2015/11/30  23:16

小渕姫も無登録で観劇ツアーを行なったのに“はらぼじ観光”だけがなぜ告訴・有罪なのか注目の12.7上告判決  はらぼじ観光被疑事件

■市民オンブズマン群馬が支援する“はらぼじ観光被疑事件”では、一審、二審とも有罪判決だったため、上告したところ、これまで何の動きもなかったのですが、ようやく1年4か月半ぶりに動きがありました。12月7日午後1時半に最高裁第一小法廷で判決が出る旨、通知が被告人に届いたのです。


 群馬県内でも著名な旅行業者として順調に業容を拡大し、県内の旅行関連業界に大きく貢献してきた経営者が、さらに旅行業界の発展を期して、そのためには旧態依然の旅行業法にもとづく登録業務に抵触しない範囲で、さらに顧客と宿泊業者との相互のニーズに見合ったビジネスを展開していました。

 ところが、無登録でも順調に業績をあげるこの経営者を妬んだ群馬県旅行業協会(実質的には、群馬県観光局観光物産課の管轄)が、東京の全国旅行業協会に根拠もないのに旅行業違反だとして通報したのでした。

 さらに全国旅行業協会も、世間にあまた存在する無登録の旅行業者は野放しにしておきながら、旅行業に多大な貢献をしてきたこの経営者を、同協会の弁護士団に、旅行業違反容疑で告発させたのでした。告発を受けた前橋東署や前橋地検では、当初かなり逡巡をみせていましたが、どこからか圧力がかかったためか、結果的に警察官17名による家宅強制捜査を行い、この経営者が保有していた顧客リストなど重要な営業情報を根こそぎ押収し、翌日から営業ができない状態にしてしまったのです。

 そして、旅行業法違反容疑で刑事訴追され、2014年2月24日に前橋地裁で「被告人を罰金30万円に処する。その罰金を完納することができないときは、金5000円を1日に換算した期間被告人を労役場に留置する」とする有罪判決がだされ、同年6月20日に東京地裁における控訴審でも同様に有罪判決が出されました。

 この理不尽な判決は、旅行業界にとって影響が大きいため、きちんと審理をするよう、元経営者は2014年7月5日までに最高裁判所第一小法廷に上告をしたのでした。それから約1年と4ヶ月半が経過した2015年11月20日付で、最高裁第一小法廷から次の通知が元経営者のもとに送り付けられました。

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                                    平成26年(あ)第1118号
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被告人  松浦紀之殿
                     最高裁判所第一小法廷 裁判所書記官 保田浩一郎
被告人  松浦紀之
事件名  旅行業法違反
                    判決宣告期日通知書
本件の判決宣告期日が次のとおり指定されたので、通知します。
      平成27年12月7日午後1時30分
(注)被告人は、判決宣告期日には出頭する必要はありません。
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■期日通知書に「被告は来なくてもよい」とあるため、不思議に思った被告人が、電話で最高裁に問い合わせたところ、「最高裁の慣行で、被告は法廷の“ワク”の中に入らず、こういう宣告場所へ行く必要もなく、宣告の内容は郵送される」ことが判明しました。

 この最高裁の判決次第では、当会として重大な対応を迫られることになるやもしれません。

 それは、現在、無登録で何年にもわたり、地元の有権者らを対象に、バス20数台を連ねて群馬5区から東京の明治座まで、午前と午後の二部制で、大観劇ツアーを行っていた地元代議士の命運が決することになるからです。

 市民オンブズマン群馬では、旅行業法による登録をしないまま、大勢の有権者から旅行代金を集めて、観劇ツアーをしていた群馬5区選出の小渕優子・代議士を、現在、東京地検に旅行業法違反容疑で告発中です。

 もし、元経営者が無登録営業により旅行業法違反として、最高裁で有罪判決が確定した場合には、東京地検も同様の容疑で、小渕優子・代議士を起訴しなければならなくなります。したがって、もし元経営者が有罪となり、小渕代議士に対してお咎めなしという事態になれば、我が国の司法は二重基準がまかりとおるという、とんでもない結果になります。

 ぜひ、12月7日の最高裁第一小法廷における“はらぼじ被疑事件”の判決について、注目してまいりましょう。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】 
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