環境資源サンパイ場計画許可目前でガン死の恐怖に晒される岩野谷住民が特別講座で知った驚愕の実態(1)   全国のサンパイ業者が注目!

■岩野谷地区の大谷地区周辺には廃棄物関連施設が多数設置されて稼働しています。現在、これまで以上の大規模なサンパイ処分場計画が、業者と群馬県がグルになって、地元住民の意見を無視して強引に許可手続きが進められており、群馬県の設置許可が目前に迫っている状況にあります。こうした中、岩野谷地区区長会主催で、平成27年3月29日(日)午後2時から岩野谷公民館において、この地区および近隣に密集している廃棄物処分場の諸問題について、情報共有を図るべく、特別講座が開催されました。以下、その説明内容及び当会の感想などを報告します。
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開会に際して挨拶する茂木一義・副市長。住民からの切実な質問に対して歯切れの悪い回答を繰り返していたが、非常に気になるところだ。


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司会:皆さん、こんにちは。今日はお忙しいところ、このようにたくさんの参加、本当にありがとうございます。えー、皆さんも日曜日返上ということで、お世話になります。梶山先生には遠くから来られ、ありがとうございます。それでは岩野谷区長会主催の環境問題に関する市の出前講座及び特別講座を開催します。よろしくお願いします。早速ですが、区長会長であります依田豊一さんに挨拶をお願いします。

会長:皆さんこんにちは。お休みの、また、いい季節の時に、このような廃棄物問題等々ありまして、ご参集いただきまして、誠にありがとうございます。また、梶山先生には遠方より、早朝に、向こう・・山梨のほうを出てきたと思いますけど、よろしくお願いいたします。また、安中副市長の茂木副市長さん、また、市民部長、いろいろ関係部署の部長さん、課長さん、お招きして、きょう出前講座という形で、二本立てで、していきます。まず一番の方は演題、これは市の市民部長の方からの経過報告等々、それから講演の授業、スライドを使って本当に生のことを皆さんに見ていただいて、そしてお話ししていただければ幸いだと思います。さて顧みますと、私が区長を任命されましたことは6年前です。そして、区長代理を拝命した時が4年前。合わせて10年。その間に多分スタートとしたと思うんですけれども、来年で10年になると。私たちは、本当に気が付いた時は、ここに先輩でおられます高橋2区の区長さんの時から、署名活動を行いました。そして今、市長になりました茂木市長の方から、県議の時に書類を持ってきました。そこからスタートして現在に至るんです。まあ、いろいろその中には、いろいろありました。市長と・・岡田前市長と、私は言い争ったこともあります。「もっと真剣にやれ」と、私も言いました。まあそれはそれで政治家ですから、そういうこともありませんでした。私は、まっすぐの性格なので、そういう衝突もありました。ただこの大谷川、岩井川をどうにするのか。私は、子ども育成会を42年間さしていただいています。そんな関係上、子ども達にはいい環境、いい田舎のもの、そしていい水。私は、水のことで、統制してまいりました。品物、何のことは言いません。いい水を流してくださいと。これ一点張りでございました。これからも、どうに、区長さんも代わりますけれども、どうになるにせよ、来年で、この問題は10年になると。長丁場でございます。それにはまた、安中市の方、或は県の方、等々、一番大事なのは大谷の住民の皆さん、水利組合持っている皆さん、区長さんのお力添えになると思います。そんなことで依田体制もあさってで終わりになります。非常に私たちは、ゴミのサンパイから始まって、またサンパイと、こういう運命かなあと、そういうものだったのかなあ、って自問自答しております。しかし、これは、一つの業者のおカネ儲けではなくて、ちゃんとした、それで富岡桑原地区の皆さんにも、「藤木から(サンパイが)入る予定ですよ」と、言いましたところ、「わしらも反対するよ」と、って言っております。まあ、温かい、あそこの地区は、アスベストのほうは、もう、ペケにしました。そんな自信から、いろいろ私たちに耳に入れてくれるんですけど「勝手に動かないでください」って、私は言ってあります。ということは安中市の方と連携をとって、そしてやってもらえればありがたい。そんな考えを持っております。非常にまあ、頭の痛い、私は「矢(面)に立たれても頑張るぜ」ということで、区長会を一本の糸のように綯ってまいりました。そんなことで偉そうなことを言っていると思いますけども、演説気味になると思いますけれども、やはりこの地域、生まれ育った岩野谷地区をどうするのか。ただ、一つ、サイボウというものが出来ていますので、そういうところも皆さんも加味していただいて、そして日刊スポーツの、後から分かると思いますけれども、日刊スポーツの、あそこに太陽光発電が入ると。それはソフトの面です。そして向こうの今、石川島、今、IHI。あそこに電流を送ると。リクルートの方の子会社がそれ多分かかるんじゃないかな。そういうまあ、大谷地区においては、特に岩野谷地区においては、敏感、また、そちらの方はため池をどうするのかと。そういうこともあり、想定外の水が降るとか雨が降るとか、そういうことも自然とあるでしょう。それにはどうしても岩井川、大谷川に絡んできます。そういうこともあって、要するに、地域住民が明るく、で、また、暮らしやすい、そして子どもの育成にもなっていくという、こういう岩野谷地区にしていただければ、ありがたいなと、そんなような考えで、今まで私たちも、万障、とりわけ皆さんにはご不便、ご苦労を掛けたと思いますけども、我々区長会の最後の仕事、本当に最後の仕事でございます。そして、新しい区長さんも、来年、新年度からこうになりますよと、お勉強をお願いします、出前講座して下さい、ということで旧の区長さんが言ったと思います。そんなことで私が長くしゃべりますと、次のほうにかかってきますので、この辺で挨拶かたがた、お礼かたがた、挨拶に替えさせていただきます。本日は本当にありがとうございます。(拍手)

