2016/6/27  23:45

大同有害スラグ問題を斬る!・・・当会会員が県に対し住民監査を提出!A「毒(フッ素)は薄まったのか?」  スラグ不法投棄問題

■当会会員による、平成28年6月22日付の住民監査請求書の提出を契機に、大同有害スラグ問題について、有毒含有物質に焦点を当ててもう一度おさらいをして見ましょう。


 大同・佐藤ブラック連合は、大同特殊鋼が鉄を精製する過程で発生する有害スラグと天然石を混合して建設資材として販売することを思いつきました。その販売手法は、乱暴そのものとしか言いようがありません。なにしろ、コンクリート等をリサイクルした「再生砕石」と偽装したり、天然石であるべき上層路盤材や盛り土材にまで混合して販売していたのです。

 ところでブラック連衡は、なぜ有害スラグと天然石を混合することを思いついたのでしょうか?

 毎日新聞杉本修作著「循環型社会の裏側」によると、大同特殊鋼渋川工場・環境室長は次のように述べています。

『「スラグにフッ素含有は避けられない。うちは特殊鋼メーカーだから、どうしても含まれる」。2013年11月、大同渋川工場の環境室長は取材に応じ、有害物質の含有をあっさり認めた。渋川工場では金属精製の過程で不純物を取り除く目的で蛍石(フッ化物)を添加するため、フッ素が発生する。環境室長は「天然砕石と混ぜてフッ素を低減化している」と胸を張った。』⇒詳しくは末尾資料1をご覧ください。

■金属の製錬過程で使うフッ素や六価クロムが不純物と混ざってスラグに含まれ、特にフッ素は基準値を上回ってスラグ中に含まれてしまうことが避けられないから、「低減化」、すなわち、「毒を薄める」と大同の環境室長は話しています。

 「天然石と混合したから毒が薄まった」ので“安全”な「混合再生砕石」だとして、ブラック連合は、カタログまで作成し、PRに勤しみました。さらに、群馬県中に広くばら撒けるように、大同特殊鋼がブラック佐藤に対して運賃を補助するなどの多額の補助を与えたので、格安でブラック佐藤建設工業が販売できたのでした。

■ところで毒は本当に薄まっているのでしょうか?

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大同・佐藤ブラック連合のスラグ混合再生路盤材(RC40)の品質規格証明書。フッ素の溶出量値(mg/L)が0.43と環境基準値上限の0.8を下回っているものの、ほぼ半分以上の値を示している。群馬県では河川水の通常のフッ素含有量は0.1以下であるので明らかに怪しい。

 この点、大同佐藤ブラック連合の有害スラグ問題が発覚直後に開かれた国会の場で、太田国土交通大臣が「施工業者から提出されました品質規格証明書によって、六価クロムや弗素について環境基準に適合していることが確認できています。基準内ということです」と述べています。⇒詳しくは末尾資料2をご覧ください。

 また、平成27年12月28日に群馬県内で関東地方整備局が発注した官庁施設にスラグが使われていることが発覚したことを受けて、関東地方整備局は「品質規格証明書により環境基準に適合していることが確認できました」として、またしても環境基準に適合している旨の発表をしています。⇒詳しくは末尾資料3をご覧ください。

 群馬県においても、「施工にあたって品質規格証明書により安全性を確認していた」と公表しています。「安全性の再確認のため、6工事を抽出して、環境安全品質基準(8項目)の分析試験を行った。」ともご丁寧に安全宣言をしています。⇒詳しくは末尾資料4をご覧ください。

■国土交通省も群馬県・県土整備局もスラグ混合砕石が環境への適合性がある、と言っています。つまり有害スラグの毒が天然石と混合することにより、

“フッ素の毒が消えている

と表明しているのです。

 「安全だ!」というからには、「毒が消えてなくなっている」という状態だと住民は思ってしまうことでしょう。

 正確に言えば、「毒は薄まって基準値以内になっている」という事なのでしょうが、スラグの一粒にいたるまで、有毒物質がきれいに薄まって環境基準を満足していると国土交通省や群馬県県土整備が太鼓判を押しているのです。

 本当に毒は消えているという状況が保障されていないと、住民は安心して暮らせません。

■では実際にスラグの粒を拾って口に入れても安全なのでしょうか?

 実際に調査した結果をみると、安全かどうか分りますよね。

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上武道路・小神明信号付近に見られるスラグ。国土交通省の皆さん、きれいに洗えば、口に入れられますか?

