大同スラグ問題を斬る!・・・更に更に更に、そして更に崩壊が続く上武国道(その10)  スラグ不法投棄問題


■シリーズ企画の連載でお伝えしております、スラグの膨張性が起因すると考えられる上武国道における隆起による壁の押し出し、アスファルトの凸凹、亀裂の状況ですが、とうとう「その10」まで進んでまいりました。上武国道は、いつも調査に来るたびに、新たな崩壊の様子が毎回発見されています。これが日本国のインフラ建設に携わる最高機関である国土交通省が造った道路というわけです。


 建設資材が膨張して道路が内部から破壊されてしまうという、ズサン工事で知られるどこかの国よりもひどい施工管理をこれほど見せつけられては、胸を張って誇れる道路の状況とは到底言えません。

 海外に道路整備技術を輸出する際、海外各国から我が国の土木施工技術の実態を視察に来ていただく調査団の方々に対しても、この上武国道は絶対に海外からの視察団の皆さんの目に触れさせることは許されません。

 国土交通省・上武国道建設整備に携わるお役人様は、技術者としての矜持を持っているのでしょうか?キチンとした誇れる道路を建設するよりも、スラグマネーの配分と自分たちの責任逃れしか気にかけていないのだとしたら、あなた方に我が国の重要なインフラ整備を行う資格はありません。全国の公共インフラ整備による建設工事が終わった道路案件で、それぞれの案件に携わった国土交通省職員のランク付けを行えば、上武国道建設関係者が最下位となることは火を見るよりも明らかでしょう。

 さて今回の記念すべき連載シリーズ企画、「更に更に更に、そして更に崩壊が続く上武国道(その10)」の調査現場は、上武鳥取信号付近です。

クリックすると元のサイズで表示します

クリックすると元のサイズで表示します
上武鳥取信号西側の側道です。雨上がりの調査では、反射面の濃淡により、舗装が波打っているのが更によくわかります。道路の左側アスファルトが、細かく凸凹に、波打っています。期間が経過すれば亀裂が発生してくる可能性がさらに増してくるのではないでしょうか?

 詳しい調査の様子はこちらをご覧下さい。↓
http://blog.livedoor.jp/lytton_cyousadan/archives/520627.html

■産業廃棄物の適正処理に関する指導監督権限を有する群馬県が、大同特殊鋼のスラグを産業廃棄物に認定しています。あらためて、不適切な調査に基づく環境基準を、満たす満たさないにかかわらず、当会は国土交通省に強く次の事項を求めます。

 不法投棄された産業廃棄物・スラグは原則撤去する、と宣言していただきたい。

 なぜなら今回の有害スラグ不法投棄問題の解決方法として、この考え方以外に、住民は受け入れることはできないからです。そして、さらに国土交通省には次のことを強く指摘しておきたいと思います。

@ 上武国道の上細井信号から田口信号の区間はまだ開通していません。交通に与える影響も今現在と変わらないわけですから、有害スラグ入り盛り土はすべて撤去してやり直していただきたいのです。

A 高く盛り上げた補強土壁もその下部に一粒でもスラグがあれば取り壊しの上撤去していただきたいのです。また崩壊のおそれ・危険がある箇所は直ちに対処していただきたいのです。

B また、今すぐ不法投棄実行犯・佐藤建設工業のスラグ運搬車を住民の目に触れないようにしていただきたいのです。

■当会では、スラグマネーに汚染された国土交通省から“きれいな群馬ちゃん”や、“安全な群馬ちゃん”を取り戻すため、微力ながらこれからも全力を尽くして、粘り強く活動を続けてまいる所存であります。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

