2016/9/18  13:18

御用記事の多いジャーナリズムを象徴する刀水クラブと県の懇談会・・・不参加は東京新聞だけ  県内の税金無駄使い実態

■当会では、行政相手の様々な活動を広く住民の皆さんに知っていただくためにマスコミに対する情報公開として、記者クラブでの記者会見等を重視してきております。とりわけ、群馬県庁の5階にある記者クラブである「刀水(とうすい)クラブ」で記者発表や記者会見、あるいは情報の投げ込みを行うことが多いのも事実です。その際、刀水クラブの受付で、いつも「資料は18部準備願います」と言われていたことから、刀水クラブの加盟報道各社の数は18社だと思っていました。しかし、地元紙をはじめ大手新聞社やテレビ局、地元放送局などを足し算してもどうしても18社の構成が分かりませんでした。


 一方、ネットで検索すると記者クラブの一覧情報を見ることができます。

 関東地域の記者クラブ一覧:http://www.kisha-club.jp/05/0510/
 全国の主な記者クラブ一覧:https://www.kyudan.com/opinion/jarnalist3.htm

 ところが、群馬県の記者クラブはどちらを見ても、加盟各社を「非公開」としています。このため情報の出所を隠蔽する必要がなぜあるのか、いつも気になっていました。しかも記者クラブは県庁の建物の中に入っていることから、維持経費は我々住民の血税で賄われていることになります。

 そこで、なぜ刀水クラブで記者会見する際、準備すべき資料の部数が18部なのか、また刀水クラブと群馬県幹部との宴会が定期的に開催されるという情報も入手したことから、2016年6月8日付で群馬県に対して情報開示請求をしました。

 開示請求をした内容は次の3点です。

 1.記者クラブの加盟各社の内訳
 2.記者クラブの維持経費の内訳
 3.記者クラブと群馬県幹部らとの宴会の実態

■その結果、同6月22日付で開示に関する通知があり、同6月29日に開示を受けました。さっそく内容を見ていきましょう。

*****県庁記者クラブと知事との関係(その1)*****PDF ⇒ クリックすると元のサイズで表示します
別記様式第3号(規格A4)(第4条関係)
      公文書部分開示決定通知書
                      第16−1号
                  平成28年6月22日
市民オンブズマン群馬
 代表 小川 賢  様
                 群馬県知事 大澤 正明

 平成28年6月8日付けで請求のあった公文書の開示については、群馬県情報公開条例第18条第1頂の規定により、次のとおり一部を除いて開示することを決定したので通知します。
 なお、この処分について不服があるときは、この処分があったことを知った日の翌日 から起算して3月以内に、群馬県知事に対して審査請求をすることができます(処分があったことを知った日の翌日から起算して3月以内であっても、処分の日の翌日から起算して1年を経過すると審査請求をすることができなくなります。また、この処分があったことを知った日の翌日から起算して6月以内に、群馬県を被告として(訴訟において群馬県を代表する者は、群馬県知事となります。)処分の取消しの訴えを提起することができます(処分があったことを知った日の翌日から起算して6月以内であっても、処分の日の翌日から起算して1年を経過すると処分の取消しの訴えを提起することができなくなります。)。ただし、審査請求をした場合には、その審査請求に対する裁決があったことを知った日の翌日から起算して6月以内に、処分の取消しの訴えを提起することができます。

<開示を請求された公文書の内容又は件名>
(1)「2016年4月13日に群馬県知事が7000円を支出した記者クラブとの懇談会にかかる領収書、主催者名、参加各団体・組織・法人の名称、参加メンバーの氏名・職位、開催案内、開催の目的・趣旨、開催時間、開催場所、式次第など懇談会の内容が分かる一切の情報」のうち知事あて領収書以外のもの。
(2)「これ以前にも、大澤知事が就任後、開催された同様の記者クラブとのすべての懇談会の開催日時、場所、回数、参加者(記者クラブ側と県庁側のそれぞれの参加各社・部署の名称、参加者・職員の氏名・所属部署名・職位を含む)が分かる一切の情報」のうち平成26年度以降開催のもの。
<開示の日時>
 平成28年6月29日(水) 午後1時
<開示の場所>
 県民センター(県庁2階)
<開示の実施方法>
 閲覧、写しの交付
<開示しない部分の概要及びその内容>
 群馬県情報公開条例第14条第2号  該当
 【開示しない部分】
  懇談会次第及び出席者名簿に記載されている記者の氏名
 【理由】
  当該情報は特定の個人を識別できる情報であるため。
<※開示しない理由がなくなる期日>
    年   月    日
<事務担当課等>
 総務部広報課報道係    電話番号027-226-2175
<備考>
注1 公文書の開示により得た情報は、群馬県情報公開条例第24条の規定により、適正に使用しなければなりません。
 2 指定された日時が都合の悪い場合には、あらかじめ事務担当課等へ連絡してください。
 3 公文書の開示を受ける際には、この通知書を係員に提示してください。
 4 ※印の欄は、開示しない部分について、開示をしない理由がなくなる期日をあらかじめ明示することができる場合のみ記入してあります、
 5 開示決定に係る公文書に第三者に関する情報が記録されている場合において、当該第三者から審査請求があったときは、その全部又はー部を開示することができなくなる場合があります。

