2018/10/27  17:47

鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高渋バイパスに投棄のスラグ履歴情報非開示を不服として知事に審査請求書を提出  スラグ不法投棄問題

■2018年7月27日に群馬県が「県道に使用された建設資材の基準値超過について(建設企画課)」と題して記者発表しましたが、その内容たるやビックリ仰天!鉛やヒ素が基準値を爆発的に超えて含まれているというものでした。しかし、群馬県の記者発表では、そのような危険有害物質がどこからどのように県道に投棄されたのか、さっぱり分かりません。そこで当会は8月1日に公文書開示請求を群馬県知事あてに提出すると、8月14日に開示の連絡がありましたが「実は開示といっても、A4判1枚のみで、開示手数料はいらない」という連絡がありました。つまり、非開示通知だったのです。
 「であれば、わざわざ仕事を休んで、県庁まで出向く必要はない」と言うと、群馬県建設企画課は「非開示の理由をひとつずつ説明するから」というので、「それなら」とばかりに、8月15日の午前8時半に県庁2階の県民センターを訪れたところ、その場で手渡されたのは、「公にすることにより、当該法人等権利、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれがあるため、群馬県情報公開条例第14条第6号に定める『公にすることにより、当該事務又は事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるため』に該当する」として非開示決定処分とする通知書だったため、10月26日に異議申立てのための審査請求書を提出しました。
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このように審査請求書を県側は様式の不備がないかどうか確認して一旦受け取ったが、その後、請求人の押印がないという連絡があり、1時間後に再度県民センターに赴き、押印した。


 この間のこの問題の経緯は次のブログを参照ください。
○2018年7月27日:【速報】群馬県スラグ行政を象徴!…当会の告発から1年かかってようやく公表の背後に東邦亜鉛の影か↓
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2708.html
○2018年7月29日:【速報】高崎渋川線バイパスにスラグ汚染報道・・鉄鋼スラグに続いて非鉄スラグの不法投棄か!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2710.html
○2018年8月5日:高崎渋川線バイパスの鉛・ヒ素入りスラグ撤去方針!…じゃ〜佐藤がばら撒いた有害スラグも撤去しろよ!
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2712.html
○2018年8月12日:鉛・ヒ素入りスラグ不法投棄問題!…群馬県中にばら撒かれているかも?
http://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2724.html
〇2018年8月17日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素入りサンパイを盛り土扱いする群馬県が情報開示拒否を当会に通知
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2729.html

■その後、現在に至るまで、鉛・ヒ素入り非鉄スラグを巡る動きは活発に続いています。次のブログ記事をご覧ください。

〇2018年8月21日:鉛・ヒ素入りスラグ不法投棄問題!…群馬県中にばら撒かれているかも?(その2)
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2730.html
〇2018年8月21日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素だらけでも「土壌に影響なし」宣言した群馬県の重金属汚染思考マヒ
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2731.html
〇2018年8月26日:【緊急レポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題・・・なんと早業!撤去始まる!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2734.html
〇2018年8月30日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…鉛・ヒ素入り資材を猛スピードで撤去中の群馬県に経緯と根拠を開示請求
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2738.html
○2018年9月2日:【緊急レポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題…高崎市に続き榛東村にも飛び火!しかも大同スラグと無法コラボ!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2739.html
〇2018年9月8日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…猛スピードでサンパイ撤去中の群馬県が経緯と根拠の開示を先送り
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2751.html
〇2018年9月10日:【ついでにレポート】鉛・ヒ素入りスラグ問題…飛び火した榛東村を更に調査!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2744.html
〇2018年9月16日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高渋バイパスで有毒な非鉄スラグを撤去中の現場レポート
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2756.html
〇2018年9月18日:【速報】公園にも鉛スラグ報道…やはり高崎渋川線バイパスだけでなかった非鉄スラグ投棄問題!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2757.html
〇2018年9月19日:【続報】公園にも鉛スラグ報道…やはり高崎渋川線バイパスだけでなかった非鉄スラグ投棄問題!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2759.html
〇2018年9月20日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高渋バイパスどころか箕郷町の県道脇ソーラー発電造成地にもスラグ捨て放題!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2758.html
〇2018年10月13日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…みさと芝桜公園周辺をさらに調査!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2777.html
〇2018年10月21日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高崎市の水道施設前はスラグだらけだった!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2787.html
〇2018年10月26日:鉛・ヒ素入りスラグ問題!…高崎市内の多数の公益施設に投棄された非鉄スラグの早期撤去を高崎市長に要請!
https://pink.ap.teacup.com/ogawaken/2793.html

