行政と業者の癒着例・サイボウごみ処分場その7(死人に口無し)  全国のサンパイ業者が注目!

■最後に、地元住民らの文書偽造行使の告発にも関わらず、なぜか塀の向こうに落ちなかった埼玉県さいたま市にある従業員数十名、年商10億円あまりの消防防災機器取扱商社の株式会社サイボウの社長で、平成7年11月の安中市長出直し選挙の最中に3千万円をもって、安中に入ったことが確認されているサイボウ環境且ミ長の結城文夫(故人)についての供述をチェックしてみましょう。

 なお、結城社長は、平成15年7月末日に調書をとられたあと、8ヵ月後の平成16年3月に、ガンで死亡したため、現在は息子の結城剛が、株式会社サイボウ及びサイボウ環境の代表取締役として、父親の残した違法の産物である廃棄物処分場を名義上引き継いでいます。実質上は、安中にある廃棄物処分場の運営について、長野県小諸市にある廃棄物処理業者のイー・ステージ株式会社とその親会社の市川環境エンジニアリングが牛耳っています。

 また、現在、サイボウは、県外の廃棄物も持ち込めないのは遺憾だとして、安中市を相手取り、前橋地裁に対して、訴訟を起こしていることは、このブログでも報告済みです。

 警察が、検察の指示により、事件捜査の最後の仕上げとして事情聴取をした目的は、結城社長の口から事件への無関与を演出させることだったようです。しかし、文書偽造の時期は平成10〜11年であり、結城社長が、平成15年7月の警察の事情聴取で、ガン罹患を理由に「知らぬ存ぜぬ」と言えば言うほど、当会としては、安中市役所を舞台にした今回の公文書偽造事件が、いかに矮小化されて、トカゲの尻尾切りの形で、頼まれてやった実行犯ひとりだけがしょっ引かれ、依頼した責任者や役所の幹部、そして政治関係者等の黒幕が安泰のまま、事件の幕引きがなされた背景について、思いをめぐらせざるをえません。

「これは安中市土地開発公社51億円巨悪詐欺横領事件の構図そのものではないか!」・・・当会はそう思っています。それでは、結論が先にありきだったこの文書偽造事件の捜査の仕上げとなった、サイボウ結城社長の供述を見てみましょう。



