2015/8/21  0:42

大同スラグ問題を斬る!・・・お盆休み返上調査(その6)渋川市の対応「ここが変だよ、その17」  スラグ不法投棄問題

■お伝えしている通り渋川市ではスラグ砕石の使用状況を公表しています。
http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/suragusaiseki.html
 市民オンブズマン群馬が誇る特別調査チーム「リットン調査団」が、この公表されたスラグ砕石使用工事個所調査結果に載っていない新たな有害スラグ不法投棄現場を発見しました。その渾身レポートをお伝えします。

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上武国道、前橋渋川バイパス半田3号ボックス手前の田んぼの間の広めなあぜ道に、なんと有害スラグが不法投棄されています。


■航空写真で見た場所はこちらです。↓


 地図で示すと、こちらです↓


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さあ、お盆休み返上調査もそろそろ疲れてまいりましたね。古巻小学校の調査のついでに、坂東緑地公園というのを見て行きましょう。学校に次いで公園も子どもたちがよく集まる場所ですよね。あれっ、公園の手前の田んぼの中に敷き砂利道が広がっていますよ。敷き砂利に反射的に反応するリットン調査団としては、いつものように徘徊して行きましょうか。

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あれぇ!角張り・黒光り・白斑点・サビ浮き石発見。有害スラグじゃないですか。

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しかも、あちこちにたくさん。川砂利も見られます。

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いやぁ、前橋渋川バイパスに寄って行けば、生一本有害スラグだらけなのは調査済みで知っていたけど、ここは田んぼの真ん中だよ。おいおい、いい加減にしろよ!情け容赦なしかよ!確か、渋川市のスラグ使用調査一覧表に、この場所は載っていなかったよね。渋川市のお役人様に言いたい。「“参考値”なんか分析してないで、真剣にスラグを探したらどうだ!」

■さて、お盆休み返上調査の最後にお伝えするのは、利根川河川敷にある坂東緑地公園です。

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出ました。カラーコーンに立入禁止の張り紙。ここが変だよ、渋川市。

 場所はこちらです。↓


 地図はこちらです。↓


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関係者以外の方は立ち入らないでください。

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この場所に使用されているスラグ砕石に基準を超える「フッ素」が含まれているそうです。あれ〜?環境基準に対する品質規格証明書により基準値以内であることが確認されているはずでしたよね。ウソだったのですか?グラック企業の証明書をこれからも信用するのでしょうか?ところで「今後、市民の健康を考慮した適切な対応を実施した結果」が、こうして長期間放置することなのですか?お役所様の言動は疑問だらけですね。

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立入禁止のカラーコーンの手前にも有害スラグ。スラグがどんなものか、勉強してないの?

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恐る恐る中に入ってみると生一本有害スラグ!押し固まっています。

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↑黒光り・白斑点・サビ浮スラグ。今回の調査は生一本で押し固まった有害度が高いスラグ不法投棄現場が多く見られました。しかも学校や公園等子どもたちが集まる場所でした。お役所の皆様、無責任な前置き説明はどうでもいいから、早く撤去してください。よろしくお願いして、お盆休み返上調査を終わります。↑

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■前回の大同内部資料スラグF含有量分析管理表(6月度)に引き続き7月分と8月分もご覧ください。

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スラグF含有量分析管理表(7月度)。
7x.pdf

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スラグF含有量分析管理表(8月度)。
wx.pdf

 上記のとおり、2013年7月度と8月度のスラグF含有量分析管理表をご覧いただいていますが、前回記事に示した同6月度のスラグ含有量分析管理表から、大同特殊鋼では毎月フッ素の分析が実施されていることがお分かりいただけると思います。

 この表を見ると、F値(フッ素含有量)が30,300〜8,100と、全てのSA(スラグ・エージング)枠No.=ロットNo.で、土壌環境基準の4000を超過してしまっています。

 例えば、SA枠No.4、ロットNo.137716、サンプル採取日2013年7月15日、前処理日同7月15日、分析日同7月18日のF値30,300のスラグの混合比は1:8となっています。