*****県庁記者クラブと知事との関係(その2)*****PDF ⇒ クリックすると元のサイズで表示します
別記様式第2号(規格A4)(第4条関係)
        公文書開示決定通知書
                       第16−1号
                   平成28年6月22日
市民オンブズマン群馬
 代表 小川 賢  様
                  群馬県知事 大澤 正明

 平成28年6月8日付けで請求のあった公文書の開示については、群馬県情報公開条例第18条第1項の規定により、次のとおり開示することを決定したので通知します。
<開示を請求された公文書の内容又は件名>
(3)県庁記者クラブには18社が「加盟」していると言われているが、その構成各社が分かる一切の情報。
<開示の日時>
 平成28年6月29日(水) 午後1時
<開示の場所>
 県民センター(県庁2階)
<開示の実施方法>
 閲覧、写しの交付
<事務担当課等>
 総務部広報課報道係  電話番号027-226-2175
<備考>
 1枚(コピー代金:白黒10円)
注1 公文書の開示により得た情報は、群馬県情報公開条例第24条の規定により、適正に使用しなければなりません。
 2 指定された日時が都合の悪い場合には、あらかじめ事務担当課等へ連絡してください。
 3 公文書の開示を受ける際には、この通知書を係員に提示してください。
 4 開示決定に係る公文書に第三者に関する情報が記録されている場合において、当該第三者から審査請求があったときは、その全部又は一部を開示することができなくなる場合があります。

*****県庁記者クラブと知事との関係(その3)*****PDF ⇒ クリックすると元のサイズで表示します
別記様式第6号(規格A4)(第4条関係)
      公文書不存在決定通知書
                     第16−1号
                 平成28年6月22日
市民オンブズマン群馬
 代表 小川 賢  様
                   群馬知事 大澤 正明

 平成28年6月8日付けで請求のあった公文書については、当実施機関において保有していないため、群馬県情報公開条例第18条第2項の規定により、公文書の不存在の決定をしたので通知します。
 なお、この処分について不服があるときは、この処分があったことを知った日の翌日から起算して3月以内に、群馬県知事に対して審査請求をすることができます(処分があったことを知った日の翌日から起算して3月以内であっても、処分の日の翌日から起算して1年を経過すると審査請求をすることができなくなります。)。
 また、この処分があったことを知った日の翌日から起算して6月以内に、群馬県を被告として(訴訟において群馬県を代表する者は、群馬県知事となります。)、処分の取消しの訴えを提起することができます(処分があったことを知った日の翌日から起算して6月以内であっても、処分の日の翌日から起算して1年を経過すると処分の取消しの訴えを提起することができなくなります。)。ただし、審査請求をした場合には、その審査請求に対する裁決があったことを知った日の翌日から起算して6月以内に、処分の取消しの訴えを提起することができます。

<開示を請求された公文書の内容又は件名>
(2)「これ以前にも、大澤知事が就任後、開催された同様の記者クラブとのすべての懇談会の開催日時、場所、回数、参加者(記者クラブ側と県庁側のそれぞれの参加各社・部署の名称、参加者・職員の氏名・所属部署名・職位を含む)が分かる一切の情報]のうち平成25年度以前に開催のもの。
(4)県庁記者クラブの運営・維持に関して県が過去5年間に支出した年間の経費(光熱費などのユーティリティ費用とその内訳、県有施設の占有スペースにかかる租税公課などの内訳ごとの情報を含む)が分かる一切の情報。

