2018/6/24  1:16

前橋市役所強制わいせつ事件・・・セクハラ被害軽視の背景にあるリーダーたる市長の果たすべき役割とは  前橋市の行政問題

■6月22日付の東京新聞に、前橋市の現職の管理職員による強制わいせつを受けた被害者が、今年の1月に当該セクハラ被害について、前橋市長に対し、市長のフェイスブックを通じて、報告並びにしかるべき対応を直訴した経緯と、それに対する市長の対応が適切だったのかどうかを問う記事が報じられています。この問題では、セクハラ被害者が被害の報告と加害者への処罰を求めて、勇気を奮って、前橋市の職員課や自治労にも通報し、早急な対応を要請してきましたが、さっぱり埒が明かず、長い間苦悩を強いられてきました。その過程で、実はいち早く前橋市役所のリーダーである山本市長にも、SNSを通じて直訴していたことが明らかになったのです。さっそく6月22日付けの東京新聞記事を見てみましょう。
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**********東京新聞2018年6月22日
【群馬】前橋セクハラ問題 訴えの1カ月前に把握か 
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職員のセクハラ問題について答弁する山本龍市長=前橋市議会で
 前橋市の女性嘱託職員が管理職の男性からのセクハラ被害を訴えている問題で、女性が市の調査に被害を伝えた今年二月より一カ月前に、山本龍市長が会員制交流サイト(SNS)に設けたページにメールで被害を直接訴えていたことが二十一日、分かった。この問題では市の調査の遅れが指摘されている。本紙の取材に、女性は「メールの内容が残っており、市長に送信し、返信もあったのは間違いない」と証言している。 (菅原洋)
 同日の市議会総括質問で中道浪子議員(共産)が明らかにした。
 中道議員と女性によると、女性は今年一月五日、山本市長がSNSの「フェイスブック」に設けたページに、女性と山本市長のみが閲覧できる機能を利用してメールを送信した。
 その中で女性は男性が職場で起こした複数の不祥事に触れ「加えてセクハラもあります!!お忙しいでしょうが、何かご回答をお願いします」と伝えた。山本市長は「その事実を把握して適正に対処するとのこと」と返信。担当部署に照会したような内容だった。
 女性が口頭でセクハラ被害を訴えることができたのは、今年二月五日に男性の別の不祥事で市が職場に調査に入ったときだった。
 ただ、その際には女性の訴えに、市の担当者は「証拠はあるのか」と指摘。男性が訴えを否定したため、調査を中止した。市は五月十七日にこの問題で本紙の取材を受けて再調査した。
 質疑で、山本市長は当初、女性とのやりとりについて「初めて聞いた事実で驚いている。(やりとりしたのが)当該女性という認識はない」と答弁した。
 中道議員が再度追及すると、山本市長は「SNSの書き込みに対して答えたのは事実。その人物と(セクハラの)被害者は同一人物なのか。個人名は承知していない」と述べた。
 女性は「市長とは以前から面識があり、送信の際に氏名を記載した。今年三月に市内の外出先で市長と偶然会った際、市長から職場での不祥事を気遣う言葉があり、それを(SNSで)知人に送信した内容も残っている」と話す。
 セクハラ被害に遭ったとするのは、二〇一六年十二月に市内であった職場の忘年会。飲酒した男性に胸をもまれ、その場で同僚三人が目撃していた。一七年三月には市内で職場の宴会があり、上司である男性が飲酒しない女性に車で送るように求め、車内で男性からキスされたという。
 本紙の取材に、男性は胸をもまれたとの訴えに「記憶はないが、謝罪したい」、キスについては「求められて応じた」と説明。女性は「一度セクハラ被害を受けた後に、私からキスを求めるわけがない」と話している。市は今月十二日、二回のセクハラなどを認定し、男性に停職九カ月の懲戒処分と管理職から降任する処分を出した。
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 この6月21日の前橋市議会における女性市議による総括質問の模様については、当会会員がさっそくYouTubeに投稿しています。
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https://www.youtube.com/watch?v=VeaEZVawi_E&feature=youtu.be

 この市議会でのやり取りを見ると、いかに役所というものが、民間とはかけ離れた仲間意識で物事を考えているか、ということです。

 この意味で、そうした仲間意識をあらためさせるためにも、徹底した追及が欠かせません。当会にも議会での質問の機会が与えられれば、当事者や関係責任者を厳しく問いただし、真相究明と責任の所在の明確化を通じて、二度と同じ事件が起きないように徹底的に是正措置を取らせるのですが、残念ながら外野で問題点を公表し、文書や直談判で行政に再発防止をアピールするしか方法がありません。

 引き続き、民間に比べるとはるかに遅れている行政内におけるセクハラ、パワハラ、モラハラなど各種のハラスメント行為を根絶させるとともに、我々納税者・住民に対する上から目線の是正についても、引き続きオンブズマン活動を通じて対処してまいる所存です。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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