2007/8/25  14:04

タゴの仲介者はなぜ起訴されないのか(その4)  土地開発公社51億円横領事件

★タゴには3億円程度販売★
 タゴの骨董倉庫にある品物のうち、私が納めた品物は3分の1くらいだった。金額については、私ももう何年か前のことではっきり分からないが、3億円近くじゃないかなと思う。今はもう忘れようと思っていることなので、はっきりとした数字も思い出したくないほどだが、そのくらいはあるかな、と思う。
 この事件で、業者間ですっかり名が知られてしまった。最初、同業者に東京で行き会うと、みんな私のことを事件に関与したと思っている。「いや私は一点もじかに売っていないんですよ」と言うと「そりゃあよかったですねえ」と分かってくれた。
 この商売では、最初は全然どこの人が客かも分からない。来た客に「どこの人が買っているのか」と聞くわけにはいかない。しかし、どこにもはしっこく頭のいい人がいる。話を聞いて、どこの人が買っているか分かれば、直にみんなそこへ殺到する。ワンクッション抜いて自分で直接売ればいいと思って、みんなそういうことをやる。私はそういうことは相性に合わない。ものを買うのも売るのもやっぱり人間の相性というものがある。
 私はコレクターからこの商売に入った。某美術館の偉い人から、そこで展覧会やったら、すごく褒められ感謝された。「いやこっちこそ買ってもらって感謝している」と恐縮した次第だ。
 私は無理に「これは安いからいい」とか「これはいいものだから」とか「どこにもないから買っておいたほうがいいよ」と店に来た客に言わない。だから「変人だね」と言われる。客に気に入ったものを買ってもらうのが、一番いいわけだ。
 今の時代は、いいものを買ってくれる人は世の中にどこにもいない。こういう景気だからだ。バブルの時は金持ちが沢山いたからよかった。直接に売らなくてもそういう客が結構多かった。
 この事件にはいろいろな人が絡んでいるに違いない。そうでなければ、こんな大それた事件が続くわけがない。部外者の誰もが不思議と思う。タゴは市の職員だし、その収入は市では市民税で分かるのだから、それを分からないということ自体おかしいことだ。誰もが、その疑問点を思い浮かべるに違いない。
 群馬の同業者や客が私の店に遊びに来て話をするのを聞いた。タゴとゴルフにみんな言っていたとか、選挙の時はどうのこうのとか聞いた。それは単なる噂だから「ああそうですか」と私は聞く以外にない。噂ではそういうのを聞くが、私は何も分からないからどうだとか言えないが、ただ普通の人が考えれば考えるほど不思議な事件だ。
 骨董品の販売では、価格は直相場で、私の方は手数料をもらって買ってもらった。今は骨董相場が下がってしまった。専念のタゴの骨董品の処分でも、早い話があれは投売り同然だ。何百点も投売りで一緒に出せば、需要と供給のバランスだから当然そうなる。一点とか二、三点だったらみんな欲しい人が競るが、あんなに山ほど出されたのでは、みんな迷って詳しい値段などでない。
 でも私の記憶では、私が仲介した商品でも、他の人が預けた金額よりも高く値が付いた品物も結構あった。それは、やはり美術館を作るという話だったから、私には信用が第一だった。金の支払もそんなに遅くなかった。一ヶ月以内にもらえた。もらえたといっても、タゴから直にもらったことは一回もない。
 美術館を作るという話だったから、いい品物を納めておいて、後でいい美術館ができたとき、私が納めたものだと分かると、やはりそれが信用になる。私にはそういう感覚があった。
 私の店などは田圃の中だから、最初の頃は知名度もなく、店があることを知ってもらうため、最初のころは広告を出したけれど、なかなか広告で売れることはない。それと、一括でほしいなどと言う客もめったにいない。店に出向いてくる客も滅多にない。
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