2016/7/22  23:18

中国資本による安中市大谷・野殿地区のメガソーラー計画に不安が募る地元住民から安中市長に要望書  安中市内の大規模開発計画

■朝日新聞グループの日刊スポーツ新聞社が、米国のデラウエア州ウィルミントン市に登記されているタックスヘイブン会社が主導する資本金1円のメガソーラー開発の特別目的会社に、我が国の首都圏の水源林137ヘクタールの生殺与奪の権利をカネで売り渡そうとしています。このため地元住民は、干ばつ時の灌漑用水の確保や、近年多発している異常気象による集中豪雨の際の異常出水による水害の問題で不安を募らせていますが、このほど7月初めに、地元住民の代表者らが連名で茂木英子・安中市長に対して、要望書を提出しました。当会が入手した要望書の内容は次の通りです。日付は7月1日と思われます。
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**********PDF ⇒ j.pdf
               要 望 書
                           平成28年 月 日
安中市長 茂木 英子 殿
                          岩野谷6区
                         (班長ら連名で署名)

     群馬県安中市大谷、野殿地区における
  太陽光発電事業に関する説明会の開催を求める要望

<要望趣旨及び理由>
 群馬県安中市大谷、野殿地区における太陽光発電事業において、業者より二度の説明を受けましたが、まだ沢山の疑問が残っています。また、協定書(案)に関しては、業者側は地元住民の要望や意見が盛り込まれているとしていますが、協定書(案)の提示もなく、ただ、読み上げるだけ等、誠意が感じられず、住民の不安が高まっています。
 以上の事から、再度、説明会の開催を要望し、また、協定を結ぶ自治体としての同席を要望いたします。

<要望事項>
1.早急に説明会を開催すること。
2.協定書(案)を住民に開示すること。
3.安中市行政の関係者が同席すること。
**********

 この大規模太陽光発電施設(いわゆるメガソーラー)計画は、すでに2016年3月23日に群馬県の大規模開発条例による手続が終わり、現在、最後の段階の林地開発許可申請による手続が群馬県と安中市で行われています。そのひとつに地元との協定書の締結という項目があり、5月28日に地元の岩野谷6区公会堂で説明会が突然開催されたことは当会のブログで報告したとおりです。
○2016年6月3日:安中市東南部に中国資本が計画中の140haメガソーラーで、5月28日に突然地元説明会開催(その1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2017.html
○2016年6月3日:安中市東南部に中国資本が計画中の140haメガソーラーで、5月28日に突然地元説明会開催(その2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2021.html

 当会は、この米国のタックスヘイブン会社が実質的には香港の投資ファンドマネージャーが取り仕切っていることから、中国資本が背後に控えていると見ており、我が国の国家安全保障上、重大な脅威であると認識しており、朝日新聞グループの日刊スポーツ新聞社には、土地を売り渡すことなく、せめて貸し付けることにするように申し入れておりますが、全く聞き入れてもらえません。そこで、群馬県や安中市に、国土保全上の観点から中国資本の影を引きずる事業者には林地開発許可を与えないように要請していますが、驚くべきことに役所ではそうした見方をする公僕は皆無であることが判りました。そこで、現在、国家安全保障会議議長や防衛大臣に直訴しているところです。
○2016年6月20日:中国マネーの影を引きずる安中ソーラー合同会社のメガソーラー計画を阻止すべく国家安全保障会議に直訴
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2034.html

■このメガソーラー計画が、いったいどのような内容で行政に許可申請をされているのか、その内容を確認する必要があると考えた当会では、2016年6月8日付で、次の公文書開示請求書を群馬県知事あてに提出しました。

