2009/6/11  19:44

公務員による飲酒ひき逃げ事件・・・迅速な再発徹底防止策を岡田市長や市議らに望む  安中市消防団員の飲酒ひき逃げ運転

■6月7日(日)午前1時ごろ、群馬県高崎市八千代町2丁目の群馬県立高崎高校正門前の市道で、安中市内の滝本印店主の瀧本雄次容疑者が運転する乗用車が、同乗の知人女性を家に送る途中、文化祭の準備作業をしていた同高校1年生澤田拓朗さんをはね、そのまま逃走した事件から、早くも4日半が経過しました。

 この引き逃げ事件で、頭と左腕を骨折し、意識不明の重体の状態で澤田さんが搬送された病院では、懸命の治療が続けられています。搬送直後に比べれば、幾分安定したとはいえ、依然として澤田さんの容態は意識不明の状態が続いており、重体であることには変わりありません。


■一方、ひき逃げした瀧本容疑者の動向は、その後まったく報じられていません。高崎署では、安中市議会議員でもある妻からの電話で、瀧本印店に署員が赴いて、事情聴取のあと、容疑を認めたので逮捕したと思われますが、容疑は、道交法違反(ひき逃げ)と自動車運転過失傷害だけとなっていました。

 しかし、同署によりますと、瀧本容疑者は、「酒を飲んでいたのでばれるのが怖かった」と、飲酒運転を認めているため、同署では、道交法違反(酒気帯び)容疑でも捜査するとしていました。既に、同乗していた知人女性や、酒を提供した関係者らの事情聴取は終えていると思われますが、瀧本容疑者の身柄がどうなっているのか、酒気帯び運転で追送検するのかどうか、状況が報じられておらず、一般市民にはまったく様子が分かりません。

■ところで、広報あんなか2006年6月号によると、瀧本容疑者は、安中市消防団にも所属していて、第1分団(安中)の副分団長という役職にいた(いる?)ことが分かります。
http://www.city.annaka.gunma.jp/kouhou/pdf/pdf1806/P12.pdf
安中市では、どのような身分処置をしているのかどうか分かりませんが、消防団員は地方公務員特別職として扱う自治体もあります。

 消防団は、火災や水害など万が一の災害時などに活動していますが、本来、地域自治のかたちで活動している消防団の幹部が、酒酔い運転で人身事故を起こした場合は、懲戒免職となるのかどうか、それとも退団勧告となるのか、それは任命者がどのように判断するのか、いろいろ分からないことがあります。

 あるいは、安中市の場合は、そのような規定がなく、理由の如何を問わず、これまでの在籍年数等を勘案して、退職金として退団金のようなものが支給されるのかどうか。いずれにしても、どのような処分、そして措置がとられるのかどうか、安中市の規約を調べないと分かりませんが、通常の市民感覚では、なんらかのペナルティが課せられるものと見られます。

■また、瀧本容疑者の配偶者は、安中市議会議員として公務員特別職にあります。安中市が消防団員も公務員特別職と認めていれば、瀧本夫婦の場合、そろって安中市の公務員特別職ということになります。

 今回のケースでは、配偶者は、相方の起こした道交法違反(酒酔い運転、ひき逃げ)と自動車運転過失傷害の事故とは直接には関係ありませんが、相方に相談されたとき、やはり誤解を招かぬよう、自身の立場をわきまえ、相方に対して、自分で警察に通報し出頭するように、諭し、強く促すべきだったと思われます。

■ところで、安中市では、議員自ら不祥事を起こしても、辞職した例というものについて、市民としては記憶がありません。したがって、今回の事故のケースでは、当該市議会議員本人はもとより、所属会派、あるいは市議会全員協議会などで、所属会派の会長や、市議会議長が、どのような判断をして対応してゆくのか、あるいは何もせずシランプリなのか、について注目されます。

 市民としては、市議会として、これを機会に、飲酒運転の撲滅に対する決意表明をきちんと発信するための決議なり、飲酒運転に対する厳罰化を求める決議採択なりを表明する良いチャンスではないかと、期待する次第です。

■また、市の執行部としては、とりわけ、高崎高校通信制中退と自称している岡田市長にとっては、母校で起きた不幸なできことでもあり、今回被害にあった母校の後輩の二の舞を決して出さないためにも、市議会に対して、「飲酒運転撲滅のための一般・特別公務員に対する飲酒運転のさらなる厳罰化を定めた特別条例案」などを提案してはどうでしょうか。タイミング的にも、昨年10月には、同じように軽井沢で週末、女性を同乗させた安中市職員が飲酒運転で人身事故を起こし、懲戒免職処分を下したばかりですから、鉄は熱いうちに叩くことに意義があると思います。

 一般市民の手本となるべき公務員が、飲酒運転による不幸な過ちを起こしてはなりません。そこで、安中市では一般・特別職を問わず公務員が率先して、飲酒運転の厳罰化と撲滅に向けて、行政と議会で、全国で最も厳しいルールを自らに課すことを目的とする特別条例の制定や、飲酒運転撲滅都市宣言など、あらゆる対策を果敢に実行してもらいたいと思います。

【ひらく会情報部】

※交通事故は加害者や被害者の双方にとって悪夢です。いま、ユーチューブで話題のビデオクリップで交通事故の恐ろしさ、悲しさをキャンペーン中です。心臓の悪いかたにはお勧めできませんが、ぜひごらんになってください。そして、安全運転を励行しましょう。
http://www.youtube.com/watch?v=YY4hICSiRa4&feature=related
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2009/6/15  12:29

投稿者:ひらく会情報部

6月13日の東京新聞群馬版に次の記事が出ました。ひき逃げされた高校生は、快方に向かっているという、喜ばしい情報です。このうえは、ぜひ完治するように願っています。

一方、容疑者のハンコ屋の主人は消防団役員として、市の懲戒処分対象になる模様で、当会の記事の指摘どおりの展開になりつつあるようです。

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容疑者、消防団員務める 高崎のひき逃げ 安中市、懲戒処分を検討
 高崎市の県立高崎高校正門前で6月7日に生徒(15)がひき逃げされ重体となった事件で、高崎署に自動車運転過失傷害などの疑いで逮捕された安中市安中、製印業滝本雄次容疑者(62)が、安中市の消防団員を務めていることが分かった。消防団員は市議などと同じ特別職の地方公務員に当たるため、市は条例に基づく懲戒処分を検討している。
 安中市によると、滝本容疑者は1983年に入団。2004年度から4年間、役員に相当する第一分団副分団長を務めた。市が年2回報酬を払っている。
 市の条例によると、消防団員は「職務の内外を問わず、団員たる体面を損する行為があったとき」は市長への通知を義務付け、免職、停職、戒告の懲戒処分を定めている。市では「条例に触れる行為であり、手続きを進めたい」としている。
 高崎署によると、滝本容疑者は「酒を飲んで運転したので逃げた」と供述。高崎高の増田芳之教頭は「容疑者は一度車から降り、生徒に近寄ったのに逃げた。(消防団員とは)逆の行動では」と指摘する。生徒は快方に向かっているという。
 安中市では昨年11月、教育委員会職員がひき逃げと酒気帯び運転で懲戒免職となった。
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