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【サイボウ結城社長の供述】
本籍 ■■■■■
住居 ■■■■■
職業 会社役員(サイボウ環境株式会社代表取締役)
氏名 結城文夫    ■■■■■■
<上記の者に対する、有印私文書偽造・同事件につき、平成15年7月31日、埼玉県大宮警察署において、本職は、あらかじめ被疑者に対し、事故の意思に反して供述をする必要がない旨を告げて取り調べたところ、任意次のとおり供述した>。
1 私は、平成5年ころから群馬県安中市大谷字西谷津地内に一般廃棄物の最終処分場設置計画を推進しているサイボウ環境株式会社の代表取締役として勤務している者です。
 只今、この設置計画に関連して平成10年8月27日に現地立会いが行われた安中市道とその隣接地との境界確定業務に係わる境界確定書について、私がその現地立会日以前に死亡していた隣接土地所有者のA子という方の署名押印を偽造し、安中市役所に提出した、という有印私文書偽造・同行使罪の被告発人として警察に告発されていると聞きました。
 しかし、当時、私共会社はこの境界確定業務を有限会社野中開発測量に発注してその手続すべてを任せており、有限会社野中開発測量からこの偽造に関する連絡や相談など一切なかったため、私はもちろん私共会社としても今回告発された内容は全く身に覚えのないことなので、これからその状況などについて話します。
2 最初に簡単に私共会社であるサイボウ環境株式会社の概要などについて話します。
 私は、昭和42年4月に設立した、消防・防災設備工事及び関係資機材の販売などを業務とする、埼玉県さいたま市卸町2丁目6番15号所在の株式会社サイボウの代表取締役もしており、私は今から25年くらい前からこの会社の事業拡大のため、産業廃棄物処理場計画やゴルフ場計画などに出資して参入するようになったのです。
 今回のサイボウ環境株式会社は、平成4年後半ころ、それまで埼玉県熊谷市にあった関東帆布株式会社の須藤抽雄社長が地元有力者の中嶋延里さんや白石定男さん達と準備計画していた安中市大谷字西谷津地内の一般廃棄物処分場設置計画を、私が当時のバブル景気などの社会情勢から相当の利益が上がると見込んで関東帆布株式会社から引き継ぎ、平成5年11月に地元対策用として現地法人として設立したものです。
 このサイボウ環境株式会社の設立当時の役員は、代表取締役が、私、取締役が、■■■■■■■■■■■■■■■■ ■■■■■■■■■ 監査役が、■■■■■■■となっておりますが、実際の業務はこの中の地元取締役である■■■■■■という不動産会社を経営する安中市大谷に住む、■■■■、■■■■■■という不動産会社を経営する、安中市大谷に住む、■■■■が中心となり、地元協力者を使って土地買収や許認可関係などの地元対策を担当して設置計画を進めておりました。
 その中で私も経営者として必要により安中市に出向いては■■■■さんなどと地元対策に当たったのですが、具体的な各業務についてはそれぞれの担当者に任せておいたのです。
 しかし、この設置計画は当初は地元の100パーセントの賛成により始まったのですが、その後、一部反対者が出たため、当初5年位の計画だったのですが手続きに時間が掛かり、平成11年8月になってやっと群馬県から一般廃棄物処理施設設置許可が下り、現在、東京の株式会社間組に発注して処理場設置予定地に通じる搬入道路となる安中市大谷地内及び同市野殿地内の安中市道を拡幅改良する道路工事をしております。
 なお、サイボウ環境株式会社の本社事務所については、登記簿上は、■■■■■■■■となっておりますが、近々、安中市内に貸し事務所が見つかれば移転する予定となっていることから、現在のサイボウ環境株式会社の連絡先は一時的ですが株式会社サイボウの電話番号を使っております。
3 次に私共の一般廃棄物最終処分場設置計画の状況などについて簡単に話します。
 今回の一般廃棄物の最終処分場設置計画については、当初、群馬県からの設置許可を受けるため、株式会社廃水クリニックという会社に業務委託し、この会社が処理場施設本体の測量や設計などを私も以前から知っている高崎市中居町にある、有限会社野中開発測量に発注していたのですが、株式会社廃水クリニックが平成9年ころに不渡りを出して倒産してしまったため、計画が一時中断してしまったのです。
 そのため、平成10年春頃、新たに株式会社熊谷組を参入させ、埼玉県熊谷市内の株式会社熊谷組北関東支店に私を含めたサイボウ環境株式会社の役員や有限会社野中開発測量の野中社長などが集まり、今後の予定業務について協議し、その中で安中市大谷地内及び同市野殿地内にある安中市道の拡幅改修工事の各担当者についても打ち合わせた結果、安中市道と隣接する土地の分筆登記関係は、有限会社野中開発測量が担当する、と決まったのです。