 このことは、4000の基準値に納めるため約8倍の天然石で混合し、見かけ上誤魔化す事を指示していた事実を示しております。ここでいう「混合比」とは、スラグに天然砕石を加える比率のことですが、固体同士では液体のように混ざり合うことはありません。だから、「廃棄物と廃棄物でないものの混合物として取扱う」と環境省の鎌形様は述べているのです。

■ここで我々が注目しなければならないのは、大同由来のスラグには、「土壌環境基準を超過する有害物質が含まれている」ということを、排出者の大同特殊鋼自身が認識しており、だからこそ、大同は、鉄鋼製錬プロセスの過程で排出されたスラグのロットごとに毎回、調査・分析・管理しているのです。

 昨年来、国土交通省や群馬県・渋川市といったお役所様が、大同・佐藤建ブラック連合が不法投棄した現場から採取した資材を分析して、結果を公表してきましたが、基準値を超過した現場がたくさんあることがわかりました。このことからも、大同・佐藤が排出してきた建設資材は、生活環境保全上支障の恐れのある資材であることがはっきりしました。果たして、これ以上の資材調査を現場で行う必要があるのでしょうか?

 時間と税金を投入して、これ以上調査をするのは不要なのです。

 なぜなら、排出者である大同特殊鋼自身が「スラグF含有量分析管理表」を作製しているからです。排出者自身が基準超過の状況を記録しているのです。

 排出者自ら「毒が含まれている」ことを認識しているのですから、有害性について争う余地はありません。後は、環境省の「廃棄物と廃棄物でないものの混合物として取扱う」との考え方に反論できるかどうかに関わってきます。

 反論が無ければ、盛り土であれ、下層路盤材であれ上層路盤材であれ、大同由来の有害スラグが一粒でも見つかれば、排出者が毒入りと言っているのですから、撤去しなければならないのではないでしょうか?撤去後に直下の土壌を分析し、土壌まで汚染していた場合、入れ替えることを前提に検討することは言うまでもありません。

これ以上、無意味な調査を続けて、我々の血税をさらに費消するのは、やめにしていただきたいものです。

■最後に渋川市の「スラグ砕石の使用状況」では次のように前説明がされています

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http://www.city.shibukawa.lg.jp/kurashi/suragusaiseki.html
渋川スカイランドパーク第2第6駐車場補修工事に際し、路盤材として使用されていたスラグ砕石に基準値を超える「六価クロム」及び「フッ素」が含まれていることが分かりました。このため、市がこれまでに行った工事箇所を調査したところ、市内の全38か所でスラグ砕石の使用が確認されました。その後、新たな情報を基に再調査を行った結果、17か所でスラグ砕石の使用が確認されました。
この計55か所において、スラグ砕石とその下の土壌を分析したところ、基準値を超過する箇所がありました。
また、スラグ砕石出荷業者に対し聞き取り調査を行った結果、新たに17工事でスラグ砕石の使用が確認されましたが、環境基準に対する品質規格証明書により基準値以内であることが確認されています。
今後、市民の健康及び周辺環境への影響を十分に考慮しながら、県の指導に基づく適切な対応を実施していきます。
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 渋川市は、スカイランドパークに有害物質を不法投棄されている状況であるのに、有害物質を撒き散らしたブラックなスラグ砕石出荷業者の「環境基準に対する品質規格証明書」を信用し、“基準値以内であることが確認されています”、とまで言い切っています。常識では到底考えられない所業ではないでしょうか?

 渋川市は、有害物質を撒き散らした業者に責任を取らせることなく、更なる不法投棄を追認する恐ろしい役所である、と見なすことができるのではないでしょうか?子どもたちの集う学校や公園に平然と有毒スラグを放置していてもシランプリを決め込めるのも、そういった体質を物語っているのではないでしょうか?

 このような渋川市に、軽々しく「市民の健康及び周辺環境への影響を十分に考慮しながら」などと、心にもないことを言って欲しくありませんし、住民は誰も信用しないのではないでしょうか?

 そこで声高に申し上げます。「ここが変だよ、渋川市!」

■もはや一刻の猶予もなりません。機は十分に熟しております。あとは刑事告発あるのみです。

 「Xデーはいつなのか?」県民の関心はいよいよ高まるばかりです。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
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