2018/2/3  12:17

【速報】群馬高専の一般学力試験出願者数が確定!   群馬高専アカハラ問題

■群馬工業高等専門学校(群馬高専)では平成30年度入学者選抜日程として、推薦選抜の願書受付を1月5日(金)〜1月10日(水)に行い、1月24日(水)に試験を実施し、1月29日(月)に内定を通知しました。そして、一般学力選抜の願書を1月29日(月)〜2月1日(木)まで受け付けていたところ、郵送(簡易書留速達郵便)による2月1日消印分も含めて2月2日(金)の夜、今年の学力試験出願者数が次のとおり確定しました。
※平成30年度 一般入学者選抜願書受付状況(平成30年2月2日現在)
PDF ⇒ gunma_kosen_general_applicant_selection_status_as_of_2feb2018.pdf
※参考URL:群馬高専HP「入学案内:学科(本科)」
http://www.gunma-ct.ac.jp/cms/nyugaku/gakka.htm


 このあとの予定は、学力選抜試験日が2月18日(日)、全体の合格発表が2月21日(木)となっています。

 確定した、今年の学力試験出願者数を見てみましょう。

 予想を“上”回り、最終日の出願者数は、なんと、「ゼロ」でした。昨年は締切り日に5名程度、簡易書留速達郵便で願書を提出していたので、よもや、と思ったのですが、同校のHPをチェックしたところ、日付が「平成30年2月2日現在」となっていることから、間違いないことが確認できます。

 つまりこれで、群馬高専の学科試験受験者は139名と、これまでの最低記録147名(H24)を下回る、とんでもない数字を叩き出したことになります。

■では、一般学力試験の志願者数について、データの確認できる平成23(2011)年から学科ごとに列挙していってみましょう。ちなみに機械工学科(M)、電子メディア工学科(E)、電子情報工学科(J)、物質工学科(K)、環境都市工学科(C)を示しています。

**********
年度   М/E/J/K/C  合計
2011  58/41/58/61/46  264
2012  22/26/39/31/29  147
2013  41/25/69/47/31  213
2014  33/29/62/22/20  166
2015  62/30/42/47/48  229
2016  42/31/67/42/26  208
2017  35/27/42/26/26  156
2018  29/20/40/30/20  139
(なお、一般学力試験定員は25+1名)


*****参考資料「歴年の出願者数」*****
●2011年(H23年)
PDF ⇒ gunma_kosen_genegral_applicant_selection_status_as_of_4feb2011.pdf
●2012〜2014年(H24-26年)
PDF ⇒ gunma_kosen_h2426_teiin_bairitu_no_suii.pdf
http://gunma.koukounyushi.net/highschool/chumo/maebashi/gunmakogyokosen/
●2015年(H27年)
PDF ⇒ gunma_kosen_genegral_applicant_selection_status_as_of_30jan2015.pdf
●2016年(H28年)
PDF ⇒
●2017年(H29年)
PDF ⇒ gunma_kosen_general_applicant_selection_status_as_of_3feb2017.pdf
**********

 上記のとおりとなり、全体の出願者数で見ても過去8年間のうちで最低、しかも大幅な最低記録更新であることが明瞭に読み取れます。

 しかも、2012年の低水準は、前年(2011)に志願者が殺到してあまりに高倍率になりすぎてしまったため、受験生が揃って出し控えをした結果であることが読み取れる一方で、今回の低水準は、4年連続の出願者減少、しかも去年の段階で2012年に次ぐ低水準にも関わらず、それでも出願者減少が止まらなかったことを示しており、紛れもない「異常事態」であることがここから読み取れる訳です。明らかに、単なるブレで説明できる事態ではありません。

 群馬高専の入試願書の集計者は今頃さぞ口をアングリと開けていることでしょう。集計最終日は願書が届いてくれと神にも祈る気持ちだったに違いありません。しかし、無情にも集計最終日の出願数はゼロとなってしまいました。

 さらに、アカハラの本丸である電子情報工学科も、その人気力をもってしても無傷とはいかず、出願者数が過去最低水準(40名)にまで落ち込んでいます。

■更に悲惨なのは、一連の事件による群馬高専の評価そのものの凋落のあおりを受けて、大幅な定員割れにまで至ってしまったアカハラと無関係・かつ人気度でそれほど上の方にはなかった学科です。

 推薦試験も定員割れ(E科13、C科12)の憂き目に遭ってしまった形の電子メディア・環境都市の両工学科ですが、確認されている限りでアカハラも寮生自殺も一切関係無い訳で、西尾・山崎両校長の悪行による群馬高専の凋落の余波をまともに浴びる形になってしまったことは、もうトバッチリもいいところかもしれません。