司会:続きまして、副市長であります茂木一義さん、お願いします。

副市長:はい。えー皆さん、こんにちは。副市長の茂木でございます。どうぞよろしくお願いいたします。市長がちょっと、今日は外せない公務が有りまして、若干遅れて参りますんで、ご容赦いただきたいと、いうふうに思います。えー、今日は、安中市の環境についてと、いうことで、大勢の方にお集まりいただきまして、出前講座を開催していただきまして、誠にありがとうございます。岩野谷地区におきましては、まあ、処分場の問題を抱えている、ということで、今、代表区長さんのお話にもございましたように、区長さんはじめ、住民の皆様にも大変なご苦労をいただいておると、いうことでございます。そういった中で、ですね。やっぱり、情報を共有していただいて、ですね、えー、諸問題に対応していくことが大事というふうに思っております。また、いろいろなご意見をですね、聞かせていただけると、いうことも含めてですね。このような機会を設けて戴いたことに、あらためて、感謝を申し上げる次第でございます。今日は、この出前講座の後には、ゴミ弁連の会長でもあります梶山先生の講演も予定されていると、いうことでございまして、いろんなお話を聞かせていただいてですね、これらも参考にしてですね、今後もしっかりと取り組んでいければと、いうふうに思っております。本日の特別講座がですね。有意義でそして、実り多いものになりますように祈念申し上げまして、甚だ簡単でございますが、開会の挨拶とさしていただきます。今日はどうぞよろしくお願いします。(拍手)

司会:続きまして、安中市会議員、高橋由信さん、お願いいたします。

市議:はい。どうも皆さん、こんにちは。大変お忙しい中、ほんとにご苦労様でございます。あのう、また市の方も、副市長はじめ、ほんとに職員の皆様も、ほんとにご苦労様でございます。ほんとにあのう。岩野谷地区といたしまして、平成18年より、またそれ以前より、このサンパイ問題を非常に重大な問題として考えております。そういう中で、皆さんと一緒にですね。取り組んできたわけでございますけども、なかなか、あのう、今の現状というのが、まあ、ご説明聞いていただければ分かりますように、最終段階に来ていると、いうことで、市の方の、は長年ですね、反対であるということで、根拠のない反対を続けて来た結果が、こうなってしまったのかなということで、私も何回にわたって市の方を追及したわけでございますけれども、でも、現実は現実でこうなっております。また、でも昨年の4月より、茂木新体制のもと、行政と住民が一枚岩となって、この問題に対応していこうということで、しっかりと手を結んだわけでございますので、今日の説明を聞いていただいて、今後どうしたらいいのか、今後何をしたらいいのか、ということを、しっかり皆さん相談していただければありがたいなあと、今思います。私も、行政と皆さんの間に立って、近い存在として、頑張って行く所存でございますので、皆さんと一緒にこの問題を解決していきたいと思います。どうかよろしくお願い申し上げます。(拍手)

司会:続きまして、本来なら、市の職員さん、皆様に挨拶をお願いしたいんですが、今日は時間の都合で、紹介のみとさせていただきます。順不同ではありますが、市民部長の佐俣信之さん。

市民部長:市民部長の佐俣と申します。よろしくお願いたします。

司会:建設部長の猿井晴一さん。

建設部長:猿井晴一です。どうぞよろしくお願します。

司会:産業部長の竹内克美さん。

産業部長:産業部長の竹内でございます。よろしくお願いいたします。

司会:それから環境推進課の真下明さん。

環境推進課長:環境推進課長の真下明です。よろしくお願します。

司会:土木課長の小板橋孝治さん。

土木課長:土木課長の小板橋と申します。よろしくお願いいたします。

司会:それから、弁護士の先生の梶山先生です。

弁護士:梶山です。よろしくお願いします。(拍手)

司会:区長を紹介します。新1区の区長、内田純夫さん。

一区区長:1区の区長の内田です。

司会:2区の区長の高橋一夫さん。

二区区長:2区の区長の高橋です。よろしくお願します。

司会:3区の依田豊一さん。

三区区長:3区の依田です。

司会:4区はちょっと用事が有ってこられていないんですけど。

会長:5区も来てない。

司会:4、5区って、来てないそうです。6区の白石富則さん。

六区区長;よろしくお願いします。

司会:7区は自分(白石弘)です。よろしくお願いします。これより、じゃあ、会長、本題の方をお願いします。

会長:はい。それでは演題に移らさせていただきます。岩野谷地区の廃棄物最終処分場の現状についてと。これ、市の部長さんたちがおりますので、それぞれ、時間が、本来は2時10分、2時、今、20分ですけども、どうも40分ぐらいでちょっと仕上げていきたいなと。あとは時間が無くなってまいりますので。それでは、市民部長の方からまた、おひとりおひとりのほうにしながら、一応現状についてということで結構ですから、お願いしたいと思います。

市民部長:お世話になります。昨年の7月ですか、一度出前講座をやらさせていただいていると思います。で、今日はですね、それ以降のいろいろな動きというんですか。それを中心に話をさせていただければ、と思っています。で、若干、過去の経過とも、重なることもあるかと思いますけれども、申し訳ないんですがよろしくお願いします。それでは環境推進課長の方から説明させていただきますのでよろしくお願いいたします。