<公文書が存在しない理由>
(2)既に廃棄済みのため。
(4)記者室は広報課で管理しているスペースであり、迅速・的確な県政情報の発信という行政目的を達成するために記者クラブに使用させていることから、光熱費等の経費の算出は行っていない
<事務担当課等>
 総務部広報課報道係  電話番号027-226-2175
<備考>

*****県庁記者クラブと知事との関係(その4)*****PDF ⇒ クリックすると元のサイズで表示します
別記様式第2号(規格A4)(第4条関係)
        公文書開示決定通知書
                   総秘第30000−4号
                   平成28年6月22日
 市民オンブズマン群馬
   代表 小川 賢 様
                  群馬県知事  大澤 正明
 平成28年6月8日付けで請求のあった公文書の開示については、群馬県情報公開条例第18条第1項の規定により、次のとおり開示することを決定したので通知します。
<開示を請求された公文書の内容又は件名>
 「(1)2016年4月13日に群馬県知事が7,000円を支出した記者クラブとの懇談会にかかる領収書、主催者名、参加各団体・組織・法人の名称、参加メンバーの氏名・職位、開催案内、開催の目的・趣旨、開催時間、開催場所、式次第など懇談会の内容が分かる一切の情報。」のうち、2016年4月13日に群馬県知事が7,000円を支出した記者クラブとの懇談会にかかる領収書
<開示の日時>
 平成28年6月29日(水)午後1時
<開示の場所>
 県民センター(県庁2階)
<開示の実施方法>
 閲覧、写しの交付
<事務担当課等>
 総務部秘書課調査係  電話番号027−226−2046(直通)
<備考>
 1枚(コピー代金:白黒10円)
注1 公文書の開示により得た情報は、群馬県情報公開条例第24条の規定により、適正に使用しなければなりません。
 2 指定された日時が都合の悪い場合には、あらかじめ事務担当課等へ連絡してください。
 3 公文書の開示を受ける際には、この通知書を係員に提示してください。
 4 開示決定に係る公文書に第三者に関する情報が記録されている場合において、当該第三者から審査請求があったときは、その全部又は一部を開示することができなくなる場合があります。

*****群馬県庁報道関係一覧表*****
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 社局名/刀水クラブ直通電話027-226-4750)/運動記者会直通電話027-226-4778/テレビ記者会027-226-4770
@上毛新聞社(古市町一丁目50番地の21)TEL254-9911(代)・FAX252-5321/○/○/−
A朝日新聞前橋総局(大手町二丁目4番9号)TEL221-1101(代)・FAX223-1334/○/−/−
B毎日新聞社前橋支局(大手町三丁目6番4号)TEL231-5666(代)・FAX231-5667
C読売新聞東京本社前橋支局(大手町三丁目7番1号)TEL 232-4311(代)・FAX232-2262/○/○/−
D産経新聞社前橋支局(本町一丁目14番6号)TEL221-4455(代)・FAX220-1582/○/○/−
E東京新聞前橋支局(大手町二丁目5番4号)TEL 233-3528(代)・FAX233-3529/○/○/−
F日本経済新聞社前橋支局(大手町二丁目5番14号)TEL223-3111・FAX223-303/○/−/−
G共同通信社前橋支局(古市町一丁目50番地の21)TEL251-5533・FAX251-0817/○/○/−
H時事通信社前橋支局(千代田町一丁目3番地の1)TEL231-1120・FAX231-0013/○/○/−
INHK前橋放送局(元総社町189番地)TEL251-1701・FAX251-1731/○/○/○
J日本テレビ(大手町三丁目7番1号読売支局内)TEL234-6095・FAX234-7112/−/−/○
KTBSテレビ(県内連絡先:県庁内テレビ記者会内)TEL・FAX224-1026/−/−/○
Lフジテレビ前橋支局(大手町1丁目5番11号大手町ビル203)TEL 223-2345・FAX223-3609/−/−/○
Mテレビ朝日前橋支局(本町一丁目10番5号けやきヒルズ)TEL 224-8030・FAX224-8033/−/−/○
N群馬テレビ(上小出町三丁目38−2)TEL219-0007・FAX232-0197/○/○/○
Oエフエム群馬(若宮町―丁目4番8号)TEL230-1882・FAX230-1904/○/○/○
計/12社/10社/7社