 「第3回 鉄鋼スラグに関する連絡会議」の資料を見ると次のようになっています。
http://www.pref.gunma.jp/06/h8000259.html

●この中で、国土交通省は、
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27工事の施工箇所においては、材料の分析試験の結果、基準値を超えていた。
このうち5工事の施工箇所においては、材料直下の土壌の分析試験の結果、基準値を超えていた。

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としています。

●群馬県・県土整備部は、
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品質規格証明書がない6工事については、1工事において、材料から環境基準値を超えるフッ素が検出されたため、その直下の土壌調査を実施し、土壌は環境基準値以下であることを確認した。
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としています。

●毎日新聞でも独自に分析調査を行っています。2014年08月06日付の毎日新聞記事は、
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毎日新聞は建設中の国道2カ所からスラグとみられる砕石を採取し、環境省指定の第三者機関に鑑定を依頼。主成分などがスラグの特徴と一致し、環境基準を超える有害物質「フッ素」が検出された。
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と報じていいます。

●渋川市の市会議員も独自に調査を行っています。2016年3月17日付の毎日新聞群馬版は、次のとおり報じています。
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鉄鋼スラグ 小学校からフッ素
渋川 環境基準10倍超

 大同特殊鋼渋川工場からでた鉄鋼スラグを巡り、渋川市立古巻小学校の駐車場から環境基準の10倍超のフッ素が検出されたことが16日、市議会で明らかになった。環境省の指定調査機関に委託して独自調査した結果を角田喜和(共産)が公表した。【尾崎修二】

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なんだ!毒は薄まっていないじゃないか!

 常識的に考えても、スラグ不法投棄現場でスラグを一粒ずつ採取し分析調査すれば必ず土壌汚染環境基準値を超えるフッ素が検出されるはずです。「環境基準値を満足する」という場合は、スラグでない砕石を採取しているとしか考えられません。

■この点、監督官庁である群馬県の環境部局はとのように考えているのでしょうか?

 【9月11日】大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグに関する廃棄物処理法に基づく調査結果について(廃棄物・リサイクル課)を見てみましょう。詳しくはこちら。↓↓
http://www.pref.gunma.jp/houdou/e1700084.html

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「(7)ふっ素の土壌環境基準等が設定されて以降、大同特殊鋼(株)渋川工場から製鋼過程の副産物として排出された鉄鋼スラグは、土壌と接する方法で使用した場合、ふっ素による土壌汚染の可能性があり、また、平成14年4月から平成26年1月までの間、関係者の間で逆有償取引等が行われていたことなどから、当該スラグは、その物の性状、排出の状況、通常の取扱い形態、取引価値の有無及び占有者の意思等を総合的に勘案し、廃棄物と認定される。」 
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 一体どうしてしまったのでしょうか?国や群馬県県土整備部が“品質規格証明書で安全を確認した”としているのと比べると、様子が変っています。

 大同特殊鋼(株)渋川工場から排出された鉄鋼スラグは、「土壌と接する方法で使用した場合、ふっ素による土壌汚染の可能性」があると発表しているのです。“国土交通省や県土整備部が品質規格証明書により環境基準に適合している”として、スラグは一粒一粒に至るまで毒が薄まっていると、国や群馬県が太鼓判を押しているのに、なぜフッ素による土壌汚染の可能性があるのでしょうか?

■前記の通り、国土交通省や群馬県県土整備部が自ら行った分析調査においても、実際に、大同特殊鋼由来のスラグからフッ素や六価クロムなどの有害物質が環境基準を超えて検出されています。

 このことは大同・佐藤ブラック連合が提出した品質規格証明書によって環境基準の適合性を判断することが間違っていることを意味しています。つまり有害スラグと天然石を混合しても毒は薄まらないのです。なぜ薄まっていないのに安全なのでしょうか?

 国土交通省や群馬県県土整備部は、大同・佐藤ブラック連合が提出した品質規格証明書によって環境基準の適合性を判断していると明言しています。これは明らかに間違いです。群馬県環境部局が指摘しているように、「ふっ素による土壌汚染の可能性」を放置していると言えます。

 土壌汚染の恐れが明白であるのに放置されることは、群馬県民が被害者になることを意味するので、その加害責任は重大であり、今回住民監査請求に及んだ当会会員は、仮にもしも県監査委員により却下や棄却された場合(有識者や選良である監査委員はよもやそのような非常識な監査結果は通知してこないでしょうが・・・)、裁判に及んでも責任を追及する構えを見せています。

