2015/8/18  23:27

大同スラグ問題を斬る!…お盆休み返上調査(その4)渋川市の対応「ここが変だよ、その15」  スラグ不法投棄問題

■大同特殊鋼渋川工場・佐藤建設工業のブラック連合がともに本拠地を置いている渋川市では、平成27年6月、市議会において大同有害スラグ問題で措置計画の早期策定を求める決議がなされました。その後、渋川市では何か動きがあったのでしょうか?さっそく当会の特別調査チーム「リットン調査団」が連日の調査の疲れをものともせず(実は、ヘロヘロになりながら?)現況を調べるために現地に赴きました。なお、市議会の決議の内容についてはこちらのブログ記事をご覧ください。
○2015年6月25日:【速報】大同有毒スラグ問題を斬る!…早期策定を市に求めて決議を可決した渋川市議会↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1649.html#readmore
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渋川市役所第二庁舎近くにある渋川市民体育館。まさかお役人様が集まる市役所の近くにも有害スラグが放置されているとは。


■渋川市では平成27年3月、有害スラグ調査を追加する形で公表しました↓
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/suragusaiseki270306.html

 この中に渋川市民体育館が含まれています。隣には渋川市立南小学校、すぐ下には渋川市立渋川中学校があり子どもたちが大変多く集まる場所でもあります。場所はこちらの地図を参照ください↓


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子どもたちが多く集まる場所だということが、交通安全標識からもうかがえます。

■平成27年3月6日に渋川市が公表した「使用状況調査結果 スラグ砕石使用実態調査結果一覧追加分(地表に露出した状態で施工されているもの)」を見ると、渋川中学校、古巻小学校、赤城北中学校、橘北小学校はスラグ砕石中のフッ素含有量がそれぞれ310、310、1,900、3,800mg/kgだとして、土壌汚染対策法による六価クロムとフッ素の土壌溶出試験と土壌含有試験が行われませんでした。

 子どもたちのための施設ということで、ブラック企業連合もスラグ配合割合を手加減したのかと思いましたが、渋川市民体育館の駐車場の現場に来てみると、そのような手加減は幻想であることが分かりました。

 隣りはなんと渋川南小学校だからです。犬の散歩をしている人に話を聞くと、「今は夏休みだが、放課後ともなると中学生・小学生がこの駐車場で仲良くおしゃべりをしている」のだそうです。調査に着手するにあたり、ちょっと嫌な展開になりそうな予感です。

 いよいよ現場の状況調査です。

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さっそく現れました。渋川市名物の「トラロープに七夕飾り」。ここが変だよ渋川市!

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「駐車場は全面使用禁止 第2庁舎の駐車場を使用してください」と書かれた看板。右隣りには、ご丁寧に第2庁舎駐車場までの道案内図が見える。

 渋川市の当会会員に伝わった噂話によると、6月の渋川市議会の有害スラグ撤去の決議も、駐車場を使用できない不便さから市役所職員が騒ぎだし、それを議会が受け止めて決議に至ったというのが真相だとか。もしかしたら、ここを使っている渋川職員が、通勤に不便だからといって騒ぎになったというのも、有り得る話ではないでしょうか?市民や、とくに子どもたちへの有害物質の悪影響についても真剣に考えてもらいたいものです。

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バリケードの下に注意書きの「お知らせ」が落ちていました。この場所に使用されているスラグ砕石に基準値を超える「フッ素」が含まれているんだそうです。「今後、市民の健康及び周辺環境への影響を十分に考慮しながら適切な対応を実施していきます」と明記してありますが、実際は、長い間何もせず放置しているんだそうです。

 これを知った渋川市の当会会員の方は、率直な言葉で感じたままを次のように叫んでいます。渋川市職員諸氏は心して耳を傾けてほしいものです。

「いいですか!隣は小中学校なんですよ。適切な対応は“緊急に原因者負担で撤去”する以外にないだろう!裁判で負けそうになったら大同に掛け合ったというではないか!?渋川市民でなくとも、こんなにも、いいかげんで酷い行政・政治の対応に腹を立てない者はいない!」

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トラロープの先を恐る恐る覗いてみましょう。白い塊にみえるのは生一本有害スラグでしょうね。他の場所の生一本有害スラグには確か六価クロムも含まれていましたよね。そうそう、渋川市の調査結果は公的資格を持たない同市環境課環境分析室のデータのため、参考値でいい加減な数値なんですよね。

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トラロープの真下を至近距離で見てみると、出た!サビ浮石。黒光りに白い斑点石。有害スラグに間違いなし!

