2017/8/11  22:54

勤怠管理と職場規律の甘さが取りざたされる安中市の碓氷峠鉄道文化村の場合  茂木市政


■安中市の運営する公立碓氷病院を巡る診療報酬等の不正疑惑が波紋を呼んでいますが、同じく安中市が管理運営する鉄道文化むらでも職場規律の甘さが当会に先日伝えられたため、安中市長に情報提供と調査の申し立てを行った経緯があります。


 鉄道文化むらは、旧・松井田町において1999年(平成11年)4月18日に開園し、2006年の安中市との合併後も、その管理運営については一般財団法人碓氷峠交流記念財団が市から業務委託されています。同財団は、「鉄道文化むら」のほかにも、「峠の湯」や「くつろぎの郷」の管理・運営を安中市から業務委託されています。

 ところが、同財団内の職場規律に関する問題点は以前から指摘されており、その結果、鉄道文化むらに動態保存されているEF63の損傷事故というかたちで、安中市に具体的な損害を発生させたこともあります。
〇2012年9月1日:1400万円かけた修理直後の虎の子EF63の脱輪事故で信頼回復が急務の碓氷峠鉄道文化むら(その1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/844.html#readmore
〇2012年9月2日:1400万円かけた修理直後の虎の子EF63の脱輪事故で信頼回復が急務の碓氷峠鉄道文化むら(その2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/845.html#readmore
〇2012年9月3日:1400万円かけた修理直後の虎の子EF63の脱輪事故で信頼回復が急務の碓氷峠鉄道文化むら(その3)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/846.html#readmore

 また、同じく財団が管理をする碓氷峠の鉄道遺産関連で、安中市が所有の旧信越線廃線区間に設置されていた架線等の電線が、大量に盗まれたとしてで、安中市が2013年5月28日に安中警察署に被害届を提出したと発表しました。
〇2013年5月31日:JRから受け継いだ鉄道財産をズサン管理して損害を安中市に与えた財団と市長に必要なしかるべき処分
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1043.html#readmore
〇2013年7月1日:信越線廃線区間での電線盗難から6年…再び銅線6トン強を窃盗団に蹂躙されても無策を続ける岡田市長の怠慢
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1065.html#readmore

 その騒ぎが収まらないうちに、やはり同財団が管理・運営する「峠の湯」では、2013年7月31日の未明に中央棟が全焼してしまいました。
〇2013年8月3日:ついに峠の湯が炎上!信越線復活の夢を打ち砕き続ける岡田市長と碓氷峠交流記念財団の利権偏重体質(その1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1090.html#readmore
〇2013年8月4日:ついに峠の湯が炎上!信越線復活の夢を打ち砕き続ける岡田市長と碓氷峠交流記念財団の利権偏重体質(その2)
〇2013年8月5日:ついに峠の湯が炎上!信越線復活の夢を打ち砕き続ける岡田市長と碓氷峠交流記念財団の利権偏重体質(その3)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1091.html#readmore
〇2013年8月18日:ついに峠の湯が炎上!信越線復活の夢を打ち砕き続ける岡田市長と碓氷峠交流記念財団の利権偏重体質(その4)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1101.html#readmore
〇2014年8月21日:ついに峠の湯が炎上!信越線復活の夢を打ち砕き続ける岡田市長と碓氷峠交流記念財団の利権偏重体質(その5)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1104.html#readmore

 火事の原因は追加で設置した空調設備の絶縁不良だとみられましたが、消防署では慎重に2年近く火災原因の特定に時間をかけましたが、結局原因不明と結論付けられました。
〇2015年5月25日:峠の湯の火災から20か月後にやっと部分開示された調査書が結論付けた火災原因不特定に係る考察(その1)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1626.html
〇2014年5月26日:峠の湯の火災から20か月後にやっと部分開示された調査書が結論付けた火災原因不特定に係る考察(その2)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1627.html

 このように碓氷峠交流記念財団が運営管理する施設では事故や事件が多発していますが、それに伴い、これまでにも組織の管理のゆるみが指摘されています。

■組織には出勤・退勤時間、休憩時間、休暇・休日の日数など、働く時間に関する決まりごとがあります。職員がこれらの時間を適切に守っているかどうかを管理するのが、いわゆる「勤怠管理」です。