環境推進課長:皆さん、こんにちは。環境推進課の真下です。市の環境について、ということで、とりわけ大谷地区の産業廃棄物最終処分場の設置申請に・・・の中での、株式会社環境資源の申請の状況について、出前講座の講師として説明させていただきます。よろしくお願します。座らせていただいて、お話させていただきます。よろしくお願いします。すいません。ちょっと花粉症で鼻が詰まって聞きづらいかもしれませんけれども、よろしくお願いします。私の方は環境推進課に来て8年になる、ということで、環境資源の最終処分場の事前協議が県に提出され、その翌年に異動してきたということ。まあ、とりわけ環境、私は廃棄物の仕事に携わってきたと。自分が異動してきたその当時においては、大谷地区では、この環境資源のほかに、皆さんご存じのとおり、2社の最終処分場の計画が有りました。当初より市は、大谷地区にこれ以上の最終処分場は必要ないと、いう対応で、庁議にのっとり、反対について対応してまいりました。その後、環境資源以外の2社に関しては、事前協議の打ち切りということで計画を断念しました。しかし環境資源に関しては、その後も協議が進みまして、現在は廃棄物処理法に基づく設置許可申請、及び個別法の申請を市に対して提出して現在に至っているという状況でございます。大谷地区というのは、ご存知のとおり、現に稼働中の民間の一般廃棄物最終処分場が1か所、及び木屑等の民間中間処理施設が1か所、周辺を見ますと、高崎市においては高崎市の一般廃棄物最終処分場、及び民間の最終処分場が2か所、富岡市においては富岡市の最終処分場、及び民間の中間処理施設が1か所ということで、まあ、全国的にもあまり例を見ない、この過密状態という状況にあります。このような一部地域に集中する弊害について、ずっと県に対してお話をしてまいりました。その結果ということではありませんが、県でもそのことを強く重く感じて、検討して、事前協議の規程の改正を行いました。その改正の大きな点というのは、距離の規制を新設したいということです。現在。最終処分場が稼働中、及び設置計画が公告されている場合には、その敷地境界から1キロ以上の距離を設けるという内容の改正であり、平成25年4月1日より施行されました。今後、このような規制により、基本的には大谷地区には事前協議申請が出せないという状況、ということになりました。しかし、今後、先ほど言った環境資源においては、その前の届出ということで現在に至っている、ということです。

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それでは資料に基づきまして、簡単にご説明さしていただきます。

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1ページ目の環境資源の産業廃棄物処理設置許可申請書の内容についてまず説明します。申請者の住所ということで、岩井310番地の株式会社環境資源、代表取締役は鬼形忠雄さん。施設の設置場所は、安中市の大谷字新山、ですかね。1259番の2他9筆。施設の種類としましては、届出が出てるのは、産業廃棄物の管理型最終処分場。廃棄物のほうの産業廃棄物というのは、一般的に廃棄物は、一般廃棄物、及び産業廃棄物というものに大きく分かれてます。まあ、一般廃棄物というのは、廃掃法に基づくものでは産業廃棄物以外の廃棄物。まあ、具体的には生活ゴミ、し尿等の、市の方が処理をしているゴミになります。まあ、この産業廃棄物というのは、廃棄物処理法では、事業活動に伴って生じた廃棄物のうち、燃え殻等20種類のものだけを産業廃棄物というゴミ、という形になっております。また管理型の最終処分場ということですが、大きく分けて最終処分場は、3つの形態が有ります。この管理型の処分場について説明しますと、大部分の産業廃棄物を処分、まあ、無害化できるという施設でして、ゴムシートなどで遮水工ということで囲いまして、浸出水の処理施設等が設置されている処分場ということです。この他、もう2つは安定型処分場。これは安定五品目と言いまして、廃プラスチック類、金属屑、ガラス陶磁器屑、ゴム屑、がれき類などの、この比較的、そのまま埋めても、重金属とか含まれないということで、処分のできるという、水処理施設を設けない処分場です。その他に、遮断型の処分場。これは重金属や有害な化学物質などの基準を超える有害なサンパイを、まあ、保管する施設ということで、屋根等をかけてコンクリートで覆って、遮断対策によって公共水域、或は地下水から永久に遮断する・・を保つことを処分場のことです。ということで、この、先ほど言った産業廃棄物の管理型の処分場という水処理施設を設ける処分場です。それと、4番目に、処理する廃棄物の種類としましては、先ほど言った20品目の産業廃棄物の中から、燃え殻、汚泥、廃プラスチック類、紙屑、木屑、ゴム屑、金属屑、ガラス屑、コンクリート屑及び陶磁器屑、鉱滓、これはスラグといういわゆる金属精錬の滓ですね。それと煤塵、がれき類、13号廃棄物。これは汚泥、焼却灰をコンクリートで固化したり、溶融固化したものの廃棄物のことです。5番目として施設の面積及び容量としましては、最終処分場の面積はこの計画では5万8841.42u。単純に東京ドームで量りますと1.2個分ということですか。それと処分される場所の面積が3万0794uです。埋立容量としましては廃棄物の量が51万4924立方メートル。覆土量は13万立法メートル、合わせて64万4924立方メートルということになっております。操業予定時間は9時間/1日ということで、午前8時から午後6時までということになっております。正午から1時は除くと。次に7番目として、搬入予定量としましては、2百十・・・1日当たり215万立方メートル、搬入車両にして・・・あ、215、失礼しました。万じゃなくて、215立方メートルです。搬入車両として、34台を1日当たり想定しております。埋立ての方式はサンドイッチ方式ということで、1日1日の、処分の上にまた土でサンドイッチで覆って被せる、という方式です。

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続きまして、2ページ、3ページなんですが、ちょっと先に4ページのほうを先に見ていただくと、本日、廃棄物の施設の流れということで、まあ、前回聞いた方はまた二重になってしまいますが、簡単に説明さしていただきます。まず第10条からはじまりまして、この、まあ、流れが新しい既定の流れなので、多少前の条文とは、多少違いますが、流れ的には一緒なんで、それを参考にご覧いただきます。10条から真ん中辺に24条、事前協議終了の通知という、ちょっと濃くなっている部分までが2ぺージの状況です。それから、この、左側、下に、左側でこの点線で囲ったのを「法手続き」と書いてあるところ、これが廃掃法の手続きになりますので、設置許可申請が必要な施設、ということでこちらの方の流れになっております。これが、3ページに書かれております。それで現在は、この点線の部分の、一番下の方の部分の審査、専門委員会が終わったという状況です。この後は、県の方の判断で設置の許可が、という判断になっていくということです。

