2017/8/20  20:52

大同有毒スラグ問題を斬る!・・夏が来ると思い出すのは上武道路だ!スラグ調査その1  スラグ不法投棄問題


■2017年3月に全線が開通した国道17号の大規模バイパス「上武道路」は、群馬県渋川市にある大同特殊鋼(株)・渋川工場の有害スラグを、(株)佐藤建設工業がレキ質土や下層路盤材・上層路盤材という仕様の建設資材に違法に混入して、大量に使用したことから、今や「有害スラグ街道」の異名をほしいままにしています。

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お馴染み上武鳥取信号。この写真の空模様のように2017年の夏は雨が多くどんよりした天候が続いている。さながら、有害スラグを廃棄物に認定しておきながら、撤去などの実務問題に際し「一概に廃棄物とは言えない」発言を繰り返す不逞の輩が跋扈していると噂される群馬県を彷彿とされる象徴的な空模様と言える。


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上武道路は2017年3月19日、特別管理産業廃棄物である大同特殊鋼由来のスラグが大量に投棄されているにもかかわらず、有害スラグを撤去することなく開通した。写真は上武道路田口町工区で開催された開通式典の様子。

 この開通式と有害スラグの関係については、次のブログで解説していますので、ご覧ください。
〇2017年4月9日:大同有毒スラグ問題を斬る!・・上武道路建設工事に使用された建設資材の書類を入手(その1)!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2290.html#readmore

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(株)佐藤建設工業が違法にスラグを建設資材に混ぜたとする根拠。群馬県は佐藤が有害スラグを天然砕石と混合したことを廃棄物の中間処理に認定し、許可なく中間処理をしたことを理由に許可を取り消す行政処分を行った。佐藤は全ての建設資材に有害スラグを混ぜてしまった疑いが濃厚で、違法に建設資材を販売したと断定できる。

 なお、群馬県のこの行政処分についてはこちらのブログをご覧ください。
○2016年8月5日:【速報】大同有毒スラグを斬る!・・・群馬県が佐藤建設工業の許可を取り消し!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2095.html#readmore

■というまさに無法状態の群馬県ですが、徘徊老人集団・スラグ不法投棄特別調査チーム「リットン調査団」も普段この時期、ビヤガーデンに入りびたりのところ、涼しい夏に暇を持て余し気味のようで、久かたぶりに集合なのです(^^)/

団長Aの訓示:夏と言えばやはり♪夏がく〜れば思い出す、はるかな上武・遠い空〜ぁ♪だ@@@@

団員B:団長!鼻歌は全然うまくなりませんね、やはり声帯も意志とかかわりなく徘徊してしまうのかしら?

団員C:♪はるかな尾瀬〜ぇ♪はさて置き、2014年8月毎日新聞が上武道路のスラグ混入を取り上げてから、3年もの月日が流れてしましましたね。その間(株)佐藤建設工業が、廃棄物処理の許可を取り消される群馬県の行政処分を受けたのみで、大同など誰も刑事責任は問われず、肝心のスラグ撤去についても、有害スラグを不法処理していた“中央混合場”などごく一部の場所しか撤去されていませんね。

団長A:よし今年も恒例の上武道路スラグ調査に出発じゃ!

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これまでにも調査報告したとおり、確か上武鳥取信号手前の歩道の手すりの下が壊れていましたよね。どうなったかな? 上の写真を見てください。どうも、歩道が全体的にふわふわした感じに見えますね。スラグの膨張により微妙にアスファルトが持ち上がっている?感じがしませんか?

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あれ、まだコンクリートが持ち上がったままだ!国土交通省は“補修”という言葉を知らないのでしょうか?子どもやお年寄りがつまづいてケガしたらどうするの!

 リットン調査団が過去に調査報告をした上武鳥取の様子はこちらです。ぜひ現在の様子と比較して見てください。
○2014年8月13日:大同有毒スラグ不法投棄調査レポート・・・上武国道(その2)前橋市鳥取町
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1367.html#readmore
○2015年8月16日:大同スラグ問題を斬る!…お盆休み返上調査(その2)前橋市の上武鳥取の現場の劣化進捗度
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1693.html#readmore
○2015年12月8日:大同スラグ問題を斬る!・・・更に更に更に、そして更に崩壊が続く上武国道(その9)
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/1826.html#readmore

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近づいてみましょう。昨年より更に持ち上がってませんか?まさに有害スラグ膨張パワーだ!キテます。↑

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おいおい!コンクリートの膨張などではありませんね。下の盛り土が持ち上がっています。団員C「なんで土が持ち上がるの?」団長「そこに膨張スラグがあるからさ」
 奥のスラグが膨張し、手前に空洞ができてしまっています。恐るべし膨張パワーです。


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草が生い茂って分かりせんでしたが、上武鳥取信号に寄ってみると、前にはなかった緑色のシートが敷設されています。どうなっているのか反対に回ってみましょう。

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な〜んだ、スラグを撤去しないで、緑のシートで覆い隠してしまったのですね。このシートは遮水性があるのでしょうか?群馬県の環境部局の皆様、土壌汚染対策法による被覆は、アスファルトやコンクリート、厚い盛り土などでしたよね。おっと!それより廃棄物処理法による対策を忘れていますよね。我々徘徊老人がスラグを廃棄物にした訳ではなく、群馬県のお偉いさんがスラグを廃棄物に認定したのですよね。この盛り土の中からフッ素が含まれていると国土交通省が発表していませんでしたか?スラグが投棄されているので、廃棄物処理法に則り、撤去していただきたいのですけど。

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しかし、なぜ全部を緑のシートで被覆しないのでしょうか?久しぶりにスラグチェックとまいりましょう。国土交通省様におかれましては、緑シートを敷設する際スラグを撤去してくれたのでしょうね?

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あれ、細かくサビが浮かんだサビ浮石発見!スラグがあるじゃないか?

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おっと!サビ浮石の奥に、黒光り石発見!スラグを撤去できていないじゃないか?スラグには毒が含まれていると国土交通省が発表したのですよね? 上武道路の沿線住民の生活環境は悪化しても良いのでしょうか?リットン調査団は、スラグが撤去されるその日まで徘徊調査を続けることを口々に誓うのでした。(続く)

■リットン調査団による高齢の・・いや恒例の上武道路徘徊レポートをご覧いただきました。

 ご覧いただいた通り、行政は毒が含まれた特別管理産業廃棄物のスラグを広く群馬県に投棄した“大同特殊鋼・佐藤建設工業”の刑事責任を問わないばかりか、有毒スラグの撤去をも進めようとしません。

 不可思議なこの珍現象に県民の誰もが混乱させられていますが、「群馬県庁内に、廃棄物処理法による対策を忘れたかのように振る舞う幹部が居座っていて、廃棄物行政を歪めている?」と考えると合点がいきます。このままでは永久に有害スラグは撤去されないかもしれません。

 だがしかし当会は、有害スラグに雨水が降りかかることにより、土壌が汚染され、必然的に地下水をも汚染すると考えており、この連鎖を食い止めるためには、廃棄物処理法に則り、有害スラグを撤去の上、直下の土壌を原状回復させる必要があると考えています。

 我らが日本国は法治国家です。廃棄物処理法を適正に運用させるべく、微力ながらスラグ問題に粘り強く立ち向かってまいります。

【市民オンブズマン群馬・大同有毒スラグ不法投棄特別調査チーム・この項続く】
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