 特に環境都市工学科は、1年生開始時点で32名と、定員41名のたった四分の三しか充足していないという、あるまじき事態に陥ってしまった訳ですが、果たしてこれから一体どうするつもりなのでしょうか。

 群馬高専は、明石高専に並び、旧帝大や東工大をはじめとした名門国立大学への編入をウリにした「進学高専」であり、それだけに群馬のみならず埼玉や栃木からも優秀な学生が集まってきていたわけです。

 しかしながら西尾前校長の一連の行いによって、その実態は、進学・就職をエサに学生や保護者を恫喝し、あるいはなだめすかし、正常な倫理観や権利すら奪っていくまさに全体主義の権化のような異常な組織であることが明るみに出ました。

 いや、アカハラと寮生連続自殺の真相究明に携わって来た当会として敢えて一言付け加えさせてもらえるのであれば、かつての「全体主義」は国家全体としての利益の追求という正義のもとに自由が奪われ、少数者が迫害されたものであったのに対して、無辜の学生・教員をアカハラ被害に遭わせたことも、寮生の自殺を隠蔽したことも、保護者・学生・当会の声を封殺していることも、それ自体何の正義も無いものですから、むしろ全体主義に失礼かもしれません。

■こうした状況を敏感に察知した保護者・学生らが、群馬高専への出願を回避し、そのことがこうして如実に数字に表れはじめたと捉えることができると思います。

 オンブズマンとして去年度から出願者数減少を把握し、アカハラ隠蔽などにリソースを注がず即座に学校改革に取り組むよう警鐘を鳴らしていたのですが、それは届くことなく、更なる惨事を招いてしまいました。
※当会の昨年の警鐘記事は次のブログをご覧ください。
〇2017年2月10日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・物質工学科アカハラ事件の調査に関する公開質問に依然未回答
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2233.html
〇2017年2月13日:アカハラと寮生死亡事件に揺れる群馬高専・・・不祥事件の影響と出願者数の相関性についての考察
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2235.html

 悲しいことに、オンブズマンとして、この状況はいまだ何一つ改善されていないと断言せざるを得ません。いや、山崎校長に変わってからというもの、むしろ短慮で横暴な形へと悪化してしまったとすら言えます。

 もはや、偏差値のさらなる下落は避けようがなく、「進学高専」としての維持がついに不可能となりかけています。

 こうなる前に、群馬高専の教員や保護者が声を上げて群馬高専の改革に挑まなければならなかったのですが、絶望的な全体主義を前になす術もない状況になっています。というより、教員はその進退を、保護者・学生はその進学・就職をアメとムチに上層部の意のままにされており、倫理観すら麻痺してしまっていることが伺えるため、今の状況に危機感すら抱いていないのかもしれません。

 目先の個人利益を追求したところで、泥船と化した群馬高専自体の沈没を早め、結局目先の利益以上のものを一切合財失うだけになるということに、彼らはいつ気付くのでしょうか。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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2018/11/27  15:49

投稿者:ひらく会情報部

>>「辛くも生き残った者」さんへ<追記>
 かつての在校者・在寮者の方の貴重な体験談・ご意見をいただき恐縮です。
 右も左も分からない15、6歳の少年だったのに、学校から理不尽に騙され、尊厳を踏みにじられ、さぞお辛いことだったと思います。
 さて、貴殿の経験されたスパルタ的・軍隊的な価値観やしきたりは、21世紀も5分の1が過ぎて、流石にほとんど跡形もないようですが、根本的な体質は、半世紀の時を刻んでも残念ながらそれほど改善がないようです。
 事件の発生自体を抑制する仕組みも、起きてしまった場合のリカバリも皆無であり、被害者の口を塞いで「なかったことにする」ことしか芸がないまま今日まで来てしまったことが、数々の問題の根本的な原因のひとつであると感じています。
 これからの高専のあり方についてのご提言についても大変参考になります。重ねて御礼申し上げます。
 とはいえ、当会は国家的な教育政策を十分に論じるような知識は持ち合わせておりませんので、天下りの廃止のような手近な改革からサポートしていくことにしています。本記事にもあるとおり、群馬高専自体が「進学高専」として変容しており(このことの弊害のひとつは、後援会について書いた記事などで触れています)、是非はどうあれ、単純な技術者速成機関という図式には当てはまらなくもなっていることから、高専のあり方についてはより深い議論が必要になってくるでしょう。
 引き続き本件についてのご推移に注目いただければ幸いです。
  市民オンブズマン群馬事務局より

