙を受け取っていない。不足分は自分の票ではないか」との内容。衆院選と国民審査では、期日前投票の開始日にずれがあるが、急な選挙だったためそれを知らずに、国民審査の投票に行かなかった有権者が勘違いしたとみられる。
 今回の期日前投票は、衆院選は公示日翌日の3日に始まったが、国民審査は「投票日の7日前から」と決まっていることから7日にスタートした。そのため、3〜6日に期日前投票した有権者は一度に投票を済ませられず、国民審査の投票に出直す必要があった。
 同市の場合、衆院選公示後の4日間に期日前投票に訪れた有権者は約8100人。問い合わせがあった有権者に選管職員が事情を聞いたところ、いずれも国民審査の期日前投票の開始前に衆院選の期日前投票を済ませて、国民審査の投票には出向いていなかった。制度の仕組みを説明すると、「二度手間になる国の制度がおかしい」と指摘する人も目立ったという。
**********

■安中市の選挙ではこうした不正は昔から行われていますが、このようにほかの自治体でも大なり小なり、こうした行政による投開票をめぐる不正は日常茶飯であることがわかります。

 厳正公平、公明正大な選挙を行わなければならない元締めであるはずの行政がこの体たらくですから、選挙結果などというものは、はなから信用のおけないものだとみていたほうが、深刻なショックを受けずに済むことになります。

【ひらく会情報部】
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