■土壌の上に有害スラグがあれば雨水により、スラグから有害物質が染み出し直下の土壌が汚染されてしまう恐れを群馬県環境部局が指摘しています。

 国土交通省や群馬県県土整備部はこれを完全に無視しています。

 例えば国土交通省は、上武道路に不法投棄された有害スラグを今でも放置しているのです。

 そればかりではありません。前橋渋川バイパスにおいては、大量に不法投棄されている有害スラグを確認しながら、あろうことか新たな盛り土を不法投棄実行犯であるブラック佐藤建設工業に持ち込ませてその上に被せさせて、蓋をさせてしまいました。

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前橋渋川バイパスの起点、田口町の有害スラグを撤去せず、新たな盛り土で蓋をする様子。

■幸い日本国には廃棄物処理法というものが制定されております。

 その第3条で「事業者は、その事業活動に伴って生じた廃棄物を自らの責任において適正に処理しなければならない。」と定められています。

 適正に処理されていない大同スラグは、毒があろうとなかろうと、廃棄物として大同特殊鋼が自ら適正に処理しなければなりません。

 大同特殊鋼由来のスラグを廃棄物に認定し刑事告発した群馬県環境部局は、告発に踏み切ったからには、速やかにスラグを大同特殊鋼に撤去させ、土壌汚染を食い止めねばなりません。

 さもないと結果的に、行政の二重基準を自ら認める形になり、法律が骨抜きにされかねません。

■これまでにも群馬県の廃棄物行政はいろいろと悪行を重ねてきました。

 例えば筆者の知る限りでは、安中市のサイボウ環境(現在は実質的に長野県佐久市のイーステージが管理)による廃棄物最終処分場の設置許可を巡り、虚偽の境界立会確認文書などを提出した不誠実な業者に平然と許可を出し、その時の許可を出した責任者がその後、サイボウ環境の許認可手続きを画策した人物とタッグを組んで別の産廃処分場の計画を推進しているという事実もあります。東邦亜鉛安中製錬所に設置されたサンパイ処分場を巡る住民からの意見書の改竄疑惑もしかりです。

 今回の大同スラグを巡る一連の行政側の妙な対応により、スラグ問題の解決がズルズルと遅れている現状ですが、群馬県の環境部局が毅然とした対応をすれば容易に打破できるのです。これまでの汚名を晴らす最後の機会ということもできます。

 その及び腰の環境部局の背中を押す意味でも、今回の当会会員による住民監査請求が注目されるのです。

【市民オンブズマン群馬・大同有害スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

※参考資料1
===有害スラグの闇 大同特殊鋼「再生資材」強制捜査 (下)===
2015年9月13日毎日新聞
詳しくはこちら。⇒ http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1721.html#readmore
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企業と行政の「共依存」関係
◇住民の安全を軽視
 有害スラグを無許可で建設資材に再処理したとして県警の強制捜査を受けた「大同特殊鋼」は問題発覚前、毎日新聞の取材に対し、安全管理に自信を見せていた。有害スラグが拡散した背景には、法令や環境への影響を軽視して利潤追求に走る企業と、原状回復に向けた取り組みに消極的な行政との「共依存」関係が見え隠れする。
 「スラグにフッ素含有は避けられない。うちは特殊鋼メーカーだから、どうしても含まれる」。2013年11月、大同渋川工場の環境室長は取材に応じ、有害物質の含有をあっさり認めた。渋川工場では金属精製の過程で不純物を取り除く目的で蛍石(フッ化物)を添加するため、フッ素が発生する。環境室長は「天然砕石と混ぜてフッ素を低減化している」と胸を張った。
 環境省は「有害物質を希釈するための混合は認められない」との立場で一貫している。県も11日の会見で「01〜03年にフッ素に関する土壌環境基準の設定や土壌汚染対策法の施行があり、鉄鋼業界は対策を取ってきた。しかし大同渋川工場はフッ化添加を止めず、スラグの大半が基準を超えるフッ素を含むと知りながら出荷を続けた」と指摘した。
 県のまとめでは、225カ所の公共工事で大同のスラグが使用され、渋川市52▽前橋市29▽長野原町8▽吉岡町2▽榛東村1▽みなかみ町1の計93カ所から環境基準を超える有害なフッ素や六価クロムが検出された。
 大同からスラグの再処理や販売を委託された「佐藤建設工業」の元社員は毎日新聞の取材に「スラグはどんどん発生し、どんどん使った。認められた工事だけじゃ使い切れなかった」と明かした。大同との契約が「逆有償取引」だったことから、スラグを買えば買うほどもうかる仕組みだったのだ。社長は取材に対し「スラグにリスクがある以上、お金はいただかないと面白くない」と述べていた。
 一方、遊園地「渋川スカイランドパーク」の駐車場から撤去したスラグの処理費用約2400万円は13年に市が負担した。阿久津貞司市長が「大同に費用負担を求めない」との方針を打ち出したからだ。ところが、市民から処理費を大同に請求するよう求める訴訟を起こされると、判決を待たずに大同が任意で支払った。
 環境汚染を防ぐ費用は、原因を作った者が負担する「汚染者負担原則」が国際的に確立されたルールだ。渋川市の50代男性は「有力な税収源が少ない渋川で大同が大事な納税者であることは分かるが、市は住民の安全を第一に考え、速やかにスラグ全量を大同に撤去させてほしい」と話す。【尾崎修二】
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※参考資料2
第186回国会 予算委員会 第11号(平成26年2月19日(水曜日))
http://www.shugiin.go.jp/internet/itdb_kaigiroku.nsf/html/kaigiroku/001818620140219011.htm
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○石関委員 
 今度は国交大臣にお尋ねをします。