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生一本状態のスラグの塊をアップで撮影してみました。小中学校の隣なのに容赦なし!そりゃそうですよね。子どもたちの安全なんかより、大同様さえ安泰であればすべて良し!え〜〜い高額納税者の大同様に逆らうんじゃない!下々の者は黙ってひれ伏すのじゃ〜〜。ハハア〜<(_ _)>

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駐車場全面が生一本有害スラグなのでしょう。塊でないところは風雨にさらされ流れてしまったのでしょうね。市民の健康被害に対する渋川市役所のお役人感覚は、一般市民にはとうてい理解できません。群馬用水を管理している水資源機構のように、原因者負担で学校の近くだけでも緊急に有害スラグを撤去する、強いリーダーシップをもった「市民の星」=正義の味方はいないのでしょうか?

■あまりにもひどい現実に嫌気がさしたので、場所を移動しましょう。渋川市の3月の調査結果(参考値)追加公表には渋川中学校、古巻小学校、赤城北小学校、橘北小学校なども基準値を下回っているとする参考値の公表がありましたよね。ついでにすぐ東の渋川中学校も見ていきましょう。

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本当に市民体育館のすぐ東に中学校がありました。「夏休みですから入らせてください。迷惑はかけません」。有害スラグの撤去に逃げ腰な不逞の輩と違って礼儀正しいリットン調査団はこう言って一礼した後、校内にお邪魔させていただきました。

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舗装が壊れていますね。覗いてみましょう。

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あれ?舗装の壊れた部分に黒光り・白斑点石。小さいほうにはサビも浮いていますね。

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もう少し中へ進むと、テニスコートの手前に舗装されていない駐車場がありました。

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コンクリートの脇を覗くと、サビ浮石のお出ましだ。

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「お〜〜い、こっちにはサビ浮石と黒光り・白斑点石が並んでいるぞぉ」と団員の声があがりました。有害スラグに間違いありません。この駐車場は、有害スラグに再生砕石などが混ざっているようです。ここにも、大同のズサンな有害スラグ出荷状況が見て取れます。

■渋川市の3月の追加公表には参考値としながら、たくさんのスラグ不法投棄箇所が列挙されています。

 そのなかで4つの学校(渋川中学校、古巻小学校、赤城北小学校、橘北小学校)の駐車場は基準値以内とされています。通常フッ素の値は溶出量0.8以下であるのが、例えば橘北小学校は0.21の溶出量となっており、フッ素含有量の値を見ると4000以下であるところ3600となっています。大同・佐藤ブラック連合は基準値をクリアするため、天然砕石と混合することにより、見かけ上フッ素の値をコントロールしていましたが、この小学校の値は比較的よく混合され、コントロールの成果が表れていることを示しています。

 今回の渋川中学校の駐車場を実際に現場で目視により調べたところ、大量の再生砕石のなかに有害スラグが混ざっていることが分かりました。再生砕石と少量の有害スラグをサンプリングして、粉にして水につければ、大同・佐藤ブラック連合が編み出した目論見通りに基準値を下回った数値がでるのです。

 しかし環境省の話によれば、「スラグと他の砕石は固体同士であるので、混ざり合うことはなく希釈されることはない。廃棄物と廃棄物でないものとの混合物として取り扱わなければならない」とされているのです。

 したがって、有害かどうかの判定は有害スラグのみを取り出して、分析調査せねばならず、大同の内部文章によればスラグには基準値を超えるフッ素が含まれておることから、渋川市の調査分析結果は、再度分析し直すまでもなく、始めから間違いであることが判ります。

渋川市におかれましては、将来ある子どもたちのため、せめて学校の施設内に不法投棄された有害スラグに関しては、直ちに原因者の費用により、撤去させてください。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