**********PDF ⇒ njj.pdf
別記様式第1号(規格A4)(第3条関係)
            公 文 書 開 示 請 求 書
                            2016年6月8日
  群馬県知事 大澤正明 あて
(FAX 027−223−2944)
                     郵便番号 379−0114
                住 所  安中市野殿980番地
                氏 名  小 川   賢
                電話番号 090−5302−8312(本人)
 群馬県情報公開条例第12条第1項の規定により、次のとおり公文書の開示を請求します。
<開示を請求する公文書の内容又は件名>
現在、安中市岩野谷地区の水源地帯約140ヘクタールで、日刊スポーツによるゴルフ場計画跡地に、事業者である安中ソーラー合同会社がメガソーラー施設設置計画を進めているが、このうち4月26日付で群馬県に提出された林地開発許可申請に関する次の情報。
@林地開発許可申請書   A地番明細表
B開発行為に関する計画書(T)及び(U)
C工程表         D申請書の信用及び資力に関する書類
E保証書又は工事誓約書  F他法令の許認可申請又は許認可書の写し
G地域住民又は市町村の長との協定
H残置森林等の保全に関する協定の締結について
I残置森林等の保全に関する協定書
J当該開発行為により影響を受ける者の同意書
K土地所有者等関係権利者の同意書  L隣接土地所有者の同意書
M各構造物の安定計算書、土量計算書及び調査試験報告書等
**********

■ところが、これに対して、群馬県知事(実施機関:環境森林部森林保全課森林管理係)は、2016年6月21日付で、決定期間延長通知書を送ってきました。該当文書の分量が全部で約5500ページになるため、時間がかかるとして、8月6日まで開示の時期を延長するという通知でした。


**********PDF ⇒ j.pdf
             決定期間延長通知書
                        森第407−2号
                      平成28年6月21日
  小川 賢 様
                     群馬県知事 大澤 正明
 平成28年6月8日付けで請求のあった公文書の開示については、群馬県情報公開条例第19条第2項の規定により、次の通り開示決定等の期間を延長したので通知します。
<開示を請求された公文書の内容又は件名>
 現在、安中市岩野谷地区の水源地帯約140ヘクタールで、日刊スポーツによるゴルフ場計画跡地に、事業者である安中ソーラー合同会社がメガソーラー施設設置計画を進めているが、このうち4月26日付〔原文ママ〕で群馬県に提出された林地開発許可申請に関する次の情報。
@林地開発許可申請書   A地番明細表
B開発行為に関する計画書(T)及び(U)
C工程表         D申請書の信用及び資力に関する書類
E保証書又は工事誓約書  F他法令の許認可申請又は許認可書の写し
G地域住民又は市町村の長との協定
H残置森林等の保全に関する協定の締結について
I残置森林等の保全に関する協定書
J当該開発行為により影響を受ける者の同意書
K土地所有者等関係権利者の同意書  L隣接土地所有者の同意書
M各構造物の安定計算書、土量計算書及び調査試験報告書等
<群馬県情報公開条例第19条第1項の規定による決定期間>
平成28年6月8日から平成28年6月22日まで
<延長後の決定期間>
平成28年6月8日から平成28年8月6日まで
<延長の理由>
 開示請求文書の一部に群馬県情報公開条例(以下、「条例」という。)第14条に規定する非開示情報が存在し、開示請求文書が大部(約5,500頁)となるため、非開示部分を特定するのに相当の時間を要する(条例第13条による第三者保護に関する手続(意見照会)を実施するか否かの判断を含む。)ほか、他の事務(当該開示請求文書等の審査を含む)による業務繁忙により、条例第19条第1項の規定による決定期間内に開示決定が困難であり、開示決定を行うには、条例第19条第2項の期間延長期限程度までの期間を要すると見込まれるため。
**********

■これでは、林地開発許可申請の内容を確認する前に、開発許可が下りてしまいかねません。そこで次の補正書を提出し、とりあえず緊急に入手しておくべき情報を優先して開示するように群馬県知事に申し入れました。