■こうして、次から次へと有毒な鉛・ヒ素スラグの問題が広がりを見せていますが、この問題を初めて群馬県に報告して、有毒性の根拠を示す分析データも提供し、県に善処を求めた当会に対して、群馬県は一貫して無視する姿勢をとり続けています。

 そのため、冒頭の8月15日付の非開示決定通知に対する異議申立て、つまり「審査請求」を3ヶ月以内に行わないと失効してしまうことから、当会では10月26日に群馬県庁2階県民センターを訪れて、非開示決定処分に対する審査請求書を提出しました。内容は次のとおり。

*****審査請求書*****
              審査請求書
                       平成30年10月26日
群馬県知事 大澤正明 様
(実施機関 県土整備部建設企画課)
                       審査請求人 小川 賢

次のとおり審査請求をする。

1. 審査請求人の氏名・住所
 氏名:小川賢
 住所:〒379-0114安中市野殿980番地

2.審査請求に係る内容
 群馬県知事の平成30年8月15日付第215−2号の審査請求人に対する行政文書非開示決定通知書による処分

3.審査請求に係る処分があったことを知った日
 平成30年8月15日

4.審査請求の趣旨
 上記2. の処分内容に疑義があるため処分の取り消しを求める。

5.審査請求の理由
(1) 請求人は、群馬県内に居住し、納税義務を果たしている住民である。
(2) 請求人は、平成30年8月1日付で群馬県知事に対し、次の情報について開示請求を行った。
   高渋バイパスで見つかった鉛、ヒ素含有建設資材の記者発表について、県民からの通報を端緒とし、調査方法・費用・スケジュール等に係る内部協議、そして、調査の実施決定、さらに調査による測定データ報告結果、およびその分析・評価を経て記者発表に至った過程のわかる一切の情報(廃掃法、土対法、JISなど関係法の、他部署との協議の過程も含む)
(3) すると、平成30年8月15日付で公文書非開示決定通知書が送られてきた。
(4) 請求人が開示請求した情報は、住民の生活環境の保全上、不可欠のものであり、仮に「当該法人等権利、競争上の地位その他正当な利益を害する恐れがある」としても、住民の安全・安心で健康的な生活保全が優先されるから開示されるべきである。
(5) また、群馬県知事はこれらの情報は「公にすることにより、当該事務又は事業の適正な遂行に支障を及ぼすおそれがあるため」としているが、具体的に誰のどのような事務又は事業にどのような支障が生じるのか適示していない。むしろ、公にすることにより、群馬県はもとより当該法人等にとっても、いわゆる情報非開示から生じる事業者が行う土壌汚染リスクコミュニケーションの解消につながることから、積極的に開示することが求められる。
6.処分庁の教示及びその内容
 平成30年8月16日付第215−2号で群馬県知事からの公文書非開示決定通知書に、「なお、この処分について不服があるときは、この処分があったことを知った日の翌日から起算して3月以内に、群馬県知事に対して審査請求をすることができます。(処分があったことを知った日の翌日から起算して3月以内であっても、処分の日の翌日から起算して1年を経過すると審査請求をすることができなくなります。)。
 また、この処分があったことを知った日の翌日から起算して6月以内に、群馬県を被告として(訴訟において群馬県を代表する者は、群馬県知事となります。)、処分の取消しの訴えを提起することができます(処分があったことを知った日の翌日から起算して6月以内であっても、 処分の日から1年を経過すると処分の取消しの訴えを提起することができなくなります。)。ただし、審査請求をした場合には、その審査請求に対する採決があったことを知った日の翌日から起算して6月以内に、処分の取消しの訴えを提起することができます。」と教示があった.

                            以上
**********

■当日、県民サービスセンターを9時半ごろ訪れて、県民生活課県民センター情報公開係の奥野聡・主幹と中下怜・主任に事情を説明した上で、審査請求書を提出したところ、30分ほどして、情報公開係長の柳下(やぎした)文孝・補佐から電話があり、「さきほど提出していただいた審査請求書に印鑑が押印していない」というので、前橋地裁での前橋バイオマス補助金訴訟の第11回弁論準備が終わった後、午前11時ごろ再度県民センターを訪れて、審査請求書に押印し、今度は正式に受理されました。

 この問題を初めて群馬県に報告して、有毒性の根拠を示す分析データも提供し、県に善処を求めた当会に対して、一貫して無視する姿勢をとり続けている群馬県に対して、審査請求を通じて、説明責任を果たしてもらうようにしたいと考えております。

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さっそく10月25日から始まった4車線化工事の通告看板。10月26日撮影。以下同様。
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見える所だけスラグを撤去した高渋バイパス分離帯。

【市民オンブズマン群馬事務局からの報告】
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