2017/3/20  23:08

大同有毒スラグ問題を斬る!・・祝!有害スラグ街道開通によせて【上武道路の周辺はスラグだらけ】  スラグ不法投棄問題


■国道17号の大規模バイパス「上武道路」が19日、全線開通し、前橋市で開通式典が行われました。この「上武道路」は、群馬県渋川市にある大同特殊鋼(株)・渋川工場の有害スラグを、(株)佐藤建設工業がレキ質土という仕様の盛り土に不法投棄した建設資材を土台部分に大量に使用し、「有害スラグ街道」の異名をほしいままにしています。有害スラグが使用されているのを知りながら、施工業者に撤去させることができたにもかかわらず、殆どをそのままに残置させ完成させてしまった、と当会は考えています。開通式が挙行されたようなので、見ていきましょう。
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上武道路開通を祝って行われたテープカット(19日、前橋市関根町で)。


**********2017年03月20日YOMIURI ONLINE
http://www.yomiuri.co.jp/local/gunma/news/20170319-OYTNT50234.html
上武道路が全線開通 前橋の3.5キロ整備完了
 国道17号の大規模バイパス「上武道路」が19日、全線開通し、前橋市で開通式典が行われた。
 上武道路は前橋市田口町から埼玉県熊谷市西別府の延長40・5キロで、1970年度に整備が始まった。19日は、これまで未開通だった前橋市上細井町―田口町の3・5キロがつながり、片側1車線で走行できるようになった。
 全線開通で埼玉県などとの交通の便が良くなり、観光誘客や沿線の工業団地への企業誘致などが進むと期待されている。前橋市は、2020年までに道路沿いに道の駅の建設を計画している。
 同市内で開かれた式典には、大沢知事や地元選出国会議員ら約190人が出席。大沢知事は「開通によって国道17号の混雑緩和や物流の効率化が図られる。一層の企業誘致に取り組みたい」と述べた。山本龍市長も「観光開発や企業誘致、農業振興などを沿線の自治体と協力して進めたい」とあいさつした。その後、地域住民らが見守る中、道路でテープカットが行われた。
 同市田口町の小野坂和幸さん(74)は「東京や埼玉からも観光客がたくさん訪れて、にぎやかになれば」と話していた。
2017年03月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun
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■この開通式に、有害スラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」も参加した模様で、レポートが入ってきました。さっそくご報告します。

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前橋市田口町の上武道路の様子。スラグ使用されたためか法面はこの工区だけ高額な銀色のシート張りだ。

*****リットン調査団の現状レポート*****
リットン調査団集合(^^)/

団長Aの訓示:皆さん久しぶりに集合したね。今日は上武道路開通式に参加してみようじゃないか。招待状は徘徊老人には届きはせんじゃが、ぞろぞろ人が集まっているようなので、我々も勝手に開通式に乱入じゃ!

団員B:団員Eさんが、本当の徘徊老人になってしまってから、あまり気力が湧かなかったよね。でも開通式はぜひ見てみたいものじゃ〜。スラグはその後どうなったんじゃろか??

団員C:なんとまあ、田口町の上武道路は他の地区のように草を生やすのと違って、銀色のシートを張り付けてあるじゃないか!中の盛り土には有害スラグがたっぷり入っているから、ひょっとして隠したんじゃないかな?それにしても、このシート高そうだけれど、我々の血税が使われているんじゃないよね。このシートの費用も盛り土を施工した建設会社に負担させたんだろうね?

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団長「よっ!くす玉登場。有害スラグを盛り土に不法投棄され、やっと騒ぎが収まったと思いきや、再び有害スラグがまたもや盛り土に混じったことで、工事が2カ月あまりストップしたりで、さぞかしご苦労が多かったことじゃろう。盛大にくす玉でも割って、うっ憤を払いたい気持ちなんじゃろうな。徘徊老人にも分からんでもないじゃろう」

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団長「これはどうじゃ!題して『罪と罰』、じゃなくて『くす玉と有害スラグ』じゃ」。団員「団長!全然シャレになっていませんよ、確かに有害スラグをばら撒いた不逞の輩はもちろん許せませんが・・。ところでそのスラグどこで拾ったのですか?」

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団長「何言ってんの? 団員諸君!大口開けて、くす玉ばかりバカな顔して見てないで、足元を見たまえ!」

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団員「あれっ、ポチッとサビが浮いて・・・これ、有害スラグじゃないですか?」

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団員「うぉっ!角張石だし、黒光っていて、いかにも悪そうだ!」

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団長「なんなの、ここ?有害スラグだらけじゃないか!上武道路の隣は田畑じゃ。交通の利便性を上げるためには、食の安全などどうでも良いのか?この日もお役人様や報道陣の車がこの砂利道の上を、砂ホコリを巻き上げて走っていたが、フッ素の毒入り(?)かもしれない砂ホコリが田んぼに舞い降りても、知らんフリをしておったな」

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団員「田んぼのすぐ近くにも、超サビ浮きスラグ。田畑を耕す人が将来、有害スラグにより健康被害を発症しても、上武道路さえ開通してしまえば、それでいいのでしょうね?なんか馬鹿らしくなってきました。団長、くす玉が割れる前に帰りましょう。我々庶民は有害スラグのフッ素入り砂ホコリをただ吸い込むのみ、泣き寝入りするしかないのでしょうね」
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■事業開始から47年、国道17号バイパス「上武道路」が3月19日(日)に全線開通すると発表しました。

 「上武道路」は埼玉県熊谷市と群馬県前橋市を結ぶ延長40.5kmの道路です。1970(昭和45)年から順次事業化され、現在は国道17号「深谷バイパス」との分岐点(上武IC)から前橋市上細井町までの区間37.0kmが開通、このうち21.5kmで4車線化が完了しています。今回開通するのは、残りの前橋市上細井町から国道17号田口町南交差点までの区間3.5kmで、暫定2車線で整備されます。これにより、事業開始から47年で「上武道路」の全線が開通したことになります。

 しかし開通間際の、ここ数年間は、盛り土や路盤材への有害スラグ混入問題や、施工会社に瑕疵担保責任を問わないまま、有害スラグも一部しか撤去しないまま、工期内完成ばかりを優先した、まさにお役所仕事になってしまったというのが当会の率直な感想です。

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今回開通した区間の上細井〜田口間は、特に有害スラグの混入が多く、リットン調査団は何度もスラグ不法投棄の様子をレポートいたしました。今回のレポートは上武道路の副道や歩道の様子についてでしたが、未舗装の状態で有害スラグがザクザクしていました。

 上武道路本線脇の、副道や歩道は未だに舗装されておらず、有害スラグがザックザクしています。このスラグは廃棄物の監督官庁である群馬県が「鉱さい」という廃棄物に認定しています。国土交通省・高崎河川工事事務所は、上武道路の工期内完成を優先するあまり、副道や歩道における不法・不正の廃棄物処理や環境安全対策など後回しにしたままで、開通式に間に合わせることを最優先したのです。

 「工期ファースト!」「近隣住民の安全レイト!」豪華な開通式のくす玉の光の陰に、群馬県民の健康が蝕まれています。当会は微力ながら、きれいな群馬ちゃんを取り戻すため活動を続けてまいります。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】

※参考資料1:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・国土交通省はなぜ瑕疵担保責任を問わないのか?
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2247.html#readmore

※参考資料2:大同有毒スラグ問題を斬る!・・・上武道路に不法投棄された不純物について群馬県議会での報告書を入手C  
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2259.html

※参考資料3:国土交通省の有害スラグ調査・上武道路は有害スラグだらけです
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000614913.pdf

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