※参考情報「大同スラグ混合砕石に関する廃棄物としての考え方」
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◆第187回国会 経済産業委員会 第8号 平成26年11月12日(水曜日)
塩川鉄也衆院議員(共産)
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/009818720141112008.htm
○江田委員長 次に、塩川鉄也君。
○塩川委員 日本共産党の塩川鉄也です。
 きょうは、製鉄会社の精錬の過程で出てくる鉄鋼スラグが群馬県内におきまして道路などの公共工事に使用される、これに環境基準値を超える有害物質が含有されているということが大きな問題となっております。この問題を取り上げます。
 この鉄鋼スラグは、大同特殊鋼の渋川工場で生成されたものです。このスラグは強アルカリ性で、弗素や六価クロムなどの有害物質が含まれ、環境汚染、健康被害が懸念をされております。
 これまで、大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグに起因する土壌環境基準値以上の有害物質が検出された場所として、例えば水資源機構の調査においては、前橋市内の群馬用水と言われる用水路、農業用水などに使われているような。この群馬用水の脇に設置をされた管理道路に使われているですとか、国交省においては渋川市内の国道改良工事とか、また渋川市においてはスカイランドパークと言われる遊園地などでも、こういう有害物質、基準値を超える鉄鋼スラグが使用されているということが明らかとなっております。
 このように、現時点でも多くの箇所で環境基準を超える有害物質を含む鉄鋼スラグが公共工事に使用されてきたことがわかります。
 大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグの使用場所というのはさらに広い場所にありまして、国道のバイパス工事ですとか八ツ場ダムの代替地の造成地にも使われておりますし、前橋市内で土地改良を行ったような水田に接するような市道においても使われておりますし、渋川市では、先ほど言った遊園地の駐車場に限らず、保育所の駐車場ですとか自然公園の遊歩道とか土地改良事業の市道など、広範囲に及ぶ極めて重大な問題であります。
 そこで、まず国交省にお尋ねをいたします。
 大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグの出荷が始まった平成三年度以降、群馬県内で国交省の直轄工事が三千八百カ所行われているということですが、この三千八百カ所において、渋川工場の鉄鋼スラグの使用実態については全容を把握しているのか。露出している部分についての一部の調査ということもお聞きしたんですけれども、露出していないような場所の調査を行っているのかどうか。この点を教えてください。
○山田政府参考人 お答えいたします。
 関東地方整備局が大同特殊鋼株式会社に対して聞き取り調査を行ったところ、同局が施工いたしました四十七工事の施工箇所に対して鉄鋼スラグを出荷した記録があるということと、出荷先不明の鉄鋼スラグがあるということが判明をいたしました。
 鉄鋼スラグは必ずしも有害というわけではありませんけれども、このことを踏まえまして、関東地方整備局におきましては、同局が群馬県内で実施しました約三千八百工事のうち、砕石等が現時点で露出した状態となっている九十二工事の施工箇所につきまして、鉄鋼スラグの混入を確認する調査を実施しているところです。
 このうち、鉄鋼スラグと類似する材料が確認された二十六工事、それから鉄鋼スラグの出荷記録がある四十七工事を合わせ、重複の十七工事を除きます五十六工事の施工箇所につきまして、現在、群馬県の環境森林部からの助言を踏まえまして、有害物質の含有量などについて分析を実施しているところです。
 これらの取り組みは関東地方整備局が先行して実施しているところですけれども、鉄鋼スラグに関する課題については、このスラグが群馬県内の公共事業等に広く使用されてきたことから、今後、国、県及び関係市町村が一体となって取り組む必要があるというふうに考えております。このため、関係者が相互に情報共有を図りまして、連携して対応等を行うため、関東地方整備局と群馬県及び渋川市が共同で連絡会議を設置することとしております。
 御指摘の点も含めまして、今後につきましては、群馬県の環境部局を含む関係機関と情報共有を図って、連携して適切に対応していきたいというふうに考えております。
○塩川委員 私、質問で、鉄鋼スラグの出荷を大同特殊鋼渋川工場が始めた平成三年度以降、群馬県内の直轄工事三千八百カ所について、露出していない場所の調査も行っているんですかと聞いたんですけれども、イエスかノーかでお答えください。
○山田政府参考人 現在、出荷先不明の鉄鋼スラグの場所等を調査するかどうかにつきましても、今後、国、県及び関係市町村が一体となって取り組んでいく必要があるというふうに考えているところでございます。
○塩川委員 第一次の調査では露出していない部分のところも一応やっているわけですけれども、今度広げたわけですから、そういう点で、まだそういう全容の解明に至っていないという状況があります。