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          公 文 書 開 示 請 求 書(補正書)
                           2016年6月29日
  群馬県知事 大澤正明 あて
(FAX 027−223−2944)
                     郵便番号 379−0114
                住 所  安中市野殿980番地
                氏 名  小 川   賢
               電話番号 090−5302−8312(本人)
 2016年6月8日付で群馬県情報公開条例第12条第1項の規定により、次のとおり公文書の開示を請求しました。
<開示を請求する公文書の内容又は件名>
<補正前>現在、安中市岩野谷地区の水源地帯約140ヘクタールで、日刊スポーツによるゴルフ場計画跡地に、事業者である安中ソーラー合同会社がメガソーラー施設設置計画を進めているが、このうち4月26日付で群馬県に提出された林地開発許可申請に関する次の情報。
@林地開発許可申請書
A地番明細表
B開発行為に関する計画書(T)及び(U)
C工程表
D申請書の信用及び資力に関する書類
E保証書又は工事誓約書
F他法令の許認可申請又は許認可書の写し
G地域住民又は市町村の長との協定
H残置森林等の保全に関する協定の締結について
I残置森林等の保全に関する協定書
J当該開発行為により影響を受ける者の同意書
K土地所有者等関係権利者の同意書
L隣接土地所有者の同意書
M各構造物の安定計算書、土量計算書及び調査試験報告書等

 その結果、2016年6月21日付で、貴殿(実施機関:環境森林部森林保全課森林管理係。電話027−226−3255)から決定期間延長通知書が送られてきました。
 6月22日までの決定機関を8月6日まで1カ月半延長する理由として、貴殿は、開示請求文書が約5500ページもの分量になるため、非開示部分の特定時間の不足及び当該請求文書等の審査など業務繁忙を挙げました。
 周知のとおり、このメガソーラー設置計画は中国資本が絡んでおり、事業の実質的な推進者は香港在住の中国人となっております。このため、次の理由で開示を早期に行うよう、ご配慮賜りたくよろしくお願い申し上げます。

(1)8月6日まで先延ばしにされると、森林保全課森林管理係が中国資本に対して林地開発許可を出してしまうリスクが極端に高まります。
(2)地元では先日の地元説明会で、開発事業者がザイマックスではなく、中国香港にあるタックスヘイブンの会社であり、投機目的の事業である上に、中国人による我が国国土への直接的な影響力の行使となることから、この事業への不安が急速に高まっています。
(3)そうなれば、我が国の安全保障上、国土保安・保全上からも重大な危機を招くことになります。

 そのため、本日午後2時ごろ、本件事務担当課である群馬県環境森林部森林保全課森林管理係のツヅキ氏に電話を入れて、最優先的に次の項目の情報開示をお願いしたところ、枚数的にも20枚程度ということなので、ここに次の通り補正します。

<開示を請求する公文書の内容又は件名>
<補正後>
 現在、安中市岩野谷地区の水源地帯約140ヘクタールで、日刊スポーツによるゴルフ場計画跡地に、事業者である安中ソーラー合同会社がメガソーラー施設設置計画を進めているが、このうち4月26日付で群馬県に提出された林地開発許可申請に関する次の情報。
<最優先で開示を請求するもの>
@林地開発許可申請書
C工程表
D申請書の信用及び資力に関する書類
G地域住民又は市町村の長との協定
H残置森林等の保全に関する協定の締結について
I残置森林等の保全に関する協定書
L隣接土地所有者の同意書

<それ以外のもの>
A地番明細表
B開発行為に関する計画書(T)及び(U)
E保証書又は工事誓約書
F他法令の許認可申請又は許認可書の写し
J当該開発行為により影響を受ける者の同意書
K土地所有者等関係権利者の同意書
M各構造物の安定計算書、土量計算書及び調査試験報告書等
**********

■その結果、7月8日(金)に補正に基づく次の公文書の開示が行われました。

@林地開発許可申請書(平成28年4月15日)及び工程表 PDF ⇒201607081_rinchikaihatu_kyoka_sinseisho.pdf
A履歴事項全部証明書(安中ソーラー合同会社) PDF ⇒201607082_rireki_jikou_zenbu_shoumeisho.pdf
B安中ソーラー合同会社定款 PDF ⇒ 201607083_annaka_solar_goudou_kaisha_teikan.pdf
C安中ソーラーに関する事業スキーム図(詳細) PDF ⇒ 201607084jigyo_scheme_zu.pdf
D融資意向表明書 PDF ⇒ 201607085_yuushi_ikou_hyoumeisho.pdf
E地元の地域住民、安中市との協定書(案) PDF ⇒ 201607086_jimoto_kyouteisho.pdf
F残置森林等の保全に関する安中市との協定書(案) PDF ⇒ 201607087_zanchi_sinrinotu_no_hozen_ni_kansuru_annakasi_tono_kyotei_nituite.pdf
G林地開発許可申請隣接同意一覧表、森林法同意取得状況及び隣接土地所有者の同意書 PDF ⇒ 201607088_rinchi_kaihatsu_kyoka_sinsei_sho_rinsetsu_doui_ichiran_hyo.pdf

