2018/5/28  21:28

群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…高裁判決確定でもアカハラ情報開示に腰の重い機構に内容証明発出!  群馬高専アカハラ問題

■群馬高専電子情報工学科で発生した陰湿かつ重大なアカハラ事件に関して、群馬高専側が全面不開示としていた情報について、3年におよぶ長い闘いの末、本年4月25日に東京高裁から部分開示を認める判決が出され、2週間後の5月9日までに双方上告せず判決が確定したため、遂に全面不開示処分が撤回されることになりました。ところが、肝心の群馬高専がノラリクラリとした態度を続けており、いつになったら情報が開示されるのか見通しが立ちません。そこで、状況打開の為、本日、群馬高専の元締めであり、今回訴訟の書類上の被告でもある機構宛にアカハラ情報の迅速な開示を促すべく、「文書開示方法および謝罪に関する申入書」を内容証明郵便で発出しました。
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機構理事長を受取人とした郵便物等配達証明書。


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 東京高裁での控訴審判決以降、これまでの本件の経緯は次のブログ記事を参照ください。
○2018年5月14日:群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…アカハラ不開示控訴審で東京高裁が4月25日に言い渡した判決が確定!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2639.html
○2018年5月25日:群馬高専アカハラ・寮生連続死問題を追う…確定した高裁判決を踏まえアカハラ関連文書開示に向け折衝を開始
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2647.html

 本日、機構宛に内容証明郵便で発送した文書はつぎのとおりです。

*****申入書*****PDF ⇒ 20180528_naiyou_shoumei_yuubin.pdf
                        平成30年5月28日
東京都八王子市東浅川町701−2
独立行政法人国立高等専門学校機構
理事長 谷口 功 殿

                群馬県前橋市文京町1丁目15番10号
                        市民オンブズマン群馬
                         代表 小川 賢 印
                   電話:027−224−8567
                   FAX:027−224−6624

     文書開示方法および謝罪に関する申入書

 平成27年6月26日に、当会が貴法人に提出した、群馬高専におけるアカデミックハラスメント問題に関する内部文書に対する行政文書開示請求について、貴法人は存否応答拒否と全面不開示処分を行い、当会はそれに対して異議申立および東京地裁への提訴を行って、さきの平成30年4月25日、東京高裁からかかる全面不開示処分が不当であるとする判決が出され、確定しました。

 行政文書開示請求は、国民の権利として認められたものであり、貴法人のような公的機関は、原則開示をもってそれに応えることが定められています。

 また、行政処分というものは、その絶対的な効力および影響力から、一片の瑕疵も許されないものであり、「法のふるいにかけられてもこれは問題ないし、そうしなければならない」という絶対的な根拠が不在のまま、安直かつずさんに処分を行うことは、行政権力の濫用でしかなく、公的機関として言語道断と評さざるをえません。

 しかるに貴法人は、高裁判決に示されたように、本来存否応答拒否あるいは不開示としてはならない文書までもを不開示とし、あまつさえ当会の度重なる説得と抗議にも関わらずそれを堅持し、本来であれば3年前の段階で受け取れていたはずだったものを、その開示について、一般国民たる当会に3年間にわたる無用かつ莫大な労力と時間の負担を強い、甚大な損害を与えました。

 このことから、倫理的・道義的に言って、行政機関、それも教育機関を統括し若者達に道徳を示すべき立場にある貴法人が、かかる文書の開示方法について、誠意をもって当会の要望を最大限取り入れること、そしてこのことに関して貴法人が正式に誠意ある説明と謝罪を行うのは極めて当然のことと考えます。

 以上より、本件文書の開示に際して貴法人に行っていただきたい当会の要望を次頁に記します。各項目各内容に対して、諾否についての回答を、平成30年6月5日(火)までに、FAXあるいは速達にて行ってください。また、拒否する場合は必ず、その詳細な理由を付してください。