 鉄鋼スラグが必ずしも有害というわけではないというお話もありました。その面ももちろんありますけれども、ただ、この大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグについては問題があったということは、既に、土壌環境基準を超えるそういう鉄鋼スラグがあったということは、調査、分析で明らかなわけであります。
 そういうのも、渋川工場でつくっているものが、愛知の知多工場などの自動車製品に対して、この渋川工場では航空機用品の特殊な製品をつくるということになりますと、当然、ステンレスなども多いものですからクロムを使うことになる。それが結果として生成過程の中で鉄鋼スラグに六価クロムを含むということにもなります。また、溶かす電炉でいろいろなものを入れますから、流動性を高めるために蛍石という石を入れると、弗素がたくさん出てくるわけですよね。それが結果として、弗素や六価クロムがたくさん出るということにもなっているわけであります。
 こういったものが広く、道路用の資材など公共工事に使われてきた。経産省が大同特殊鋼側にこの面で問い合わせもし、聞き取りした調べの中でも、公共工事だけではなくて民間工事でも使われているということもあるそうであります。影響が広範囲になる懸念があるわけであります。
 そういう意味でも、繰り返しますが、全容が明らかになっていないので、こういった大同特殊鋼の鉄鋼スラグ使用場所の全容を明らかにすることに対して、国の方が群馬県や当該市町村と連携して、この取り組みをさらに進めることを改めて強く求めておくものであります。
 そこで、環境省にお尋ねをいたします。
 鉄鋼スラグのリサイクルの使用との関係でお聞きしますが、土壌環境基準を超えるような有害物質を含む鉄鋼スラグというのは、廃棄物の定義における物の性状という面から見れば、当然、廃棄物に当たるのではないかと考えますが、いかがですか。
○鎌形政府参考人 お答え申し上げます。
 御指摘の鉄鋼スラグが廃棄物に該当するか否かという点でございますけれども、個別具体的な判断につきましては、産業廃棄物の適正処理に関する指導監督権限を有する、この場合ですと群馬県において適切に判断するということになりますが、その判断の考え方について申し上げますれば、物の性状、排出の状況、通常の取り扱い形態、取引価値の有無、占有者の意思を総合的に勘案して判断するということになります。
 御指摘の土壌環境基準については、そのうち、物の性状の判断の要素ということになるということでございます。
○塩川委員 総合的に判断する、それぞれの要素の一つとして物の性状があります。
 この物の性状という面から見た場合に、土壌環境基準を超える有害物質を含む鉄鋼スラグというのは、当然のことながら、廃棄物ということにつながるのではないかと思うんですが、改めていかがですか。
○鎌形政府参考人 繰り返しになりますが、個別具体的な判断につきましては、産業廃棄物の指導監督権限を有する群馬県においてなされるということでございますが、物の性状に関しましては、例えば、生活環境保全上の支障が発生するかどうか、そういう観点から吟味するということになりますので、土壌環境基準を超えているかどうかというのはそういう判断の材料になるということでございます。
○塩川委員 まさに水田に接するような農業用水の管理道路に使われている、そういうことについての懸念というのも当然ありますし、遊園地や保育園の駐車場にあるという点においても、健康面についての不安が広がるという点での問題点も当然あるわけであります。
 そういった意味では、実際にそれが、物の性状という面で見れば有害物質を含む鉄鋼スラグというのが、これをそのままリサイクルしていいのかという問題にもなってくるわけであります。
 個別具体的な話と言われるんですから、一般論として、土壌環境基準を超える物質が含まれる鉄鋼スラグについて、有害物質を薄めるというような目的で自然砕石とまぜ合わせて再生砕石をつくり、販売、使用するような場合というのは、当然廃棄物の投棄に当たると考えますが、この点はいかがですか。
○鎌形政府参考人 御指摘は、廃棄物と認識されるものを廃棄物でないものと混合するという行為についてということだと解釈いたしますけれども、廃棄物につきまして処理という行為がございますが、廃棄物の処理につきましては、物理的、化学的または生物学的な手段によって形態、外観、内容等について変化させるということでございますので、御指摘のようなスラグを希釈目的で自然砕石と混合する、このような行為は廃棄物の処理には当たらないということでございまして、混合されたものにつきましては、廃棄物と廃棄物でないものを混合したものとして取り扱っていくべきもの、こういうことと解釈してございます。
○塩川委員 廃棄物ということを前提でのお話です。
 そういう点でいいますと、過去、建設汚泥の処理物の廃棄物該当性の判断基準指針というのが出されております。建設汚泥に対して、廃棄物に土砂をまぜて、いわば土砂との混合物にすることで土砂と称して埋立処分をするという問題について、要は、廃棄物と土砂をまぜても、それは土砂にはならない、土砂のまざった廃棄物でしかない、こういう通知も出されているわけです。