※参考資料1
「環境省から各都道府県サンパイ所管部署長あて通知」

**********
https://www.google.com/url?q=https://www.env.go.jp/hourei/add/k040.pdf&sa=U&ved=0CBoQFjAIOApqFQoTCJ3Pj8iflMkCFSPapgodv3gNSQ&client=internal-uds-cse&usg=AFQjCNHn8XQ6PWIG5LSQflPDNx5098ua_g
                    産発第1303299号
                    平成25年3月29日
各都道府県・各政令市産業廃棄物行政主管部(局)長 殿
環境省大臣官房廃棄物・リサイクル対策部産業廃棄物課長
         行政処分の指針について(通知)
第8 措置命令(法第19条の5)
1 趣旨
(1) 都道府県知事は、処理基準又は保管基準(以下「処理基準等」という。)に適合しない産業廃棄物の処理が行われた場合において、生活環境の保全上の支障を生じ、又は生ずるおそれがあるときは、必要な限度においてその支障の除去又は発生の防止のために必要な措置を講ずるように命ずることができることから、これらの者による不適正な処分を把握した場合には、速やかに命令を行い、生活環境の保全上の支障の発生を防止し、又は除去されたいこと。なお、この場合において、処理基準等に違反する状態が継続している(不法投棄の場合であれば、廃棄物が投棄されたままの状態が継続している。)以上、いつでも必要に応じ命令を発出することができること。
(2) 法第19条の5は、「命ずることができる」と規定されているところ、同条は生活環境の保全を図るため都道府県知事に与えられた権限を定める趣旨であるから、不適正処理された産業廃棄物の種類、数量、それによる生活環境の保全上の支障の程度、その発生の危険性など客観的事情から都道府県知事による命令の発出が必要であるにも関わらず、合理的な根拠がなく権限の行使を怠っている場合には、違法とされる余地があること。
2 要件
(1) 生活環境の保全上支障が生じ、又は生ずるおそれがあると認められるとき
@ 「生活環境」とは、環境基本法(平成5年法律第91号)第2条第3項に規定する「生活環境」と同義であり、社会通念に従って一般的に理解される生活環境に加え、人の生活に密接な関係のある財産又は人の生活に密接な関係のある動植物若しくはその生育環境を含むものであること。また、「生活環境の保全」には当然に人の健康の保護も含まれること。
A 「おそれ」とは「危険」と同意義で、実害としての支障の生ずる可能性ないし蓋然性のある状態をいうこと。しかし、高度の蓋然性や切迫性までは要求されておらず、通常人をして支障の生ずるおそれがあると思わせるに相当な状態をもって足りること。
B このように「生活環境の保全上支障が生じ、又は生ずるおそれがある」とは、人の生活に密接な関係がある環境に何らかの支障が現実に生じ、又は通常人をしてそのおそれがあると思わせるに相当な状態が生ずることをいい、例えば、安定型産業廃棄物が道路、鉄道など公共用の区域や他人の所有地に飛散、流出するおそれがある場合、最終処分場以外の場所に埋め立てられた場合なども当然に対象となること。
----中略-----
3 内容
(1) 命令は「必要な限度において」とされており、支障の程度及び状況に応じ、その支障を除去し又は発生を防止するために必要であり、かつ経済的にも技術的にも最も合理的な手段を選択して措置を講ずるように命じなくてはならないこと。具体的には、例えば、最終処分場において、浸出液により公共の水域を汚染するおそれが生じている場合には、遮蔽工事や浸出液処理施設の維持管理によって支障の発生を防止できるときは、まずその措置を講ずるように命ずるべきであって、これらの方法によっては支障の発生を防止できないときに初めて、処分された廃棄物の撤去を命ずるべきであること

※参考資料2
「有害スラグ行方不明報道」

**********毎日新聞2014年08月06日 07時15分
http://sp.mainichi.jp/m/news.html?cid=20140806k0000m040150000c&inb=mo 
八ッ場ダム:国道「路床」にも有害資材 帳簿から行方不明
 国が群馬県長野原町で建設を進める八ッ場(やんば)ダムの移転代替地に有害物質を含む建設資材が使われていた問題で、同県を走る国道の「路床」にも有害資材が許可なく使用されていたことが毎日新聞の調べで分かった。有害資材は約3.5キロ離れた2カ所で検出され、関係者の証言によると大量使用されたとみられる。一方、ダムや国道の工事に関与した同県渋川市の建設会社では、帳簿上保管されているはずの同種の資材約9000立方メートルの行方が分からなくなっていることも判明した。【杉本修作、沢田勇、角田直哉】
 有害資材の無許可使用が確認されたのは、前橋市などで建設中の国道17号バイパスの路床部分。八ッ場ダムの代替地などと同様、資材は大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から渋川市の建設会社が引き取った「鉄鋼スラグ」とみられる。
 このスラグを巡っては同国道の「路盤」に使われていたことは判明しているが、路盤への使用は国土交通省に認められている。一方、路床については天然砕石の使用が義務づけられ、渋川市の建設会社は天然100%の砕石を使うとする材料証明書を提出していた。
 関係者によると、同社がスラグを路床にも使用したのは、大同特殊鋼の工場から出るスラグの在庫を圧縮するのが目的。厚さが数十センチの路盤だけではスラグを使い切れないが、路床は盛り土部分を合わせると高さ数メートルにも達するため「天然砕石に混ぜて大量のスラグを使うことができた」(関係者)という。
 毎日新聞は建設中の国道2カ所からスラグとみられる砕石を採取し、環境省指定の第三者機関に鑑定を依頼。主成分などがスラグの特徴と一致し、環境基準を超える有害物質「フッ素」が検出された。国交省もスラグと特徴の似た砕石を確認し、調べを進めている。
 一方、大同特殊鋼から出たスラグと天然砕石を混ぜた資材約9000立方メートルが渋川市の建設会社に出荷後、行方不明になっている。
 大同によると、渋川市の建設会社との「逆有償取引」などが問題になった今年1月に群馬県が廃棄物処理法違反の疑いで立ち入り検査したことに伴い、大同の出荷伝票と、建設会社から受け取った建設資材の管理報告書を調べたところ、約9000立方メートルについて行方を確認することができなかったという。県はスラグが廃棄されたり無許可で工事に使われたりした可能性もあるとみて調べている。
 渋川市の建設会社社長は「帳簿と合わない理由は分からない。路床に故意に混入したことはない」とし、大同は「行方不明のスラグは今後も調査を続けたい。路床については事実関係を調べている」とコメントした。