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それと、じゃあ、ちょっと戻りますが、これに対比しながら、2ページから、ちょっと簡単に、全体の講座の前の状況を説明します。まず先ほど最初に説明しましたように、事前協議書の提出が平成18年7月7日です。そこから、現地調査に始まり、公告縦覧、住民の意見、市の意見書の提出と。で、見解書を提出と。それに対する意見書の提出と、いう形で進んでまいりまして、調整指示。まあ、これは平成20年5月19日と。この後、合意書の取得へと進んで行きまして、最終的に平成21年7月15日に合意書というものが、県に提出されております。その後、確約書の提出指示が、県により有り、それに対して市の方では、確約書は受領を拒否する、勿論、協定書も結ばないということで、お話を伝えております。その後、まああの、大規模土地開発の協議書が提出され、事前協議が閉まっております。その前に、あ、その前にも、私の方で2回ほど出前の講座をさしていただいております。で、その後、県のなんでも出前講座が平成24年3月10日に行われ、その後環境資源は内容証明郵便でもって、市への確約書を提出という一方的な提出がありました。その確約書に関しては12月7日に市の方からも、返礼を差し上げております。ただ、ここにあるように平成25年8月19日、事前協議が終了ということで、県の廃棄物リサイクル課より環境資源のほうに通知が出されました。それと同時に、大規模土地開発の事業計画に係る意見について、まあ、この事前協議ということになりますけど、これも県の土地・水対策課より環境資源宛に「異議なし」ということで通知がされております。

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その後、3ページのところで、市の方の、この終了に対して、3回にわたりまして、質問を県に差し上げました。まあ、その3回に亘って県からも回答があったということです。その間で、県のほうの、出前講座が平成25年9月14日に行われました。それと、平成25年10月22日に、廃棄物処理施設の設置許可申請が県の方へ提出されました。これは廃棄物処理法15条の申請になります。それと、2か月おきまして、平成25年12月12日に林地開発の許可申請書ということで、これは、県の西部環境森林事務所に対して提出がされました。その後、市に対して、平成26年6月12日に、水路の狭窄部の同意ということで、土木課へ提出。まあ、これは林地開発の申請の添付書類です。ということで提出されました。それと次に、平成26年6月17日に、公共物の用途廃止の事前審査申請書、続きましてその下の公共物付替工事施工許可事前協議申請書、続きまして法定外公共物占用許可申請書、もう一つ道路工事等施工承認申請書という申請書が、ええと、5つの申請書が市の土木課宛に提出ということになりました。その後、あのう、先ほど出していただいた設置許可申請の公告縦覧が26年6月17日、これが1か月間、7月16日まで、これは、県の安中土木事務所でも公告縦覧をした、ということになります。それで、その下にある、ちょっとスクリーンが掛かっているところが、前回、出前講座ということで、25年7月11日に岩野谷公民館で実施させていただきました。で、この後に関しては、その後の流れと言うことで、ちょっと詳しく説明指していただきます。まず、その26年7月30日までということで、利害関係地域住民の意見書の提出ということで、岩野谷住民あるいは区長会の方で、生活環境保全上の見地から、県の方に提出をいただいているということは聞いております。ただ、ちょっと何件かは、県でないのでわからないんですけれども、そのほかに7月30日、まあ、提出のギリギリの最後のところに、市の方で意見書を提出と。これは生活環境保全上の見地から意見を提出さしていただいております。それと、その後、26年8月28日に県の方が一回目の審査会を開催したという情報が入っております。続きまして、この1日後、8月29日には、放流先管理者同意書申請書ということで、これも市の土木課の方に、この林地開発の添付書類として提出がされました。

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それで、次になるんですけど、9月1日・・・26年9月1日には林地開発許可申請書の取り下げ、ということで、県の西部環境森林事務所に、まあ提出書類が不備ということで1回取り下げの申請を出しております。その後は県ではまだ出していないという状況です。続きまして10月9日に環境資源が顧問弁護士を伴って来庁をしました。次に11月6日、第2回の県審査会が開催となったというふうに聞いております。その後、27年の1月13日に、まあ第2回の質問書提出、続いて27年2月2日にも同じく質問書。で、3回目に27年2月20日に質問書ということで、環境資源から市の、廃棄物処理施設対策委員会宛に質問書が届きました。内容的に1回目には、個別法の市議会の承認についてという内容。2回目は、市の施設方針について、ま、3回目は1回目のちょっと再度の質問ということになってます。その間に、環境資源が先ほどの1回目と2回目の、10月の後、1月29日にまた顧問弁護士を伴って、市の廃棄物処理施設の対策委員会の方に委員長宛に、こちらのほうにまた来て審議会の対応等についてお話がありました。その間、27年の2月19日、今日、講師というか講演をしていただく梶山弁護士のほうにも法律相談させていただき、今までの係争についての対応について、いろいろ確認と言うか、勉強さしていただきました。それと、市の、環境保全上の意見ということなんですが、ちょっと大まかに、簡単に、市から県宛に出していただいた生活環境上の見地から見ても、簡単に説明しますと、まず第1点目として市の基本方針というか、当初より計画地は、この大谷地区に対する最終場中間処理場が乱立している状況を鑑み、住民の生活環境上問題があるとして反対してきたということを、まず伝えることをまず1項目として県の方に提出しました。2項目としては、個別意見としましては、まず1点目に経営基盤ということで、住民の方も心配している通り、計画の、資金源がほとんど借り入れで賄っている。こういう状況で、本当にやっていけかどうかということも指摘させていただきました。これは千葉の裁判例では、住民側が訴訟を起こして、県が一旦許可したものを、取り消しというか、そういう裁判が有るというふうにも聞いています。それなので、この資金の関係について、うちは、県のほうにも指摘さしていただいております。それと、2項目目として、実情の計画ということについての意義についての質問も、さして・・・あ、意見もさしていただいております。要は、この今の現在の売り上げ自体もなく、処分場の実績もない、こういう状況ですと、今後、いわゆる他に運営を任せるということは明白で、それで適当な運営ができるか、ということも質問さしております。3点目としては、この勿論、今までも言ってきた最終処分場の密集地の問題。まあこの、先生もその辺で詳しいということなので、施設が重なっていることによる、複合汚染等の懸念についても意見さしていただいてます。次に4点目としては、ため池の排水関係として、特に、最終処分場で一番重要な排水設備。排水設備について、ため池の堤体の下を通すという計画自体には、ちょっと問題があるのではないか、という指摘もさしていただいております。えーとですね・・・と、残土の問題ということで、これはあのう、住民の方も一番、前の出前講座の時にも指摘されましたが、この計画の中で、相当の量の残土、30万立米以上の残土が出るということ。これのいわゆる処分先というか、持って行き先というのがはっきりしていないという、まあ、この計画の中では、えー、郷原の豊洋ベントナイト工業へ、っていうのが内容になっています。ただこれを、10トントラック等で運び入れると約4万台以上の台数が必要ということで、1日100台が仮に搬出されたとしても、1年以上掛かるんじゃないかという、そういう問題。それに対して、この搬出から搬入までのルート。これには通学路も含まれているということは、その辺のことも指摘さしております。まあ、以上、生活環境保全上の見地からの意見ということで、県の方には提出さしていただいております。内容的には、今までの、環境資源の廃掃・・・えー、事前協議から廃掃法の手続までの経過を説明さしていただきました。最後に、この講座を開かしていただいたということで、高橋市議をはじめ、岩野谷区長様ほか、今日はお集まりの住民の方々。この日曜日のお忙しい中お集まりいただきまして、本当にありがとうございました。感謝申し上げて説明とさしていただきます。どうもありがとうございました。(拍手)