 開示日時と場所は、次頁の要望が守られる限りにおいて、貴法人が自由に設定してよく、当会の都合とあわせて最終的に決定するものとします。また、本申入書への回答は機構理事長名義で行うものとしますが、貴法人としてそれ以降の対応を群馬高専に全て移管したい場合、当該回答にてその旨通知がなされれば、当会はそれに従います。加えて、承諾はする一方で期限までに具体的日時・場所・方法について決められない場合、おって通知する旨を当該回答に示してください。その際は、通知の期限も自ら設定して記してください。

 なお、貴法人があまりに不誠実な対応を行った場合は、その品位を疑うとともに、行政機関でありながら国民に害をなしたという事実の重大性を一切理解していないものとして当会としても更なる断固たる措置を講じることをあらかじめ通告します。

             記
(ア)平成29年(行コ)第376号東京高裁判決によって開示が命じられた文書は、平成30年6月22日(金)までに開示する。

(イ)開示の際、今回処分の責任者のうち最低一名が、今回の重大な過失を発生させた経緯・原因・認識の誤りについての説明と当会に対する明確な謝罪を行い、そして再発防止にむけての具体的改善策とその徹底を表明する。なお、ここで責任者とは、群馬高専校長・副校長・事務部長および高専機構理事長・理事・事務局長・その他課長以上の職位にある者とする。

(ウ)開示場所は、原則として群馬高専の会議室、応接室、校長室、その他それに準ずる部屋とする。ただし例外として、上記(イ)の対応を機構本部の者が行う場合、機構本部にある同様の部屋を指定してよい。

                         以上
**********

■機構もしくは群馬高専から何らかの反応が当会に対して為されれば、皆様に都度ご報告してまいります。

【6月8日追記】
**********
6月6日までに、文書にて諾否に関する回答が一切寄せられなかったため、6月7日に機構総務課に電話をして真意を問い質しました。その様子を、当会のコメントも挟みつつ、下記します。
**********
【当会代表小川と機構総務課中島職員との電話でのやりとりの模様】
(2018年6月7日(木)午前11時10分に電話をする)

中島:はい、こちらは国立高等専門学校機構総務課です。

小川:総務課の中島さんをお願いします。私は市民オンブズマン群馬代表の小川と申します。

中島:お世話になっています。私が中島です。

小川:中島さん、ちょうどよかった。いくつか質問がある。まず内容証明を出したが、これについて、どういうふうになっているか。現時点で(当会)事務局に確認したが・・

中島:事務局?そちらの?

小川:こちらの事務局には届いていないということだったが、これはどういうふうになっているか?

中島:少々お待ちいただけますか?

小川:はい。

(2分ほど待たされる)

中島:大変長くお待たせしております。すいません。たしかに頂いていますが、その辺については、申し訳ありませんが致しかねるのですが。
【当会コメント:拒否するのであれば理由を付して文書で回答するよう記しておいたにも関わらず、文書も残さず連絡もせず黙殺するというのは、もはや誠意がないという次元を超えて悪意しか感じない。】

小川:回答する予定はないということで承ってよろしいか?

中島:回答の予定がないというのはどの回答か。開示をするとか、いくつかご要望があったが。

小川:いくつか要望したが、要するにこれを拒否されるということか。

中島:どの部分につきまして、ひとつずつきちんと誤解のないようにしていきたいのですけど、この文面についてすべてを拒否だ、いや受け入れられないとか、そういうのではないので一つずつ今から整理してもよろしいですか?

小川:はい、お願いします。

中島:今お手元に書類がございますか。

小川:今、出先なので持っていないが、ご説明頂ければメモするから。

(突然電話が切れる)
(午前11時19分に電話がある)

中島:電波の様子がわるいようですが。

小川:いや、こちらは電波の表示が3本立っているので問題ありません。ところで今、(内容証明の文章が)載せてあるのを見ていますので引き続きお願いできますでしょうかね?

中島:ご要望が、一番最後のページにあったと思うが、アイウのことですね。

小川:そうです。

中島:まずアについては開示決定により裁決書の発行は行っており、既に5日の日に発行しておりますので、まもなくお手元に届くかと思う。

小川:一昨日発送されたんですね?

中島:はい。発送しています。

小川:裁決書で、またこれも、開示書類はくっついているのですか?