*****領収書*****
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なぜ、刀水クラブの名義で群馬県知事あてに領収書が発行されるのか、設営を群馬県側が行ったのだから、会場のラ・フォンティーヌからの領収書でないと辻褄があわないのではないのか、群馬県側の職員らに対する領収書も刀水クラブの名義で交付されていたのかどうか、などなど疑問が沸く。

■今回情報開示された資料をみると、記者クラブと群馬県知事をはじめ幹部職員らとの懇談会と称する宴会は、最近では次の日にちと場所で開催されています。いずれも記者クラブ側から群馬県知事あてに開催案内が出されています。時系列的に最近のものから以前にさかのぼって列記してみます。

*****群馬県幹部と記者クラブとの懇談会*****
●日時:平成28年4月13日(水)19:00〜
 場所:ラ・フォンテーヌ https://la-fontaine.ne.jp/plan/others/
 会費:7,000円
 式次第:開会
     挨拶(刀水クラブ幹事読売新聞社記者・群馬県知事大澤)
     乾杯(テレビ記者会幹事テレビ朝日記者)
     締め(刀水クラブ幹事時事通信社記者)
     閉会
 参加者:群馬県側(知事大澤正明、副知事反町敦、副知事村手聡、教育長笠原寛、企業管理者関勤、総務部長深代敬久、企画部長向田忠正、生活文化スポーツ部長佐藤裕子、こども未来部長中村弘子、健康福祉部長塚越日出夫、環境森林部長井田由夫、農政部長宮崎一隆、産業経済部長塚越正弘、県土整備部長上原幸彦、危機管理監萩本勝美、会計管理者戸塚俊輔、病院局長青木勇、議会事務局長根岸良夫、秘書課長星野恵一、財政課長友松寛、広報課長五十嵐優子)21名+準備・設営(秘書課次長平井一成、広報課次長設楽修一、広報課飯塚毅・深津昇平)4名=合計25名
     社局側(上毛新聞社8名、朝日新聞2名、毎日新聞社2名、読売新聞東京本社4名、産経新聞社1名、日本経済新聞社1名、共同通信社1名、時事通信社1名、NHK前橋放送局2名、群馬テレビ3名、エフエム群馬1名、日本テレビ1名、TBSテレビ1名、フジテレビ1名、テレビ朝日1名)合計30名
 刀水クラブ幹事社:読売・時事
 テレビ記者会幹事社:テレビ朝日

●日時:平成27年2月18日(火)19:00〜
 場所:前橋さくらホテル2階 青雲の間 http://www.maebashihotel.com/
 会費:5,000円
 式次第:開会
     挨拶(刀水クラブ幹事朝日新聞社記者・群馬県知事大澤)
     乾杯(テレビ記者会幹事群馬テレビ記者)
     締め(刀水クラブ幹事産経新聞社記者)
     閉会
 参加者:群馬県側(知事大澤正明、副知事茂原璋男、副知事吉川浩民、教育長吉野勉、企業管理者関勤、総務部長反町敦、企画部長笠原寛、生活文化スポーツ部長本多悦子、健康福祉部長片野清明、環境森林部長青木勝、農政部長宮崎一隆、産業経済部長高橋厚、県土整備部長古橋勉、危機管理監中野三智男、会計管理者武藤敏行、病院局長長尾景茂、議会事務局長大矢一、秘書課長塚越正弘、財政課長沼澤弘平、広報課長明石智治)20名+準備・設営(秘書課次長堀越正史、広報課次長岡田博文、広報課飯塚毅・田野義之・細野英貴)5名=合計25名
     社局側(上毛新聞社8名、朝日新聞3名、毎日新聞社1名、読売新聞東京本社3名、産経新聞社1名、日本経済新聞社1名、共同通信社1名、時事通信社1名、NHK前橋放送局3名、群馬テレビ1名、エフエム群馬1名、日本テレビ1名、TBSテレビ1名、フジテレビ1名、テレビ朝日1名)合計29名
 刀水クラブ幹事社:朝日・産経
 テレビ記者会幹事社:群馬テレビ

