2015/6/23  10:12

【速報】折田謙一郎・前中之条町長の政治資金規正法違反容疑不起訴に対して東京検察審査会に審査を申し立て  政治とカネ

■市民オンブズマン群馬は本日午前10時過ぎに、東京地裁を訪れて、折田謙一郎・前中之条町長の後援会収支報告をめぐり、同人に対する政治資金規正法違反容疑で平成26年10月31日に東京地検特捜部に受理された告発の件で、平成27年4月28日付で東京地検が嫌疑不十分で不起訴処分としたことに対し、東京地裁3階北側にある東京検察審査会に審査申立てを行いました。内容は次のとおりです。


**********
          審 査 申 立 書
〒100-8920東京都千代田区霞が関1-1-4
(東京高等・地方・簡易裁判所合同庁舎内)
東京 検察審査会 御中 ←(当会注:「東京」と追記の後に、1文字分を空けるように検察審査会から補正コメントがあった)

申立年月日:平成27年(2015年)6月23日

申 立 人:資格:告発人
      住所:〒379-0114 群馬県安中市野殿980番地
      電話:090-5302-8312
      職業:会社員
      氏名:小川 賢(おがわ・まさる)  印
      生年月日:昭和27年(1952年)3月5日生
      その他の申立人は別紙備考欄のとおり

罪   名:政治資金規正法25条3号違反

不起訴処分年月日:平成27年(2015年)4月28日〔平成27年検第12717号〕

不起訴処分をした検察官:東京地方検察庁 検察官検事 小嶋英夫

被 疑 者:住  所:群馬県吾妻郡中之条町折田333
      職  業:前・中之条町長
      氏  名:折田謙一郎
      生年月日:不明

被疑事実の要旨:
 被疑者の被疑事実の所為は、政治資金規正法第25条1項3号に該当すると思料するので、同人に対する厳罰なる処罰を求める。←(当会注:審査申立なので、「処罰を求める」と修正するよう補正指示があったので二本線で「て告発をす」を消去した)
<被疑事実>
 被疑者の政治団体である折田謙一郎後援会の収支報告書(平成23年分)の収支の状況は「0」とあるが、山本龍後援会の収支報告書(平成23年分)の「(その6)(6)その他の収入」には、「折田謙一郎後援会 500,000 政治活動選挙用自動車装飾一式賃貸料」の記載がある。このことから、被疑者は虚偽の記載(不記載)をしたことになる。

不起訴処分を不当とする理由:
1.民主政治の実現を阻害
(1) 健全な民主地方政治に逆行
 政治資金規正法の目的は、議会制民主政治の下における政党その他の政治団体の機能の重要性及び公職の候補者の責務の重要性にかんがみ、政治団体及び公職の候補者により行われる政治活動が国民の不断の監視と批判の下に行われるようにするため、政治団体の届出、政治団体に係る政治資金の収支の公開並びに政治団体及び公職の候補者に係る政治資金の授受の規正その他の措置を講ずることにより、政治活動の公明と公正を確保することである。
 その基本理念は、政治資金が民主政治の健全な発達を希求して拠出される国民の浄財であることにかんがみ、その収支の状況を明らかにすることを旨とし、これに対する判断は住民にゆだね、政治資金の拠出に関する住民の自発的意思を抑制することのないように、適切に運用されなければならないことである。
 首長によるこのような不正行為が看過されるのであれば、民主的な地方政治の健全な発展は望めない。
(2) 検察による最良証拠主義の懸念
 申立人らは、今回の告発に当たり、証拠として、折田謙一郎後援会収支報告書(平成23年分)と山本龍後援会収支報告書(平成23年分)を特捜部に提出したにもかかわらず、特捜部はなぜ嫌疑不十分としたのか、その理由が判然としない。もし特捜部が、嫌疑不十分と判断した根拠となる証拠を収集し保有しているのであれば、その存在を明らかにしなければならない。例えば、単なる記載ミスなのか(その場合は嫌疑なしとなるのか)、実際には山本龍後援会の収入欄の「折田謙一郎後援会 500,000 政治活動選挙用自動車装飾一式賃貸料」が虚偽の記入であったのか(その場合は山本龍のほうが政治資金規正法違反となるのか)、いずれの場合にしても、折田謙一郎の被疑事実の所為が嫌疑不十分と判断された根拠がなければ、不起訴処分とした特捜部の処分告知は不当だと判断せざるを得ない。
 あるいは50万円は少額だから嫌疑不十分の範疇にあると判断したのか、いずれの場合にしても、折田謙一郎がしかるべき理由もなく嫌疑不十分で不起訴処分とされたとなると、現役の地方政治関係者はもとより、これから地方政治を志す者にとっても、どのような範囲までがルールとして許容されるのか否かを明確に知ることが明るい民主的な地方政治の実現にとって重要となる。

 検察審査会におかれては、民主的な政治・社会の実現に対して本事件が及ぼす影響の重大性を十分に考慮していただき、是非とも「起訴相当」の議決をしていただくことを切望いたします。
                    以上

別紙

備   考:その他の申立人
      資格:告発人
      住所:〒370-0801 群馬県前橋市文京町1-15-10
      電話:090-9134-2942
      職業:自営業
      氏名:鈴木 庸(すずき・よう)  印
      生年月日:昭和26年(1951年)9月10日生
**********

■なお、当会は、この審査申立書の提出にあわせて、群馬県庁の記者クラブで記者会見をしました。審査会の提出の模様、および記者会見の様子は追って報告します。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
2



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