中島:はい、これもくっついております。

小川:これはまたあとで聞きます。ではいずれにしても送っていただいたわけね?
【当会コメント:当会事務局に6月5日付の裁決書や開示情報等が到着したのは6月7日午後で、この時点までこの発送を知らされていなかった。ここまで「迅速な開示」のために郵送にこだわる割には、速達扱いにもしなければ簡易書留ですらないただの特定記録郵便で送っているのだから、支離滅裂である。】

中島:はい。

小川:では2番目のイのところですが。

中島:はい、イについて、重大な過失を発生させた原因とか認識の誤りについての説明と謝罪ということで、これについては裁判になったことについての謝罪と言うことでよろしいか?

小川:だから、裁判になったという原因ですね。だから、こういうことになってしまったという。

中島:開示までに時間がかかったという?

小川:そうですね。

中島:この謝罪することは今後改めるということがセットでついてくると思うが、つまりそういうことになると、裁判というのは、きちんとお互いにといいますか、こちらも要求されたから全て開示というわけにはいかないというのはご理解いただけると思うのだが。

小川:その考え方が、原則開示ではないという、その基本的なところが。

中島:いえ、開示はその通りだが、ただ個人情報など一度公開されてしまうと取り返しがつかないことがあるのでそこはこちらも慎重に判断しているところだ。その結果、そちら様の認識と言うか要求にこたえられない部分があったということ。その結果裁判になったということだが、今回裁判という第三者の意見をとおすころで、ようやくといいますか、お互いに納得というか、決着、落ち着かせることができたと思うんですけど。

小川:いろいろ異論はあるが、そういうご見解だから、つまり、要約すれば裁判という公の場で、法律に基づいた、傍聴も許す法廷の場で、やりとりがあったと。それ以前も皆さんが対応したのは、内閣府から総務省の審査会という手続きを経たうえで、ひとつずつ段階を経たので何ら謝罪すべき性格のものではないと。途中のプロセスについても結果にしても、3年半もかかっていることにしても、しかるべき手順を踏んだという理解しているので、謝罪はいらないということですね?

中島:時間がかかってはしまったが、謝罪ということにはちょっと難しい。

小川:つまり反省するとか、今後善処とか改善したいとかそれも表明する気はないということか?

中島:改善する意思がない、改善する……どういうふうに言えばよいのでしょうか。

小川:我々は在野の者で、機構には権限とか情報が集中しているわけだが、その中で必要な情報の開示手続をお願いしてきたが、3年半かかってこういう結果になって、今までを振りかえっても、今後この方式を踏襲するのが前提かなという。

中島:踏襲するというのはどういうことか?

小川:今でも懸案の事項がいくつかあるわけだが、今後も同様に機構の内部ルールによって同じ対応されるということか。つまり、原則開示のはずなのに、これしか見せていただけないのは開かれた学校にとって、相反するのではないかと我々は思って主張しているが、その学校の姿勢を少しでも改善してもらいたいと長年コストと手間をかけてやっているわけだ。こういうやりかたが基本にあって、これをべースとし今後も開示についての、貴我、つまり機構側と当会の溝を埋める手段としては同様なプロセスをとると。すなわち、最初に開示した結果が不満であれば、行政不服審査法によって審査請求をして、それでもまだ不服であれば行政訴訟を起こし、それを提起すれば、機構側も対応すると、こういう基本方針を引き続き取られるのですね?

中島:対応としてはそうなります。そういう手続、そういう手順といいますか、そういう手続になっていますので。それで、一つ言いたいのはそれは内部の決まりということではなくて、定められたことであるので・・

小川:定められたというのは?

