2008/12/4  1:56

群馬銀行が、多胡事件の公開質問状に対する回答書を当会に提出  土地開発公社51億円横領事件

■当会のブログ記事のうち、タゴ事件をめぐる群馬銀行の戦略について記載した件で、11月11日午前2時42分に、匿名の方から、「群銀が安中市収入役と認識していたことはないと思います。コード付与の関係で地公体職員はすべて収入役と印字されます。」というコメントを頂いたため、当会では、11月26日に公開質問状を群馬銀行に提出していたところ、期限日の今日12月3日、次の回答がありました。


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平成20年12月3日
群馬県安中市野穀980番地
市政をひらく安中市民の会 事務局長 小川 賢  殿
   群馬県前橋市元総社町194番地
   株式会社群馬銀行 お客様サポート室 電話:027-252-1111(代表)
回答書
前略 貴殿からの当行宛平成20年11月26日付け「公開質問状」(以下、「質問状」といいます。)によるご質問に対し、下記のとおりご回答申し上げます。草々
  記
1.当行は安中市元職員多胡邦夫氏(以下、「多胡氏」といいます。)が安中市土地開発公社の職員として同公社と当行との窓口となっていた期間中、多胡氏を安中市あるいは安中市土地開発公社の職員と認識しており、これまで多胡氏を「安中市の収入役」あるいは「市長の名代」と認識したことはありません。
2.「取引先コード」は、当行内でお客様を特定するための、いわぱ「背番号」のようなものであり、システム上自動採番されます。また、業種コードの「151000」は、「給与所得者」であることを意味し、多胡氏は安中市の職員であったことから給与所得者として「15100」のコードが使われたものです。このように、個人取引推進カードの「勤務先」欄の表示は、取引先コード、業種コードとは無関係です。
3.お客様が地方公共団体の職員である場合、業種コードは「151300(官公庁職員)」または「131200(官公庁役員管理職)」を用いますが、「151000(給与所得者)を使用することも認められています。
4.ご質間の「個人取引推進カード」の「勤務先」欄には、お取引先の「職業」ではなく「勤務先」が印字され、お客様が給与所得者である場合には、「給与の支仏者(振込人)」が表示される仕組みになっています。したがって、例えば、お客様が市の職員であれば、通常は「○○市収入役」と印字されます。
5.「個人取引推進カード」ヘの記載データにつきましては、平成7年以前からコンピューター処理を行っておりました。
以上
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■群馬銀行からは、まず午前11時30分ごろ、お客様サポート室の担当者から電話があり、誤送信防止のために、当会のFAX番号をまず確認して、到着確認番号(4桁)をFAXで送信したうえで、再度電話でその4桁の番号を確認してから、上記の回答書を午後0時24分にFAXで送ってきました。

つまり2度FAXが送られてきました。最初はFAX集中管理センターの担当者(電話027-254-9706)からFAXが送信され、それに記載されている一種の暗証番号を、電話で確認したのち、お客様サポート室から、群馬銀行コンプライアンス部の名前で、12月3日12時30分付でFAXによる回答書が送られてきたのです。実際に受信したのは12時51分でした。

■群銀の回答内容を読むと、匿名者からの情報どおり、客が「地方公共団体職員」で、給与所得者の場合には、「15100」の顧客コードを付与し、「給与の支払者(振込人)」として「○○市収入役」というふうに印字するということです。つまり、匿名者は、群馬銀行関係者だったということになります。

群馬銀行のコードの付与のやり方は、この回答書で判明しましたが、群馬銀行が多胡邦夫を、「安中市長の名代」として認識していなかったということには、ひっかかるものを禁じえません。6千万円以上も預貯金が群銀にあること自体、通常はありえないことであり、市職員の顧客がなぜそのような巨額の預貯金を動かせる財産を持つことができたのか、群馬銀行内で、誰も疑問に思わずにいたことが、事件の異常性を物語ります。

現在ではおそらく、マネーロンダリング防止の観点から、コンピューターで自動的にチェックするシステムが導入されているのかもしれません。群銀は平成7年以前からコンピューターによる処理をしてきたというので、歴代の安中支店の店長やタゴ担当職員らや、本店審査部の担当者らの人的チェックと、コンピューターによる自動チェックによる二重チェックが可能だったではなかったのか? つくづく残念でなりません。 群銀の安中支店と、本店審査部の、タゴ事件での対応については、おって逐次ご報告してゆきたいと思います。

【ひらく会事務局】
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