高崎市の知的障害者通所施設清涼園の虐待疑惑に関して高崎市障害福祉課から現状ヒヤリング  高崎市の行政問題

■群馬県内でも老舗の知的障害者授産施設(通所)として知られる高崎市宮元町153にある清涼園で、少なくとも2年前から虐待が行われているという報告を会員のかたから受けた当会では、これまでに事実関係を確認するために高崎市長宛に公開質問状を出したり、群馬県の障害政策課に対して、高崎市から虐待についての報告を受けたかどうかの確認を求めたりしてきました。これまでの経緯は次のブログを参照ください。
○2015年8月6日:高崎市の知的障害者通所施設清涼園の虐待疑惑に関するオンブズマン公開質問に対して高崎市長が回答(1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1684.html
○2015年8月7日:高崎市の知的障害者通所施設清涼園の虐待疑惑に関するオンブズマン公開質問に対して高崎市長が回答(2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1686.html

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 公開質問状に対する高崎市長からの2015年7月31日付の回答の中で、「虐待があったかどうかの判断結果については行政機関が保有する情報となるため、通報者への通報は想定されていない。情報公開条例に基づく公開請求は可能である」とする一文があったため、約2か月が経過した10月9日に、当会では高崎市役所1階を訪れて、障害福祉課の中西課長代理と面談をしました。因みに高井係長は在席のようでしたが、なぜか顔を出しませんでした。

 同課の窓口でのやりとりでしたが、次のことが分かりました。

(1)虐待の有無にかかわる清涼園の立入調査の結果について、高崎市では、まだ、調査結果について検討していること。このことは、高崎市がなんらかの対応を清涼園に対して行ったことをうかがわせる。

(2)高崎市の言い方は「情報公開請求をしてもらっても、そちらが期待されている情報は、まだ出せる状態には無い」ということ。

(3)この件については群馬県障害政策課からも連絡を受けていること。

(4)高崎市としては、関係者から虐待の通報があれば、事実確認は必ず行っていること。本件については、確認したことについて、虐待があったかどうかを、現在確認検討中であること。

(5)オンブズマン側の趣旨はよく理解されていること。だが、高崎市としては障害福祉課のみならず、他の部署とも関連して動いていること。なぜなら、障害福祉課は虐待の事実の有無を確認することしかできないため、その次の対応は他の部署になること。詳しくいうと、虐待の事実確認は障害福祉課が行い、虐待が認められると判断されれば、その後、事業者に対して、指導監査課が指導や勧告を出すようになっていること。

(6)今回の通報者については、通報者のかたの言い分と、市側で聞いている内容との間に差異があること。通報者本人はそのように行っているかもしれないが、市側として、そのように受け止めていなかったところも多少あるのは事実であること。

(7)いずれにしても、老舗の施設なので、利用者が不利益を被っているのであれば、早期に排除していくことを市側としても念頭に置いていること。

■これに先立ち当会からは次のコメントを伝えました。

@既に情報公開請求は準備をしてあり、いつでも提出する用意が出来ていること。ただし、高崎市が開示できる状況にあるのか、ないのか、事前に確認したうえで、提出すべきか判断すべく、本日ヒヤリングに訪れたもの。

A慎重に検討するのは悪いことではないが、いたずらに時間をかけてしまうと、清涼園側も証拠隠滅や、各方面に手をまわして、関係者の口裏あわせをしてしまったり、この問題について封印をされてしまう恐れがあるので、迅速な対応を躊躇なく実行することが肝要であること。

B当会としては、すべて公表するのが基本方針であること。この問題についても、下関市の大藤園のような不祥事が繰り返されないように、きちんと監視していく予定である事。グレーゾーンだからといって放っておくことは許されないと考えていること。

C今回は、市側の対応状況を把握するために、こうして本日ヒヤリングをしたが、1週間から10日した後、もういちど高崎市障害福祉課の高井係長(課長は土屋氏)あてに電話をし、その後の進捗を確認したうえで、依然として中途段階であったら、有無を言わずに郵送で情報開示請求書を提出することも視野に入れていること。

■このように、高崎市ではどうやら清涼園にコンタクトしたり、利用者からもコメントを聞いたりしている様子がうかがえます。

 一方、当会が入手した情報では、8月31日に、清涼園の施設長(=園長)が、利用者の保護者らを集めて会合を開き、その席上、「うちの園では虐待をしていない。利用者の保護者の皆さんには安心して施設を利用してほしい」という趣旨のことを話しているようです。さらに「当園で虐待が行われていうというのは根拠のない噂であり、根も葉もないことを言いふらしている輩がいる」と、間接的に当会の活動を批判していると思われる発言もあったようです。

 おそらく利用者の保護者らに対しては、利用者が虐待を自ら言い出しにくい状況にあることから、それを逆手にとって、保護者らを懐柔しておき、高崎市からの立入調査や関係者からのヒヤリング時に、悪い印象をもたれないように発言してもらえるように、気を使っているのかもしれません。

 引き続き、この問題については、フォローしてまいる所存です。

【市民オンブズマン群馬事務局・福祉ビジネス調査班】
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