 この報道の中でも、渋川市内、この工場があるところの十一カ所の施設で、基準値を超える六価クロムや弗素が検出をされた、これもこの中で報道されています。

 これは、先ほど経産大臣は把握をされておられましたが、県を通じてこの十一施設からこういった有害物質が検出をされたということの報告がなされているのかどうか、当然されていると思いますが、されているのであれば、この汚染の浄化のために既にどのような対策をとられているのか、教えてください。

○太田国務大臣 今回の報道を受けまして、群馬県内の国土交通省所管工事について、大同特殊鋼の鉄鋼スラグの使用状況について調査を行わせていただきました。

 具体的には、工事に使用する材料につきまして、工事を行う施工業者から提出されます品質規格証明書というのがありますが、これの書類を確認しました。その結果、書類が残っているのは平成二十年度以降でありまして、この平成二十年度以降の工事で、道路の路盤など四十五件の工事におきまして、大同特殊鋼の鉄鋼スラグを含む砕石を利用した記録が残っていることを確認しました。したがって、これらの工事においては、御質問の鉄鋼スラグを含む砕石が使用されているというふうに考えます。

 そこで、この二十年度以降の今申し上げました二十四工事で、大同特殊鋼の鉄鋼スラグを含む砕石を下層路盤材等に使用していることを確認したところです。なお、現地では、砕石はアスファルト舗装で覆われているという状況にございます。

 このうち二十の工事につきましては、施工業者から提出されました品質規格証明書によって、六価クロムや弗素について環境基準に適合していることが確認できています。基準内ということです。

 また、品質規格証明書による確認ができていない残る四工事につきましては、土壌汚染の専門家の指導のもとに、現地から試料を採取し、有害物質の含有や溶出の実態について、現在分析を行っているところです。分析調査結果を踏まえて、環境への影響の有無や必要な対策について検討してまいりたいと考えています。

○石関委員 この品質証明書というのは、メーカーが証明しているものですね。品質証明書、これはどういうふうに証明されているものですか。

○太田国務大臣 これは、大同特殊鋼から建設業者に行きまして、それが、工事を行う施工業者から国土交通省の工事を行った工事事務所に、建設業者から、ここにこういうものを使いましたということを提出しているということでございます。

○石関委員 有害物質についての品質というか、これが基準値以内だということは誰が証明しているんですか。

○森政府参考人 お答えいたします。

 ただいま委員から御指摘ございました品質証明書でございますが、私どもの方、さまざまな材料を使っていく上での……(石関委員「手短にやってください、時間ないから」と呼ぶ)はい。試験成績書というのをいただいているところでございます。これに関しましては、大同特殊鋼株式会社の方から、一般的なJISによる試験方法によりまして、その結果が出されているというところでございます。

 以上でございます。

○石関委員 では、それは役所は調べていないんじゃないですか。

 だって、こういう逆有償取引みたいなことをしている会社が出してきた紙を品質証明ですと、そんなものをそのまま受け入れていいんですか。怪しげだから報道されているんでしょう。県も立ち入っているんじゃないですか。そんなものが出してきたものを、はい、そうですかと、こういうことですか。こんなの、県民も住民も心配でしようがないですよ。

