2017/8/10  23:49

県立県民健康科学大学でまたもアカハラ事件?…学生2名減の事情等に係る開示請求に学校側がやっと決定通知  オンブズマン活動

■2年5カ月前、セクハラ事件が明るみにでた群馬県立健康科学大学の診療放射線学科ですが、このときは2015年3月27日付で原因者の准教授が停職3カ月の懲戒処分を受けました。その後、成りをひそめていたと思われていた同校診療放射線学科におけるアカハラ問題ですが、昨年4年生1名を含む2名の学生がいなくなったこと、そして同学科の幹部による教職員や学生に対するアカハラ行為について、情報を掴んだ当会は、さっそく6月8日に同校のトップである高田邦昭・学長宛に情報開示請求をしました。その後、6月22日付けで「開示請求の対象が多く、対象公文書の特定や開示・非開示の審査など、開示決定等に係る事務に時間を要する」として45日間開示決定を先送りする旨の、決定期間延長通知が届きました。そして、このほど、ようやく8月7日付で、8月17日(木)午後2時に開示(一部不開示ないし非開示)したいとする通知が到来しました。
○2017年6月8日;県立県民健康科学大学でまたもアカハラ事件?・・・学生2名減の事情等を確認すべく学校に情報公開請求
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2338.html
○2017年7月1日:県立県民健康科学大学でまたもアカハラ事件?・・・学生2名減の事情等確認の公開請求に学校が開示を先送り
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2351.html


 当会が6月8日に開示請求をした情報は次のとおりです。このうち、学校側は次の⇒で示す決定結果(枚数は開示情報のページ数)に関する通知をよこしました。

<開示を請求する公文書の内容又は件名>
当団体に最近提供された情報によりますと、貴学の診療放射線学部内で現在もなおハラスメント行為が行われている可能性が指摘されます。事実関係を客観的に評価するため、以下の文書の存否情報と、全ての存在文書の開示(個人情報除く)を請求いたします。
(1) 貴学において定めているハラスメントの防止のための指針。⇒部分開示決定((1)+(2)+(9)=45枚)
(2) 上記(1)の指針を学生、教職員に周知したことがわかる文書。⇒部分開示決定((1)+(2)+(9)=45枚)
(3) ハラスメントによる問題が発生した場合の手続等について定めた規程。⇒開示決定((3)+(10)=17枚)
(4) 平成28年度における学生及び教職員からハラスメント対策室にハラスメントに関する申し入れがあった事案に関する学長あて報告書もしくはその類の文書等の情報。⇒不存在決定
(5) 上記(4)にかかる学長からの対応指示に関する文書等の情報。⇒不存在決定
(6) 平成28年度における診療放射線学部1〜4年生の各学年の年度当初と年度末における学生数の推移がわかる情報。⇒不存在決定※補足資料で開示
(7) 平成28年度において作成し群馬県等に提出した学生の事故あるいは死亡に係る調査報告にかかる文書等の情報。⇒非開示決定
(8) 平成28年度に行われた診療放射線学部教職員4名の退職に関して、各人の退職の時期(月日)と退職の理由がわかる情報。⇒非開示決定
(9) 平成28年度に行われた診療放射線学部教職員5名の採用に関して、各人の採用の時期(月日)と採用の理由(上記(8)の退職者の補充との関連を含む)がわかる情報。⇒部分開示決定((1)+(2)+(9)=45枚)
(10) 現職を含め、過去7年間(平成22〜29年度)における歴代の診療放射線学部の学部長の氏名と在職期間 ⇒開示決定((3)+(10)=17枚)

●今回の決定通知 PDF ⇒ 20170808jam.pdf
○開示決定通知↓
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○部分開示決定通知↓
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クリックすると元のサイズで表示します
○不存在決定通知↓
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○非開示決定通知↓
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○不存在決定通知に係る補足↓
クリックすると元のサイズで表示します

 案の定、簡単なこれらを見ると、(1) (2) (3) (9) (10)のような簡単な情報のだけは開示されましたが、その他の肝心なアカハラ関連が示唆される情報はいずれも、不存在ないし非開示とされました。

 それにもかかわらず、6月23日から8月6日まで1カ月半も期間を延長したことは、明らかに無用な時間稼ぎが目的だったことは明らかです。

 結果的に、情報開示請求から2か月を経過して、開示された情報は、アカハラに直接関係のない一般的な学校情報でしかありませんでした。8月17日に直接、同校を訪れて開示情報を受け取る予定ですが、その際、いずれも、アカハラをしていたとされる教員を特定するために必要な情報として次の事項についてヒアリングをしたいと考えております。

(1)各教員の担当科目と担当教室の学生数についての昨年度と今年度の比較
(2)専任教員(教授、准教授、講師、助教)数および助手数の昨年度と今年度の比較
(3)昨年度と今年度のカリキュラムやシラバスの変更点
(4)担当教員ごとの研究室の構成と所属学生の関係


■その上で、なぜアカハラの有無に関係すると思われる非開示決定がなされた次の情報に関して、非開示決定と判断した理由と根拠について、学校側に確認したいと思います。

(7) 平成28年度において作成し群馬県等に提出した学生の事故あるいは死亡に係る調査報告にかかる文書等の情報。
(8) 平成28年度に行われた診療放射線学部教職員4名の退職に関して、各人の退職の時期(月日)と退職の理由がわかる情報。


 確認結果は、後日報告します。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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