会長:はい、ありがとうございました。それではあと、猿井建設部長の方から、説明をお願いします。

建設部長:この4ページのフローチャートのですね。これが廃掃法による、設置許可の流れなんですけれども、これとは別に、あのう先ほど、林地開発という、工事を、あの山を切り崩す工事の許可を・・・の関係で、林地開発という申請を、県が、えー、行っておりますけれども、その林地開発・・とはまた別に、個別法という、うー、市が許可とか承認を行うものが、土木課の窓口で、有りますけれども、道路の関係が、あの、敷地の開発の区域の中に何本かありまして、その道路の払下げですとか、付替えですとか、えー、承認工事と言って道路を一部舗装していいかとか、その道路の関係の申請が、土木課が窓口です。あと、残置森林といいまして、林地開発のところで、山を、森林を、何パーセント以上残すか、というものが農林課、産業部の農林課の方の窓口でございます。その辺の個別法の対応ということで・・・・・・あの、市の窓口の個別法の対応を、佐俣の方から簡単に説明します。

市民部長:お世話になります。先ほどご紹介いただきました佐俣と申します。あのう、私、個人的な話で申し訳ないんですが、10月20日から市民部ということで、異動になりまして、それまで、まあ、話ではいろいろ聞いておったんですけど、実際に担当するところに異動しますと、なかなか大変なことが多いなというふうに思っております。で、あのう、もう手続的に、だんだん進んでいって、今、個別法が提出をされている状態ということで、市のほうも、あのう、受付をしないわけにはいかない、まあ法的な部分もあります。と、受付をすれば何らかの回答等もしていかなければいけないということで、苦慮をしているところなんですけども、先日、こちらにいらっしゃいます梶山弁護士さんに、ご相談をさしていただきまして、どういう対応ができるのか、これからどういう対応をしていったらよろしいのか、ということで、確認をさしていただきました。で、そういう中で、あのう、いろいろ、えー、お話が出た部分等も含めてですね。今、市の中でもいろいろ検討しているところでございます。あのう、えー、まあ、どういう方法が一番いいのか。なかなかすっきりとした結論が出ないところもあるんですけども、あのう、市は出来る限りのことをやっていかなければいけないな、と思っております。で、あのう、環境資源、まあ、会社の方の担当者が、私が窓口ということで、よく見えるんですけども、最初のうちはあまりそういう話はなかったんですけども、去年の暮れあたりから、ちょっと、裁判ですとか、損害賠償ですとか、そういう話もちょっと出て来ておりますので、そういうところも含めて、ちょっと対応を考えていかなければいけないな、というふうに思っています。今日あのう、具体的にどこをどうするっていうお話が出来なくて申し訳ないんですけれども、市のほうとしてすれば、その辺を重点を置いて考えていく、ということでご了解をいただけると思っております。よろしくお願いします。

会長:はい、ありがとうございました。ありがとうございました。では、土木、小板橋土木課長のほうから、ちょっと、なんかありましたらお願いします。

土木課長:えっ、あのう・・・大森がちょっと。

会長:じゃあ、副市長。

副市長:じゃあ、ひとつだけ確認なんですけれども、もうこの処分場の関係はですね。まあ、あの、先ほど事前協議の話がありましたけども、処分場本体の許可は県が行います。で、事前調査が今、あのう、昨年、一昨年ですか。済みましてですね。今、あのう、処理場の建設の許可申請を業者がしておりましてですね。その、今、審査が終わりつつある状況ということ。そういったご理解をしていただければ、というふうに思います。また、いまひとつ処分場を作る場合は、林地につくります。その林地のほうはですね。林地の開発許可と、いうものがございます。これも実は県が、許可をします。県が許可をするんですけれども、そのーーー、許可する内容の中にですね。個別法というのがありまして、先ほどちょっと説明が有りましたけれども、市の許可するものがございます。えー、あのう、水利の問題とかですね、あのう、えーと、市道の問題とか、そういったものがいろいろ絡んできます。今、そういったものが、市のほうに許可の申請なり、あの、事前協議ということで、業者のほうから来ているという状況と、いうことでございまして、その辺を理解していただいた上で、あのう、やっていかなきゃならないかなと、いうふうに思っています。今のところ、勿論、市はですね、過度の集中と、いうことで、当初から反対をしておりましてですね、そういった中での今、対応を検討しておるところでございます。ただあのう、法律上の問題でですね。その許可、あの本体のほうの許可の関係が、今、進んでおる、という事実も、これ確かでございますので、えー、住民のかたも、その辺を理解していただいた上でですね、住民の、あのう、かたがたの対応を・・・していっていただければと思います。あの、市のほうもそういった、あの、個別の関係でですね。なかなかあのう、ダメって言えない部分も、あの、一部にあるのも確かなんですけれども、まあ、それと、法律上ともかくですね、市の方針としてはですね。やはり、住民のかたの意見。そういったものを踏まえた上での市の行政を運営していくと、いうことが基本と、いうことで今、進めております。そういった中で、今、検討していますんで、まだ、詳しい個別のことに関する、詳しい内容は、まだ、あのう、えーと、確定していない部分があってですね。皆さんにお伝えできない部分もあるんですけれども、これが進むようであれば、またあのう、皆さん法に、その状況をお知らせしながら対応していければというふうに思っておりますんで、よろしくお願いいたします。