 その後、私共会社の■■■■■ ■■■■■■が中心となって安中市道と隣接する土地所有者との土地買収交渉が始まり、その進行状況を見て、平成10年8月に私共会社と有限会社野中開発測量との間で正式に境界確定に関する業務委託契約を結んだのです。
 当然、その後すぐに有限会社野中開発測量の野中社長が境界確定業務に入ったのは承知しておりますが、安中市役所への手続きや具体的な業務などについては、私自身、野中社長が几帳面な性格で信頼できる人柄と思っていたことから全て任せていたのです。
 その中で、野中社長から隣接土地所有者である、東京都荒川区東日暮里のM子さんと連絡が取れないので調べて欲しい。などと依頼があり、私が株式会社サイボウの従業員に指示して荒川区役所で調べさせたのですが、結局、M子さんの所在は明らかにならなかったため、私が野中社長に調べたがM子さんの所在や連絡先は判らなかった、などと回答したのを覚えております。
 しかし、これ以外は特に野中社長からこの境界確定業務が平成11年6月ころに終了するまでは何も連絡がなかったので、私としては野中社長に委託した境界確定業務は正規な手続きに沿って順調に進行しているものと思っておりました。(注:M子の所在不明を知っていたのに?) ところが、平成14年秋ごろ、当時、サイボウ環境株式会社の現地責任者である松尾産業株式会社の角田穣さんから、安中市役所に提出した境界確定書の隣接土地所有者の署名押印が偽造されていたため警察に告発されたという記事が新聞に出ている、などと連絡があり、私としては野中社長を信頼していたので、何かの間違いだろう、と思い、その対応は角田さん達に任せたのを覚えております。(注:業務委託をしても最終責任は全て代表者のサイボウ社長にあるはずなのに、全て他人任せの言い逃れ!でも、この方法がサンパイ業界で今後、標準となるはず) この当時私は、■■■■■(4行) 家族や会社のものが気を使ったのか、その後、この告発に関するこれ以上の詳しい報告はなく、私としても角田さん達に任せるしかなかったのです。
 この私の病気は今も同じような状態であるため、私は殆ど仕事から離れて自宅療養しており、その病気の状況をはっきりさせるため、本日、私の診断書を別に提出します。(注:結城社長はガンを患っていたが、翌年の大宮市商工会での新年会で挨拶したりしており、病気であっても、気力はみなぎっていました)
4 それでは、今回私が被告発人として警察に告発された件について話します。
 只今、今回の告発人住民M他1名による私を被告発人として有印公文書偽造・同行使罪に対する告発状の内容について聞きましたが、私とすれば、この境界確定業務は有限会社野中開発測量の野中社長を信頼して全て任せており、野中社長から告発状にあるA子さんの署名押印に関して相談や連絡などなかったため、私は知らなかったのです。
 したがって、今回の私が被告発人として警察に出された告発の件については、私がサイボウ環境且w揮会社の代表取締役であることから被告発人にされてしまったと思いますが、この県で野中社長がどうしたかは判りませんが、私自身は境界確定書のA子さんの署名押印の偽造についてまったく関与しておらず、身に覚えのない告発であると考えております。
  以上話したとおり間違いありません。
結城文夫 印
以上のとおり録取し、閲覧させたところ誤りのないことを申し立て署名押印した。
 前月日  
 群馬県安中警察署に応援派遣された群馬県警察本部刑事部捜査第二課 司法警察員警部補 ○○○○ 印
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■このように、ガンとの闘病を理由に、結城社長は「知らぬ存ぜぬ」とばかりに事件への無関与を強調し、境界確定業務は丸投げ先の測量会社が全部勝手にしたことであると、群馬県警の刑事の前で供述したことになっています。しかし、結城社長は、平成7年11月の安中市長選挙の際に、3千万円を持って安中市に入ったことは、当時、選挙違反を捜査していた、同じく群馬県警捜査二課の刑事が確認していました。

 ごみ処分場の完成を見ないまま、サイボウの結城文夫社長は、平成16年3月にこの世を去りました。その翌年の平成17年5月15日には、平成5年からサイボウの処分場計画を進めてきた、元市会議長で中曽根派の中嶋延里氏が突然74年の生涯を閉じました。死因は自宅の前の小さな川に転落しての溺死でした。それから半年もたたないうちに、今度は、中嶋信里氏の梃子役だった白石定男氏が自殺をしました。

 このように、サイボウの結城社長は、自らの命と引き換えに、公文書偽造及び行使という刑事罰もあの世にもって行きました。残されたのは、違法の産物のサイボウ処分場です。安中市の「無法地帯」ぶりを象徴するモニュメントとして、また、行政と特定業者の利権の象徴として、醜悪な姿を、今も岩野谷丘陵の一角にさらし続けています。

【岩野谷の水と緑を守る会】
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