中島:審査請求を経て、裁判をするということ。

小川:そういう意味ね。そこは国の法律できまっていますからね。

中島:そうですね。そこは決してこちらが内部のルールで勝手にやっているところではない。これをお伝えしたい。あと、不開示の部分がいくつか開示請求いただいていた中にございますが、これも内部のルールはあるが、基本的には法律に基づいて判断して、そのような結論、開示になったということであるので、違うというところであれば、やはり審査請求や行政訴訟の手続を踏んでいただくことになります。

小川:だから、判断基準がこうして少しずつ違うんだなというところをね、これから、今回のを踏まえて今後はその分、フレキシブルに、内部の審査基準を流動的に柔軟的に変える。つまり善処するのか、それとも、頑なに、つまり、もう今回、ギャップがあることは分かった訳ですから、それはひとつひとつ同じことを何回でも同じことをやってくればいいではないかと。つまり、世間からすればここまでくらいは開示してもしかるべきだという基準と、皆さんの内部の基準というのが乖離があることがはっきりしたわけですよね。

中島:はい。

小川:ですから、今後も個々の事案で、実際にこちらで開示請求させていただいたときに、機構の基準で判断して、それが、敢えて言えば、世間の基準よりもずれていることが、たとえあったとしても、皆さんの抱いている基準で、つまり皆さんの決めている基準で、粛々と対応すると。それで不満があればまたやればいいではないかと。その結果を、今回みたいに、一審から控訴して、もしかしたら機構内部で上告すればいいではないか、という意見が出たのかもしれないが、こういう手間を積み重ねていくことに対して、何ら躊躇なくそういうことをするということですね。

中島:そういうことではございません。あくまで先ほど申し上げたのは手続きの話であり、開示の判断ということになると、また話は別になる。今回市民オンブズマン群馬以外にもいろいろ答申を受け取ったりもしているわけだ。当然、その答申や判決の内容はこちらも吟味しており、その内容を踏まえて今後の開示決定をしていくところであり、まったく今までどおりであるということではございません。あくまで、手続きの話です。
【当会コメント:振り返って考えると、何が「そういうことではございません」なのかいまいちわからない。「開示の判断」の瑕疵は3年間におよぶ「手続き」を付帯させてくる、つまり表裏一体なのだから、「そういうこと」でしかないだろう。】

小川:それはわかるが、それを踏まえて、次に反映させるということなのだが、それが根幹として、今回こういうことで出たが、次はまた次で、そういうことがないように、つまり、ずれがないように頑張るんだと。だから、またオンブズマンから審査請求が出たりして、それで、その結果がオンブズマンがまた不満ということだったら、行政訴訟を起こしたら、受けて立とうと、そういうことの繰り返しをしていくということですね。

中島:まあ制度としてそうだということ。判断の内容については、今まで受け取った答申や判決に基づいて、適宜対応というか、こちらも、そのぶんの、答申とかで指摘いただいたことは、今後の判断に活かしていくところは、ありますので、決して今まで通り硬直的な判断で、見せないんだという姿勢を貫くとか、そういうことはございませんので、答申等をいただいておりますので、そちらを判断の基準といたします。
【当会コメント:要するに、高専機構様や高専校長様はいくらでもミスや瑕疵を起こしてよく、文句があれば多大な時間と金銭を投じて国民が毎回裁判を起こせ、またその結果ミスがあったと証明されても機構も高専校長も謝罪・説明は一切しないよ、ということ。あまりにも舐め切っている】

小川:分かりました。いまは既に弁護士費用についても、私がいままで民間としていろいろやって来て、あとオンブズマンとして自治体相手にいろいろやって来て、弁護士契約の情報が真っ黒塗りということは今までなかった。これはこれで、どうするか、今、当会の内部でみなで検討をしている。ひとつひとつ事案によってどういう判断をされているのか、その場合、もしずれが出てきたら、きちんと第3者の意見を踏まえたうえで、決着をつけるという、こういう方針だということが分かったのでこちらもそのように対応させていただきたいと思う。

中島:はい

小川:それで、あと、ウはそういうことで、イに準ずると言うことですね?

中島:開示場所は、今回の判決の開示のことですか?

小川:そうです。

中島:すいません、制度として今は開示も一緒にやることになっているので、アのところで伝えたとおり、既に発送させていただいている。ご理解頂けばと思う。

小川:それでね、こちらは従前、中村さんの頃からずっとやっているが、開示の仕方について、方法について確認したい。以前群馬高専は、総務課の六本木課長補佐らとコンタクトしていたが、当時は、今回のアカハラ情報開示についても、群馬高専で開示すると言っていた。

中島:それは判決に伴う開示の件?