会長:ありがとうございました。竹内産業部長の方から何かあります?農林課の課長がちょっと欠席してますので。

産業部長:えー、先ほどから、副市長をはじめ、市民部長、建設部長も話しておりますとおり、これらの方では、農林の方は、あのう、先ほど林地開発と、いう関係での、えー、処分場を作った後にですね。森林をどのくらい残すというような、残置森林というのがあるんですけれども、その、ま、ためのまあ、協定を、まあ、環境資源は結んでもらいたいということで、えー、話が来ておるわけですが、まだ正式な書類についてはまだ受理していないということで、まあ、当然、えー、市全体としてですね、まあのう、事業について同意してるわけではないので、まあ、その協定をまだ結ぶ段階ではないというふうには、考えておるとろでございます。以上です。

会長:えー、今、副市長から始まって、みなの部長さんのほうから有りました。ここで、2、3受付け、質問さしていただきます。のちにまた講演がありますので、誰かおりましたら、また一つ挙手して、・・・はい。

住民A:あのう、地元に住んでいるAといいます。よろしくお願いします。えーと、今、副市長にほうから話があったように、サンパイの申請をやってそれについては進んで、最終段階という話があったんですけども、このサンパイの許可が下りたとしても、今言った林地開発の申請がまた取り下げになっているようですけれども、林地開発が個別法で、えーと、ここにあのう、資料の中で、6月12日、6月17日あたりに出している申請についてですね。この辺は地元の中でも、うちの区は白石区長なんですけども、白石区長の時代に、これについて地元は賛成、反対というのをアンケート方式で取ってもらって、地元とすれば反対ですよということで、90パーセント以上でしだっけ、反対があったというふうに聞いています。で、安中市とすれば、今言った、サンパイの許可が下りても個別法のことは別だよ、というふうに私考えているんですけれども、サンパイの許可が下りて、個別法のほうの許可で安中市が、この6月12日から17日あたりに絡めて、土木の公共物の(用途)廃止事前申請ですね。それとか、公共物の付け替え、それと法定外公共物占有許可、道路工事等施工承認許可ということで・・・承認申請か、それ24条の申請のことだと思うんですけども、この24条申請も、白石区長の時代にあのう、反対です、という意見を纏めていただいてますんで、その辺は、安中市とすれば、その地元のアンケートの結果というのは、やっぱり今、おっしゃるように重視いただけるように聞こえたんですけれども、そのように捉えていってよろしいんでしょうか?

副市長:只今の質問でございますけども、あのう勿論、地元の、あのう、その意向というのは十分重視していく中で、ですね、あのう、対応はしていくつもりで、ございます。ただあのうーー、今のところですね、あのう、その処分場の許可申請が出たとしても、その、林地開発はまた、ちょっと別の、あのう、申請になりますので、そっちの方の個別法ですけれども、要するに我々、今までそのう、過度の集中と、いうことで反対する立場と、いうことで対応してまいりました。その辺は変わらないと、あのう、変わらないつもりで、ございます。ただですね、法律上ですね。そのう、住民の、この反対だけで、それを却下、というのはなかなか難しいと、いう話も聞いておりますんで、えー、それで、状況を踏まえた上で、ですね、市はもちろん、住民の、あの、意志の固た・・・あの、えー、なんですか、住民の総意で、そのう、市政を運営するのはもちろんでございますけれども、それと総合的に検討して行くと、いうことで、現状ではご理解いただければと、いうふうに思っております、

住民A:だから、サンパイの許可が下りても、今あのう、花燃ゆじゃないけども、手はないと思っていればよいわけですよね?次の個別法が、まだ一番のキーポイントが有るんだよということでいいわけですよね?

副市長:あのう、今のお話ですけれども、ただ、あのう、先ほど申しましたように、それだけで、あのう、全て阻止できる、っていうことも、今の段階では言えない部分が有りますんで、その辺また、住民のかたと一緒にですね、対応を検討さしていただければと思っております。あのう、市でできるものは、勿論、先ほども申し上げましたように全力で、あのう、対応してまいりますけども、えー、勿論、住民のかたがですね、そういったいろいろな対応が必要になってくることもあろうかと存じますので、その辺またあのう、こういった、あのう、いろいろな話し合いの中でですね、ご相談させていただきたいと、いうふうに思っております。

会長:あと一人のかた、おりますか?はい。

住民B:野殿の小川といいます。1点、教えてください。教えていただけるかどうか、わからないのだけれども、平成26年の10月9日と、平成27年、今年の1月29日に、環境資源が顧問弁護士を引き連れて、御庁に押し入った、というんですけれども、その顧問弁護士の氏名は公表できるんでしょうか?教えてください。