※参考資料3
「有毒ふっ素を含む有害スラグ報道」

**********毎日新聞 2014年08月05日07時30分
八ッ場ダム:代替地整備に有害資材 ふっ素 環境基準の23倍
 国が群馬県長野原町で建設を進める八ッ場(やんば)ダムで、水没予定地からの立ち退きを求められた住民の移転代替地の整備に、有害物質を含む建設資材が使われていることが分かった。国土交通省も同様の情報を得て調査を進めている。有害物質は環境基準の5〜23倍に達し、専門家は「撤去が望ましい」と指摘。今後のダム工事や住民の移転計画に影響を与える可能性が出てきた。(社会面に関連記事)
 ダム関連工事の関係者によると、有害物質を含む建設資材が許可なく使われたのは、代替住宅地の盛り土や周辺の生活道路など。毎日新聞は地権者の同意を得て代替地3カ所から建設資材の砕石を採取し、環境省指定の第三者機関に鑑定を依頼。その結果、有害物質のフッ素が環境基準の5〜23倍検出された。環境基準の対象ではないが、植物に影響を及ぼすとされる強アルカリ性も示した。
 建設資材は、その主成分から鉄の精製時に出る副産物で石や砂の形をしている「鉄鋼スラグ」とみられ、製造過程で添加されたさまざまな化学物質が残存することがある。スラグは、環境基準を下回ることを前提に道路資材など一部での使用が認められている。
 スラグを巡っては大手鉄鋼メーカー「大同特殊鋼」(名古屋市)の渋川工場(群馬県渋川市)から出た有害物質を含むスラグが渋川市の建設会社に販売された際、販売額より高額な「引き取り料」とみられる費用を支払う「逆有償取引」だったことが1月に発覚し問題化。今回の代替地を巡る工事にも同じ建設会社が関与していた。同社はこれまで八ッ場ダム関連工事十数件に参加し、大同から引き取ったスラグを天然砕石に混ぜて使っていたという。
 国交省は八ッ場ダムの代替地の盛り土などの工事に天然砕石を使用するよう義務付け、渋川市の建設会社から提出された材料証明書にも天然砕石と記されていた。だが、毎日新聞と同様の情報を得た同省は現場の砕石を採取し、スラグとみられる砕石を確認。施工業者から事情を聴いている。
 八ッ場ダムの代替地には2007年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末時点で84世帯が移転。10月にはダムの本体工事に入る見通し。
 スラグは廃棄物処理法上は産業廃棄物とされ、最終処分には通常1トン当たり2万〜3万円掛かるが、「逆有償取引」なら1トン当たり数百円程度で引き渡すことも可能とされ、費用が大幅に削減されるという。
 八ッ場ダムは1952年に旧建設省が調査に着手し85年に住民が建設を容認、2007年から水没予定地の代替地の分譲を始めた。09年の民主党政権誕生時に一時工事が中断したが、11年に建設再開を決定し、今年10月からダムの本体工事に入る見通し。代替地には07年時点で水没予定5地区の134世帯が移転を希望し、今年3月末現在、84世帯が既に移転している。
 渋川市の建設会社社長は毎日新聞の取材に「スラグが誤って混じったことはあるかもしれないが、故意に入れたことはない。仮に出てきたとしても混入がわずかであれば有害物質の影響は低いから障害はない」と説明。大同特殊鋼は「盛り土にスラグが利用された事実は把握していない。指摘の事実関係を調査する」としている。【杉本修作、沢田勇、角田直哉】
◇言い逃れはできないフッ素値の高さ、すぐにも撤去を
 日本環境学会顧問の畑明郎・元大阪市立大大学院教授の話 通常の自然界では環境基準を超えるようなフッ素は検出されず、(偶発的との)言い逃れはできないフッ素値の高さだ。少量でも周囲に悪影響を与えるので、本来、基準を超えれば建設資材に使ってはいけない。むき出しになっているような所はすぐにでも撤去した方がいい。既に建物を造ってしまったなら、側溝の水を調べるなどして監視を続けるべきだろう。
◇環境基準とフッ素
 環境基準は人の健康や生活環境の保全のため環境基本法や土壌汚染対策法で定められ、有害物質ごとに上限値がある。有害物質の一つであるフッ素は自然界に存在し、低濃度では虫歯予防効果が知られているが、高濃度では嘔吐(おうと)や腹痛などの中毒症状を起こす可能性がある。
**********
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL





AutoPage最新お知らせ