 そういう趣旨でいえば、鉄鋼スラグが廃棄物ということになれば、当然のことながら、鉄鋼スラグを薄めるような目的で自然の砕石とまぜ合わせて再生砕石と称しても、それはいわゆるリサイクル品にはならないよねということだと思うんですが、この点はいかがですか。
○鎌形政府参考人 今御指摘の通知におきましても、建設汚泥または建設汚泥処理物に土砂を混入した場合のことの御指摘がございました。これにつきましては、混入させた場合には、廃棄物と廃棄物でないものの混合物として取り扱われたい、こういう通知を出して対処しているというところでございます。
 その意味で、先ほど、鉄鋼スラグが廃棄物と認識される場合のことでございますが、鉄鋼スラグと自然砕石とを混合するということになりますと、廃棄物と廃棄物でないものの混合物ということでございますので、廃棄物でなくなるということではございません
○塩川委員 まずは、鉄鋼スラグそのものが、具体の話でいえば群馬県における大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグが廃棄物ということになれば、それを自然砕石とまぜ合わせて再生砕石ですよということにはならない、廃棄物に当たらないということは言えないということであります。現に、廃棄物であるかどうかの判断基準の重要な要素である物の性状の面で見れば、有害物質を含むわけですから廃棄物に当たることは当然だ。加えて、逆有償取引も行われていたわけですね。取引の面においても実際には問題のある行為を行っていたわけです。
 ですから、実際、群馬県が適切に判断するということであるわけですけれども、その際に、総合的に判断して、結局、この大同特殊鋼渋川工場の鉄鋼スラグというのは廃棄物に当たるということは明らかではないでしょうか。改めていかがですか。
○鎌形政府参考人 申しわけありません、繰り返しになりますけれども、個別具体の事例の判断につきましては、産業廃棄物の指導監督権限を有します群馬県において適切に判断されるということでございますが、先ほど来るる申し上げましたとおり、鉄鋼スラグが廃棄物に当たるかどうかの判断、そして混合物が廃棄物に当たるかどうかの判断については、先ほど来申し上げたとおりの考え方に従って判断されることと考えます。
○塩川委員 群馬県の適切な判断という際に、やはり廃棄物処理法に基づいた廃棄物としての認定の作業をしっかり行ってもらう。その点で、国の方が必要なアドバイスなどを行うことを改めて求めるものです。
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※参考情報「渋川市の調査分析結果」
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【平成27年3月6日使用状況調査結果について】
これまでに確認した38か所以外での、スラグ砕石の使用箇所の情報が寄せられたことから、再度調査を行った結果、新たに17か所の使用箇所が確認されました。
この17か所について、スラグ砕石とその下の土壌を分析したところ、基準値を超過する箇所がありました。
今後、確認済みの38か所と同様に、市民の健康及び周辺環境への影響を十分に考慮しながら、県の指導に基づく適切な対応を実施していきます。
<経過>
平成26年10月17日 渋川市スラグ砕石対策調査委員会 再調査開始
平成27年3月6日 市議会総務市民常任委員会協議会に分析結果報告
      9日 群馬県環境森林部環境保全課に調査箇所及び分析結果を報告
<分析結果>
●分析結果概要
 調査対象/施工/スラグ砕石(環境安全品質基準):溶出量(基準値以下・基準値超過)・含有量(基準値以下・基準値調査)/土壌(土壌汚染対策法):溶出量(基準値以下・基準値超過)・含有量(基準値以下・基準値調査
@市道(路線)・3/敷砂利/0・3・0・3/0・3・3・0
A公園(か所)・8/敷砂利/7・1・0・8/0・8・8・0
B遊歩道(路線)・1/敷砂利/1・0・0・1/0・1・1・0
C駐車場(か所)・5/敷砂利/5・0・4・1/-・1・1・-
計(路線またはか所)・17/−/13・4・4・13/0・13・13・0

※「基準値超過」は、六価クロム、フッ素のいずれか、または両方で基準値を超過している箇所
「基準値以下」は、六価クロム、フッ素のいずれも基準値を超過していない箇所
(ただし、今回の分析結果では、六価クロムは全箇所で基準値を超過していない)
※「スラグ砕石」については、JISの環境安全品質基準に基づく分析方法
「土壌」については、土壌汚染対策法に基づく分析方法で行いました。
※駐車場4か所については、スラグ砕石の分析結果が基準値以下であったため、土壌の分析は実施していません。(国、県の分析方針に準拠)
●分析結果詳細→スラグ砕石使用実態調査結果一覧(追加分)(PDF:152KB)
261024bunsekikekka.pdf
<施工箇所位置>
施工箇所ごとの位置図(PDF:1,554KB)
2610241map.pdf
※図中の数字は、「スラグ砕石使用実態調査(H26年10月24日)結果一覧(分析結果詳細)」中の調査番号と対応しています。
<お問い合わせ先>
市民部環境課
住所:群馬県渋川市石原80番地
電話番号:0279-22-2111
ファクス番号:0279-24-6541
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