小川:いや、それ以前のころ、このアカハラの判決が出たこの情報について、いずれにしても、情報開示するときは、これは群馬高専でもちろん保有する書類だから、群馬高専で行いますという説明を受けている。

中島:通常はその通り。開示請求を受けた場合は、保有している学校で閲覧を希望される場合は閲覧というかたちにはなる。今回は裁判になって、結論して裁決書を出すというこの流れについては、今は裁決書とともに機構から送ることになっている。
【当会コメント:群馬高専で開示されるという説明を受けたのは、最初の答申が出た後なのでむしろ今回と同じで通常ではない流れになるはずなのだが、電話をした時にそこを突っ込むのを失念してしまった】

小川:それは情報公開法上そのようになっているんですかね?裁判だからそうなっているという法律的なものがあるのか?

中島:法律的というか、裁決書を出すことにはなっているが、その裁決書にて、開示決定するのも間違いではない。

小川:間違いではないというか。

中島:ちょっと聞いてください。そのやり方がいくつかあり、以前のように、裁決書の中で取り消すとして、開示決定を別にするというやりかたもあるし、今回、今機構が採用している裁決書の中でもう開示決定してしまうことも出来るというところで、機構としては裁決書と共に開示すると。そのことが先方に対して、早く開示しているところで、今はそうしている。

小川:では、機構の内部の規約みたいなものですね?今お聞きすると。

中島:はい。

小川:いろいろ総務省で出しているのを見ると確かに裁決書の出し方しか、通知をすることだけで、その方法についてはたしかに法律には書いてないかもしれない。しかし、少なくとも受け取り方法についてはいまおっしゃったように一方的に決めていただくのではなくて、相談を頂いてこちらが選べるようにしていただかないといけないと思う。そこまで、受け取る法の、都合について一方的に決めてもらう必要はない。一刻も早く伝えたいという気持ちでそういうふうにやったのかもしれないが、こちらは当事者のいる前で受け取りたい。

中島:はい。

小川:そこをお分かりいただきたい。一方的に裁決書を送るという決まりだと。とくに裁判以降についてはそういうふうにするのが機構の方針です、やり方ですと言われても困る。だから、受取拒否というか、今既に送ってもらってしまったのでどうするか。

中島:裁決書の受け取りを拒否されるということか?

小川:郵送について、方法について受取拒否だ。その、裁決書は受け取るが、一緒にくっついている確定判決を踏まえた開示資料について、受け取りかたが違うので拒否しなければいけないのでは、と思った。でも、そういうことができるのか、一緒に同じ封筒に入ってしまっているわけでしょう?

中島:そうですね

小川:だからね、困ってしまうんだ。受け取らざるを得ないと言うことになる。どうせ特定郵便で送られたわけでしょ。

中島:そうですね。

小川:困るな。良かれと思ってやったという指摘があったので、困りますという気持ちだ。最後にひとつ。それから最後にひとつ。60日を要したということについて、先日お聞きしたところ、60日フルに使わないと、情報の当て嵌めをする時間が、それでギリギリだったという説明でしたよね?違っている?

中島:結果として60日かかってしまったということ。

小川:そういうことね。だけど、いただいたのは3ページと4ページだったが、こんなにかかるものなのか?別に開示と言っても、弁護士費用と校報の職員情報、大量の情報ではないでしょう。やはり、ギリギリで遅らせてやればいいんだと。つまり、ルールでそうなっているから、当て嵌めという理由でギリギリまで引き延ばそうと。こういう結果になってしまっているが、そういう意図は?

中島:そういった意図はまったくございません。たしかに、それ一つだけみると、頁数も少なくすぐ処理できるのではないかという指摘は以前も、前回の電話でも頂いているところだが、順次対応させていただいているというところなので、御理解いただければと。

小川:それが当会のメンバーらも理解できないと言っている。情報はみなさんのほうにしかなくて、こちらは見せてくださいという立場で、コピーしたりする手間はあるわけだが、いちおう費用は支払っている。もちろん、手間賃を入れれば費用はもっと掛かるのだろうが、これは群馬高専が判断しているのか。手間がかかるといっているのか。それとも機構のほうか。櫻井課長も猿田部長もいっていたが、これは裁判の方を踏まえたほう……

中島:裁判の方ですか?