2018/11/26  17:13

投稿者:ひらく会情報部

>>「辛くも生き残った者」さんへ
 貴重なコメントやアドバイスをありがとうございます。
 筆者も昭和43年4月の高校進学に際して、群馬高専の受験を真剣に検討したことがあります。また、当時の運動会や体育祭では騎馬戦が定番であり、幸い筆者はケガをすることはありませんでしたが、帽子と一緒に頭髪がごっそり抜かれたり、耳を半分切断するという重傷を負った事例も見聞きしています。その後、騎馬戦や棒倒しなどの協議は危険だということで、実施されなくなりました。当時でもこうしたケガに対してはきちんと学校側がケアをしたはずですが、群馬高専ではそのような対応をしなかったことからも、国の教育機関としての体質が既に現れていたのかもしれません。
 当会の活動により、貴殿をはじめ、これまで群馬高専に酷い目に遭わされた挙句泣き寝入りを強いられてきた方々にも、大なり小なり関心を持っていただいたことは、当会の励みとなります。引き続きご支援を賜りますようよろしくお願いします。
   市民オンブズマン群馬事務局より

2018/11/24  12:33

投稿者:辛くも生き残った者

したがって、高専のとりうる生き残り策は、社会学も身につけた上で、基礎科学を応用しうる者です。

高専の教育を基礎科学主体に、大きく変更することが、高専の生き残る道と言えます。

群馬工業高等専門学校の実態は、群馬工場高等専門学校でしたが、群馬基礎科学学校とするくらいの改革が必要です。

2018/11/24  12:16

投稿者:辛くも生き残った者

現在の群馬高専の志望者数の減少の原因は、必ずしも、群馬高専の不祥事が、原因ばかりとは思われません。
群馬高専の教育は、工場で働く、指導的役割の技術者育成を主としていると考えられますので、円高で、工場の海外移転の進む現状では、高専卒業生の需要も鈍っているということが、背景にあると思います。

高専の教育は、既存を技術を、身に付け、現場で応用し、役立てることです。

したがって、基礎研究には、対応しきれていません。

現在の日本で必要とされているのは、基礎学問を身につけた上での技術や製品の革新です。

社会学や基礎科学の比重を高めた教育とし、いずれは、陳腐化する専門科目は、高専卒業後の、専攻科主体で行った方が良いと思います。




2018/11/24  9:49

投稿者:辛くも生き残った者

群馬高専には、昭和44年4月に入学し、鴻志寮に入りました。8人から20人部屋で、2段ベッドの部屋に、一人に一つの机がある部屋でした。しかし、夜は、ガヤガヤうるさく、朝に起きて勉強していました。そんな中、昭和44年10月23日に開催された運動会の騎馬戦で、無理やり騎手とされて、味方の騎馬役に、足をつかまれて逃げられないようにされた上で、後ろから襲ってきた、相手方騎馬の騎手に、右側後頭頸椎部を、滅多打ちにされてしまいました。
一年ほどは、鈍い痛みと、頭がぼやけた感じでしたが、1年後に、急激な思考力の低下となり、当時の高橋外科を受診したところ、第一頸椎と第三頸椎が折れているとの診断で、治療方法はないと言われました。
極度の思考力低下は、1年間ほどで収まり、それに合わせて、寮から、元総社町のアパートに移ると、学力も回復してきました。
しかし、高専の2年生時の学力の、まったく、欠落していましたので、高専の敷いた路線での人生は、未来はないと思い、高専の5年生時に退学しました。
このような、思いをしている学生が、今もっていることが、残念です。
なお、群馬高専の学生係に、運動会の騎馬戦で負傷したので、学校行事における負傷の補償保険である『学校安全会』の適用の申請を、運動会より1週間過ぎた頃に行ったところ、
『1週間以内じゃないとダメなんだよ。』
と、断られました。
しかし、昭和61年頃に、文部省に確認したところ、当時の学校安全会の申請期限は、2年以内にすれば良いとのことでした。
つまり、群馬高専の学生係は、ウソを言って、学生の申請を受け付けなかったのです。
群馬高専には、自浄機能が不足しておりますので、寮には、入らないことを勧めます。

shima19540327@ezweb.ne.jp

2018/2/12  12:31

投稿者:Anonymous

第2希望制で人材が流動的になっているということは、むしろ全体としての倍率低下が直に影響してくるということでは?

2018/2/6  11:26

投稿者:ひらく会情報部

>>「匿名」さんへ
 情報ありがとうございます。
 なるほど、最終的には第2希望で調整して、定員不足をカバーするわけですね。当会のような外部のものには、なかなか群馬高専の内部事情がわからないものですから、今後とも引続き当会の知見不足を補っていただけますようよろしくお願い申し上げます。
   市民オンブズマン群馬事務局より

2018/2/6  10:20

投稿者:匿名

一般学力試験は第二希望の学科が選択できますので、現時点で定員を割っている、学科も補われると思われます

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