 ごく当たり前のように行われている勤怠管理ですが、組織は一体何のために職員の労働時間や休日・休暇を管理するのでしょうか。

 労働基準法を遵守するため、適切な残業代を支払うため、働きすぎを防止するため、などいろいろな理由が挙げられると思います。加えて、同財団が運営・管理する施設は安中市が所有する公有財産です。その責務は、本来、民間企業よりもさらに緊張感をもって行われる必要があるはずです。

■ところが、実際には、どうやらその真逆のようです。同財団の内部ガバナンスの緩みを示す情報が、ひっきりなしに寄せられているからです。

 前述の鉄道文化むらに動態保存されているEF63の損傷事故についても、安中市は公表をせずに済まそうと考えていましたが、当会に寄せられた情報で発覚しました。

 最近も職場規律について、実態の指摘があったことから、安中市長に改善を申し入れた経緯があります。

****市長あて申入書******
                     2017年5月23日
〒379-0116 安中市安中1丁目23−13
安中市長 茂木 英子 様
                   〒379-0114安中市野殿980番地
                   小川 賢
                   連絡先:090-5302-8312(携帯)

          情報提供と実態確認のお願い

 前略、平素より安中市行政のかじ取り役を務めていただき厚く御礼申し上げます。
 さて、先月4月下旬に、私のところに匿名の方から次の内容の情報が寄せられました。どうやら松井田町にある碓氷峠鉄道文化村に関する件と思われます。

           <提供された情報内容>
鉄道文化村のクレームひた隠し、2人の職員がトイレ内喫煙や券売機売り場、外売店での喫煙従業員何度もクレームあるのに。火事まで出したにかかわらず。対策せずそのままに。何とかした方が良いと思う。■■と■■。

 この情報の真偽のほどは定かではありませんが、従業員と思しき個人名が挙げられているところから、全く根も葉もない情報とは思えません。
 碓氷峠鉄道文化村を運営する財団法人 碓氷峠交流記念財団では、碓氷峠の森公園交流館「峠の湯」も経営していますが、ご案内のとおり、2013年7月31日未明に発生した原因不明とされる不審火災で中央棟が全焼し、長期にわたって休業を余儀なくされていましたが、火災保険と安中市の予算を投入して再建が果たされ、2015年12月1日に営業を再開することがでました。
 こうしたことから、もし提供された情報の内容が真実だとすれば、接客マナーに対するクレームのみならず、再度の火災発生のリスクも顕在化するおそれがあります。
 念のため、上記の提供情報にある従業員らへのヒヤリングも含め、しかるべき事実関係の確認を行っていただき、再び市民の財産が灰燼に帰するような不祥事件が発生しないよう、万全の対策をお取りくださるようお願い申し上げます。
 なお、事実関係の確認結果について判明しましたら、上記連絡先にご一報を入れていただけますと幸いです。
                            草々
**********

■市長からの確認結果は23日後に届きました。

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****市長からの回答書******JPEG ⇒ 20170616s.jpg
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                          (公印省略)
                         平成29年6月15日
小川 賢 様

                       安中市長 茂木 英子

  情報提供いただいた「碓氷峠鉄道文化村に関する件」について

 平素より市政に対するご理解とご協力をいただきまして、誠にありがとうございます。
 さて、このたび小川様から情報提供をただきました「碓氷峠鉄道文化村に関する件」でございますが、(一財)碓氷峠交流記念財団に対し情報提供にある職員のヒアリングを含め喫煙の実態について確認するように指示いたしました。
 その結果として、喫煙の実態については前年まで数回のクレームや意見をいただいたことにより、現在は喫煙場所・時間を制限していること、不注意で喫煙ルールが守れなかった場合には職員同士で注意していること、クレームを受けた場合にはその都度該当職員に確認し注意・指導を行っているとの報告を受けました。また、名指しされている職員においては情報提供されているような事実は現在無く、指定されている場所で喫煙しているとの報告を受けました。
 いずれにしましても、ご来場いただいたお客様や関係する方々が職員の態度で不快な思いをされたことは大変残念であり誠に申し訳なく思います。
 市といたしましては、(一財)碓氷峠交流記念財団に対し、鉄道文化村のみならず峠の湯屋関係施設においても、接客マナーの向上を図るよう、今後も指導して参りますのでご理解お願いいたします。
 貴重な情報提供ありがとうございました。
**********

■この後、同財団の職場規律や勤怠管理がどのように改善されているのかいないのか、情報は寄せられていませんが、公立碓氷病院の事件と推移とともに、こちらのほうも引き続き注目していきたいと思います。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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