 上記の開示資料から次のことが判ります。

(1)@の林地開発許可申請書は4月26日ではなく4月15日に安中ソーラー合同会社が提出していること。

(2)しかし、申請書の作成責任者は、黒塗りにされていて判らないが、どうやら代理人のザイマックスかオオバらしいこと。

(3)いちおう林地開発許可申請書は、安中ソーラー合同会社の代表社員(=親会社)のGDHの職務執行者のひとりである東京都目黒区東山1丁目20番19号在住の山崎亮雄の押印で提出されているが、もうひとりのGDHの職務執行者である中国香港特別行政区九龍大角咀ホイファイロード18ワン・シルバー・シー、ブロック7、21階、ルームB在住のリュー・シャオ・フィの押印がない。職務執行者には業務執行社員と同じ責任があることはずなので、職務執行者全員の押印が必要だと考えられること。

(4)予定では、2016年6月下旬には着工し、2年2カ月後の2018年9月末には完工する予定であるが、未だに林地開発許可手続が完了していないこと。

(5)Cのスキーム図について、群馬県森林保全課は一部を黒塗りで隠したこと。同課の都築担当によれば、当会の主張する「中国資本による群馬県水源地の蚕食」という懸念は感じておらず、中国人のリュー・シャオ・フィはきちんとしたアジア・パシフィック・ランド・リミテッド社のファイナンス担当役員であり、信用がおけそうなイメージがその根拠だという非国民的な見解を示していること。

(6)Dの融資意向表明書についても、群馬県森林保全課は金融機関名と融資極度額を黒塗りしたこと。親中派の金融機関かもしれず、これらの情報を不開示としたことは極めて遺憾であること。

(7)Eの地元との協定書(案)については、2016年5月28日(土)午後7時から岩野谷6区の公会堂でのザイマックスによる口頭説明と同じものであること。この事業者としても、安中ソーラーの代表社員(=親会社)であるGDHの職務執行者2名のうち山崎亮雄のみの押印しかないこと。

(8)Fの安中市との残置森林等の保全に関する協定書についても同様であること。

(9)Gの林地開発許可申請許可申請隣接同意一覧表についても、黒塗りが大半だが、筆者の山林が計画地の真っただ中に囲まれる形で存在するにも関わらず、林地開発許可申請隣接同意対象者に含まれていないこと。理由について群馬県森林保全課の都築担当に尋ねたところ、緑地帯として幅が20m以上あれば、隣接地権者としての対象にしなくてもよいのだという。

(10)なお、メガソーラー計画地の中に存在する合計数ヘクタールにもなる里道や水路など公有地については、その財産権は国の関東財務事務所にあるとされており、安中市の管理下にはないとの県職員の説明があったこと。そのため、財務事務所が、中国資本に貴重な我が国の水源林をタダ同然で払い下げてしまう危険性が高まっていること。

■なお、情報によれば、近日中にこのメガソーラー計画に関する地元説明会が開催されるということです。

【ひらく会情報部】
2



2016/7/23  20:30

投稿者:maverick

 全く合理的根拠無し、論外です。
「同課の都築担当によれば、当会の主張する「中国資本による群馬県水源地の蚕食」という懸念は感じておらず、中国人のリュー・シャオ・フィはきちんとしたアジア・パシフィック・ランド・リミテッド社のファイナンス担当役員であり、信用がおけそうなイメージがその根拠」

2016/7/23  9:26

投稿者:maverick

メガソーラー事業の採算性に疑念があるにも関わらず(買い取り価格も下落しており、廃棄する際にも莫大な費用が掛かる為に、メガソーラー事業は、環境に却って悪影響を及ぼします)、今から事業を始める事自体おかしい。必ず当初のメガソーラー事業は頓挫・崩壊して、「真の目的である事業」が現れると推察されます。
 住民の皆様は騙されてはなりません。

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