小川:内部委員会があって……、そうだ、違う。今回のように答申を受けてから、これは猿田部長が言ったことだが、機構内で組織される臨時委員会というものがあって、そこで、答申はこうだったがそれについて鵜呑みにするのではなくてもう少しそれを深堀りして、そういう意味で時間がかかると。30日以上60日以内と言うことで時間がかかるんだと言っていた。これは間違いないと、先日中島さんも言っていましたよね?

中島:そうですね、委員会を開きます。はい

小川:だけど実際の処分とか作業は群馬高専がおこなっているわけですよね。つまり委員会から何か通知が出てから、委員会でずるずる40日も60日もやっているわけではないとおもうが。

中島:はい。

小川:その後群馬高専が判断しているということではないのか?

中島:いいえ、そういったことではないですけども。

小川:では終始、中島さんのところで、委員会から中島さんのほうに、出す出さないの最後の瞬間まで、先日もこの件も最後までと言うか何度も中島さんに電話をしたが、OKが出たというのは、結局、機構内部として、つまり、総務課の上司の方から、じゃあもうそろそろ時間の期限だからまあ出そうかという、話になったんですよね?

中島:いいえ、期限だから出そうというところではございませんので、失礼ながらこれ一件でもないので、来たものを順次対応させていただいているところでございますので。

小川:(苦笑)つまり……

中島:期限だからとか、そういったことではございませんので。

小川:つまりこれは群馬高専の問題なわけですよ。それで機構がかかわるといえば、大所高所で委員会でこういう方針でいこうというふうなことは決められると思うが、その通知を受けてから、そのあとは、群馬高専の方とのやり取りも踏まえたうえで最終的に機構の方で、では、裁決書と一緒に、つけてやればいいと。裁決書を出すというが最大60日と言うことですよね。

中島:はい。裁決書を出すというのは、はい。

小川:それと一緒に、開示資料を付けてやるというのが、まあ一刻も早く裁決書と一緒につけてやるんだから、裁決書と一緒に開示してやるから、それが一番請求者のほうに、今回は我々オンブズマンに対してもっとも都合がいいやということなんでしょうね?

中島:都合がいいというか、まあそれがうちのルールであり、そういうふうに手続きをすることが、そういうふうにするということになっているということです。

小川:内部の過程が、よくわからない。つまり群馬高専が逆恨みをしてね、も少し時間がかかるので待っててくれ、と言ったではないのかなあと、実は想像しているわけだが。

中島:いえ、そういったことは一切ございません。

小川:だから、今機構は二重構造になっているわけですよ。群馬高専の上に全国52校でしたか?

中島:51。

小川:ああ51校ですね。51の上に横断的に位置しているわけで、独立行政法人として機構という名前で、国の機関として機能しているので、あとは各単位学校は、まあ高専の方の上部組織になっているわけだが、今回のようなときに、群馬高専の校長の責任を問うというところが薄れてしまっているんですよね?今回これほど中島さんの前任者も含めて時間をかけたという原因を作ったのは前の校長だ。しかしその校長は今はリタイヤしたわけね。

中島:はい。

小川:で、理事長の今、谷口さんのハンコでいろいろ書類が来ているが、ほんとはやはり、高専、各高専の校長に、判をおすなりする文書を作らないと、二重構造と言うか、何か形骸化している気がする。だから、これもっと明確化しないといけないんではないか。責任の所在を。今おっしゃった、他にも同時並行的に51校にいろいろな問題があると。自殺者がもっと多いところもあるようだが、そういういろいろなハラスメントのみならず、横領、流用などいろいろな問題が起きて、皆機構に集中するわけだ。少なくとも情報公開での関係でも、確かに他のところからそういった事件の事で民間からいろいろくるかもしれない、生徒や保護者の関連でね。

中島:開示は事件事故とは限らない。

小川:なにか不祥事が起きた時にはやはり情報を知りたいというので今回我々のような対応で、実態はどうだったのかと言うことを群馬高専にいろいろ聞くわけだが、それが不満だと、こじれると、昔は異議申立て、今は審査請求になった場合には全部機構のほうが各単位高専に代位して、代わりになって、訴訟を受けて立つわけでしょう?

