2015/5/21  1:03

東邦亜鉛安中製錬所に出入りしている得体の知れないダンプトラックの素性が判明  東邦亜鉛カドミウム公害問題


■東邦亜鉛安中製錬所に出入りしていると思しき、いわきナンバーの怪しげなダンプトラックが高崎方面に疾走しているのを、2015年5月18日午前6時27分に、再び国道18号線の藤塚町付近で目撃しました。
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 前回はまだ冬だったので、朝が暗かったため、写真がよく写りせんでしたが、この時期は日の出が早いため、十分な光量に恵まれて、明瞭な画面が残せました。

 前回と同じトラックですが、今度はドアに書かれた電話番号0246−89−2014がくっきりと判別できることから、さっそく同日の午後3時18分に、当該番号に電話をかけてみました。

■電話口に出たのは、経理担当の女性でした。事務所の名前を聞くと、「有限会社大泉運輸」というのだそうです。

 当会が「安中方面に、アオリの付いた深い箱型のダンプトラックを配車していますか?」と聞いたところ、「多分していると思うが、自分は経理担当で、今この事務所は出払っていて、他に現場を知るものが誰もいない」とのこと。

 そこで、当会から「どのような頻度で、どんなものをどこに運んでいるのか、教えてください」とお願いしたところ、「サンパイ担当のシダラという者が担当しているが、営業所のほうなので、私のほうから連絡をしておくので、あとでこちらから電話を掛けさせます」というので、当方の電話番号を伝えておきました。

 まもなく午後4時44分に電話が有りました。同社の小名浜営業所(電話0246−56−2340)のシダラというサンパイ担当の男性からでした。

 シダラ氏の話によれば、東邦亜鉛の子会社の東邦キャリアから週単位で安中製錬所に、鉱石を運搬する依頼が来るのだそうです。ただし、配車はいつも1台で、夜間に東邦亜鉛の小名浜製錬所から安中製錬所まで鉱石を運び、帰路は、ときどき鉱滓として「含銀滓」と呼ばれる副産物を安中製錬所から小名浜製錬所まで運んでくるのだそうです。ただし、毎日というわけではなく、週に1回程度のようです。

 当会から「朝、なんどかおたくのダンプトラックを見かけるが、国道18号から高崎市内に入る場合と、国道17号沿いに南に向かう場合がある。これはどういう理由なのか?」と質問したところ、「復路では、空荷の場合も多いが、たまたまサンパイなどの運搬要請が入る場合、そちらの依頼先を回って荷物を積んでから福島方面に戻ることがあり、そのような場合は復路のルートが変更となる」というコメントがありました。

 当会から「おたくのダンプトラックには社名が書いていないので、不審なサンパイを運搬すると思われても仕方がないのでは。なぜ車体にきちんと会社名を描かないのか?」と質問をしたところ、同社のシダラ氏は「弊社の車には、荷台は赤茶色の塗装だが、後ろに井桁に「大」の字をあしらった会社のマークを付けているのと、両サイドに白抜きで「大泉運輸」と感じで明記してある。だからすぐにわかるはず」と答えました。

 当会は、記憶があいまいだったため、即座に反論できませんでしたが、後でダンプトラックを撮影した写真を見ると、実際には車の荷台の上部の左右のアオリを下におろしたまま走行しているため、社名が隠されていて見えないことが分かりました。完全に社名を隠すために、故意にやっているものと思われます。
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アオリを降ろし、荷台の横に書かれた会社名をかくしたまま走行する大泉運輸のダンプトラック。

■また、小名浜から安中に鉱石を運び込んだ後、安中から鉱滓を積んで小名浜に戻ることがあることから、都度、ダンプトラックの荷台をきれいに洗浄する必要があります。なぜなら、鉱石に余計な成分が付着すると、コンタミネーション(汚濁:通称「コンタミ」と呼ぶ)が起こり、製錬時の品質管理にトラブルが生じる原因となり、結果的に品質低下の懸念を招くからです。

 このことは、東邦亜鉛安中製錬所の関係者が明言していましたが、そうであれば、なぜ、鉄道貨車では戻り便で鉱滓を運ぶとコンタミを起こし、ダンプトラックの戻り便で鉱滓を運んでもコンタミの心配がないのか、さっぱり訳が分かりませ。この東邦亜鉛関係者の発言については、当会の次のブログを参照してみてください↓
2013年7月13日:藁にもすがる気持ちで請願書を提出するカドミ公害地の住民らを嘲笑わないでほしい行政と東邦亜鉛
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1075.html

■いずれにしても、荷台のアオリをわざと降ろして、運送会社名を隠しながら走行することを恒常的に行っているような下請運送業者を起用している東邦亜鉛と東邦キャリアは、ただちに、大泉運輸に対して改善措置を命令しなければならないでしょう。

 さもないと、東邦亜鉛は住民に内緒でこっそりと得体の知れない有害物質を安中製錬所の構内に搬出入しているという疑念を、周辺住民に植え付けかねません。「地元住民との信頼関係を構築するための努力は惜しまない」などと同社幹部がいくら視察会の席上でいくら強調しても、戯言として地元住民らに受け取られてしまうでしょう。

 当会は今後も引き続き、東邦亜鉛安中製錬所を出入りするダンプトラックの挙動には注意を払ってまいる所存です。

【ひらく会情報部】

※参考情報
【大泉商店】
〒972-0161 福島県いわき市遠野町上遠野本町53
電話:0246-89-2014   運送業
【有限会社大泉運輸】
電話番号:0246-89-2014
住所:福島県いわき市遠野町上遠野字本町53
【有限会社大泉商店】
会社No:20216
〒972-0161
所在地:福島県いわき市遠野町上遠野本町53
電話番号:0246-89-2014(0246892014)
FAX番号:0246-89-3034(0246893034)
企業URL:(有限会社大泉商店ホームページ)
http://c-arks.com/member/ooizumi.html
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