市側:教えていいのかな・・・

住民B:弁護士は弁護士法によってですね。社会のね、えー、要するに法律の手本となるべき、そういう職種ですから、公表しても構わないと、いうふうに私は思っているんですけれども。まあ、弁護士の、専門家の方もいらっしゃるので、その辺のご判断をお願いしたいんですけれどね。

講師:いいんじゃないの・・・

市民部長:えーと、あのう、今、市の方に見えている弁護士は、あのう、角田義一先生。

住民B:角田議員・・・

市民部長:はい。

住民B:はい、分かりました。とんでもねえ野郎だな。(場内苦笑)

場内:もう歳だから。

会長:それでは、あのう、15分か20分、ちょっと休憩さしていただきますので、よろしくお願いします。皆さん、深呼吸して、今度は本題の講演のほうへ移させていただきますのでよろしくお願いします。

(休憩タイム 約20分)

会長:えー、休憩が終わりましたので、これから講演に移らさしていただきます。まず、講演に際して、梶山先生のプロフィールをご紹介さしていただきます。先生は、山梨県の北杜市です。梶山正三先生のプロフィール。東京工業大学(化学科卒)。同大学院博士課程修了、また理学博士でもあります。東京都公害研究所、現・東京都環境科学研究所を経て、司法試験に合格。弁護士登録。埼玉大学など多くの大学の非常勤講師を歴任。現在、駒ケ岳法律事務所(山梨県北杜市)、ゴミ弁連会長。これまでに多くの廃棄物訴訟、環境訴訟、それから公共事業等々にかかわっております。そして「廃棄物紛争の上手な対応法」(民事法研究会)などがありますので、先生、よろしくお願いいたします。それでは皆さん、講演を拝聴さしていただきます。よろしくお願いします。

講師:みなさんこんにちは。梶山です。あのう、時間があのう、あまりないのですぐに始めたいと思います。最初に二つだけお断りさしていただきます。あのう、本来ならですね。この処分場についての、設計図書、と僕らは言っていますが、通常、20センチくらいの文書も入れてですね、20センチくらいの図面集、計算書というのが全部有るんですね。ほんとはそういうのを読み込んで、それで、本件処分場に即してお話しすれば一番いいんですが、実はそういう資料を私はいただいておりません。ごく簡単な、地元の説明会の文書とかですね、そういうものは、ざーっと見ています。それから皆さんの方から出ている意見書は、ずっと見てますが、いわゆる技術的な検討をきちんとするだけの文書は、これは持っておりません。そういう意味で、その点のお話もまた必要ならば、すると思いますが、今日はですね、あのう、ま、この処分場についてのお話も若干触れますけれど、基本的に全国の処分場で私の経験したものに基づいてお話しすることがメインです。それから、もうひとつ、これ、余計な話なんですけれど、パソコンのですね、電源ケーブルを持ってくるのを忘れまして、多分2時間ぐらいは大丈夫だと思うんですが、途中でパッと切れちゃうかもしれないと。多分大丈夫だと思っていますけど、まあ、そういうことがないように考えております。

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えーとあのう、それでまずあのう、廃棄物最終処分場なんですけれども、「最終」っていう言葉は使いますが、これ本当に「最終」ではありません。埋めたゴミというのは暴れます。埋めた後、大概暴れます。暴れるっていうのはですね、そこでいろいろな化学変化を起こすわけですね。化学変化を起こして、ガスも発生するし、それから、地下水も汚染します。土壌も汚染します。それから、我々は上からの汚染と言いますが、周辺の、周辺に大気汚染をもたらして、その大気汚染が原因で周辺に汚染をもたらします。そういう意味で、薄めながらだんだん、その有害物を周辺に散らしたり、下流に流したりするのが、これ、最終処分場の役割で、そこでゴミを黙らせるための施設ではないと、いうことは明確にしておきたいと思います。これはあのう、国の技術屋さんでも、専門性の高い人はみんな認めている事実です。だから「最終」っていう言葉は、ウソなんですね。それで、えーと、まああの、今日は管理型3つありますけれども、今日は管理型の話が主になりますので、他のものについてはごく簡単にしたいと思います。

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で、3つあります。これちょっと映像が悪いんですけども、安定型とですね、管理型と遮断型とあります。

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で、今日、話の中心になるのは管理型なんですが、安定型っていうのは要するに、安定五品目と言いまして、えー、環境においても余り変化しないよ、安定しているよ、という前提で、素掘りのところにゴミを直接入れちゃっていいと、そういう考え方なんですね。ただ実際には、安定型処分場で、全国で、殆どどこでもと言ってもいいでしょうね。環境汚染を引き起こしています。ですから裁判をやれば、安定型なら勝てると、いうのが我々の基本的な考えかたですね。で、安定型はもう廃止しなきゃいけない、という話は前からあるんですが、いまだに使われているという現状であります。