中島:代わりと言う表現はあたらない。

小川:でも、他にないわけだが。

中島:あくまで機構の、あくまで高専機構のひとつ。その高専機構は一つでございますので、その中に群馬高専もあるということで。その二重構造とか、そうではなくて、校長に責任をというお話はちょっと違うのかなというふうにも思うが。
【当会コメント:都合のいいところで「機構扱い」と「各校の裁量」を使い分ける、いつもの高専機構と群馬高専のやり口である】

小川:だって、作り出したのは校長だけど、それを全部機構が引き取って今やっているわけだ。では校長がいろいろ不祥事のもとを作ったと言っても誰も罰するのがいないわけだ。機構しかできないわけだよね。そこのところが歯がゆいというか、責任の所在としてきちんと対応しないといかないが、どうもそういうふうな姿勢が見えてこない、ここはやはり批判されざるを得ないわけですよ。

中島:前任の校長を罰したいということか?

小川:もちろんそうだ。学生さんがどんなひどい目に遭っているかというのは今回のやつである程度お読みになったかもしれないが、酷いものだ。本当に。准教授や助教が勇気を奮って皆さん上申書を書いて出したんですからね、学生から聞き取りをしてね。これを、無視して挙句の果てにはオンブズマンという妙な団体がいるからそいつらと交渉に応じたり情報提供したらどんなになるか分かるだろうなと読み取れるチラシまで構内や寮内に貼ったんですよ、前校長は。そういうことをきちんと解明しなければ再発防止にならないよね。ほかのところにもこういう事例があるのでこういうことはやめましょうと。

中島:高専は、対応は改めていませんか?オンブズマンさんがいらしたときにきちんと対応していませんか?

小川:いいえ、まだ不十分だと思う。まだ、校長先生がプロパーの方なので多分慣れていないからとは思うが、そちら側におられた猿田部長が今、仕切っていますよね?

中島:猿田部長は、はい、猿田です。

小川:まあ、いろいろ問題がまだあると思っている。これは、内部から自助努力で変えればいいわけだが、それが、まだ注目はしているが、時間がかかるようであれば、外から引き続き我々が微力だが外側から変えていかなければならないと思っている。話が長くなるが、今、一応疑問点等を確認させてもらって、今中島さんから模範解答をいただいたので参考にさせていただく。

中島:はい。

小川:中島さん、大変だと思うが、まあしようがないよね。公務員だからね、一度また出かけて、なるべく通常の開示は、群馬高専ないし機構で開示して頂く場合は、なるべく都合をつけて出向くようにするので、ご挨拶がてら、お目に係っておかないとね、電話だけだと失礼なのでね。

中島:開示ではお越しになる際は、前もってご連絡いただいてもよろしいですか、私が不在にしている日もあるので。

小川:開示でなくて、ただそちらの方に出向いたおりにね。

中島:一度来られたこともありましたよね。以前お休みの日にこられたこともありますよね。

小川:そうなんです。昨年8月にね。

中島:そういったこともあるので。

小川:そのとき、中島さんは八王子の浅川町の本部に居たのか。

中島:はい。その時は本部にはおりました。

小川:中村さんから次に引き継ぐは中島さんだということは聞いていた。わかりました。引き続き今後ともいろいろあろうかと思うがお願いします。

中島:はい。

小川:では失礼します。

中島:失礼いたします。

小川:どうも。

(以上延べ40分間)

【当会コメント:どうも全体的に、わかっててあえてすっとぼけたり、話をずらしてこちらの腰を折ったりしてきている風情しか感じない。これも中島職員が長年の公務員業務で身に着けた「テク」なのだろうが、末端の女性職員を殊更に責め立てても詮無いので、当会もあまり強くは出ないことにしている。末端を露払いかつ風よけに使いながら無茶苦茶三昧を繰り返している「卑怯者」の上層部が、さっさと矢面に立てという印象である。】

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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