●日時:平成26年7月2日(水)19:00〜
 場所:前橋テルサ8階 けやきの間A http://www.maebashi-cc.or.jp/terrsa/
 会費:5,000円
 式次第:開会
     挨拶(刀水クラブ幹事上毛新聞社記者・群馬県知事大澤)
     乾杯(テレビ記者会幹事テレビ朝日記者)
     締め(刀水クラブ幹事共同通信社記者)
     閉会
 参加者:群馬県側(知事大澤正明、副知事茂原璋男、副知事吉川浩民、教育長吉野勉、企業管理者関勤、総務部長反町敦、企画部長笠原寛、生活文化スポーツ部長本多悦子、健康福祉部長片野清明、農政部長宮崎一隆、産業経済部長高橋厚、県土整備部長古橋勉、危機管理監中野三智男、会計管理者武藤敏行、病院局長長尾景茂、議会事務局長大矢一、秘書課長塚越正弘、財政課長沼澤弘平、広報課長明石智治)19名+準備・設営(秘書課次長堀越正史、広報課次長岡田博文、広報課飯塚毅・田野義之・細野英貴)5名=合計24名
     社局側(上毛新聞社8名、朝日新聞2名、毎日新聞社3名、読売新聞東京本社3名、産経新聞社1名、日本経済新聞社1名、共同通信社1名、時事通信社1名、NHK前橋放送局4名、群馬テレビ3名、エフエム群馬1名、日本テレビ1名、TBSテレビ1名、テレビ朝日1名)合計31名
 刀水クラブ幹事社:上毛・共同
 テレビ記者会幹事社:テレビ朝日

■以上の開示資料をチェックしたところ、次のことが分かりました。

(1)県庁5階の南フロアに刀水クラブ、テレビ記者会があり、北フロアに運動記者会と記者会見室があり、さらに広報課があること。

(2)運動記者会というのは、スポーツ分野を専門に扱う記者の集まりで、群馬県内で行われる各種のスポーツを取材し、勝敗を分析したり、選手のインタビュー記事や、各種競技の記録配信などを行う記者クラブのこと。

(3)毎年春から夏にかけて、記者クラブと群馬県知事や幹部職員らが集まり懇談会と称して宴会を行っていること。

(4)この宴会の開催案内は、記者クラブ側から群馬県知事あてに書面で出されている形をとっているが、会場の準備や設営は群馬県側の秘書課と広報課が行っていること。

(5)群馬県側の参加者らは、知事、副知事、各部署の部長や局長らは「交際費」として、それ以外の総務部の秘書課長、財政課長、広報課長や準備設営担当の次長や課員らは「社会参加費」という群馬県にしか見られない曖昧な名称を付けた「交際費」で宴会に出席していること。

(6)実際に群馬県のHPで、「交際費・社会参加費執行状況」を見ると、総務部の場合、平成28年4月の支出額が98,000円とあり、このうち総務部長を除く総務部関係出席者8名分の56,000円が公費から支出されたものと考えられる。

※総務部H28.4月分http://www.pref.gunma.jp/07/a0900067.html

(7)記者クラブ加盟各社の中で、少なくともここ3年間、宴会に不参加なのは東京新聞だけであること。

(8)記者クラブの維持経費については、我々の血税で支払われていることが確実だが、その内訳について群馬県からは情報開示されなかったこと。総務部の管財課あたりが承知しているはずだが、知事の側近部署なので開示するつもりは初めから微塵もないことがうかがえること。

(9)記者クラブの加盟各社合計は16社だと思われるが、18部写しが必要だとする刀水クラブの説明が必要なこと。(当会注:幹事社用の控えが2部必要なのかどうか、後日機会を見て直接刀水クラブの受付で確認予定)


■そもそも、我が国独自の記者クラブ制度そのものに疑問符が付く上に、公正中立であるべきジャーナリストが、群馬県知事をはじめとする行政幹部職員らと、集団でこうした宴会を定期的に開催していること自体、群馬県におけるジャーナリズムの歪みが懸念されますが、それよりもオンブズマン的な視点からは、なぜ群馬県側の公務員らが公金を使って、こうしたジャーナリストとの集団宴会に参加できるのか、不思議でなりません。

 しかも、記者クラブ側から開催案内の形をとっているものの、実際には準備・設営を秘書課と広報課が行っているわけで、明らかに宴会参加の目的が、マスコミ対策を念頭にしているものであることが想定できます。

 この件については、住民監査請求により、監査委員にきちんと正当性を判断してもらう必要があると考えます。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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