○太田国務大臣 まず、現実に残っている書類というものがございますから、それを調べて、そして、先ほど申し上げましたが、調査するということについて今専門家と協議してやっているということでございますから、声を荒げることはないと思います。
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※参考資料3
記者発表資料 平成27年 12月28日 関東地方整備局
鉄鋼スラグを含む砕石を使用した工事が新たに確認されたことについて
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/kyoku_00000761.html
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国土交通省関東地方整備局では、大同特殊鋼(株)渋川工場が鉄鋼スラグを出荷した記録があることが判明した工事の施工箇所等において、有害物質の含有量等について分析試験を実施し、その調査結果をお知らせしてきたところです。
 このたび、群馬県環境森林部からの情報提供により、新たに群馬県内で関東地方整備局が発注した官庁施設の営繕工事の1工事において、大同特殊鋼(株)渋川工場の鉄鋼スラグを含む砕石の使用の疑いが判明しました。
 当整備局で工事書類を確認したところ、大同特殊鋼(株)渋川工場の鉄鋼スラグを含む砕石が建物の基礎下に使用されているものの、都道府県知事の登録を受けた試験機関の品質規格証明書により環境基準に適合していることが確認できました
 また、過去5年間に遡り、群馬県内で当整備局が発注した官庁施設の営繕工事について工事書類を確認した結果、当該工事以外で大同特殊鋼(株)渋川工場の鉄鋼スラグを含む砕石の使用は工事書類からは確認されませんでした。
 今後、官庁施設の営繕工事についてもこれまでの土木関係の工事の場合と同様に、大同特殊鋼(株)渋川工場が鉄鋼スラグの出荷を開始した平成3年度以降に施工された群馬県内で当整備局が発注した工事現場については、工事完成図書等および現場の確認を通じて、大同特殊鋼(株)渋川工場の鉄鋼スラグの使用の有無を確認していきます。
 新たに大同特殊鋼(株)渋川工場の鉄鋼スラグの使用が確認された場合、群馬県環境森林部に報告し、助言を得ながら、適切に対応していきます。
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※参考資料4−1
第1回 鉄鋼スラグに関する連絡会議 群馬県県土整備部の取り組み状況
http://www.pref.gunma.jp/06/h8000225.html#gidai4
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大同特殊鋼の鉄鋼スラグの使用状況及び分析試験結果について
•平成26年1月28日の毎日新聞の記事を受けて、鉄鋼スラグを原材料とした路盤材等の使用実績の調査を行った。
•県工事における大同特殊鋼(株)の鉄鋼スラグの使用状況については、27工事での使用を確認した。いづれも砕石に鉄鋼スラグを15%程度混合した砕石を使用したものであった。
•27工事については、施工にあたって品質規格証明書により安全性を確認していたが、安全性の再確認のため、6工事を抽出して、環境安全品質基準(8項目)の分析試験を行った。
•(平成26年5月)分析試験の結果、6工事すべての箇所において基準に適合していることが確認されたことにより、県工事における鉄鋼スラグを含む砕石は環境上安全であると公表した。(調査結果一覧参照)
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※参考資料4−2
第3回 鉄鋼スラグに関する連絡会議 群馬県県土整備部の取り組み状況
http://www.pref.gunma.jp/06/h8000260.html#gidai2gunmaken
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出荷記録のある工事については、これまでの公表結果を合わせて、県施工58工事で鉄鋼スラグを含む材料の使用が確認されている。
•52工事においては、品質規格証明書が提出されており、品質規格証明書がない6工事については、鉄鋼スラグを含む材料の分析試験を実施した。
•その結果、6工事の内1工事において、材料から環境基準値を超えるフッ素が検出されたため、その直下の土壌調査を実施し、土壌は環境基準値以下であることを確認した。
•出荷記録のある県工事の調査は終了し、出荷記録のない工事で新たに使用が確認されれば逐次調査を行っていく。
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※参考資料5
有害スラグ混合砕石の品質規格証明書はこちら。↓↓
大同有毒スラグ問題を斬る!…佐藤建設工業の“偽装”試験成績報告書がまかり通った群馬県の特異体質(1/2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1444.html#readmore

※参考資料6
2014年08月の毎日新聞全国版記事。スラグ分析結果についてはこちらを参照ください。↓↓
留まることを知らない大同有毒スラグの県土汚染の実態・・・急がれる不法投棄の場所と量の把握 
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1359.html

※参考資料7
2016年3月17日毎日新聞群馬版記事。小学校の構内にも産廃のスラグを不法投棄したままの異常な実態はこちら。↓↓
大同有害スラグ問題を斬る!・・・連日のように続く危険スラグ報道!「小学校からフッ素」の巻
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1925.html#readmore

※参考資料8
前橋渋川バイパス起点方の有害スラグに蓋をする様子はこちら。↓↓
大同有害スラグ問題を斬る!・・・危険スラグの不法投棄盛り土に蓋をし続ける国土交通省「隠ぺい体質」の巻 
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1889.html#readmore

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