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これは管理型です。ちょっと管理型のことを簡単にお話ししておきますと、まずあのう、管理型の特徴はですね。ゴミを埋めるわけですね。これ、周りに盛り上げているやつもありますが、通常は、ゴミを掘ったところに埋めると。ただ、このゴミの上に雨が降りますと、雨がゴミで汚される。これ浸出水と言ってますが、浸出水というのは汚れているわけですね。これをここまま下に、そのまま下に通しちゃうと、土が汚れ。地下水が汚れ、それから派生する水が汚れる、ため池も汚れると。これはモロに汚れます。それから、ここに遮水シート。まあシートに限らないんですが、通常、遮水工と言ってますが、要するに、ゴミとそれから、地面を遮断するための遮水シートを敷きます。で、ここに、ゴミの上に降った雨、汚れてゴミの間を通り抜けて、汚れてるわけですが、これは浸出水集排水施設、集排水管というので集めて、水処理をしてから、川とか湖に流す。こういう考え方ですね。それからあのう、掘りますと、結局これ、両側もともと地下水が有ったところを掘るわけですね。今回の場合には、平均の深さが20メートルあります。今回、計画しているのが。これはこの規模の処分場としては非常に深い方で、深い処分場ほど、簡単に言うと、危険性が大きいです。まあ、20メートル、平均厚さ20メートルですから、一番厚いところはおそらく25か30、行っているはずですが、そういう形で、これを掘る。これ図面が有れば、はっきりするんですが、図面が無いので、一番深いところが何メートルなのか、というのは、今確実には言えません。平均厚さは、平均深さが約20メートルと、こういうことになりますね。この遮水シート、僕はいろいろなところのサンプルを持っているんですが、赤鉛筆で穴が開きます。たいてい普通、厚さは1.5くらいから2.0ミリを使うんですが、これあまり厚くするとですね。今度は接合部分がうまくいかないんですね。接合が実は、遮水シートのもう一つの大きな欠点でして、昔は接合部分を接着剤でやっていたので、どんどん時間が経つと、穴が開きました。剥がれちゃうんですね。で、今はほとんど熱融着でやっているんですが、熱融着ですと、厚くすると熱融着がうまくいかないんです。これまあ、いろんな技術使ってますが、現場でやらなけりゃあいけない。大体20m×10mのシートをくっつけているんですが、熱融着も厚くすると剥がれちゃう。これいろんな実験例があります。それで、まあ大体1.5から最大でも3o以上は作ってはいけない、というのが技術的な問題として有ります。ところが、赤鉛筆で穴が開きます。私はいろんなシートでやりましたが赤鉛筆で穴が開きます。

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で、これは遮断型ですね。さきほど市の職員のかたからも話がありましたが、これは大変厳重で60センチ下、60センチと40センチとですね。コンクリで固めるわけですね。で、これ安全かというと決して安全じゃない。これはコンクリートの特性なんですが、コンクリートというのは結構、伸び縮みするんです。だからあまり長い物を作ると、これ、壊れちゃうんですね。だから必ず隙間を作るんです。

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これ、東京湾の外房処分場ですが、必ずコンクリートに隙間を作らなければいけない。コンクリート部分に、全部一枚岩では作れないんです。こういう隙間ができます。それからひび割れが、まめに起きる。これ我々、船をチャーターして東京湾のほうから、こう写真を撮ったんですが、これ何をしているかというと、ドリルで穴をあけて、毎年セメントミルクをつっこんでですね、それで補修しているんですね。これで毎年数千万円の補修費をかけてます。それくらいやらないと、コンクリートで囲んでもやはり漏れると、そういう問題がありますね。ですから、遮断型ならいいかと言うと、遮断型もダメと。こういうことですね。

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で、管理型処分場ですが、えーとですね。まず大切なとこを申し上げますと、これが浸出水の集排水施設です。周りに砕石を入れて、入れる布団カゴでもって包んでおくわけですね。それを敷設します。これが浸出水の集排水管なんですが、同時に縦にも集排水管入れます。これはゴミを埋め立って行くと、これ埋没しちゃうんで、ゴミの埋め立てに合わせて、これ上を継ぎ足していくと。継ぎ足していって、常にゴミの上に、この縦形の集排水管が出るようにしてます。これは酸素をある程度入れないと、中のゴミが、我々嫌気的と言ってますが、酸素不足の状態だと硫化水素のような悪いガスがたくさん出るんですね。で、ゴミ埋立て地で、硫化水素のために人が死んだ事故というのはいくつもあります。例えば(滋賀県)栗東のRD処分場では3人、作業員がですね。硫化水素のために死亡してます。それから筑紫野のサンコウ処分場というところでも3名、硫化水素によって作業員らが死亡しています。まあそういう、ゴミ処分場というのは、そういう作業員にとっても危険なところなんですが、それとですね、今回、この地下水の集排水施設。で、地下水を、抜かなきゃいけないんですね。で、この処分場の平成19年の地元説明会の資料では、地下水の集排水管は予定していないと、こう書いてあったんです。どうもそれは、その後変更されて、地下水の集排水管入れるということになったみたいですが、これ実は大変大事な役目を持っていまして、これまた後で話しますが・・・ちょっと戻します。この処分場のですね、もともと地下水が有ったところを、掘ったので、それで、地下水が遮断されているわけです。そうすると地下水の水圧でもって、この遮水シートが押されるんですね。押されると、これ「ハラミ現象」と言ってます。処分場が膨らむんです。それに、ゴミの重さがかかると、そこが破れる。これは基礎実験が、特にアメリカではたくさんやられているんですが、そこが破れるんですね。このハラミ現象を防ぐために、地下水は抜かなければいけないんです。もう一つは、この地下水、遮水シートが破損した場合には、今度は地下水の水質が悪くなりますね。そうすると地下水を常時監視していれば、遮水シートが壊れたかどうか、検知できると。ですから漏水検知、つまり悪い水が漏れ出したかどうか、をモニタリングできるんです。そういう意味で、地下水集排水管はたいへん大事な機能を持っています。えーと、これがですね。地下水の集排水管ですね。で、これは毎日ゴミを入れて、1日分を、両側をこれ泥で囲む。これをあのう「即日覆土」と言ってます。1日に1回です。1日に1回、覆土なんです。これどのくらいの厚さでやるかと言うと、標準は約30センチです。標準は30センチですが、ゴミの破砕がうまくいっていない。例えば50センチぐらいのゴミが入り込んでゆくと、これは30センチくらい覆土をしてもダメなので、基本的には15センチ以下に破砕してから埋めないといけない。ただこれをちゃんとやっている事業者は少ないです。あのう、きちんと破砕しないで埋めているケースが多いですね。で、あとこの中ではですね、ガスが出るんですよ。相当たくさんガスが出ます。とくに埋立て処理のところは、有害ガス、悪い時は硫化水素ですね。それから、二酸化炭素、一酸化炭素、それからメタン。(ここで区長会役員から「市長が見えたので2、3分」との耳打ち)・・・はい、わかりました。じゃあちょっと一旦中断させていただきます。

【ひらく会情報部・この項後編に続く】
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